百姓くらぶ      21年度の田より


★☆★☆★ 20年12月21日の田より 081221★☆★☆★
                          
 暖かい日が続き、師走とは思えません。日差しを浴びながら畑仕事は「しあわせ!」満足な野菜がなくても、今年は田んぼにレンゲがびっしりと育っています。ここに来た17年前、畑の野菜はないので毎日のようにレンゲを食べていました。鹿に食べられる前に、存分に味わおうと思っています。

 鹿の被害は昨年に比べ、随分ましです。お陰で、大豆も適期に収穫できました。青大豆は旦那が、少しずつ脱粒作業をしています。昨冬の皆さんの作業は今年はありませんのでご安心を。ただ、分別はお願いします。もち大豆、黒大豆、黒小粒大豆は小量なので、私の担当。サラダや煮豆、ご飯に炊き込み食べましょう。

 わが家の横の道路を拡張するようで、地主さんの交渉の結果、道路の北側(ガレージ側)に広がります。1~2年先だとは思いますが、ガレージが取り壊され、山畑がなくなるようです。私たちは借りているだけなので、ガレージの中身をどこに引っ越すかが来年の大仕事になりそうです。

★☆★☆★ 12月30日の活動予定 ★☆★☆★


 12月30日(火) 9時~都合のいい時間でかまいません。ただ、参加時間帯を申し出てください。

 作業メニュー:餅つき 持ち帰る自宅用はできる限り自分たちで搗いて下さい。
 昼食メニュー:つきたて餅(大根おろし、納豆、黄粉は用意します)、色餅(ヨモギ、桜エビ、黒豆、ゴマ、黒米、アワ)
          猪汁(大屋でとれた猪肉を入手しましたので、トン汁の豚肉の代わりに入れます)

 田植え・稲刈り作業に参加された家族は一臼プレゼント。また、一臼(2kgぐらい)¥1000の実費負担で当日持ち帰り可能です。準備の都合がありますので早めに申し込みください。もち米、こんにゃく、みそ、高菜漬けなども販売できますので、予約下さい。

 また、1月活動は18日にみそ造りを予定。麹発注のため、1月5日までにお申し込みください(先着6組)。詳しくは1月の田よりでお知らせします。以後2月15日、3月8日にみそづくりとこんにゃくの加工などの予定です。

★☆★☆★ 12月6日の活動報告 ★☆★☆★


 前日の雨もすっかりあがり太陽が顔を出してくれました。しかし、風の冷たいこと。この時期としては例年並みとはいえ、暖かい日が続いていたので、手がかじかみます。

 参加者は31人、立ち寄った人もあり、大変なにぎわいでした。途中道に迷った人も多数、藁の準備をしながらだんだん人数が増えてきました。今年は七五三とめがねに挑戦。例年参加される方が2/3なので、初めての方も先輩に習い、形になっていきます。熱心な参加者は「お昼ですよ~」の声がかかるまで、休憩もなく黙々としめなわづくりを続けました。
  

 16回も講師を続けていただいている市位さん。直前に奥さまが入院され、心配しましたが「こら!そこの、違うやろうが!わしのゆうた通りせえよ」の元気な声を今年も聞くことができました。参加者ともすっかり顔なじみです。

 途中の人も昼食の猪汁を獲得するため腰を上げました。大屋産?の猪肉に大根、里芋、こんにゃく、ねぎなどたっぷり具もあり、あっという間に鍋の底が見えました。もちろん、こんにゃくの刺身、漬物、納豆など自家製の物も並び、参加者は2番目の目的を無事達成。

 午後からは予定の数のしめなわを作る人、先輩に教わりながら完成させる人、ミニ門松の材料を取りに行く人などそれぞれの時間を過ごし、大切な正月準備をひとつ終えることができました。我が家もたくさんの人で片付けたので、見違えるようにきれいになり、家周りの大掃除も終了しました。






                                                                                                        


                                                                                                                                                                                                                     

