鳩吹山
(標高313.5m)
![]() 冠雪の伊吹を見る 09:03 ![]() 百十郎桜の堤 10:08 ![]() ![]() ![]() カタクリの群生地に向かう 12:10 ![]() 群生地前の風景 12:12 ![]() 木曽川の流れ 12:21 ![]() 川岸の土手にて 12:23 ![]() カタクリの群生 13:04 ![]() 日陰ツツジの花 ![]() 登山路から木曽川を見る 13:19 ![]() 間もなく山頂 13:46 ![]() 山頂表示 13:59 ![]() 下山路に咲くヒカゲツツジ 14:07 ![]() 下山後のひととき 14:48 |
頃は桜。少し早めですが、岐阜は各務原市の有名な百十郎サクラを見に出かけます。 7時前に出発して、事故渋滞に巻き込まれて多少のロスがありましたが、9時頃に伊吹パーキングエリアを通過、真っ白な伊吹山の姿に見惚れます。 凡そ3時間を費やして各務原に到着、ナビのおかげですんなりと、臨時に設けられた中学校の駐車場に車を停めると、直ぐ傍に流れる新境川の堤に降り立ちます。 何とも見事な桜並木です。残念ながら未だ三分咲きにも達しないチラホラですが、それにしても見事!満開になれば息をのむような光景に違いありません。 ただ満開ともなれば、この美しい堤は花見酒を飲む人、弁当を開く人で埋め尽くされているに違いありませんから、この時期が本当はベストなのかも知れません。 小一時間ほどの時を過ごしてから、もうひとつのお目当て、カタクリの群生地で知られた鳩吹山へ車を向けます。 走ること1時間少々でしょうか、道順ははっきりとはしないままに、何とか迷うことなく目的地到着です。辺り一面にたくさんの車が停められています。結構な人出のようです。 路肩に車を停め、弁当を買い求めてから「カタクリ群生地」とある表示に従って小高い山の麓へ向かいます。 ほんの5分も歩くと、林の中に咲き乱れるカタクリの花畑を左手山裾に見ながら、右手には桜に囲まれた草はらが広がります。見事な光景です。これほどの広がりを見せるカタクリの群生は見たことがありません。 右手奥に流れるのは木曽川のようです。ここは飛騨木曽川国定公園。川岸には巨岩が点在し、ちょっとした磯を思わせる趣きがあります。時刻は丁度お昼時、お天気も上乗で、カタクリを背にして桜の林を眺めながら草はらに座っての弁当です。 お昼をすませてから、公園入り口傍らの登山口から鳩吹山の山頂を目指します。鳩吹山の標高はわずかに313mですが、この辺りは60mほどの標高ですから、それでも250mほどは登ることになります。 高度が上がるほどに視界が広がり、眼下に曲がりくねった木曽川の流れが地図を見るように目に飛び込んできます。 結構険しい登山路ですが、そこかしこに淡い黄色の日陰ツツジの花が目を引きます。ここ鳩吹山は東海自然歩道にもつながっていて、善師野方面へ抜けられますから、ハイカーも多いようです。 頂上からは登りとは反対側の登山路を降りることにします。下山口はもと来た公園奥にある氷場と呼ばれる処にある筈です。 が、途中で登山路が分岐します。標識はありません。多分此方だろうと選んだ道がどうやら違う!6,7分も前進したでしょうか?尾根の先端で行き止まります。分岐点まで後戻りです。小さな山ですからこの程度で済みましたが、これが大きな山だと、ロスタイムも数時間に及ぶことにもなるのでしょう。GPSは手にしながら、侮って地形図を搭載しなかったことが間違いの元でした。 無事下山口に降り立ったのはもう2時半を過ぎていた頃でした。帰宅前のひととき、木曽川を見下ろすベンチで珈琲を淹れて一息入れます。何度見ても心癒される風景です。桜や楓の木が沢山ありますから、きっと紅葉の頃も素敵なことでしょう。また季節を変えて訪れたい地のひとつとなりました。 |