ホッケ山 W
(標高1041m)
![]() 林道入り口 08:42 ![]() 林道を歩く 09:45 ![]() アラキ峠 10:37 ![]() 撤退を前に早いお昼を ![]() 下山は意外に速い 12:37 ![]() 積雪は1.51mほどもあるか? ![]() 登山口に辿りつく 12:59 ![]() 鯖街道の風景 |
新しい年が明け、山の会の初山は昨年の年明けに突如亡くなった山仲間の追悼をかねて4度目のホッケ山の登ります。 年末から年明けにかけて寒い日が続き、当日前後も寒波来襲で、どんな具合なのか?予断を許しませんが、兎も角現地に入ってみることになりました。 7時に出発し、湖西道路から鯖街道に入ります。 この季節、いつもなら道路が凍結気味で、チェーン装着を余儀なくされるのですが、道路脇には1.5mほどの雪の壁はありながらも、意外に路面は穏やかです。 花折トンネルを抜けて、チェーン装着場に車を停めます。先行車はありません。早速装備を整えて登山口に向かいます。 林道入り口から相当な積雪量です。初めて登った時もかなりなものでしたが、これほどではありません。 うっすらと残された古いトレースを辿ります。どうやらこの日、我々がトップを切っているようです。 各自、アイゼンを履いて登山口からは冬道のトレースを追いますが、あまりの深雪に脚を取られます。ただ一人カンジキをつけた私でも思うにまかせません。 モタモタしていると、後ろから別パーティに追い越されます。スキーとカンジキを履いた男性二人です。「この道は冬道ですよ!」との声がかかります。「カンジキ無しでは無理なんじゃないか?」とのこと。さもあらん、とうなずくしかありません。確かに・・・夏道であればもう少しは楽であったかも?私の判断ミスかも知れません。 もはや山頂を踏むのは無理と分かっていますが、ひょっとして権現山までは何とかなるかと、一歩一歩重い脚を運びます。もう一人スキーを履いた単独行の男性が前を進んでいますが、足運びは私とえらくは変わりません。 が、私を除く3人の足取りは予想以上に重いことに気がつきます。やっぱりカンジキの威力はかなりなもののようです。 11時半。ようやく平坦な場所を見つけてビニールシートを広げます。登山口から2時間以上経過していますが、行程の半ばにも達していません。見ると残りの3人はかなり後方で難儀している模様。今日はここまでです。幸い風はなく、雪が降る様子もありません。温かいお昼を取って、引き返すことにします。 下山。しばらく行くと、先ほどのパーティが滑り降りて来るのに出会います。間もなく、単独行の男性も・・・どうやら山頂まで行った気配はありません。適当なところからスキーで滑降を愉しんでいるようです。 下山完了は1時。下りは思いの外速かったようです。やぱっり比良の雪は油断できません。残念ではありますが、良い経験になった雪山の半日でした。 |