農的な暮らしを始める前にこんなところがあればいいのにと考えていました。
「農業をするわけじゃないけど体験できるところがないかなぁ。」

ここに住んでみて農に関わりのない人にその楽しさを伝えたいと思いました。
周りの自然の豊かさを独り占めするにはもったいない、仲間と一緒に味わいたい。
今まで受け継がれてきた田舎の暮らしの知恵を学び、伝えていきたい。

色んな思いから百姓くらぶをしています。
もう10年ほどになりますが、名前、活動場所、メンバーも入れ替わりましたが細々続いています。
でもこの細々が長続きしている秘訣でもあるようです。


わが家の田畑で自然体験、自給自足体験

毎月1回 日曜日(私の都合により決めます)
会費:年1000円(一家族) 他に食事などの実費
資格:私のいい加減さが気にならない人

例年は
1月 味噌作り+薪割+焚き火パーティー
2月 味噌作り
3月 野草料理・畑の準備
4月 野草料理・畑の準備
5月 こんにゃくの定植他畑の準備 (
6月 田植え ジャガイモ収穫
7月 田の除草 大豆の定植、草取り
8月 そうめん流し、草取り
9月 稲刈り、秋の味覚体験
10月 稲刈り、こんにゃくの収穫、
11月 秋冬野菜の管理
12月初旬 しめなわづくり
12月30日 餅つき









★☆★☆★ 20年12月の田より 081122★☆★☆★
                          
 黄葉が始りだしたばかりだったのに、20日朝、例年より早い寒波で銀杏がいっきに落葉。黄緑色の銀杏の葉の絨毯は初めて。他にもさつまいも、里芋、トマト、シシトウの葉や茎が霜で枯れ、畑も冬の姿になりました。

 寒波の前日にシシトウや青いトマトなど収穫しました。青いトマトは炒め物やカレーやシチュー用に火を入れ冷凍にすればいいのですが、冷凍庫が満杯なのです。と言うのも、こんにゃく芋をおいしいうちに蒸して冷凍に。40キロ近い在庫状況です。こんなに頑張っているのに、鬼の角のような芽の出たこんにゃく芋はまだまだこの2~3倍はありそう。これを来年花咲かせる訳にはいきません。今年は咲かせてしまいましたが・・

 そこで、こんにゃくづくり講習会なるものを企画しました。こんにゃく作りのできるメンバーさん、これと同じ要領でお近くで講習会をしてみませんか。どんどんこんにゃく芋を使ってください。

 また、講習会のために、こんにゃくのことを勉強しましたので、その成果?を1~3月に色々やってみましょう。

★☆★☆★ 12月の活動予定 ★☆★☆★


 12月6日(土) 9時30分~

 しめなわづくり 


 12月30日(火)9時ぐらいから始めますが、都合のいい時間でかまいません。ただ、参加時間帯を申し出てください。
 作業メニュー:餅つき 持ち帰る自宅用はできる限り自分たちで搗いて下さい。
 昼食?メニュー:つきたて餅(大根おろし、納豆、黄粉は用意します)、色餅(ヨモギ、桜エビ、黒豆、ゴマ、黒米)、トン汁

 田植え・稲刈り作業に参加された家族は一臼プレゼント。また、一臼(2kgぐらい)¥1000の実費負担で当日持ち帰り可能です。準備の都合がありますので早めに申し込みください。もち米、こんにゃく、みそ、高菜漬けなども販売できます。

★☆★☆★ 11月9日の活動報告 ★☆★☆★


 空模様が気にかかりますが、紅葉シーズン。美しい山々を眺めながらの我が家に到着した参加者の中には初めての母娘も。新人には先輩が色々面倒を見てくれますが、「え~知らなかったの~」と言いながら、実は数か月前は同じことを言われていた先輩たち。

 こんにゃく芋の収穫後、昼食用の青大豆(枝豆)や落花生、里芋の収穫。銀杏は川で果肉を洗い流し、七厘で時間をかけ炒る。N君は今回見事な入り加減で「銀杏入りの免許皆伝」。シシトウの葉は茎から摘み取りさっと甘がらく炒め煮。サツマイモと鮭のアラ入り味噌汁。新芋のこんにゃくは最高!「食べたい人が次は切って」を素直なUさんは早速モクモクとこんにゃく切り。新米と古米の食べ比べ、ゆでただけ、蒸しただけのシンプルな調理で充分味わいがあり、やっぱりおなかいっぱい。

