比婆連峰
(標高1144〜1298m)

            登山日:2010.5.29・30
            お天気:晴
            人  員:5名
            ルー ト:(1日目)公園センター登山口ー毛無山ー出雲峠ー公園センター登山口
                 (2日目)立烏帽子駐車場ー立烏帽子山ー池ノ段ー比婆山ー烏帽子山ー吾妻山ー吾妻ロッジ
            タイム :3時間・6時間
            

公園センターで案内図を見る  12:07


広くて快適な登山道  13:04

  毛無山山頂   13:32


山頂からの眺望  13:32


出雲峠にて     14:53 


吾妻ロッジの佇まい   8:46


立烏帽子登山口  9:38


山頂表示  10:09


池の段への稜線   10:13


池の段にて地元登山者と  10:37


ブナの純林を抜ける   11:17


吾妻山中腹にて   14:01


吾妻山山頂   14:44


遥か下に吾妻ロッジを見下ろす   14:45


吾妻ロッジに無事帰還   15:12
山の会5月の例会は、初めての泊りで比婆連峰に向かいます。大阪からは車で凡そ4時間の地、日帰りと云う分けにはいきません。




天候は幸いにして2日間とも快晴。7時に出発して中国道で一路東条を目指します。




案の定宝塚までは渋滞に巻き込まれますが、その後は順調に走って11時半頃には広島県民の森に到着です。公園内の食堂で先ずは腹ごしらえです。


メインは2日目の縦走ですが、到着日の初日は毛無山まで軽くトレッキングを楽しみます。


公園センターから毛無山までは、幅広い緩やかな登山道が続きます。これまでに経験のない快適な登山道にパーティは一同大満足の様子。



歩くこと1時間半ほどで山頂。360度の息をのむほど見事な眺望が開けます。幸いの好天気、遠く鳥取の大山までうっすらとその姿を現わします。

珈琲を淹れながら眺望を堪能し、出雲峠に向かって山を下ります。



相変わらず静かな佇まいを見せる峠をあとに、公園センターに戻ったのは3時半頃だったでしょうか?珈琲で一息入れて、吾妻ロッジまで険しい山道を移動します。



標高1000mほどの山間部ですから、流石に早朝は寒さを感じますが、翌朝も天気は上乗、ロッジの送迎で烏帽子山の登山口まで移動です。我々の外は親子連れのひと組が居るのみ。ロッジからは凡そ40分、到着は予定通り9時40分頃です。




烏帽子の山頂まではほんの30分程度です。当初は山頂をスキップして、池の段までトラバースの予定でしたが、登って良かった!池の段までの稜線上からの眺望が見事です。トラバース道からはこの眺望は得られません。





鞍部を通過して登り返した小ピークに、池の段の表示が見えます。地形図上では更に南へ300mほどの地点がピークとなっている為に、頭が些か混乱しますが、要するに帯状のピークですから、わざわざ南端まで脚を伸ばす人はいないようです。




池の段から比婆山御陵まで、素晴らしいブナ林を抜けて緩やかな稜線を歩きます。今回のトレッキングコースのメインです。





烏帽子山到着は丁度正午頃だったでしょうか。広く開けた山頂で、宿が用意してくれたお握りを頬張りますが、いささか物足りない。宿への唯一の不満となりました。





前回此処を訪れたのが秋だった所為でしょうか、吾妻山との鞍部、大膳原が眼下に一望できたような記憶がありますが、今回はあまり眺望は良くありません。







大膳原までは結構急な下りです。公園センターから吾妻山を目指しますと、往路で此処を登り返すのが辛い斜面です。






最底部から吾妻山頂までは凡そ200mの標高差です。大した高度ではないのですが、眼の前にさえぎるものがないピークを仰ぎ見ると、些かゲンナリします。






途中何度か小休止を入れながら、今回最後の登りにかかります。中腹部から斜面をトラバースして尾根に乗り換えるルートもあるようですが、我々は直登のルートを選びます。










コースタイム通り1時間半ほどでピークです。登ってきたのとは反対側の眼下に、これから戻る吾妻ロッジを一望します。今日一日歩いてきた稜線を目で辿りながら飲む一杯の珈琲はまた格別ではありました。








3時半頃の帰還は予想より30分ほど早かったでしょうか?今朝、ロッジの窓から仰ぎ見た吾妻山の緩やかな斜面を、赤い屋根目指して下ります。








天候にも恵まれて、これ以上望むべくもない山歩きでした。もう一度来てみたいとの声が出たのは今回が初めての例会だったでしょうか?紅葉がまた素晴らしいこの地は、再度例会に登場することになるかも知れません。