赤坂山
(標高823m)

     登山日:2008.4.30
     お天気:晴
     人  員:夫婦2名
     ルー ト:マキノ高原登山口ー赤坂山山頂(ピストン)
     タイム :5時間

マキノ高原を登山口へ 09:34


最初の階段に差し掛かります 09:55


イカリソウ  10:12


東屋到着 10:31

 
黄色のスミレ 12:14

 
稜線に出る 12:17


山頂に立つ  12:35

 
正面は三国山 11:48



イカリソウとイワカガミ   13:45


  登山道からマキノ高原を見下ろす 14:50

  水中に根を下ろす木々 16:00



木のむこうには葦の群生 16:05


この木何の木? 16:15 
 
今年になってからの山と云えば、僅かに金剛山が一度だけ。すっかり山とも疎遠になってしまいました。




暖かな春の陽気に誘われて思い出したように向かったのが赤坂山。あとになって気がついたのですが、一昨年と全く同じ日に同じ山を選ぶことになったようです。





いつものように161を走り抜けて、マキノ名物のメタセコイアの並木道に差し掛かると、もう登山口は目の前です。



天気は上々!これも一昨年と同じです。





山者の姿は前回より幾分少ないでしょうか?同じ30日でも、今年はウィークデイに当たりますから、それもその筈かも知れません。






この山は最初から急登が続きますが、東屋まではそうそう距離はなかった筈と2年前の記憶を呼び起こします。




ころがそれは大嘘!どうにも人間の記憶などと云うものは大して当てにはならないようです。





休憩ポイントの東屋到着は歩き初めてから1時間。随分時間がかかったように思われましたが、あとになって前回の記録と照合すると、まったく同じタイムです。して見ると?思うほどには脚は弱っていないのかも!








この東屋までの登山道で見かける花と云えば、スミレとイカリソウ。イワカガミやイワウチワはまだ姿を現しません。









東屋で一息入れてから小さな谷をひとつ渡りますが、一昨年はこの辺りからイワウチワがチラホラと見え隠れしたのですが・・・今年は何と、姿を現したのはイワウチワではなくイワカガミでした。同じ日でもそれだけ気温が違うのでしょう。










2年前のこの日は、この辺りから登山道の両脇には残雪が見られたものですが、今年は全く雪の気配はありません。






12時15分頃ようやく稜線にでます。前回より30分ほど時間がかかっているようです。









山頂到着は12時半頃だったでしょうか。山頂に立ってみると結構な混み具合です。20人ばかりも居るでしょうか?思い々にお昼の真っ最中です。ここ赤坂山を経由して三国山や寒風山に向かう人も多いのですが・・・帰路には出来れば棚田と湖岸の葦の再生地区に立ち寄ってみたい我々は、早々に往路を戻ることにします。







例によって処々でワラビを摘みながら山を降りたったのはもう3時を過ぎていたでしょうか。帰路は途中から161を離れて湖岸道路に入ります。







目指すは新旭町。ガイドブックによると、この辺りで葦原の保存、再生事業が行われているとのことです。






湖岸道路は走る車も少なく、左手に琵琶湖を眺めながらの素晴らしい道です。葦原らしき風景はもう眼に入っているのですが、車を止められるスポットがなかなか見つかりません。半ば諦めかけたそのとき、ふと進入路らしきラッパ口が眼に入ります。






車を乗り入れてみると、そこが正に葦原再生が行われている場所そのものでした。駐車場が整備されていて、湖岸に沿って遊歩道が延びています。何ともはや素敵な風景です。






まるでマングローブのように水中に根を下ろした木は一体何の木なのでしょうか?遠目に葦の群生が広がります。高島町の川端はじめ、此処滋賀県には見るべきものが、まだまだ沢山あるようです。







棚田は残念ながら時期が早すぎて、場所を確認するだけに終わりましたが、山と湖の両方を存分に堪能した春の一日でした。