 午後は納豆講習会のモニターになってもらい、6人にこんにゃく作りの講習。待ち時間の間に青大豆の収穫、はざ掛け、シシトウの葉の収穫、などバタバタと有意義に時間は過ぎました。



★☆★☆★ 20年11月の田より 081027★☆★☆★

 銀杏が落ち、横を流れる川底にも黄色い実がたくさん沈んでいます。柿は少なく、干し柿にできそうにありません。今年の大豆は少しだけ鹿に食べられましたが、畑で葉を落とすことができそうです。と言うのも、近くでソバを作っていて、鹿はその味をしめたのでしょう。喜んでいい状況ではないのですが、うちの畑は助かっています。

 高菜は種の保存がうまくいかず、代々作り続けたものは来年の種用にし、購入した種をまきました。どう違うのか比べるのもいい経験です。

 大仕事のこんにゃく芋は、加工用だけでも100kgありそうです。裏の畑分は二人で掘り上げました。山畑のも茎がほとんど倒れ、土の状態がいい時収穫をしていきます。新芋はやっぱり味が違います!

★☆★☆★ 11月の活動予定 ★☆★☆★


 11月9日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:残ったこんにゃく芋の収穫、芋洗い、加工。里芋収穫、タマネギ畑の準備。
 昼食メニュー:古米、新米。サツマイモ、里芋、ジャガイモ、こんにゃく4種の芋の料理。黒豆の枝豆。

 古米は残っていますが、味噌用の麹に当てます。でもどの程度違うか食べ比べてみましょう。芋が4種もそろうのもこの時期だけのような。帰りの車中はプープーにぎやかだと思います。覚悟してください(実は我が家でも)。

★☆★☆★ 10月12日の活動報告 ★☆★☆★


 我が家までの道中、秋祭りの布団太鼓や子ども神輿を見ながら到着した参加者は2人。その直前、旦那が気を利かせたつもりで先にバインダーで稲刈りをはじめ、夫婦げんか。「大きく刈りやすい所をバインダーで刈って」「どうせ今日の人数じゃ刈りきれんやろ」田車押しも、草取りもちっともしない旦那が最後のいいところを勝手に刈ったのはちょっと許せませんでした。

 (田の草取りは朝晩の涼しい時ではブト(ブユ)が体の周りを飛び回りうるさくてかないません。それより飛ばない日中の方が草取りはしやすく(田んぼの中は畑と比べると意外に暑くない)、ブトに数か所刺されたら草取りをやめることにしていました。その間旦那は涼しい母屋で昼寝でした。)以上ぐちでした。

 この夫婦げんかを食わず、おいしいものだけを食べわける技がないと、百姓くらぶの資格はありません。見事、抜き打ちテストに合格したお二人はおいしい新米をおなかいっぱい食べることができました。「ご飯だけでも十分」に、2羽しかいないニワとりの卵かけ。栗とムカゴご飯も用意。取りたての枝豆、シシトウ炒め、新ショウガの佃煮、ツキこんにゃくのきんぴら風、大根おろしとちりめん、ミニトマト、サツマイモの味噌汁、デザートに栗の渋皮煮。4人でゆっくり、箸と口のおもむくまま・・やっぱりしばらく動けませんでした。

 問題の稲刈りは、4人の力とバインダーも再度登場し、無事刈り終えました。その後サツマイモ掘り(ネズミの食害でさんざん)、里芋(少し早い)、枝豆(食べ頃)、シシトウやミニトマトも収穫し家族への土産もありました。

 今年のしめなわ用のわらと、餅つき用のもち米、無事確保できましたので、年末をお楽しみに!




