2007年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月2007.12.30
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12月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

ホシダ

12.1/2(土日)

人工壁

風邪のために、蝙蝠は行かずホシダにした。赤黒11aにトライ中。やはり、しんどい。やはり星田は気楽でいいなぁ〜。

ホシダ

12.5(水)

人工壁

今日も寒い日となり、ホシダに逃げた。シルバー隊のメンバーに久しぶりに合った。皆さん元気。黒赤3本と茶色。

ホシダ

12.8(土)

人工壁

黒赤11.aワンテン。2回とも最後の最後で力つきた。残念!

蝙蝠谷

12.9(日)

FC

久しぶりの蝙蝠谷は、すつかり木枯らしの季節のなっていた。中間位で、指が冷たくなる。もう、蝙蝠谷は終わりかな。

ホシダ

12.12(水)

人工壁

やっと、黒赤11.RPできた。嬉しい!

ホシダ

12.15(土)

人工壁

2時頃までで終了し、某会の忘年会へ。右壁の青黄11aは途中までしか行けない。

ナカガイ

12.22(土)

人工壁

雨で備中の予定が中止になった。久しぶりのナカガイジム。ホッシーのボルダー教室が開催されていてラッキーだった。しかし、ボルダーも下手だなぁ〜。

ホシダ

12.23(日)

人工壁

新しいルートの白赤5.10cに嵌る。Tさんのルートだが、難しい。

不動岩

12.24(月祝)

FC

ホントに久しぶり。8ケ月ぶりの小熊物語。ムーブを思い出す。また取り付いてみたい。

六甲/荒地山〜七兵衛山

12.27(水)

ハイキング

初めての六甲ハイキングで今年は締めくくる。
●2●6●1●110/10)
11月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

蝙蝠谷

11.3(土祝)

FC

一緒に行ったKさんが,復活をRPされた。夏の暑い間も,登り続けられた努力の賜物。見習わなくては…。2本、核心のムーブ今ひとつ。ガストンすると痛みが走る。

ホシダ

11.4(日)

人工壁

5本頑張って、へろへろ。持久力不足を感じる。

蝙蝠谷

11.7(水)

FC

コーナーでアップ後、復活2本登った。終了まで行ける。時間を掛ければ何とかなりそうな気がして来た。星田のTさんがお付き合い下さった。Tさんはほんとうに凄い。33

蝙蝠谷

11.10(土)

FC

やはり,コーナーと復活2本。35

宇治/天ヶ瀬森林公園

11/11(日)

ハイキング

京都山の子会の例会に参加。JR宇治駅から天ヶ瀬森林公園までの往復。舗装道路はあまり歩きたくないものだ。土日でスタンプラリーが行われていた。

蝙蝠谷

11.14(水)

FC

もういいでしょうと復活2本。                 37

蝙蝠谷

11.17.18(土.日)

FC

また、道の駅みきにて宿泊。連ちゃん蝙蝠谷だった。Tは活断層TPしたが、私の復活はまだまだ。土曜日は混んでいたが、日曜日は少なかった。紅葉が大分進んで来たようだ。復活も登れる登れないよりも、楽しいという域になって来た。2日で5回トライ。                   42

ホシダ

11.19(月)

人工壁

1時からMの代休に付き合って行って来た。3時頃までに4本簡単なところを登った。月曜日のせいか6人だった。ハイカーは沢山いた。紅葉にはまだ早い。

京都/紅葉ハイキング

11/20(火)

ハイキング

京都高雄〜清滝(錦雲渓)〜保津峡(金鈴渓)〜嵐山(保津峡沿い)のハイキング。紅葉には少し早かったが、京都らしい良いルートだ。

蝙蝠谷

11.23.24(金祝.土)

FC

三連休の2日を、蝙蝠谷へ。今まで連休と言えば遠出をしていたが、今回は蝙蝠谷へ行った。この2日で5便といたずらに回数を増やしただけの結果と終わった気もするが、2年間カンテに取り組んで来て金曜日ようやくRPした彼女にはまだまだ。頭が下がる。嬉しいだろうなぁ〜。                   47

星田園地ハイキング

11/30(金)

ハイキング

友人と星田園地を歩いて来た。風邪で少し辛いものがあった。紅葉は来前日あたりから見頃となったという。しかし、例年に比べたら少し落ちる感じがする。しばらく、楽しめそう。
●8●2●313/11)

10月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

蝙蝠谷

10.6/7(土、日)

FC

3ヶ月ぶりの蝙蝠谷だった。最初は日帰りのつもりだったが、次の日帰ってまた来るのには気力が萎えていたために、淡河道の駅で、車の中で一夜を明かし二日間蝙蝠谷へ。復活は25回目で久しぶりの割には、テンションだらけながら、トップアウト出来た事が嬉しい。

涸沢/穂高の紅葉山行

10/10夜〜13(水〜土)

ハイキング

最高の涸沢の紅葉が見たいものだと思っていたが、やっと念願叶う。うっとり見とれた3日間だった。最高の気分。久しぶりの穂高岳山荘から北穂高岳までの岩稜歩き。下界に見える涸沢もまた格別だった。

志津川バットレス

10.14(日)

FC

疲れが残ってる割には、ましな登りだった。4本。さすが4日間の行動には、夜はぐったり。子供ように眠ってしまった。

蝙蝠谷

10.20/21(土、日)

FC

また「道の駅みき」泊で、蝙蝠谷に行って来た。核心のトラバースのムーブが決まらない。何度試してもうまく行かない。しょうがないなぁ。通算28回目を数える。

蝙蝠谷

10.24(水)

FC

S労山の平日クライミングに久しぶりに参加させてもらった。少し意欲が出て来たようだが、なかなか登れない。もう少し持久力が…。それともダイエットか…。復活29回目、トラバース何とかなりそうな気がする。

ホシダ

10.28(日)

人工壁

ほぼ,一ヶ月ぶりのホシダで楽しく登れた。正面銀赤(OS)新しくで来ていた。

大山/蒜山の紅葉山行

10/29夜〜31(月〜水)

ハイキング

大山と蒜山をくっつけての紅葉山行。女三人で、誰もいないキャンプ場泊は楽しかった。大山は,今年の紅葉は特に良いということだった。蒜山高原は、のどかな風景が綺麗だった。もう少し歳をとったら、この高原の温泉でのんびりお湯につかるのも良いだろうと思った。
●6●1●512/7)
9月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

ホシダ

9.1(土)

人工壁

朝夕がだいぶ涼しくなって来た。しかしまだ暑い。3本登って来た。茶でアップ後、左(黒赤10c)右(黄黒10d)の壁の一番簡単なルートを二本登ったが,テンションしながら終了まで行った。しかし、黄黒は前の同じところにあった、赤11aより難しくなっていると思う。左右の壁は、持久力がいるので今の私には過酷だ。しかし、良いトレーニングにはなる。おいおい、調子を戻して行きたいものだ。幸いにも、いままで痛めていたところは、のんびりしている間にすっきり治ったようだ。

ホシダ

9.8(土)

人工壁

先週とは違って賑やかなホシダだった。ルートがあまり空いていないので、正面右の方に出来た新しいルートの赤テープ5.11aにトライ。けっこうきついルートだった。2回目はもう途中で降りてしまった。最後にクールダウンのつもりで黒赤5.10aに取り付くが保持出来ず、登り出したとたんに落ちてしまう。自分でも信じられない。日頃,さぼっているとやはり、こんなものかな!4時頃から大雨で退散。岩船神社から歩く。

宇治/志津川

9.9(日)

FC

久しぶりの志津川に岩場。一年ぶり。昨日の雨で岩は滑っていて、気持ちが悪い。着いたのも遅かったが、3時頃からまた雨が降って来たので終了。何故か、この日は蚊がいなかった。

ホシダ

9.12(水)

人工壁

Fさんに誘ってもらい、久しぶりに平日クライミング。アクシデントがあったが、楽しく登れた。4本。持久力不足を感じた。

ホシダ

9.15(土)

人工壁

連続してのホシダに少し調子が出て来たかな?。赤黒5.10cをRP。上まで行くと11aで、ヌンチャクを掛けに行き、3回トライ。持久力が不足しているのは否めないが、少しずつ良くなってる感じ。

芦生/大杉の群生(山の子会)

9.16(日)

ハイキング

この連休の小川山が天気予報が悪かったので流れたために、急遽京都山の子会に参加させて頂いた。芦生の佐々里峠から歩いて、大杉の群生を見に行った。久しぶりの参加なのに、温かく受け入れて下さり有り難い。

ホシダ

9.17(月/祝)

人工壁

連続してのホシダ。この日は特別蒸し暑く、汗が滴り落ちる。少し前向きな気持ちになって来た…かな? 暑いのに混んでいた。

ホシダ

9.19(水)

人工壁

2時頃から3本登るが、思うようには登れず。

小川山

9.22〜24(土〜月祝)

FC

また小川山に行ってきた。これで、13回目。せっかくなのに、23日夕方から雨で,24日登らずに撤収。22日はリバーサイドでアウトオブバランス5.9、ブンブン11bをTR、ドクフ11a。23日は3峰の下部、メルトダウン11aを敗退後、2峰下部でDDT11aに2回取り付くが、RP出来なかった。

京都/金比羅

9.29(土)

FC

ニューエリアを探す目的で行ってみるが見つからなかった。ゲートロックで3本登ったがルート名がわからず。どんよりとした空で、少しパラリと来たが降らなかった。

ホシダ

9.30(日)

人工壁

雨の中、ホシダに向かう。赤黒11a2回登り正面3色10c?と3本取り付くが、テンションだらけの登りとなる。
●4●7●112/11)

8月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

ホシダ

8.2(木)

人工壁

とにかく暑いが、午後から風が出て来て涼しくなった。4本登ったが、久しぶりだと掌が痛い。

ホシダ

8.4(土)

人工壁

朝から蝉がけたたましい。蝉は羨ましい。木にいつまでもへばりついていられる。私ももう少し、楽にへばりついていたいものだが…。

御嶽山/花紀行

8.9〜10(木〜金)

縦走

昨年の紅葉の季節に行ってから、夏の花の季節に同じコースで行ってみようと思っていた。想像通り、五の池周辺はピンクに染まる程のコマクサに出会え、継子岳から2峰の間は誰もいない穴場のお花畑だった。

ホシダ

8.18(土)

人工壁

暑いのにホシダで登って来た。やっぱり、午後からでないと暑すぎる。3本のみ。久しぶりに、Fさんたちと。

小川山

8.21〜24(火〜金)

FC

今年最初の小川山だった。この暑さでクライミング意欲が喪失していたので、5.10台で遊んで来た。21日は弟岩(春の雨上がり5.9FL/下積み生活5.10bFL/もうじきバカボン5.10dFL)。22日はROCKA&SNOW036に発表されていたストリームサイドエリアへ(ブリジッド5.9+FL/マリリン5.9FL/Love orNothin5.10a☆☆☆FL/ピットタッチ5.10c☆☆☆FL/マレーネ5.10b☆OS)。23日は午前中雨、2時頃から小川山レイバック5.9TRで3回目のトライ)。24日は朝から帰路につく。

