岩湧山V
(標高897.2m)
![]() 岩湧の森の石畳 ![]() 花に目を奪われて ![]() 咲き乱れるシャクナゲ ![]() 四季彩館前広場で 9:36 ![]() 岩湧寺 9:38 ![]() 登山道は階段の連続 10:06 ![]() 新緑の登山道 10:38 ![]() 登山道からの遠望 10:43 ![]() 頂上からの眺望 11:50 ![]() ![]() ![]() ![]() |
連休初日の今日はワラビを求めて3度目の岩湧山に向かいます。天気は快晴。夏日になるとの予報です。 岩湧山は東側から二上山、和泉葛城山、金剛山と紀見峠を経て連なる和泉山脈の一座で、滝畑、紀見峠そして此処岩湧の森の3ルートが代表的な登山道ですが、岩湧の森から登るのはこれで2度目になります。 岩湧の森は何時訪れても美しい処です。丁度季節で、森の中ではシャクナゲやシャガが見事に咲き乱れています。駐車場から登山口まで花に囲まれた小径をゆっくり歩きます。岩湧寺まで来るとアマチュアカメラマンが一杯!シャクナゲやモクレンの花を前に思い々にカメラを構えています。 今日はワラビ摘みが目的とあって、最短ルートの「きゅうざかの道」を選びます。急登ですが、所要時間は約1時間、わずか350mほどの標高差です。10時丁度にいきなりの急登に取り掛かります。 さすが「きゅうざか」と言うだけあって、登山道はかなりの急勾配で、いたるところに階段が組まれています。急登が敬遠されているのでしょうか、登山者の姿は思いの外少ないようです。 パートナーは体調優れず、随分スローペースですが、先を急ぐ必要はありません。体調に合わせてゆっくりと登ります。冷たい風が汗ばむ肌に心地よい! 登ること1時間少し。11時14分に稜線にでます。ダイヤモンドトレイルです。これを東にとると遠く二上山を経て奈良の當麻寺に出ることができますが、我々は西に岩湧山頂を目指します。 ダイトレに出ると山頂までは僅かの距離です。10分も歩くともうカヤが姿を現します。此処はカヤトと呼ばれるカヤの丘陵です。 登山道脇のそこかしこで早速ワラビが目に入ります。ところがカヤの原野の様子は去年と大分違います。例年4月初めには丘陵を焼く筈なのですが、どうやら今年は焼いていないようです。どうしたことなのでしょう?背丈ほどのカヤに分け入りますが、ワラビの姿は見付かりません。 12時少し前、兎も角も山頂のベンチで昼食です。登山客は20人ほども居るでしょうか?今年は勝手が違うとあって、ワラビを摘む人もチラホラです。 お昼を取り終えるとザックをデポして、それぞれ気儘にワラビを求めて山頂を歩き回ります。ひとつ見付かると二つ三つは摘めるのですが、次々とと言う分けには行きません。 気がつくとパートナーの姿が見えません。どうやら随分遠くまで足を延ばしている様子です。体調不良でもワラビ採りだけは別かも? 2時間ほど山頂を楽しんで下山です。復路は尾根筋の「みはらしの道」が良さそうですが、今日はパートナーの体調に従って往路を戻ります。急坂ですが、僅か半時間少々で下山出来るほうが楽なようです。 岩湧寺に降り立ったのが2時50分。四季彩館に立ち寄ってから、途中水場でありったけの水筒を冷たい湧き水で満たしてから、花を楽しみながらゆっくりと車に戻ります。 |