★☆★☆★ 20年10月の田より 080907★☆★☆★

 実りの秋を毎日味わっています。中でも栗はとても毎日食べきれるものではないので、渋皮煮、栗きんとん、栗ペースト・・・栗の皮むきを今年は旦那も協力してくれ、色んな加工品に挑戦。残念ながら味わっていただくほどではありませんが。

 ところで食べきれないと言えば、今年のこんにゃくはいくらダイエットを目指すべき私としても、食べきれません。かと言って3~4年もかけて栽培したこんにゃく芋を二束三文で売る気にもならず。今年はこんにゃく加工業者にでもなって・・と大阪の道具屋筋でどんなものがあるか見てきました。ミキサーは随分進化したものが出ていますね。「こんにゃくつき」なるものが販売されていたので、思わず購入しました。その他の道具類は今のもので十分使えそうでした。問題はやはり同じ品質につくることでしょう。

 店内で商品を見ている人は、それぞれ目的を持ち、真剣なまなざしで道具類を選んでいて、普段量販店などですれ違う人たちとは違うエネルギッシュな人たち。久しぶりの街でいい刺激を受けました。

 毎年こんなに豊かだったかしらと考えれば、その訳はいくつかありますが、一番は鹿の被害がこの秋はまだないのです。川向うの田んぼで今年はソバを栽培し周囲をネットで囲っていて、このおかげでしょう。鹿の姿はすぐ横で見かけます。彼らは今までの進入路を断たれただけで、新しいルートを開拓すれば・・賢い鹿がいないことを願います。

★☆★☆★ 10月の活動予定 ★☆★☆★


 10月12日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:稲刈り(もち米)、サツマイモ、枝豆収穫、夏野菜の片付けなど
 昼食メニュー:新米食べ放題(の予定)、枝豆、里芋、大根や白菜の間引き菜、新生姜の佃煮など

 町内はお祭り気分。道中布団太鼓などに出会うかもしれませんね。この日の夜にはうちの集落は神社で武者行列が行われます。秋の収穫を神様に報告し収穫の喜びを祝うことが秋祭りの起源。この日の喜びは百姓をしていないと実感ないかもしれませんね。

 もち米は3畝ほどなので、数人いれば午前中にも刈り終わるでしょう。午後は芋などの収穫をし、秋祭りの気分を味わいましょう。天気が良いことを祈っていますが、雨の場合は稲刈りができません(こんにゃく加工でもしましょう)。
 

★☆★☆★ 9月21日の活動報告 ★☆★☆★


 台風はうまくそれたけど、朝は警報が出るくらいの大雨。雨が上がり後、午後からでも稲刈りができればと、田んぼに溝をきり水抜きを。参加者が到着するころには、あら不思議お日さまが射し始め・・やっぱり日ごろの行いがいい。

 台風でもなんでも参加する豊中組のため、数日前から野菜を収穫し、食べきれないほどの野菜を用意。ちょうど青紫蘇の実が取り頃。栗も少し楽しめる程度に落ちていて、汗だくになりながらサツマイモを少し早めに収穫。これは残念ながらネズミにかじられていたり、まだ芋も小さかった。

 昼食の準備は材料が多いので大忙し。でも今しかない豪華な組み合わせ。ハナオクラだけのサラダ、シシトウ炒め、モロッコいんげんとかぼちゃの炒め煮、ツルムラサキのおひたし、きゅうりのからし漬け、焼きナス、ミニトマト(山盛り)、サツマイモのつるの炒め煮、紫蘇の実の醤油漬け、栗とムカゴ入りご飯、さんまの塩焼き・・  残してももったいないと、がんばって食べたのでしばらくは動けませんでした。

 残念ながら昼食のころからまた雨が降り出し、刈り取っていた紫蘇から実を採る作業をしたり、恒例(?)となったK君の野菜市て雨上がりを待ちました。雨上がり後、紫蘇の実の収穫はできましたが、稲刈りは断念。それでもと子どもたちの稲刈り体験&撮影会。

 好評だったきゅうりのからし漬けのレシピ(来年にでも作って下さい) キュウリ2kg 砂糖250g 塩50g 粉からし15~20g キュウリ以外の調味料を袋に入れ全体をよく混ぜる。そこへきゅうりを食べやすいサイズに切り、入れて混ぜ、空気を抜いてきゅうりからの水分で調味料が解ければOK。 なすでも作ってみましたが、ナスの場合は皮を少しむいた方が食べやすい。