ホシダ

8.26(日)

人工壁

やっぱり!暑い!なのにホシダで登って来た。午後からで3本のみ。
●3●4●29/6)

7 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

蝙蝠谷

7.1(日)

FC

蝙蝠谷で、復活は24回目。この日は昼頃に到着したがすぐに雨が降り出す。梅雨独特の蒸し暑さに気持ちは萎えてしまってるのに、ますます条件は悪い。この時期の、私はだめだなぁ〜。

ホシダ

7.5(木)

人工壁

女性3人でのホシダは、気楽で良い。今日は、全部で8名だった。

ホシダ

7.15(日)

人工壁

10日ぶりのホシダだった。台風のあとだったせいか、人が少なかった。5本簡単なところを登ったが、疲れた。

白馬岳/花紀行

7.24〜26(火〜木)

縦走

蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳蓮華温泉の周遊コース。晴れていたのは初日のみであとの二日間は雨のかだった。どこでもお花がいっぱいの山歩きは、楽しかった。雪渓も、大分残っていた。
●1●2●36/4)

6 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

ホシダ

6.2(土)

人工壁

だんだん、暑くなるとクライミングは厳しい。というよりは、体重増加のせいかな。

蝙蝠谷

6.3(日)

FC

復活は、前より登れない。20回。やたらと回数のみ増えている。蝙蝠谷は天気予報が悪かったせいか、貸し切りだった。雨が少し降ったが登れた。

駒形岩

6.7(水)

FC

久しぶりの駒形は暑かった。午後からは日差しが容赦なく照りつけ登れない。まともに登れたのは斜陽5.9とふきのとう10aのみ。

ホシダ

6.9(土)

人工壁

雷と大雨。一時中断。サンド10d、最近では一番調子よく登れた。ビギナー予選はやはり、最後がネックで遠い。

蝙蝠谷

6.10(日)

FC

復活は、22回。ムーブが蘇って来たが、パワーが不足。やはりだいぶ掛りそうだと思う。レストポイント、少し分る。

ホシダ

6.13(水)

人工壁

梅雨前の最後の好天、ホシダはのどかで楽しい。

蝙蝠谷

6.16(土)

FC

復活は、23回。凄い混雑。自転車の怪我のせいで登れなかった。

ホシダ

6.17(日)

人工壁、ハイキング

ホシダも超満員。ハイキングののちにたどり着く。一本だけ登る。

八ヶ岳・霧ヶ峰/花紀行

6.19〜21(火〜木)

縦走

この次期にしか咲かないツクモグサの群生が見られた。桜平からの入山は初めてだったが、なかなか良いコースだった。桜平〜硫黄岳〜硫黄山荘(泊)〜横岳〜赤岳〜硫黄岳〜夏草峠〜オーレン小屋(泊)〜霧ケ峰高原/八島ヶ原湿原散策

ホシダ

6.23(土)

人工壁

岩船神社前に駐車してから歩く。梅雨の晴れ間で、晴天。ホシダは紫陽花が満開だった。しかし、登れない。

ホシダ

6.27(水)

人工壁

暑くて湿気の置い日だったが、午後から風が気持ちよくなってきた。青黄色右の壁のカンテを登ってみるが、何でもありになる。これから、少しずつ右壁のルートを限定で登りたい。

ホシダ

6.30(土)

人工壁

用事があったので、一時頃に着いた。猛烈な暑さ。登らなくても汗がしたたる。茶10a、左のでたてルート10cはテンションだらけ。サンド10d2本。時間が短かった割には4本。
●4●7●314/12)

5 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

城山

5.3〜5(木〜土)

FC

3日/チューブロック。4日/ワイルドターキーゴージ。5日/ワイルドボアゴージ。6日のよる帰宅予定が、雨のために混雑を避けて早朝に帰る。

ホシダ

5.17(木)

人工壁

コンペのビギナー予選ルートも登れない。しばらく、頑張ってみよう。

鳳来

5.19/20(土/日)

FC

19日/ミルキータワーででサンバ10cFL・ペコちゃん11a4便×。20日/パラダイスロック・ジャストミート10bFL・シャムロック11a2便×。

ホシダ

5.23(水)

人工壁

久しぶりに、左右のハングを登る。右ハングは、マスター予選ルートのためにガバが外されていたために途中で敗退。こんどこそ。

ホシダ

5.26(土)

人工壁

6月6日掲載予定のスポーツ報知新聞の取材のため。

蝙蝠谷

5.27(日)

FC

また久しぶりの蝙蝠谷。復活に復活したがハングが越えられず。アップのもういいでしょうもコーナーもテンション。ホシダの疲れがでたのか調子が悪い。しかし、復活マスタートでライしてみる。18回

ホシダ

5.31(木)

人工壁

昼頃から行く。コンペビギナー予選ルート最後が届かない。
●6●410/7)

4 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

烏帽子岩

4.1(日)

FC

朝からぐずぐずしていたが烏帽子に向かう。疲れが出て来ているのか、登れなかった。小雨がパラパラしていたが登れた。

不動岩

4.4(水)

FC

確か33回の小熊。いつになったら登らせてくれるのや〜。もう、数を数えるのはやめよう。ヌンチャクを掛けに行って、いざ登ろうと思ったら雨。

不動岩

4.7(土)

FC

確か34回の小熊。ヌンチャクを掛けたのみで、2回目登ろうとしたら降って来た。

不動岩

4.8(日)

FC

「道場周辺の清掃活動」のあと、正面で登る。36回になる。まだ各駅。Kさんの不動の正面「ワンマンショー」50回以上掛ったという言葉に励まされる。

不動岩

4.11(水)

FC

不動通いが続いている。平日なのでヌンチャク掛けて回収と3回登る。書きたくないけれど39回。こうなったら、何回で登れるか、それとも登れないか…。まだ意欲が持てるのは、嬉しいこと。

ホシダ

4.14(土)

人工壁

ちょっど、ご無沙汰中に桜は散ってしまっていた。久しぶりの娘と楽しんで来た。

九州の山旅

祖母山

大崩山

由布岳

4.18(水)

4.19(木)

4.20(金)

ピークハント

九州の山旅は、4月には珍しく18日に雪が降り祖母山と大崩山は雪のために途中までしか行けなかった。由布岳は頂上まで登れた。雪山と春山を堪能した山行となった。最近、思わぬ雪に見舞われることがおおいなぁ〜。

ホシダ

4.22(日)

人工壁

雨の中ホシダで登って来た。

不動岩

4.28(土)

FC

41回の小熊。不調。何だかあちこちが痛い。

椿岩

4.29(日)

FC

久しぶりの椿岩。アトランタ11aトップロープでムーブを探る。

ホシダ

4.30(祝)

人工壁

用事があったの、遅くに行く。行楽客で一杯。第2駐車場まで満杯。1本だけ登る。
●7●3●313/11)

3 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

不動岩

3.2(金)

FC

通算約19回目。かなり不調?、それとも実力なのか? 前回よりうまく行くのではという思いで行くのだが、全くダメだった。こんなに回数登ってるのに、テンション回数を少なく出来ないのは、実力以上のルートで身の程知らずなのか…。

不動岩

3.4(日)

FC

通算約20回目の小熊。相変わらず、進歩なしこの辺が限界なのかと思ったりする。薬指は、だいぶ良いようだ。ミート&ポテト、リトルボーイと登り、小熊に取り付いた。この日は、チエちゃんのお尻5.11aに取り付いてみる。登れなかっても、合間に新しいルートも触るのも、楽しいものだ。

京都/沢の池

3.6(火)

ハイキング

京都北野白梅町〜金閣寺〜しょうざん〜上ノ水峠〜沢の池〜鳴滝〜福王子〜なるたき駅(京福北野千線)〜きたのはくばいちょう駅

不動岩

3.7(水)

FC

通算約22回目の小熊。このルートも歳の数ほどかかりそう。

Nジム

3.8(木)

人工壁

一週間のご無沙汰でした。グレードが左の垂壁のみデシマルに変わっていました。足限定を外したグレードも書かれ初心者、初級者対応がだいぶ出来てきて良かったと思う。

蝙蝠谷

3.10(土)

FC

通算約16回目の復活にトライして来た。3ヶ月ぶりという割には、ムーブが蘇った。しかし、難しいのには変わりなく、体中がミシミシと悲鳴を上げるようだ。寒い日だった。

ホシダ

3.11(日)

人工壁

昼過ぎから、ホシダに行ったが寒い。真冬に舞い戻ったようだ。綺麗な色の、新しいホールドがたくさんついていて楽しそうになっている。

Nジム

3.14(水)

人工壁

Tにお付き合いで、夜に行って来た。ボルダーサーキットが出来ていたり、垂壁が手足の限定を外してあったり、またデシマルでグレーディングされていたりと、初心者にやさしいジムになっていた。少し楽しみに…。でも難しいなぁ〜。

不動岩

3.15(木)

FC

通算約24回目の小熊と遊んで来た。この日の正面は女性4名出の貸し切りだったが、男性2名あとから追加。女性だけで、来れるのは嬉しいこと。

霊仙山

3.17(土)

ハイキング

フクジュソウとセツブンソウなどお花見山行のつもりだったのに、舞い戻った寒波のお陰で、一週間前には顔を出していたが雪の下に冬眠してしまった。今年は雪が少ないはずが、スノーハイキングとなってしまった。

ホシダ

3.18(日)

人工壁

寒い中、久しぶりのホシダへ。定員を超える盛況ぶり。しかし寒かった。久しぶりのホシダもまた楽しい。

不動岩

3.21(水)

FC

通算約26回目の小熊。一緒に小熊と遊んで来た、KさんがRPされたという。同年齢の女性なので、良い目標となる。しかし私は、ムーブに迷いが…。

不動岩

3.22(木)

FC

通算約28回目の小熊。ミートポテトでアップ後、ヌンチャクを掛けながら登る。やっぱり、集中力が増す。次こそは、と思ったが、ボロボロ。集中力の欠如。

ホシダ

3.24(土)

人工壁

また、ホシダへ。久しぶりのFさん達も含めてふるさとに帰ったような懐かしさにホッとした。5本、頑張る。青黄5.11ノーマルで足自由で5.10+になっている。このルートは限定を外しての登りだったが、最後のハングがカンテで体が外に飛び出すので恐くて行けなかったが面白かった。

ホシダ

3.25(日)

人工壁

朝から雨だった。昼頃から雨が上がったのでホシダに向かった。しかし、ホールドは濡れていた。2本登る。

不動岩

3.28(水)

FC

通算約30回目の小熊。不動は暑かった。半袖で登っても汗がにじみ出て来る。とうとう30回台に突入したが、ほんとうに登れるのかしら、と思ってしまう。

不動岩

3.31(土)

FC

通算約33回目の小熊。やたら、回数を増やしているだけという小熊物語。しかし、もう少し頑張ってみよう。
●9●2●4●217/17)

2 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

Nジム

2.1(木)

人工壁

夜、8時頃から10時頃まで。やっぱり、全く登れない。手だけの限定で登るようにとアドバイス。

Nジム

2.3(土)

人工壁

1時過ぎから4時頃まで登る。一人で寂しかったが、FさんとNさんの同世代女性が来られて、ほっとする。同じ課題にチャレンジ。こういうのを、セッションというのだろう。おかげで出来なくても、楽しく過ごせた。

不動岩

2.4(日)

FC

土曜日の不動は混んでいたらしいが、日曜日は正面は貸し切り状態だった。アルパインのいつものP会の人が賑やかだったがアイゼントレだった。イエスタデーの限定なし、ミート&ポテト、リトルボーイ(2回)、小熊物語(2回)。1回目は、やはりハング下まで、気合いを入れないと行けないなぁ〜。通算12回かな?

