岩湧山X(標高897m)
![]() 四季彩館へのアプローチ ![]() 登山口より岩脇の森を見下ろす ![]() きゅうざかの道からの眺望 ![]() 山頂風景 ![]() ![]() サワグルミの展望台から ![]() 四季彩館へ戻る ![]() ボタンの花 ![]() 石楠花 |
連休ともなればワラビ摘みに岩湧山へ、連休の岩湧はもうすっかり春の恒例の行事のようになりました。 初めの頃はいっぱし登山装備で出かけたものですが、5回目ともなると、登山というよりは山菜取りの気分です。 去年は確か天候の加減で山焼きが中止されて、その所為かワラビも例年より少なかったのですが、今年は例年通り山焼きは行われた筈。果たして山頂の様子はどうなのでしょうか? いつも通り四季彩館に立ち寄ったあと登山口へ向かいます。ルートは「きゅうざかの道」。山頂での時間配分を考えると、どうしても最短ルートになってしまいます。 ダイトレとの出会いが10時20分。スタートから丁度1時間です。山頂方向へ少し歩くと真新しい山小屋の屋根が見えてきます。新聞でも報じられていた新築のトイレ小屋です。これで、山頂付近にティシューが散乱する見苦しい風景もこれからはなくなることでしょう。 トイレ小屋から先はもうカヤの世界。登ると言うよりは、ワラビに目を凝らしながらゆっくりと山頂に向かいます。 山頂付近は4,50人も居るでしょうか。大半はワラビを求めて山頂の斜面を歩き回ります。そんな山とはつゆ知らずに登ってきて、にわかに山菜取りに転じた登山客も中には居るようです。 1時間半ほどもワラビ摘みに興じてからお昼とします。滝畑の方角へ足を延ばしたパートナーはかなりの収穫があった様子、これで今夜の惣菜は山菜のてんぷらで決まりです。 帰路は相変わらずワラビを探しながらダイトレを紀見峠の方角へ向かいます。下山は久しぶりに岩湧の道を辿るつもりです。途中、はち切れそうな袋を抱えた人達に訊ねてみると、ゼンマイも摘んでいるのだとか。ワラビに較べるとゼンマイは見つけるのが余程簡単ですが、食べるまでの手間が大変なようです。 1時には山頂を離れて稜線を一路下山口に向かいますが、この時間でもまだまだ山頂を目指す人は絶えません。 岩湧の道を下るのは久しぶりです。見覚えのあるサワグルミの木の下で一息入れながら、下山に要した時間は1時間強。四季彩館の廻りでは咲き乱れるボタンや石楠花をカメラに収めながらの春山の一日でした。 |