★☆★☆★ 20年9月の田より 080904★☆★☆★

 お盆前後の暑さは治まり、ここでは適度に降雨があり夏野菜が食べきれないほど。特にシシトウは収穫エプロンに入りきらないほど。毎日、毎日・・ちょっと手を抜くと「こら!」と言わんばかりに大きくなります。それに追肥が今頃聞いてきたのでしょうね。次々とかわいい白い花をつけています。

 これほど毎日収穫していても、調理方法はフライパンでカラ炒り(焦げ目がつくぐらい)し鰹節をのせ醤油をかけるだけ。毎食食べていても食べきれない物を佃煮にします。が、これはさすがに今は食べる気がしません。

 ハナオクラも毎日大きな花を咲かせます。昨年は肥料を控えたので、あまり食べることができずじまい。2株だけ実生で育ちきちんと管理してやると8月の例会以降、どんどん花をつけています。1日花なので、サラダ、酢の物、スープにとせっせと口に入れますが・・食べるなら午前中に収穫すべきですが、よその畑ではきっと食べきれないのでしょうね。きれいな花がたくさんついたままなのをよく見かけます。

 とにかく外食をせず、せっせと日々収穫できた野菜を食べる日々です。

★☆★☆★ 8月の活動予定 ★☆★☆★


 9月21日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:稲刈り(コシヒカリ)、サツマイモ収穫、紫蘇の実収穫など
 昼食メニュー:夏野菜色々、サツマイモのつる、シシトウの葉、栗?

 稲刈りは、ちょっと予想がつきません。ムラがあり、どこに合わせて判断するかですが、天候もあるのでそれまでに稲刈りをしてしまうかもしれませんが、その時はお許しを。10月にもち米の稲刈りです。サツマイモは一株50円で持ち帰ってください。もっと畑に置いておけば大きくなるかもしれませんが、畑を空けるために。天気さえよかったら、することはいくらでもある季節です。でものんびりトンボを眺めるのもいいですよ。

★☆★☆★ 8月3日の活動報告 ★☆★☆★


 毎年、8月の参加者は少なく気を許していました。が、今年はガソリン代高騰の影響!?手軽でお金もかからず、家族で楽しめるポイントとして再認識されたのでしょうか。22人の参加。せっかくのそうめん流し、ゆがきたてでとこだわったので大変でした。でも暑い日に大豆畑の草抜きも大変でしたね。きれいなタマムシが飛んできたのも感激でした。

 Aちゃんが夏休みの宿題にこんにゃく作りに挑戦したい、と張り切って1番に到着。先ずは、お母さんと一緒に私の作り方を見学、その後に2人で挑戦してもらいました。ちょっと予習もしてもらっていたので、無事こんにゃくに。お父さんは後方支援として、たっぷりのお湯をまきでわかす役。暑い日に熱い役でした。おかげでそうめんをゆでるにも大活躍。

 「そうめん流し台を作るぞ」と意気込んで参加のEさんには、流し台の仕上げと参加者の人数分の竹の器と箸を作ってもらいました。切り口はちゃんとやすりをかけ、丁寧な仕上げ。お土産に持ち帰った人もありました。旦那は流し台4m×2とホースをセットし水を流して傾斜を確認。初めての参加者はこんにゃく作りを見たり、他の人と一緒に大豆の草抜きをしたり・・

 準備が整いそうめん流し開始!まずは子どもたち、次は・・今回の人数では交代してちょうど。ゆがきたてのそうめん、冷たい井戸水、たくさんの薬味。明石のタコときゅうりの酢の物。あ~おいしかったと言う頃、ようやく待ちかねた野菜の、いえKさん到着。我が家の野菜ではとても足りないので頼んでいたのです。早速、きゅうりやオクラを食べ、野菜市の始まり。今後農産物販売で暮らしていくKさんの応援に。キュウリが大きい、この茄子の種類は?など直接情報交換できるのもよかったようです。

 午後から大豆畑の草抜き、焼きナスづくり、子どもは川で水遊びとそれぞれに活動。参加者が多く手が回らず、体調を崩した方もいらしたのですが、大事に至らなかったようです。青紫蘇の葉を同量の味醂と醤油でつけた、青紫蘇のしょうゆ漬けはおいしかったですね。

 残りの大豆の草抜きは、がんばってお盆休みにしました。おいしい枝豆は10月に食べられるでしょう。



★☆★☆★ 20年8月の田より 080725★☆★☆★

 暑中(夏休み中)お見舞い申し上げます!