不動岩

2.6(火)

FC

通算約15回目。なんと不思議なことに、3回も終了まで行けた。今までは、1回しかまともに行けなかったのに…。やっぱり、女性ばかりだと気合いが入るのだろうか?

Nジム

2.8(木)

人工壁

3時間ほど楽しむ。ピンク5cやっと落ちずに行けた。

城山

2.10〜12(土〜月)

FC

梅の花が満開の温かい城山南壁だった(10日と12日)。11日はワイルドボアゴージ。

Nジム

2.15(木)

人工壁

なかなか上手くは行かないが、地道に続けることかな!

ホシダ

2.17(土)

人工壁

不動が雨で流れたので、急に思い立ってホシダへ。一ヶ月以上ぶりのホールドは、どうも人見知りするようだ。しかし2本目には少し打解けて来たが、雨で、こちらの気力が萎えてしまい引き上げてしまった。久しぶりに行くとホシダのスケールはでっかい、と思った。

Nジム

2.18(日)

人工壁

Nジムに初めての娘Mと昼から行く。ほんの少しずつホールドの保持は出来るようになってる気がするが、目立った進歩はなし。

Nジム

2.20(火)

人工壁

一人で行く。相変わらずだが、だいぶ動きが良くなってるとN氏に言われるが…。

Nジム

2.22(木)

人工壁

初めての友人が、体験講習を受ける。初めての人に限り、入会金と使用料と講習料で4000円。私は、ほっしーが作ってくれたマダム用ルートのピンクにチャレンジしたが、けっこう厳しい。ムーブが出来ていないのか腕がパンプしてしまった。次もチャレンジしてみよう。

Nジム

2.23(金)

人工壁

また行ってしまった。新しいルートリード壁黄色5cとグレー6a難しい。指が痛む。昨日の黄色のルートのポケットが悪かったようだ。アイシングをする。

不動岩

2.25(日)

FC

通算約17回目。前回よりまずい登りなのは、久しぶりに行ったのとやはり指の故障かな? ペガサスTRにて。やはり小熊ちゃんより簡単だと思った。

Nジム

2.28(水)

人工壁

不動の予定が、雨のために中止になった。よる、Nジムでコンペが行われていた。
●6●9●116/14)

           

1 月
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山行名

日・曜日

山行形態

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メモ

城山

2006.12.30〜2007.1.3(土〜水)

FC

恒例の城山は登れなくても楽しい。それはやっぱり、のんびりと岩と遊べたからだろう。今回は心の愛11bに嵌ってしまった。結果8便出したが登れなかった。あとは、初日のクッキングワールドで楽しく過ごせた。相変わらず下手だが、クライミングも山と並行して頑張りたいと思った。

ホシダ

1.7(日)

人工壁

せっかくの三連休だっが、昨日は雨で今日は昼まで雪だった。昼過ぎからホシダへいった。ホシダ初登り。昨年のホシダ恒例のベストテンが張り出されていて、7位に入っていた。体が、年末に比べると少し軽く感じた。

不動岩

1.8(月/祝)

FC

久しぶりの不動岩は、人で溢れていた。アイトレの人もとても多いが、正面壁は簾状態にザイルが張られ順番待ち状態だった。小熊にトライしてみたが、ハングを乗っ越すことが出来なかった。こんど、じっくり登ってみたいと思った。

Nジム

1.10(水)

人工壁

初めて、登ってきた。噂通りむずかしい。5a~6bまで数本登ってまともに登れたのは5.a、bのみ。実力がモロ出てしまった。とりあえず、6台(テン台)で少し登り込まんとという感想。しかし、最初はなじめなかった慣れないホールドの感覚には、帰る頃には少し慣れたようだ。いままでホシダのガバになじみ過ぎだったようだ。

Nジム

1.11(木)

人工壁

夜、8時頃から10時頃まで。昼は新年会で暴食後だったので、体が重い(言い訳)。6a水色全くダメ。しかしめげずに一手ずつのばしている。ここでの、目標ができた。

不動岩

1.13(土)

FC

今日は先週の祭日に比べたら正面は空いていた。小熊はトップロープでとりあえずホールドを見に行って見る。けっこう手強い。

不動岩

1.14(日)

FC

一本アップ後、リードで小熊に取り付く。ハングが越えられた。少しムーブが分かりかけて来た。気を良くして、もう一度トライしたが、疲れがでたのかまたハングまで。けつこう、パワーがいる。4回目

Nジム

1.17(水)

人工壁

午後から、Sさんと3時間程登る。月会員になる。

Nジム

1.20(土)

人工壁

少しはムーブが楽になったが、まだまだ。6aが目標。

不動岩

1.21(日)

FC

小熊はやっと抜けられた。リトルボーイRP以来初めて取り付いてみる。やっぱり忘れているが、やっぱり楽だ。

Nジム

1.23(火)

人工壁

一人で行ってみる。Nさんにビレーをしてもらって6b黒を登った。核心越えられず下りて来る。やっぱり、むつかしいなぁ〜。

不動岩

1.24(水)

FC

小熊だんだん、ホールドが見えて来る。ミート&ポテト10aワンテン。小熊一回登った後、事故発生。何だか気力が萎えてしまう。あと、5.8のルートでクールダウンして早めに帰る。

不動岩

1.27(土)

FC

S労山の仲間に入れてもらって、不動岩へ。イエスタディ10bはFL、ミート&ポテト10aやっとRP、小熊5.11b8回目。

不動岩

1.31(水)

FC

やっぱり、小熊物語はかなりかかりそう。いつも、1回目は何とか終了目で行けるが2回目はハングを越えられない。持久力とパワーがいる、ルートだ。ムーブが決まれは少しは楽なるかな?
●10●5●116/14)

第4回 年末年始/城山クライミングツアー
【 題名 】 城山クライミングツアー
【 期間 】 2006.12.30〜2007.1.3(土〜水)
【 参加 】 iku,t,mizu,n,y(日程/岩場はそれぞれいろいろ)
【 山域 】 伊豆
【 形態 】 フリークライミング
【 地図 】
【 資料 】 日本100岩場
【 天候 】 30〜1日晴れ  2日曇りのち雨 3日晴れ
【 日程 】 30日 自宅3:20-大仁駅8:50

クッキングワールド 

焼きビーフン10aOS/イタリアンジェラート8FL/始の辣韮漬9FL/トマッテーナ10bFL/青椒肉絲10bRP/ゴルゴンゾーラ11a×

31〜3日 ワイルドボアゴージ

椿の森の中で9/イスタンブール8でアップ/心の愛11b(4日で8便)

大仁駅4:45-沼津IC6:10-自宅12:00(風呂/食事)

【 写真 】

【感想 】

年末年始の城山も今回で4回目で4年連続で、合わせて8回目となった。修善寺ユースでの歓待で、とても気分よく過ごせた。ペアレントのご夫妻がとても感じがいい。しかし、定年で修善寺ユースは今年が最後ということで、とても残念だ。今年も4泊だが、その間はごちそう攻めで体重は増加してしまった(これも敗因の一因かもしれない=言い訳)。何よりも嬉しいのは、お正月のお雑煮とお節料理だ。それも、格安で(1泊税込み4750円)で据え膳。主婦でもある私は、こんなに楽ちんなお正月の過ごし方は、家にいては考えられない。毎日、クライミングに通うのみの幸せな生活だった。

初日の30日は暖かいということなので、クッキングワールドへ初めて行った。ここは、城山の頂上からだいぶ下ったところにあるエリアで、簡単なルートが沢山ある。誰もいなくて、私たちの貸し切りだった。やっぱり、実力を再確認した。登れるのはテン台のみ。11aのゴルゴンゾーラは出だしが被っていて、テンションを掛けながらやっと終了点まで行けたという状態。

次の31日から帰る日の4日までは、ワイルドボアゴージの「心の愛」に集中し、計8回登ったが結果は登れなかった。このルートに私が取り付いている間にOSする人、何回目かでRPする人を横目で見ながら、悲しく惨めな結果に終わった。しかし、これがフリーの宿命。11bといえば自己最高グレードではないか、そう簡単に登れる訳はない。自分の実力通りの結果を、ちゃんと冷静に受け止めて次にチャレンジして行くしかないだろう。「どんなに下手でもチャレンジする権利はあるはず」と山野井泰史氏も言っているではないか。

このルート、未だにムーブを迷っていて、解決出来ていないところがある。それは大きいガバを取る手前だが、人のを見るたびにいろいろ試しては失敗してしまう。これは私の悪い癖だと思う。ムーブをとっさに起こせない(体が動かない)のが、長い間クライミングをやっているのに悲しいことだと思う。生まれつき運動オンチなのかもしれない。だから、OSは苦手だ。クライミングは苦労の連続だと改めて思った。でも、そのお陰で登れたときの達成感も大きいのだろう。何はともあれ、私の一本の成果は高価なものである。それは、かなり岩場に通わなくてはならないからである。城山だとなおさらだと思った。

それにしても、どうしてこんなにたくさんルートはあるのだろう。その中のたった1本にこんなにも苦労させられるクライミングを、今年もまだ辞められないでいるだろう。不思議だ。

 京都/沢の池
【 題名 】 京都/沢の池
【 期間 】 2007.3.6(火)
【 参加 】 iku
【 山域 】 京都北山
【 形態 】 ハイキング
【 地図 】 山と高原地図/京都 北山
【 資料 】
【 天候 】 晴れ
【 日程 】 京都北野白梅町11:30〜11:50金閣寺12:07〜しょうざん12:22〜上ノ水峠13:30〜13:50沢の池14:00〜鳴滝〜福王子15」:17〜なるたき駅(京福北野千線)〜きたのはくばいちょう駅15:37
【 写真 】 写真

