堂満岳
(標高1057m)
![]() 正面谷テン場出発点 08:20 ![]() 大谷口 08:32 ![]() 谷を渡る 08:50 ![]() 青ガレ渡渉点 09:31 ![]() 薄く雪におおわれた青ガレ 09:36 ![]() 青ガレを後に峠を目指して 09:54 ![]() 金糞峠到着 10:30 ![]() 南比良峠との分岐 10:53 ![]() 稜線からの絶景 11:13 ![]() 頂上にて 11:47 ![]() 食後の珈琲を愉しむ 12:43 ![]() 武奈ヶ岳方角を望む 13:05 ![]() 雪庇際を下山するパーティ 13:07 ![]() 見晴らしのよい稜線を下る 13:09 |
比良の堂満岳はわたしはこれで3度目になりますが、今回は仕事仲間のUさん・Tさんとの初めての山行きです。 正月は7日の予定を悪天で延期しましたが、今日の天気は先ず々か?予報より好天の兆しです。 朝はみなさん予定より早めに集合できた所為か、吹田ICから比良登山口まで快調にとばして8時10分頃の到着です。ところが雪はやっぱり少なそう!路面に雪が無いのを幸い、イン谷口から更に奥へ、トイレ小屋まで車を乗り入れます。 先行車は2,3台程度で登山客はあまり多くはなさそうな気配です。 例年この時期ならトイレ小屋から先は雪に覆われているのですが、路面に雪はなし!大谷口までゆっくりと脚を慣らします。 カモシカ谷との分岐から凡そ20分、普段は迂回路を採る渡渉点では、水量も少ないとあって今回は谷を渡ります。この辺りから登山道はさすがに浅い雪に覆われ始めます。 青ガレ到着は9時30分。先ずは好調なタイムです。橋の手前に先行パーティが一組、アイゼンを装着中です。皆さんアイゼンを履き始めるのはこのポイントか、あるいは金糞峠が多いようですが、我々はノーアイゼン。先行パーティの出発を待って後に続きます。 いかにも歩き難いこのガレ場を通過しても、峠まではこのルート中最も勾配のきつい急登が待っています。Uさんは成る程若い頃は山でならしただけあって、いかにも安定した足取り。ところが山の経験は浅い筈のTさんもどうしたことか結構な馬力でトップを進みます!結局一番息苦しそうなのは小生とあって、何のことはありません。 無事急登を乗り切って金糞峠到着は10時20分。先行のパーティ3人が休憩中です。我々もここで大休止をとって、軽く補助食を口に・・・出発から2時間は決して悪いタイムではありません。このルートで辛いのは青ガレからこの峠までで、此処から山頂までは比較的緩やかなアップダウンが楽しめる筈です。 15分ほどの休憩の後、堂満までの稜線に入りますが・・・此処に来て雪は予想以上に結構な深さです。先行パーティも堂満に向かったようですからトレースの心配はありませんが、処々で深い踏み穴に足を取られて立ち往生です。 天気は益々好転の趣で、登山道には暖かい陽が差し込みます。気温は5℃。滅多にない絶好の登山日和になりそうです! ルートを覆う立木の小枝を掻き分け、時には深い雪に足を取らながら稜線を進みます。以前より歩き難い感じがあるのは、どうやら積雪量が少ない所為か?前2回の経験では立木はすっぽりと雪に覆われていたように思います。 南比良方面との分岐通過は11時前。ここからは雪庇に要注意です。 すっかり晴れわたった青空に、比良連峰の山並みが見事な雪山の醍醐味です。 何度か小ピークを遣り過ごして山頂到着は11時47分。狭い山頂はすでに大勢の登山客で満杯ですが、一角を借りて我々も昼食の準備にかかります。予想以上に早い到着で、この絶好の日和の中でゆっくりとした昼食を楽しめそうです。 山頂で取れる時間は30分と踏んでいた今回は各自簡単な食事ですが、これならもう少し手の込んだお昼にすれば良かったと、些か悔やまれます。ささやかにぜんざいと珈琲で食後を愉しみます。 たっぷり1時間の昼食タイムをとって下山は1時丁度です。山頂からは東稜線を辿るノタノホリルートもありますが、その長いルートを敬遠して今回は往路を戻ります。 青ガレの下りだけは要注意ですが、途中何度か尻セードで滑り降りながらも無事に通過、車に戻ったのはまだ3時に少し前の余裕の時刻です。 この顔ぶれでの初登山。これほどの好天に恵まれたのは一体誰の精進が良かった所為か?これがまた次回への弾みになってくれればと願いながら久方の比良を後にします。 |