 今年の田んぼはイネミズゾウムシ(幼虫)の食害で稲の成長に随分ばらつきがあります。それでも草は意外に少なく、田植え直後に田車除草を2回したこと、れんげの肥料分がありヒメモノアラガイヒラマキミズマイマイが例年より多く発生。これ等貝類は草の芽を食べている様子。それに加え過密状態のオタマジャクシ各種が加勢し、水から少し出た稲の株元にのみ生き残った雑草。

 先日これらの草取りをしていて気付いたのですが、イネミズゾウムシと言うから稲だけを食べるのかと思っていたら、抜いたコナギやイグサの根も食害にあい茶色くなっていた。と言うことはイネミズゾウムシのおかげで草の勢いも抑えられていた。この幼虫がそろそろ蛹になるので、稲が挽回してくれることでしょう。

★☆★☆★ 8月の活動予定 ★☆★☆★


 8月3日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:豆畑の草抜き、川沿いの管理作業など
 昼食メニュー:夏野菜色々、そうめん流し

 8/2は森林ボランティアでそうめん流しをする予定。うまく行けば、そのセットを頂けるかも。ない場合は、竹のことならお任せのメンバーに作っていただきましょう。薬味もネギやミョウガ、紫蘇以外にも色々用意します。
 暑い時なので、作業は体に無理のない程度にして、わが家の板の間でお昼寝はいかがでしょうか。(現在は旦那が一人占め)

 夏野菜は水不足のためか思うほど収穫できていません。9月からは販売できる物があるでしょう。高菜の漬物はいつでもOK。

★☆★☆★ 7月6日の活動報告 ★☆★☆★


 神戸のTさんは時々山奥では食べられない季節の食材を提供して下さいます。今回は初めてのハモ。幸い骨切りまでは下処理してあるものだったので、さっと湯引きに。手前中央の白い物が山盛りの湯引きハモ。

     
ハモのお吸い物はすごく濃い旨みが出ていました。後は畑の野菜、間引き青じそのジャコ炒め、レタス・きゅうり・玉ねぎ・パセリ・の山盛りサラダ、ふかしジャガイモ、コンニャクの刺身、ナワシロイチゴ、生茶(お茶の葉っぱを生のまま炊きだす)、大根おろし納豆、山菜混ぜご飯。季節のものばかりで、いつもあるコンニャクの刺身の出足が遅かったくらい。

 働き者のメンバーのおかげで、農作業が進みます。大豆の定植、コンニャク芋・さつま芋畑の草取りも無事終了。でもマイペースで、ここでしかない体験も大歓迎です。「ここの門の崩れ具合がいいんですヨ」とサラサラと大きな作品の下絵を仕上げたM母さん。息子のN君は田んぼの中でオタマジャクシやトンボの観察。ヤゴがらや青い糸トンボ(ホソミオツネントンボ♂)コオニヤンマ♂もつかまえてきてくれました。

 「四つ葉のクローバー見つけた!」とSちゃん。探すポイントがあるようで,五つ葉、六つ葉まで見つけたようです。それ以後旦那はクローバーを見ると探していますよ。
     

 最後に畑の草の中のから探し出した赤紫蘇で、きれいなピンクの紫蘇ジュースを作りました。




★☆★☆★ 20年7月の田より 080725★☆★☆★

 梅雨らしい天気が続いていましたが、ここ数日は一休み。今年は例年に比べると百姓仕事に精を出し、大豆の苗500株(私の担当分)を植え終えたのですが、やはり、今朝ほとんど鹿にやられていました。昨日は転作の作付確認の日で植え付けなければならなかったのです。午前中は元気が出ませんでしたが、昼ごろようやく取り直し次なる手を講じました。