【感想 】

火曜日は、車の点検で京都まで行く。その待ち時間を利用して、夕方まで北山ハイキングに行って来た。最初は大文字山にでも行こうかなと思い、朝出かける前に京都在住の友人に誘いの電話を入れたが「電気の点検の人が来るから、家開けられへんので家に来て」という。こんないい日に家でただおしゃべりはもったいない。という訳で、私は一人で歩くことにした。まともに歩くのは12月の八ヶ岳以来だった。
自動車修理工場は、北野天満宮の近くの大将軍にある。最初は、銀閣寺の近くの大文字にでもと思っていたが地図を片手に西大路通りに出て北向きに歩くと目の前に大の字が書かれた山が見える。そうだ、取り敢えずはこちらの左大文字を登ろうと思い立ち向かう。途中で出会う地元の人に、「この大文字山の登り口はどこですか?」と数人聞いてみたが誰も知らない。地図にはもちろん書いていない。
左大文字山に近づくと、金閣寺のバス停があった。そういえば、高校卒業した春休みに友人と京都巡りをして以来金閣寺には行ってないことを思い出し、ちょっと寄って見ることにした。この日は平日なのに、観光客でいっぱいだった。言葉を聞いていると、韓国の人がとても多い感じだ。世界遺産に認定されていることや昨年のブッシュ大統領の来訪などで、世界的にも有名になったようだ。私は、金箔は成金的趣味的な感じがしてあまり好きではない。実家の仏壇も金箔だが、もう少し地味な方が良いのではと昔から思っていて母にいうと「この金箔が値打ちなんや!」と言い返されたことがある。よく金閣寺と銀閣寺と比較されるが、やっぱり私は銀閣寺の方が趣味に合う。
しかし、改めて金箔が張り替えられた金閣寺を見てみると、素直に美しいと思った。それは回りの庭園を含めて、かなり完成度の高い日本の美が表現されていると思った。しかし、作られた美は自然の美には叶わないとも思う。心から興奮するような感動は、私には味わえなかった。やっぱり、山で出会う一輪の花の方が感動も私には大きいようだ。
金閣寺を出て、大文字山を一周するように住宅街を歩く。とうとう登り口が分からないまま、しょうざんを経て東海自然歩道に入る。東海自然歩道といっても林道でコンクリート道だ。至る所で、ゴミを捨てないでという地元小学生の張り紙がある。悲しいことだと思う。
仏谷には、北山杉の木工など生業にしていると思われる民家が数件ある。さらに林道を進むとやっと山らしい道を右に入る。登りきったところが上ノ水峠で、京見峠への分岐になる。そこから20分程で沢の池に到達。こんなところに、こんなに大きな池があるのは感動的だ。もう何回か来ているのだが、誰もいないのは初めてで、静かで掃くように流れる水面を見ていると、気持ちが和んで来る。雪が舞って来たのかと思ったら霰だった。日曜日とはうってかわって、とても寒い。
沢の池に別れを告げて、先を進むとアセビの花が満開だった。スズランのような花はとても可愛い。少し登ると高雄と福王子との分岐になり、福王子への道を下ると目の前に京都の展望が開けた。「あそこは◯◯やなぁ〜、とするとあれは◯◯や」と変わらぬ京都を確認すように独り言を呟きながらしばらく眺めていた。いつもながら京都の町は端から端まで狭いなぁ〜とも思った。
あとは鳴滝に出るまで下る。久しぶりの下りに、股関節が痛む。コンクリートの林道が悪かったのかなと思う。京福電車の鳴滝駅まで歩き、レトロな電車で北野白梅町駅まで戻る。
車の点検は、まだ出来ていなくて一時間程待たされてしまった。もうすこし、ゆっくりしてくればよかった。

 霊仙山
【 題名 】 季節外れの雪の霊仙/西南尾根
【 期間 】 2007.3.17(土)
【 参加 】 iku、mizu
【 山域 】 鈴鹿
【 形態 】 ハイキング
【 地図 】 山と高原地図/霊仙・伊吹・藤原
【 資料 】
【 天候 】 晴れ
【 日程 】 今畑登山口9:15ー宗金寺9:30ー笹峠10:16ー近江展望台11:36ー霊仙山最高点ー分岐ー霊仙山13:15ー経塚山13:35ーお虎が池14:09ー見晴台ー汗ふき峠15:00ー今畑登山口15:50
【 写真 】 写真

【感想 】

フクジュソウとセツブンソウに出会うという、この時期最大の楽しみで霊仙山の西南尾根に向かったが、すべて雪の下に一週間で消えてしまっていた。何ということか。今年は、暖冬で雪が少なく長野のスキー場すら営業出来ないという事態に陥っていた。お花の時期も、この調子だと早まってしまうに違いないと予測して落ちつかない日々を送っていた。お花のチャンスはほんとうに少ないものだ。

いつもの鈴鹿の花便りメールを下さるSさんからは、2月の末にもうフクジュソウとセツブンソウの写真を送って下さった。私の行った3月17日のちょうど一週間前に霊仙の西南尾根にはフクジュソウが咲いていたというメールをいただき、ますます落ちつかなかった。そのあと寒波が来て冷え込み、雪がこちらでも舞っていたが、山は冬並みの雪が降っていたようだった。

いつもクライミングで行く芹谷辺りまで来たら、もう道路の脇には雪が残っていた。信じられなかった。どんどん進むと、河内の風穴当たりからはかなりの雪が道路脇に積まれていた。登山道の大畑の道路脇に車を停める。登山道を見ると入り口から雪が積もってる。レインウエアのズボンにスパッツの冬装備で支度をする。すでにお花は諦めてはいる。登るにつれて雪は半端ではなく、思わぬ季節外れのスノーハイクに気持ちは切り替わっていった。ネットで見ていたこの時期の写真とはまるで違っている。

おまけに、稜線では凄い風のおまけ付きで吹き飛ばされそう。そして、寒い。天気予報では曇りだったが、晴れていたのがせめてもの救いとなった。

という訳で、お花への期待は裏切られたが、思わぬ雪のプレゼントで、それはそれで味わい深い霊仙となった。個人的な感想では、私はお花と雪景色とどちらが好きかというと、やっぱりお花が好きだ。雪景色は、歩いているうちにだんだん飽きて来る。

西南尾根の登山道のある大畑を少し行ったところにある宗金寺も、下山したところの落合の集落も土蔵のある立派な家がのこっている。荒れた住居を除いてももう住民はいない。人の姿のない集落はとても寂しい。登山道途中の大畑は17件の家があったという。昭和54年に廃村になったというが、どんな生活がここにはあったのだろうか。フクジュソウなどのお花にも心残りだが、雪のない季節にゆっくりともう一度訪れたいと思う。

 九州の山旅/祖母山/大崩山/由布岳
【 題名 】 九州の山旅
【 山名 】 大崩山(1643m)・祖母山(1756m)・由布岳(1583m)
【 期間 】 2007.4.17〜20(火〜金)
【 参加 】 iku、K
【 山域 】 九州
【 形態 】 ピークハント
【 地図 】 山と高原地図57 祖母/傾/大崩山山と高原地図58阿蘇/九重/由布岳
【 資料 】 ヤマケイYAMAP「九重、大崩、祖母、傾、屋久島」など
【 天候 】 17日/晴れ 18日/雨から雪 19日/晴れ 20日/晴れ
【 日程 】 4/17(火)自宅5:30〜JR宝塚駅6:20-6:30〜福岡IC門松駅13:20〜17:00尾平/もみじや旅館(泊)(0974-47-2038)

4/18(水)尾平登山口5:30〜二合目分岐7.:30〜1300M付近で引き返す9:30〜二合目分岐10:30〜尾平登山口11:00-12:00〜大崩の茶屋15:00(0982-20-1056)美人の湯15:30〜16:40

4/19(木)大崩の茶屋6:20〜大崩山登山口7:10〜大崩山荘7:45-8:00〜徒渉地点8:30〜袖ナギ1000M付近で昼食引き返す10:30-11:15〜徒渉地点13:00-13:10〜大崩山登山口13:50〜大崩の茶屋14:30-15:00湯布YH17:30(0977-84-3734)〜レストラン18:40-20:30

4/20(金)湯布YH5:30〜由布岳登山口6:40〜由布岳頂上9:20-9:40〜東峰分岐9:55-10:20〜由布岳登山口11:50-12:20〜福岡IC門松駅13:55〜kさん宅21:30〜自宅22:00 

【 写真 】  祖母山/大崩山/由布岳

【感想 】

 九州の山は魅力的だ。2003年に久住山と阿蘇山に登って以来、また行きたいと思っていたが、計画倒れでなかなか行く機会がつかめなかった。今回、またチャンスが巡って来た。福岡が拠点で、車での行動範囲なので行ける山が限られて来る。今回は日本100名山の祖母山、九州100名山の大崩山と由布岳に決めた。以前から、計画していた山でもある。

 今回は計画を練った通りにほぼ運んだのだが、予想外のことが起った。それは、結局ピークを踏めたのは由布岳だけという悲しい結果となった。その予想外の出来事とは、18日の天気が崩れ、山は雪が降ってしまった。この時期としては前代未聞の出来事、青天の霹靂だった。私はこの前の霊仙山といい、季節外れの雪に見舞われることが続いてしまっている。今年は、天候が冬は暖冬で雪が少ないと行っていたのに今頃になって雪まみれとは、何だか変ではないか。夫には「あんたは、雪女だろう!」と言われる始末。実は雪があまり好きではないのだが…。

 しかし、もうすでに来てしまってるので予定は変更出来ず、予定通りに動くことにした。今回は一人でも行くつもりだったが、最近クライミングでご一緒して頂いているKさんがお付き合い下さったので心強い。Kさんの日頃の活動は、さすがの私もちょっとたじたじとなってしまう。でもその前向きな姿勢は、見習いたいものだが、私は体が付いて来ない。同い年のおばさん同士、お陰さまでおしゃべりの花は満開で、とても楽しいあっという4日間となった。

 九州福岡の門松駅へは中国自動車道で7時間強。事情があって門松駅経由である。中国自動車道はほとんどが山間を抜けているので、道中退屈しない。今期も桜やツツジのお花が新緑に映えて美しい眺めだった。高速道路も平日ということもあってか、とても空いていた。日田ICで下りて、久住高原を通る442号線は美しい風景が続く良いドライブコースだ。この日17日のうちに祖母山の登山口の平尾に向かう。

 この時、すでに空はどんよりしていた。もみ志や旅館には荷物だけを下ろして、少し歩いて登山道を確認しに行っておく。もちろん駐車場には車はない。宿泊客も私たちだけだった。祖母山の灰色の稜線を写真に撮りすぐに風呂で疲れを癒す。ここの夕食のメニューはボタン鍋、鹿の刺身、アマゴの煮付け、ウドの和え物、タケノコや山菜の煮付けでビールの美味しかったこと。

