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いきゴミさんは 何より新鮮な 活きのいいゴミでないとできません。 
 地域の人と行き来を重ねて 心意気を息長く保って 
生き生きと 粋な生き方で行きましょう。 


段ボール箱に腐葉土と米ぬかをあわせた床を作り、生ゴミを埋めていくだけの簡単生ごみ処理方法です。
電気も使いません。安くて環境に負担がかかりません。


準備するもの

●ダンボ−ル箱(しっかりしたみかん箱等が最適)
●ふたを立てて、布テープで固定する。(深さが40Cm程度ほしい)

●腐葉土(20L位1袋)
        



●米ぬか3Kgほど(レジ袋1杯)
(写真は2.8Kg)

●新聞紙2日分
●移植ゴテ
●温度計(100度まで)
●布テープ)
床の作り方
新聞紙を箱の大きさに合わせて折り、底に敷く
腐葉土を半分位入れて、平らにならす
米ぬかを1Kg位入れて、腐葉土とよく混ぜ合わせる
腐葉土の残りと、米ぬか1Kgくらいをその上に入れて、よくかき混ぜる。 寒い季節には、床に入れる米ぬかを全体で3Kg位にしてください。
ダンボール箱の下からも水分や熱の発散がしやすいように、ビールケースや、木材などの上におく。
ダンボール箱にふたはしません。
箱の周囲も壁から少し離して置きます。
木製のすのこは隙間が少ないので床が湿って腐敗の元になります。


床の出来上がり。
温度計をさして温度が上がるのを待ちます。
1日〜3日くらいで50℃くらいになる。
夏は発酵が早いが、厳寒期でも屋外で充分です。
床の中は季節を問わず50℃になります。
生ごみ投入1回目
台所では生ごみが出たらすぐにボールに入れてぬかをまぶして溜めておきます。
生ごみは新鮮なうちにぬかにまぶすと腐敗しないで保存が出来ます。
今日の生ごみは西瓜と麦茶の麦卵の殻でした。
ぬかは、黄な粉もち状態がベストです。
床の温度が50℃位になったら、箱の中央に穴を掘ってぬかにまぶした生ごみを埋めます。 第一回目は1Kg位、2回目からは500g位〜1Kg位が適量です。
生ごみは全体に混ぜないで中央にかためて埋めます。
温度計をさして、完了。 生ごみは好気性の菌で発酵します。
一日に数回生ごみを埋めた上から移植ゴテでザクザクつつき空気を入れます。
ごみの埋まっていないところは、よくかき混ぜてぬかの塊が出来ないようにする。
生ごみ投入2回目
1回目の発酵が順調に進んでいるようなら、2回目の投入をします。
1回目に埋めたところを避けて隅のほうに穴を掘り、ぬかにまぶした生ごみを埋める。
毎日、500g出ない時は2日くらい(ぬかをまぶしながら)溜めてから埋めます。
生ゴミ投入3回目以降
2回目の隣の隅に穴を掘り3回目の生ごみを埋める。
一周したら2回目に埋めたところに戻りぐるぐる回る。
温度が50〜60℃に上がり順調に発酵が続くと3〜4日で生ごみは土と同じ色になります。
毎日朝晩愛情を込めてお世話をすると生ごみはどんどん「生ごみ堆肥」に変わっていきます。
毎日埋めても数ヶ月、箱からあふれるような事はありません
生ごみはほとんど水分ですから。
生ゴミ堆肥の完成
半年位投入を続けたもの。
1ヶ月ほど休ませて、植木や畑に使用できます。
長く続けるほど、肥料分が濃くなるので土とよく混ぜるなど使い方に注意が必要です。
我が家は、魚のあらや内臓も入れています。
魚の頭は小さく切って、わたなどはつぶしてぬかとしっかり混ぜ合わせること。
腐らないうちにぬかをまぶして、早めに埋めます。
収穫後の鉢土の改善に
夏野菜の収穫が終わりました。使用済みの鉢の土と腐葉土を半々くらいにしてぬかをしっかり混ぜ込んだ新しい床を作りました。1日で50℃以上になっています。しばらく生ごみを埋めて生ゴミ堆肥を作っていきます。
2〜3ヶ月すると古い土も元気に甦って新しい植物を育ててくれることでしょう。
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