 先日小雨模様の時に田車を押しました。この時も鹿に苗を齧られ、抜かれている状況を確認。白昼姿を現すこともしばしば。何とかしなくてはと思いながらも、うれしかったのは石垣の草に隠れるように10数個のモリアオガエルの卵塊が付いていたこと。それだけの親ガエルがいた証拠です。でもただでさえオタマジャクシが多いのに、これ以上増えると過密状態になりそう。

 また梅雨と言えば、かたつむりも元気ですね。わが家の庭にはクチベニマイマイでしょうね。雨の日は木などにたくさん現れます。また、山畑にはオオケマイマイが。兵庫県の方はかたつむり調査やってみませんか?


★☆★☆★ 7月の活動予定 ★☆★☆★


 7月6日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:田の草取り、田車押し、大豆の定植、畑の草抜き、川沿いの管理作業、こんにゃく作り
 昼食メニュー:新じゃが・新玉ねぎ・レタス・大豆のサラダ、山菜(?)炊き込みご飯

 裏の田んぼ5枚のうち稲以外の3枚は大豆です(そばと言っていましたが、都合で変わりました)。鹿の被害に負けず黒豆など空いたところに定植しましょう(育苗中)。また、田んぼは稲を植えていない空間にもしっかり草が生えます。適当に除草しなくてはなりません。オタマジャクシ取り放題。

 畑のコンニャクは本葉が開きました。他の畑からも不思議なくらいコンニャクが芽を出します。それをいったん掘りださなければ、毎年これ以上に芽を出します。予定外の発芽の対処に苦労するこの時期を過ぎると草抜きは他の作物に比べると楽で、収穫が楽しみになります。

 8月は3日を予定。

販売のお知らせ

 もち米 1㎏500円    昨年産ご存知の通り無農薬栽培
 こんにゃく いつもの1丁200円   冷凍で保存してある生芋こんにゃく
                       (私が事前に作った場合。活動で作ったものは50円)
 高菜の古漬け 100g100円   ぬかを洗ってます。
 *活動参加申し込み時にこれらを予約ください。量り売りのものは必要量を準備します。

★☆★☆★ 5月25日・6月1日の活動報告 ★☆★☆★


 25日:張り切って参加の豊中御一行様とSさん。田植えにはぴったりの曇り空。もち米の苗はわが家で種まきし、まずまずの成長。ほとんどが経験者となると、段取りのいいこと。手際よく田植えは進み用意した苗は終了。満足できないメンバーはもっと田植えをすることになり、頼んでいた苗(コシヒカリ)を旦那が取りに。その間にワラビ収穫やお茶摘み昼食の準備を。

 午後から、わずかな苗の田植えはあっと言う間。初めての子は田んぼに入るのが嫌とか、入っても動けない様子だったけれど、他の人たちは大らかに対応。こんな体験も貴重、そのうちに笑って走り回るでしょう。

 1日:トライやるウィークの中学生2人に、大学院生の男性、昼食時には中学生を見に来た担任の先生も加わりとても賑やかに。予定していた田植えは植える余地はいっぱいあるのに苗が足りず中止。その代りに、先週植えた田んぼの田車押し、
淡竹や蕨取りとその下処理、中学生はこんにゃく作り、玉ねぎ収穫など。

 昼食は昨日入手したあまごの塩焼き、玉ねぎカレー、納豆ドライカレー、コンニャクの刺身、オニオンスライス、レタスのサラダやみそ汁などここでしか味わえない豪華メニュー。午後からは子どもと中学生は田んぼの中を観察(実はオタマジャクシすくい)し、ホウネンエビやコオイムシも確認。すっかり田んぼの中が気に入った様子を見ながら、大人は高菜の後を耕しサツマイモの苗を定植。まだまだ元気のある人のために、川畑の石垣の手入れ。もう数年管理をしていなかったので、石垣の隙間からウツギや草が大きくなり、のこぎりや鎌で除伐!?きれいな石垣が姿を現しました。 昼の残り物などで簡単に夕食を取り暗くなるのを待つ。