 夜中から雨になったようだ。一応予定通り4時半に朝食にしてもらい、5時半に雨の中出発した。実はここに来るまでにコンビニにいつも通り寄って昼食を購入する予定が、コンビニはまったく見あたらなかった。九州の山行では注意した方がいいようだ。その代わりに、もみ志や旅館も大崩の茶屋でもおいしいお弁当を作ってもらった。今時、コンビニがないところがあるのは信じがたい。

 登山道を入ると、いきなり道が整備されていて公園のように広々としていて戸惑ってしまう。そのまま先に進むと本格的な登山道に入る。小さな吊り橋があって渡ると宮原方面への登山道になる。ここの標識が山道と林道に別れていて、左の山道が判りにくいと書いてあり、初めての人はこちら(林道側)という右の方面に書かれていたのでそちらに行ってしまい、これが失敗の元だった。枯れた谷筋を登って行ったが山の作業用なのか踏み跡だらけでだいぶ登ったところで行き詰まってしまった。地図で見ると右の方が林道になっているので右にトラバースして谷筋を越え、少し登ると尾根筋に出た。その尾根筋を詰めると林道の途中に出た。ヤレヤレだ。時間をロスしてしまった。粉雪が舞って来た。林道を進むと目の前に樹氷が…。思わず目を疑ってしまった。新緑を期待していたのに、全く冬景色だ。この冬初めての樹氷は、とても美しい。

 林道の終点から登山道に入ると2合目という道標があり、尾平と祖母山への分岐と書いてある。え〜、ここが山道を行ったとこで出るとこなのだろうかと地図で確認するとどうもそうらしい。しかし、それにしてはここまでの時間がかかり過ぎだとこのときは思っていた。帰りにこの分岐から下りてみたら、はっきりとマーキングされていてとても判りやすかった。登るときにもこの道をくれば良かったと後悔した。

この分岐からひたすら雪の中を登って行く。手袋を薄手一枚しかもってこなかったので、びしょ濡れになって手が冷たい。椿の花の上にも若葉の上にも容赦なく重そうな雪が乗っかっていてなんだか可哀想に思った。

 この調子で登っても時間も掛かり、ますます雪も深くなるだろうということで相談した結果、宮原の少し手前だと思うが1300メートル近くで引き返すことにした。春装備しか持たない二人には、何の未練もなかった。

 帰りの吊り橋を越えた辺りは、出発時はまだ雨だったのに、もう一面まっ白になっている。昼前だというのに日暮れのように暗い。びしょ濡れのものを脱ぎ捨ても震えが止まらない。車の暖房を入れ、お弁当を食べてやっと一息ついた。

12時過ぎに次の大崩山に向かって出発した。途中の道の駅「原尻の滝」からのチューリップ畑は満開。色とりどりで、まるで祖母山の雪は嘘のようだった。延岡経由で祝子川方面へ進む。この祝子川という文字「ほうりがわ」と読める人がいるのだろうか? 私の頭の記憶回路にインプットするのにかなり時間がかかった。これは、歳のせい???

早めに下山したために次の宿泊予定の「大崩の茶屋」にはかなり早く着いた。ご主人が「あれ〜来たの、この雪じゃ来ないかと思っていた」とおっしゃる。茶屋の横の橋の上から見た大崩山は、まっ白だ。「ま〜いいか、行けるところまでで…」というのが二人の共通の気持ちだ。

 濡れたものをほして、頂いた「美人の湯」の入浴券を持ってさっそく温泉に向かう。露天風呂から大崩山を眺めながら、ずいぶんと長湯を楽しんだ。まだ小雨が降っていた。

 ここの村は、小中学校も平成十四年で最後の一人の生徒を送り出して閉校したらしい。しかし校舎は残っていたが、いずれ壊されると女将さんが話していた。過疎化がどんどん進んでいるようだ。一番近い町が延岡で買い物は延岡まで行くと女将さんが話していたが、車で片道約1時間近くかるというから仕方がないのかもしれない。

 ここでも食事は、椎茸の和え物とアマゴの唐揚げとたらの芽の天ぷら、鹿の刺身など、次から次へと出て来る食事につられて、二人で大ビン2本空けてしまっていた。これで、美味しいお昼の弁当付きで5000円。プラスビール1本500円という破格にビックリ仰天だ。帰ってから、夫に「安い! 安い!」を連発していると「お金がかかったものは何一つないのだから当たり前だろう」という。そういわれればそうだが、私たちにとっては、どんな高級料理よりも贅沢に感じられた。なのに、もう少しでこの格安料金もうっかり踏み倒すところだった。というのは先に代金を払おうとしたら、女将さんが朝でいいですよといわれた。次の日の朝、そのまま払うのを忘れて大崩山に登ってしまったのだ。袖タギで弁当を広げた時、宿泊料金を払わずに来たことを思いだした。もちろん、下山してから茶屋に寄って払った。それにしても、全く忘れていたとおっしゃる女将さんも暢気なお人だと思った。

 大崩山の登山道は、大崩の茶屋からまだ15分程行ったところにある。車は数台路上駐出来る。歩き始めて30分程で大崩山荘に着いた。ここはかなりおおきい立派な小屋だが無人だ。ここからしばらく行くと徒渉点で、立派なアルミ製の橋がっていた。ここからの登山道には、曙ツツジもちらほら咲いている。

 途中から積もっていた雪はだんだん深くなり、袖タギ近くではかなり深くなって来た。袖タギは登山道から少し右に岩をよじ登ったところにある。ロープがフィックスされているのを掘り起こして登ったが、岩の上に積もった雪の上は滑って困った。ここからの眺めは美しかった。わく塚の岩峰群が見渡せる。ここで早めの昼食を取りながら、しばらくゆっくりしてここから引き返した。

 そして、大崩の茶屋に立ち寄り支払いを済ませ、女将さんにコーヒーとお菓子を御馳走になり湯布院に向かった。湯布院へは延岡経由ではなくて、山道を抜けるバイパスが出来ていて少し近道が出来た。

 予約しておいた湯布院ユースは古いが良く手入れされていた。若いペアレント夫妻が3月に新装オープンしたそうだ。この日の夕食は、山のなかのしゃれたレストランに案内された。手作りの生ハムとベーコンにスープとスパゲティー。それに、ケーキとコーヒーである。ここのお料理もとてもおいしかった。何だか今回は、山旅というよりは格安グルメ旅行のようだった。食いしん坊の私は、食事ばかりが印象に残っている。夕食後外に出て空を見上げると、満天の星だった。星座の名前や火星や金星など教えてもらった。澄み切った空気が気持ちよい。

 次の日早朝そっとユースを抜け出して向かった由布岳は、登山口の駐車場もガラガラだった。由布岳はどこから見ても美しい。今回はまだ桜が咲いていて、新緑にも早かったが淡いパステルカラーの色彩が癒してくれる。初夏の緑に包まれた頃もさぞ綺麗だろうということは想像出来た。登山口からはしばらくはなだらかな草原を行くが、黄色いスミレが一面咲いている。樹林帯を登り出すと様々な色のスミレに出会う。ちょうどアセビの季節のようでたくさんの木があり花をつけていた。東峰との分岐から西峰に向かったのだが、ここからは岩稜の鎖場の急登が続き頂上に至る。この正面の登山道は日当りが良いのだが、頂上付近には雪が残っていた。

 登山道からの眺めも素晴らしいが、頂上からの眺めは最高だ。雪の被った九重連山がまるでアルプスの山のように雄大に見える。東峰の向こうは別府湾が広がり、九州は何と広く美しいのだろうと改めて思った。この日は天気はよかったが、頂上は風が強く長居は出来なかったのが残念。東峰の分岐で岩を風よけにして、行動食を取る。駐車場に戻ったのは昼頃だった。福岡の門松駅まで一時間半程車を走らせる。

 今回は、祖母山と大崩山はピークを踏めなかったが、今度は緑豊かな季節にまた訪れたいと思う。九州の山は高さでは2000メートルに満たない低い山ばかりだが、回りの風景をも取り込んだ大自然の雄大さが私を魅了させる。もしかしたら、もう一度6月に行けるかもしれない。

10回目の城山クライミングツアー
【 題名 】 城山クライミングツアー

  

【 期間 】 2007.5.3〜5(木〜金)6日早朝帰路につく
【 参加 】 iku,t,mizu,n,s,k(日程/岩場はそれぞれいろいろ)
【 山域 】 伊豆
【 形態 】 フリークライミング
【 地図 】
【 資料 】 日本100岩場/IZU JOYAMA
【 天候 】 晴れ  6日朝から雨
【 日程 】 3日 自宅3:20-大仁駅11:00

ワイルドボアゴージ12:00〜5:00

椿の森の中で9/イスタンブール8でアップ/ストーンフリー10c(2)/ミウラー11a(TR)

4日 ワイルドターキーゴージ

ウォークドントラン5.10b(TR)/マミーブル−5.10c(FL)/ディザイア5.12a(TR)/ハードラック4.11d

5日 ワイルドボアゴージ

城山物語/心の愛11b(3回で11便目)

