金山
(標高540m)
![]() 金山登山口 11:17 ![]() 鬼のかけ橋 12:10 ![]() 山頂広場でお昼 12:25 ![]() 小雪舞うのどかな田園を歩く 14:15 ![]() 追手神社 ![]() 追手神社の千年モミ ![]() 群生するセツブンソウ ![]() セツブンソウ ![]() キクザキイチゲ? ![]() アズマイチゲ ![]() セリバオウレン ![]() ユキワリイチゲ |
久しぶりの山行きです。とは言っても、パートナーの「ぎっくり腰」がようやく治りかけてきたばかりで、本格登山は避けての花巡りハイキングです。 お目当てはセツブンソウとアズマイチゲ。舞鶴道から丹波篠山は176号を西へ向かうと、ほどなく「金山登山口」の小さな標識が目に入ります。 すぐ突き当たりが追手神社。神社近くの適当な処に車を止めて、小雪の舞う中、早速アズマイチゲの群生地を探します。如何にも懐かしい佇まいの民家が両側に建ち並ぶ静かな田舎道を辿ると成る程それらしい目印が・・・消防団の建物の裏手が群生地のようです。 それほど広くはない山すその斜面に、花弁を閉じた可憐なアズマイチゲが群れをなして首を垂れていますが、花開いているのは一輪もありません。残念、少し早すぎたかと半分諦めの気分で金山登山口に向かいますが、どっこいこれが下山後にもう一度引き返して咲き乱れるセツブンソウの群生を堪能できることになります。 金山は標高わずかに540m。およそ1時間の道のりの山です。山頂はかって明智光秀が築いた金山城の城址とか・・・パートナーの足慣らしにはもって来いの山ですが、生憎、小雪が舞うかと思えば晴れ間を見せる、妙な空模様です。 頂上直下の「鬼のかけ橋」を経由して山頂到着が12時15分。なんと思いもかけず、山頂は登山客で超満員です。30人くらいは居るでしょうか?ツアーパーティのようです。訪れてから気がついたのですが、此処はどうやら有名な花スポットらしく、シーズンにはツアーが組まれている様子です。 幸い、我々と入れ替わりにこの大パーティも下山して、ゆっくりとお昼を取ることが出来ました。雪も降り止んで、心地よいひと時です。お昼をすませた頃、丁度また我々と入れ替わりに到着した大パーティのご夫婦連れの話では、アズマイチゲに隣り合ってセツブンソウの群落が見事に開花しているとか!なんとしたこと!大急ぎで下山です。 朝の場所に引き返してみると、前方にはまたまた数十人の一群が花を目指しているのが目に入ります。なるほどアズマイチゲの群生地のすぐ隣にセツブンソウが見事に咲き乱れています。余りにも小さな花で、道路際からでは見落としてしまいます。 帰りは表道から脇に入って、里山の山すそ沿いにフキノトウを摘みながら神社へ戻りますが、神社の境内でユキワリイチゲの小さな群落を発見!朝には全く気がつかなかったのが不思議なくらいです。 これでお天気さえ良ければ、アズマイチゲもきっと首をもたげて花開いていたことでしょう。それだけが残念でしたが、お目当ての花を堪能できて大満足。まだ小雪降り止まない丹波路を帰路につきます。 |