6日 ワイルドボアゴージ

修善寺ユース4:30-自宅11:00

【 写真 】

【感想 】

城山にクライミングに行って来た。GWはいつも小川山というのがここ数年恒例となっているのだが、小川山のこの時期は待ちかねている人が多いせいか超過密状態になる。車を止めるところも、ままならないこともあった。
それで、今まで晩秋か冬にしか行っていない城山に行くことにした。この時期、さすがに南壁は暑いだろうということで、初日はチューブロック、3日目はワイルドボアゴージで登り、夏でも登れると「IZU JOYAMA」に紹介されている北壁ワイルドターキーゴージを初めて訪れ2日目に登った。
今回で城山は9回目だが、この季節は初めてのことである。新緑の衣装をまとった城山は、気品が感じられてまた一段と美しい。
この4月で退職予定だったはずの、修善寺ユースのペアレントのTさんご夫妻が連休明けまでまだ残られているということがわかり、宿泊はいつものユースへ泊ることにした。
往きの高速では二度の事故渋滞に巻き込まれてしまい、本来なら9時前には着いているはずなのに11時を過ぎて着いた。大仁駅で9時半に待ち合わせていた仙台から来たNさんを2時間ほど待たせてしまった。
チューブロックで登り始めたのはもう昼過ぎになっていた。いつもの、イスタンブール5.8と椿の森の中で5.9を登ったあと何年か前にワンテン状態でほっておいていたストーンフリー5.10cに取り付くが、下部でホールドを迷いテンションを掛けてしまう。そのつぎはミウラー5.11aをトップロープで上まで何とかテンション掛けながらも抜けるが、上部では左のオンリーイエスタデー5.10dの方から登ってしまったようだ。ミウラーは上部が核心だという。
最後にもう一度、ストーンフリーにチャレンジしたが、最後の核心で落ちてしまった。根性が足らない。しかし午後からの割には、充実したクライミングが出来た。ここも、ほぼ貸し切り状態だった。
次の日は城山頂上で富士山を眺め、ワイルドターキーゴージへと下る。クッキングワールドの手前を左に急降下する。落ち葉が滑りやすい。ハシゴが取り付けられていてそこを下りるとたどり着く。ここは、左壁と右壁があり見た目にもかなりスケールが大きい魅力的な壁だ。難点は足場が悪いことと、毛虫がやたらと這いずり回っていたことだ。
左壁の正面当たりに陣取って、Nさんがさっそく左壁右の、めぐり逢い5.9をTさんのビレーで登り出した。暢気に用意をしていた私たちは、ラク!という大声とともに岩の落ちる凄まじい音でビックリしてビレーをしているTさんの方を見ると、一抱え程の岩と大小さまざまな岩がバラバラと落ちていった。幸いTさんは茂みの中に逃げていて避けられたが、危機一髪といった感じだった。
Nさんの乗り込んだ岩だったらしいがしばらく、足で抑えつけてくれていたので逃げる時間があったようだ。側で見ていた私たち女性3人は恐ろしくなり、まったく意欲を喪失してしまった。なのに、男性陣はなんて危機意識がないのだろうと思い呆れてしまった。あんなに、恐い目にあった当人はすぐに次のルートを登り出している。
 女性3人は、まだ用意をする気力も湧かずに恐怖の余韻に浸っているというのに…。基本的に男女は違う人種だとしか思えない。だから、無謀にも突っ込んで死に至るのが男性の方が多いのだろう。これは、産む性であるために種の保存本能(?)と因果関係にあるのかもしれないとふと思ったりもした。
しばらくして、ようやく落ちついて来て私たち女性陣も登り始めたが、私は著しく集中力に欠けてやる気もなくなり、ウォークドントラン5.10bにトップロープで取り付くが、気持ちが引いてしまっていたのか出だしもムーブを手間取り最後は直登するなら非常に難しいと思い、そこから投げてしまい下りてしまった。あとの人の登りを見ていて分ったのだが、このルートの最後は右に巻くようだ。
次に、みんながすでに取り付いていたマミーブル−5.10cにトライしてフラッシング出来た。これで気を良くして、少しは意欲が回復してきたのでディザイア5.12aにザイルが掛っていたので、トップロープで登らせて頂く。出だしから非常に困難。Nさんの「左のガバを取りに行って」というアドバイスも私には何のアドバイスにもならない。ガバというものはガバッと持てるからガバというのであろう。少しも引っかからず、ツルリンと指先が滑ってしまう。「何でこれがガバなんや」と私。「足を上手く使えば、ガバになる」とNさん。トップロープで張られていると進行方向へ進めない、されど緩めてもらうとムーブが起こせないというジレンマに陥り、仕方なく右側の本物のガバを見つけてぐいっと体をあげて次のムーブへインチキ登り。そのあとのムーブは少し続きレストできたが、その上はまた非常に困難。とうとう最後の核心ではお手上げで下りて来た。精も根も尽き果ててぐったりしてしまった。
しかしこれで次の意欲に繋がり、お買い得情報とイレブン入門ルートというトポの添え書きに惑わされて、マイウェイ5.11aに取り付いた。いや取り付いたつもりだった。自分の実力では11aはかなり難しいので、取り敢えずはヌンチャクを掛けに行こうと思っていた。
ところが、1ピン目を掛けたとたんにテンション。まだそのときは疲れているのだろうかと思いながら、2ピン目を掛けにホールドに手を伸ばすが、見かけよりも小さくて持てない。行けば行けそうにもないが、などと思いながらもグランドホールが恐いので愛用のチョンボ棒で掛ける。そのあともますます、ホールドが細かいというより、私の感覚ではホールドがないとしか言いようがない。
「おかしいわ! ホールドがないねん」とビレーをしてもらっているSさんに話しかける。きっと私がホールドを見ていないだけで、Sさんは何とか登れるだろうと思い、最後のピンまで何とかチョンボ棒を駆使して終了点にたどり着いた。しかし、ここの終了点にカラビナが設置されていなくて鎖が二本のみぶら下がっていて、その鎖にヌンチャクをセットしてザイルを通していたら、下から「マイウェイのルートと違うで〜、それはハードラック5.11dや!」とトポを見ながらMの声。「え〜ぇ〜〜〜!! どうりで難しすぎや!」と私。そこで回収のために、ザイルの結び直しを試みたが鎖の穴が小さいので抜けないとこまるので、カラビナを残置しようとしていたら下から「上にマイウェイの終了のカラビナがついてるよ〜」というアドバイスでもう少し登り、マイウェイの終了点を利用して回収できた。ちなみにマイウェイは、私の登ったルートの右二本目だった。この日は、お疲れのうちに消耗してしまい終了となった。
3日目は、今年の冬からの宿題の心の愛5.11bが残っていたのでワイルドボアゴージへとSさんと向かった。城山物語でアップ後に、ヌンチャク掛けに行ったが、ハング下までしか行けなかった。久しぶりのせいか下部のムーブも難しく感じられた。次のトライのために消耗しないように、ハング下で下りてきた。
2回目もやはり、ハングの大ガバに届かない。ムーブが決まらないので、しばらくおさらいをする。3回目は、回収を兼ねて登るが出だしでテンションが掛り、すでにホールドが持てない。「3日目なので疲れがたまっている」などと言いながらも回収に向かう。ハングを越えないと回収が出来ないので、テンションを掛けてから復習しておいたムーブを試してみたら、すっと大ガバに手が届いた。
やっぱり、疲れがでているときはだめだ。私の実力はこんなものだと納得した。次にまた来られるようだったら、フレッシュなうちに再チャレンジしたいと思いながら、帰路の登りを重い足取りで帰っていった。
次の6日は雨の予報なので、早朝に帰ることにしたので、これでGWの城山クライミングは終わったことになった。

 八ヶ岳/花紀行
【 題名 】 八ヶ岳・霧ヶ峰/花紀行

【 山名 】 硫黄岳(2755m)・横岳(2829m)・赤岳(28993m)
【 期間 】 2007年6月19日(火)〜6月21日(木)
【 参加 】 iku、haru
【 山域 】 八ヶ岳
【 形態 】 縦走
【 地図 】 山と高原地図32 八ヶ岳
【 資料 】 ヤマケイYAMAP「八ヶ岳」など
【 天候 】 19日曇り一時雨 20日晴れのち曇り 21日曇りのち雨
【 日程 】 6/19(火)自宅(3:20集合)八幡東IC3:50〜諏訪IC〜8:50桜平9:10〜夏沢鉱泉9:55〜11:00オウレン小屋11:45〜12:50赤岩の頭分岐(お花畑写真タイム)13:10〜13:25硫黄岳13:30〜13:45硫黄岳山荘(泊)お花畑散策

6/20(水)硫黄岳山荘6:00〜6:50横岳(周辺ツクモグサ他お花畑)7:00〜8:20赤岳展望荘8:30〜9:00赤岳(頂上小屋でコーヒー)9:30〜横岳10:55〜11:50硫黄山荘12:20〜硫黄岳12:40〜13:20夏沢峠13:40〜14:00オーレン小屋泊(TV撮影に遭遇のためここで泊まる)

6/21(木)オーレン小屋7:00〜8:10桜平8:40〜9:15縄文の湯10:15〜11:30霧ヶ峰八島ヶ原湿原散策13:30〜19:00帰宅

【 写真 】  硫黄山荘まで/赤岳ピストン/オーレン小屋から霧ヶ峰

【感想 】

梅雨の時期に横岳周辺に咲くという、まだ見たことのないツクモグサを見たいと思って行って来た。写真で見ると「ひよこ」のように産毛で被われ何とも言えない可愛い花だ。この時期には、なかなか山には行けないのだが、思い切って行って良かった。最近は、なぜか花に惹かれる。心底山の花は、可愛いと思う。美しいものに心奪われる。しかし、「美」の価値観は人それぞれ違っている。この前の、新聞の取材で「山の花が好き」と言ったら、「一番好きな花を挙げるとしたら何?」と聞かれ、「う〜ン!」と唸ったまま言葉が出なかった。今でもこの質問の答えを考えるのだが、答えられない。無理して答えるなら、「山の花、ぜ〜んぶ!」と言いたい。まるで子どもの答えのようだが、山で出会うお花達は、私には甲乙付けがたく、全て可愛く美しく感動的だ。

そんな中でも、まだ見たことがないというのは、何が何でも見てみたいという好奇心が湧いて来る。そして、ご対面の感動もひとしおとなる。今回は、ツクモグサとのご対面がそれである。未だに余韻は覚めやらず、家に来る友人にはかならず写真を見せびらかす。ツクモグサ騒ぎを周囲にまき散らしてる。迷惑な話しだろうなぁ〜。どうして山や花は、私を夢中にさせるのか…。

というようなわけで、昨年の「山と渓谷」の6月号での特集の「八ヶ岳の花紀行」を読んでから、「八ヶ岳でツクモグサを見たい」病が始まった。梅雨時というのがネックで、山での雨の嫌いな私はなかなか重い腰が上げられない。しかし一面のツクモグサの群生を見た時、「あぁ〜、来て良かった」心底から思った。

八ヶ岳は意外と近いと今回は思った。車で桜平まで5時間前後。そこからゆっくりお花を見ながら歩いても、4時間もあれば硫黄岳に着く。横岳までのお花見物だけだと、その日のうちに下山出来る。今回は硫黄山荘で1泊と最初の予定では下山して、もう一泊は蓼科山にでも登ろうかと思っていたが、思わぬハプニングで、オーレン小屋で足止めしてしまうことになってしまった。それは、TVの撮影に遭遇してしまい、一緒にオーレン小屋に宿泊したことだ。時間的にはかなり無駄なようだが、いい思い出になってよかった。この小屋は、食事もおいしくて豪華。檜のお風呂もある。馬肉のすき焼きや山菜の天ぷら、鹿肉の薫製やソーセージなどで、野口健さんと女優の赤座美代子さんと一緒に食事をしているところを撮影された。(8月18日土曜日/土曜統べシャル拠る:00〜9:00/TV東京とTV「大阪達人と行く旅」)

最初に山に行き始めた頃に比べると、山小屋は最近本当に良くなったと思う。この十年は山岳会での山行なのでテント泊をしていた。最近また山小屋を利用するようになって、十年の間にかなり綺麗になったと思う。まず布団は大きくなり(普通のサイズ)清潔である。全般にトイレもきれいになった。ほとんどが水洗で、硫黄岳はウォシュレットだ。昨年の夏の八ヶ岳の縦走のときにも泊まったが、山の上のトイレがウォシュレットというのが信じられなかったが、新築の木の香りもビックリした。山に行き始めたときに、穴に木を渡しただけのトイレがあって落ちやしないかとこわごわ乗り用を足したのがまるで嘘のようだ。それと、食事がかなり良くなっている。昔、山小屋の食事が物足りなくて、缶詰などを持って行っていたが、今では我が家の食事よりもはるかによい。お陰で下山後も順調に体重は増加していた。

下山後は、尖石遺跡にある縄文の湯に入る。ここは400円と安い。天気は崩れそうなので、蓼科山は中止して霧ヶ峰高原へ向かう。ビーナスラインのドライブは快適だった。ちょうどツツジが咲いていて綺麗だ。八島ヶ原湿原に車を停めて一周する。途中でとうとう雨が降って来た。ここは、まだお花の季節には早かったが、綺麗なところだった。尾瀬には少し負けるが、同じ湿原のせいか感じは似ている。山の帰りに時間があれば、気軽に立ち寄るのにちょうどいい。霧ヶ峰は百名山だと言うが、今回は頂が分らなかった。次回はちゃんと登ってみよう。

今年は残雪が多かったようで、ツクモグサの開花が2−3週間遅れていたらしい。お陰で他の花も一緒に見られたのはラッキーだった。残念なのはウルップソウの開花にはほんの少し早かったようでまだ蕾だった。帰ったあとに開花したようだった。他のお花に関しては、桜平までの車道では真っ赤なレンゲツツジが満開。横岳周辺のツクモグサは、いっぱい咲いていた。他にもキバナシャクナゲ、ミヤマカタバミ、シロバナエンレイソウ、チョウノスケソウ、オオヤマノエンドウ、ウラシマツツジ、コメバツガザクラ、ミネズオウ、イワヒゲ、イワウメ、ヒメイチゲ…とあげればきりがない。小屋も空いていて登山者も少なく、静かな花紀行だった。

 白馬岳/花紀行

(写真は朝日岳からのパノラマ)白馬岳から劔岳、富山湾から能登半島まで見えた

【 題名 】 白馬岳/花紀行

【 山名 】 小蓮華山(2768.9m)・白馬岳(2932.2m)・雪倉岳(2610.9m)・朝日岳(2418.3m)
【 期間 】 2007年7月23日(月)夜発〜7月26日(木)
【 参加 】 iku、haru
【 山域 】 北アルプス
【 形態 】 縦走
【 地図 】 山と高原地図3 白馬岳
【 資料 】
【 天候 】 晴れ 
【 日程 】 7/23(月)長岡京駅東口集合(18:30)京都南IC〜立山経由23:15〜

7/24(火)糸魚川IC〜蓮華温泉2:20着/仮眠6:30発〜兵馬ノ平7:00〜白高地沢出合9:40〜花園三角点11:30〜千代の吹上15:00〜朝日岳16:12-16:40〜朝日小屋17:24泊

7/25(水)朝日小屋6:00〜雪倉岳10:46〜三国境〜白馬岳15:24〜白馬山荘15:45泊 

7/26(木) 白馬山荘6:40〜白馬岳7:00〜三国境〜小蓮華〜白馬大池9:00-10:35〜天狗の庭11:34-11:45〜蓮華温泉13:16-14:30〜〜越後いといがわ木地屋の里(蕎麦を食べる)15:20-16:10〜長岡経由帰宅00:10

帰りの北陸自動車道で武生-敦賀間が濃霧のため通行止め。下道でも渋滞。予定より2時間遅くなる。

蓮華温泉の野天風呂は雨で入浴出来ず、内風呂入浴で帰宅(800円)

【 写真 】  白馬岳花紀行1 / 白馬岳花紀行2 / 白馬岳花紀行3

 

【感想 】

関西は梅雨明したというので、もう天気は大丈夫だろうと思い、23日の夜から蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳のルートをお花を楽しみに登って来た。初日の朝日小屋までは真夏日の暑い中、少々暑さにウンザリしながらもお花を楽しみながら登ったのだが、残りの雪倉岳・白馬岳は雨と風の中だった。蓮華温泉に帰るまで雨は止まず、靴の中までびしょ濡れの山行きとなった。しかし、けっこうお花は充実していて、おおいに楽しめた。白馬岳への登山道では、ライチョウのパーティーも何組も見た。一度にこんなにたくさんいるのに遭遇したのは初めてのことで嬉しかった。
白馬岳へは雪渓からの渡り鳥のような登山者の写真や、1000人以上も泊まれるという山小屋が2つもあるという規模を想像して、お花には魅力を感じてはいたが、なかなか足が向かなかった。
白馬山荘では、雨と強風にもめげず人、人、人、…。この人出を思って、大雪渓ルートを取らなかったのは正解だった。お陰で今回のルートは白馬山荘まで静かな山旅を満喫出来た。
今回最初は、白馬から朝日岳のつもりでいたが、朝日小屋宿泊の予約電話を入れたら予定日が中学生の団体が入ってるというので、反対から登るルートに急遽変更した。
最初からどちら回りが楽なのかと地図とにらめっこしていたのだが、結果としては大差はないように思う。しかし、蓮華温泉から兵馬の平にいったん140m程下り朝日岳までの1050m程の登りとまた朝日小屋までの268mの下りはけっこう時間が掛り疲れた。
しかし反対の白馬御池からのルートだと一気に1500メートルを登らなくてはならない。いったい、どちらが楽なのだろうか。
この周遊ルートは、車が使えるのが最大のメリットだが、やはりきついルートだと思った。
山はしんどさに比例して、感動もまた与えてくれる。雨の中の歩きで視界は目の前でも無いくらいだったが、雪倉岳から白馬岳の稜線歩きもけっこう楽しかった。沢山あったウルップソウがもうすでに散ってしまっていて、かじったあとのトウモロコシのような姿になっていてがっかりしていたところ、まだ蕾を残したまま咲いてる花を稜線上でひと株見つけたときにはとても嬉しかった。思わず、濡れた地面に這いつくばってカメラを向けた。
雨で憂鬱な気分だったのが、それだけで気分一新「雨もまた楽し」になってしまう。何という単純な人なんだと、我ながらまた呆れてしまった。
花満喫のこのルート、しんどいけれども魅力的なルートだった。晴天の中、もう一度稜線歩きをしてみたいと思う。

 御嶽山/花紀行

五の池小屋の近くのコマクサの群生

【 題名 】 御嶽山/花紀行

白いチシマギキョウ

ハクサンイチゲと継子岳

【 山名 】 小継子岳(2859m)摩利支天山(2959m)剣ヶ峰(3067m))
【 期間 】 2007年8月9日(木)〜8月11日(土)
【 参加 】 iku、kumi
【 山域 】 御嶽山
【 形態 】 ハイキング
【 地図 】 山と高原地図39御嶽山
【 資料 】
【 天候 】 晴れ 
【 日程 】 8/9(木)自宅5:30⇒旅館御岳10:30⇒濁河登山口11:20⇒五の池小屋15:20-16:00⇒継子岳(2859m)16:40⇒継子2峰17:00⇒四の池17:25⇒五の池小屋17:55泊

8/10(金)五の池小屋6:20⇒摩利支天7:15⇒サイノ河原8:00⇒二の池小屋8:20⇒剣ケ峰頂上(3067m)9:00-9:45⇒お鉢巡り⇒サイノ河原10:48-11:00⇒五の池小屋11:40-12:30⇒お助け水13:27-13:40⇒濁河登山口15:25⇒旅館御岳16:00泊

8/11(土)旅館御岳9:30⇒帰宅17:30 

【 写真 】  御嶽山/花紀行1 / 御嶽山/花紀行2 / 剣ケ峰からの展望

【感想 】

昨年の秋に紅葉を見に、御岳ロープウエイを使って御嶽山に登った。その時は母を開田高原の温泉に置いての登山だった。その時から、四の池の周辺のお花を夏に見たいと思っていた。母の動けるうち、出来るだけ連れて行ってあげたいと思ってるが、年々登山口に置いて山に登るのは不安になる。今回は、母屋の叔母91歳と母85歳の二人を濁河温泉に置いて、母屋の嫁Kさんと登って来た。この二人だと、置いておいても少し安心だ。

昨年の御岳ロープウェイを利用して五の池小屋も良かったが、今回の濁河温泉からの登りはけっこうきつかったが良かった。

行くときにはナビの指示どおりで、東海自動車道飛騨清見から高山経由で行ったのだが、5時間と時間的には早く着いた。しかし、かなりの悪路だった。帰りは鈴蘭高原から小坂へ抜ける道を帰ったのだが、山道とは思えない良い道だった。御嶽山を眺めながら深い飛騨の山並みをドライブしながら走れる、快適な道路だった。しかし、だいぶ遠回りになるようだ。

私は、一度いったので剣ケ峰には興味がなく、一途に五の池から継子岳、四の池への周遊ルートのお花に期待していたが、結果は期待以上だった。最初の計画では、一日目に五の池小屋までで、次の日一日で継子からの周遊と剣ケ峰を予定していたが、それだとちょっと急がないと下りられなくなる可能性が出て来る。

結果としては、初日の五の池小屋までの登りが少し早く着き、おでんとビールで少し休んでいたら元気が出て来たので、往復で1時間程で継子岳に行けるから行こうかということになった。継子岳までいったら夕食の6時まで帰れるか分らないが、頂上にいた人に小屋へ遅れるかも知れないと伝言を頼んでその日のうちに継子岳から四の池へ回るコースを行くことにした。

お陰で、次の日も時間的に余裕ができ昼前には五の池小屋に戻れて、濁河温泉まで下山して旅館御岳で母達と一緒に泊まることも出来た。濁河温泉は標高1800mにあり、山奥なのにこの旅館御岳は大きく綺麗で食事も美味しかった。50メートル峡谷へ階段を下りると、混浴だが露天風呂がある。

旅館御岳HP  http://www.okuhi.jp/ryokan-ontake/index.html

旅館御岳渓谷露天風呂 http://www.okuhi.jp/ryokan-ontake/onsen/onsen03.html

この濁河温泉からの登山道は、苔むした原生林の中を進む。途中でカニコウモリがたくさんあり、昨年の八ヶ岳の北横岳で初めて見たハリブキがここでは実を付けていた。やはりいくら考えても表も裏も針が突き出たこの葉っぱは、何のための針なのかがよくわからなかった。他にも赤い実を付けたタケシマラン、イチヤクソウ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、カラマツソウ、コバイケイソウ、アキノキリンソウなどがあった。樹林帯を過ぎるとシラタマノキ、コケモモ、シャクナゲ、オンタデ、オオヒョウタンボクなど見られた。

御嶽山の高山植物の目玉は、何といっても飛騨頂上近くのコマクサの群生だろう。昨年見た八ヶ岳や燕のコマクサより密度があって、斜面がピンクに染まっていた。これだけでも素晴らしいのだが、継子岳から継子2峰への間の登山道も高山植物の宝庫だった。コマクサ、イワツメグサ、チシマギキョウ、ミヤマダイコンソウなどが咲き乱れていた。なかでもびっくりしたのは、白いチシマギキョウに出会ったことだ。これは、長い間山に行っているが、初めて見た。

四の池は日当りが良いようで、もうお花の盛りは終えていたらしく、かなり期待していただけに残念だった。

しかし、三の池の回りを五の池に向かう途中は、ミヤマダイコンソウ、ツマトリソウ、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、コイワカガミ、ミヤマダイコンソウ、チシマギキョウ、チングルマなどが咲いていた。とくにアオノツガザクラはあんなにたくさん咲いているのは凄いと思った。そうそう、オオヒョウタンボクも初めて見た花で、何といえない可愛い。

五の池の回りもお花が咲き乱れていた。しかし池は秋に比べたら水が少なかった。

昨年の秋はほとんど視界が無かったのだが、今回は晴天に恵まれて展望も良かった。御嶽山は、一から五の池まで池が5個ある。その全貌も今回、晴天のお陰で明らかになった。

一の池は剣ケ峰の頂上からお鉢巡りコースがぐるりと取り囲んだ池で、水は無く枯れているように見えた。

二の池は一の池の下にあり、剣ケ峰の頂上からも下に見えたエメラルドグリーンの美しい池である。対岸の正面に雪渓が残っている。

三の池は水がある池では一番大きな池で五の池小屋から下に見える、深いコバルトブルーの池だ。

四の池は五の池から継子岳の登山道の下にある。池という名前が付いているが、上から見たら数本の川筋が見える。継子2峰から下ると小川が流れていて幻の滝となって落ちているのだが、滝は見えない。小川のある眺めは山の上にいるというよりは、田舎の風景を見るのような懐かしい感じがする。

最後の五の池は飛騨頂上の下にあり、五の池小屋は傍にある。今回は水も少なく、小さく見え可愛い感じがした。回りには、お花がたくさん咲いていた。

この池を配した御嶽山の風景は、どこをトリミングしてもとても美しい。特に摩利支天の分岐からは三の池、五の池の後ろに継子岳のなだらかな山容がとても綺麗だと思う。

秋の紅葉も素晴らしかったが、お花の御嶽山もとても良かった。五の池小屋でビデオを見て、今度は残雪のころに御嶽山に登ってみたくなった。

 第12回目 小川山リゾートクライミングツアー
【 題名 】 第12回目 小川山クライミングツアー

Love or Nothin5.10a☆☆☆

【 山名 】
【 期間 】 2007年8月21日(火)〜6月24日(木)
【 参加 】 iku、T、M
【 山域 】 奥秩父
【 形態 】 フリークライミング
【 地図 】
【 資料 】 ROCKA&SNOW036
【 天候 】 21日/晴れ 22日/晴れ夜から雨 23日/朝は雨午後から晴れ 24日/晴れ
【 日程 】 21日は弟岩(春の雨上がり5.9FL/下積み生活5.10bFL/もうじきバカボン5.10dFL)。

22日はROCKA&SNOW036に発表されていたストリームサイドエリアへ(ブリジッド5.9+FL/マリリン5.9FL/Love or Nothin5.10a☆☆☆FL/ピットタッチ5.10c☆☆☆FL/マレーネ5.10b☆OS)。

23日は午前中雨、2時頃から小川山レイバック5.9TRで3回目のトライ)。

24日は朝から帰路につく。

【 写真 】  

《ブログ転載》

2007/8/25「小川山でリゾートクライミング」  クライミング
小川山で涼しく過ごして来たあとだけに、帰ってからの猛暑が応える。21日から24日の小川山は、やはり寂しい程閑散としていた。それでも日曜から来ていたNさんによると、テントが張れないほど混雑していたと言っていたのでやはり平日だということでこんなにも空いていたのだろう。
今回の小川山は、この暑さから脱出することが第一目的でもあったので、クライミングはまだ行っていないエリアに行こうということになり、初日の弟岩と次の日のストリームサイドエリアで10台中心に登って来た。
ストリームサイドエリアはROCK&SNOWの36号にルートが紹介されていて、Mが行きたいというので22日はそこにした。ここで登った☆☆☆の5.10aのLove or Nothinは、クラックとフレークのガバを使いながら18メートルの垂壁を直上する、今回で一番印象に残った良いルートだった。
この日の夜は、日曜日から来られていたNさんとAさんをご招待してバーベキュー。今回は家族だけで,少し寂しかったがお陰さまで楽しいひとときを過ごせた。肉が焼き上がり出した頃に、雨が降って来た。タープを張り直して雨の中でも快適だった。廻り目平キャンプ場は、こんな過ごし方が出来るのも嬉しい。
今回はリゾートクライミングと名付けたが,クライミング意欲を喪失してる私は正にリゾート感覚だった。モチベーションが低下している私にとっては、今回はもう一度意欲を取り戻す手がかりにはなったと思う。
しかし、登れそうなところばかりをこうも選んで登っていると、やはり充実感は欠ける。「ヤッター!」という達成感を味わえないクライミングは、「ワサビの抜けた寿司」のようで物足りない感も拭えない。
23日は朝から雨だったので、のんびりと過ごしていた。12時過ぎ雨が上がったとTに起こされ、小川山レイバックに向かう。このルートは私は昨年TRで登っているが、Tはクライミングを始めた10年近く前に、何も分らないまま一度取り付いたきりだったので、今回ぜひ登りたいということだった。
私は、どうもクラックルートの苦手意識が強くまた恐い。レイバックに力が入り、プロテクションを取りながら登るのも「もしも落ちたら抜けてしまうのでは…」という不安とで未だにリードをする勇気が出ない。
しかし、この小川山レイバックは私にとっても思い出深いルートである。山岳会に入会して間もなくの1998年に、やはり初めて小川山にクライミング行っている。この時の初日は、父岩の小川山ストーリー5.9をみんなでTRで登って遊んで,次の日に小川山レイバックを登りに行った。私はTRで取り付いたのだが、一歩も登ることが出来なかった。そのときに居られたガイドの方がそんな私をみていて、手取り足取り教えてくれたが、何度試みても重いお尻は上がらず離陸出来なかった苦い思い出である。それからみたら、TRながらもテンションを入れずに登れるということは、ささやかながらも継続の力が出ているということだろう。
この最初のときから、昨年に続いて今回で3回取り付いたことになる。もともとクラック志向の無い私なのだが、どうしてこんな造形が自然に出来るのだろうかと不思議に思い、また美しいと思った。このときからもう10年、12回目の小川山だった。誰もいない小川山レイバックを改めてつくづく眺めていた。
(1998年のことは、「いくさんのお部屋/山行報告」書いている。)
24日は、Mが調子を崩していたためにクライミングを中止し、テントを撤収して9時半頃帰路についた。帰りには、いつものお店で高原野菜と果物を仕入れ、「スパティオ小淵沢/延命の湯」に入り、となりの道の駅に寄った。
そのあとMが行ってみたいというので、「八ヶ岳リゾートアウトレットモール」に立ち寄った。こんな山のなかに、都会並みのショッピングモールがあるのには驚いた。
最後にNHK大河ドラマの「風林火山館」にも寄って帰って来た。久しぶりに観光してみたが、ここだけわざわざ行くということはこれからも無いだろうが、たまにはこういうところに立ち寄るのも良いものだと思えた。
リゾートクライミングを堪能して、クライミング10年の節目を迎え、また新たにクライミング意欲が湧いてきそうに思えた。
  

 涸沢/穂高/紅葉の山旅
【 題名 】 涸沢/穂高/紅葉の山旅

【 山名 】 北穂高岳(3106M)/涸沢岳(3110M)
【 期間 】 2007年10月10日夜(水)〜10月13日(土)
【 参加 】 iku、haru
【 山域 】 北アルプス
【 形態 】 縦走
【 地図 】 山と高原地図38 上高地
【 資料 】 涸沢ヒュッテHP
【 天候 】 11日曇り/晴れ 12日晴れ 13日晴れ
【 日程 】 10/10(水)集合:長岡京市駅7:00

10/11(木)平湯温泉00:00(仮眠)〜5:00起床6:30〜上高地7:30〜涸沢15:00泊

10/12(金)涸沢7:00〜穂高山荘9:00-9:30〜涸沢岳10:00〜北穂高岳12:45-13:20〜涸沢16:10

10/13(土)涸沢8:00〜徳沢園(昼食)12:15-13:10-上高地15:00〜平湯温泉入浴/夕食〜自宅23:00

【 写真 】  涸沢・穂高の紅葉No.1/涸沢・穂高の紅葉No.2

【感想 】

涸沢の紅葉は日本一美しいかったというと、「みなみらんぼうが涸沢の紅葉は世界一だ、とラジオで行っていたよ」と友人が私に言う。

1998年に一度、下ごしらえをしたおでんを持って登った。しかしその時は、外れだった。それ以来、もう一度紅葉を見に行きたいという思い夏が終わり出すとくすぶり出す。

今年の夏は暖冬続きで、こんなときは急に冷えると紅葉が美しいというのを聞いたことがあり、涸沢ヒュッテのHPに公開されている写真をチェックしていた。とうとう、10月10日に例年より遅れて「紅葉まっさかり」という文字が、表紙に点滅した。これはチャンス到来と早速出かけた次第である。

やはり、大当たりの年だった。やっと、世界一の紅葉?にめぐり会えたと思えた。久しぶりのテント泊に少し自信はなかったが、食料を粗食にして軽量化をはかった。しかし、本谷橋を過ぎて少しずつ色付きも増してきて、すっかりザックの重さは忘れてしまっていた。食料の不足分は涸沢のおでんと紅葉が満たしてくれた。最後の仕上げは、飛騨牛の焼き肉定食。満足、満腹の紅葉山行となった。

 大山/蒜山/紅葉の山旅
【 題名 】 大山/蒜山/紅葉の山旅

【 山名 】 弥山(1709.4M)/中蒜山(1123.3m)・上蒜山(1199.7m)
【 期間 】 2007年10月29日夜(月)〜10月34日(水)
【 参加 】 iku、K、S
【 山域 】 大山・蒜山高原
【 形態 】 ハイキング
【 地図 】 山と高原地図38 上高地
【 資料 】 涸沢ヒュッテHP
【 天候 】 11日曇り/晴れ 12日晴れ 13日晴れ
【 日程 】 10/10(水)集合:長岡京市駅7:00

10/11(木)平湯温泉00:00(仮眠)〜5:00起床6:30〜上高地7:30〜涸沢15:00泊

10/12(金)涸沢7:00〜穂高山荘9:00-9:30〜涸沢岳10:00〜北穂高岳12:45-13:20〜涸沢16:10

10/13(土)涸沢8:00〜徳沢園(昼食)12:15-13:10-上高地15:00〜平湯温泉入浴/夕食〜自宅23:00

【 写真 】  涸沢・穂高の紅葉No.1/涸沢・穂高の紅葉No.2