 少しほたるには早いと思っていたけれど、皆の期待にこたえたのか1匹だけふわ~と飛んでくれました。我が家らしい控え目なホタル。帰宅時間も迫っているので、集落の下へ移動すると「わぁ~いっぱい!」カジカガエルも美しい鳴き声を聞かせてくれました。最後ヒメボタルの生息地に行ってみたけれど、残念ながら出会えませんでした。でもクロマドボタル?か幼虫が光っているのを発見。なが~い1日ご苦労様でした。子どもたちは車の中でホタルの夢を見たことでしょうね。




★☆★☆★ 20年6月の田より ★☆★☆★

 畑の草抜きをしていて、野菜の実生の発芽を見つけた時はとってもうれしい。苗を買っても知れているのだけれど、たくましく生き延びた苗は元気に育つはず。

 昨年、紫蘇は森のように茂っていたので、当然今年はその苗たるや・・草抜きのようにしなくてはならない。カボチャも2本勝手に出ていた。山芋は蔓の太さで年数が判断できるが、細いのもつい移植しておく。コンニャクがあらぬところから出てくるのはうれしくない。と私も勝手なものだ。

 ちょっと見かけない芽を見つけた。ウリ科のよう。う~ん、ここにニガウリをまいたっけ?数日して草抜きをしていると、他にも同じ芽があり、あまりにも多い。あ、これは昨年ここにちょっとかわいらしいスズメウリが生えて、残していたっけ。それだ!ご希望の方は苗を差し上げますよ。(抜いてしまうのはちょっと残念なので)

★☆★☆★ 5月25日・6月1日の活動予定 ★☆★☆★


 5月25日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:田植えの準備と田植え。お茶摘み、ワラビ収穫、薪割りなど
 昼食メニュー:山菜おこわ、大豆のサラダ(今度こそ)、味噌汁、

 田植えはメンバーが集まってから、準備や次回の調整をし植えて行きます。お茶摘みは余り沢山は残っていませんが、体験くらいなら大丈夫でしょう。

 6月1日(日) 10時~
 作業メニュー:残りの田植・片づけ、田車除草。畑の草抜き、山椒の実収穫、ワラビ収穫、薪割りなど
 昼食メニュー:玉ねぎカレー、オニオンスライス、「ぐみ」が食べられるでしょうか

 トライやるウィークの男子中学生2名も参加。あまり作業を進めると、その後の中学生の仕事がなくなります。田んぼの観察もします。
 どちらも田んぼに入る方は、帽子、タオル、ひざまで裾を上げることのできるズボン、長そでシャツ、ぞうり、などが必要です。

販売のお知らせ

 まだ以下の物は在庫があります。それに加え、高菜の古漬けがOK。

 もち米 1㎏500円    昨年産ご存知の通り無農薬栽培
 味噌 1㎏800円    昨年仕込んだ、米も大豆も無農薬、自家栽培のもの
 こんにゃく いつもの1丁200円   冷凍で保存してある生芋こんにゃく
                       (私が事前に作った場合で、活動で作ったものは50円)
 高菜の古漬け 100g  ?円
 *活動参加申し込み時にこれらを予約ください。量り売りのものは必要量を準備します。発送はご勘弁を。

★☆★☆★ 5月11日の例会報告 ★☆★☆★


 前日は大雨だったので、畑仕事は無理とあきらめていました。
 豊中御一行様は満席(1台に7人)で予定より早めにご到着。早速昼食の食材や、竹の子、ワラビ、高菜の収穫。どこにあるかわからないワラビやタケノコを見つけると、もう止められませんよね。子どもたちも、熱心に収穫してきました。早速、くどに薪で湯を沸かし竹の子の下処理を。

 昼食は予定変更で、かんぴょうや海苔の頂き物を使って巻き寿司。黒米入りのご飯に、梅サワーで味付けするとほんのりピンク色に変色。竹の子、かんぴょう、高野豆腐、高菜の新漬けや紅ショウガ。具も、巻き方も適当だけど、ぐー!Hちゃんが難しそうな顔で考えていたのは「おなかいっぱいだけど、もう一つ食べようか、どうしようか?」旦那に「ご飯が多すぎる。もっと少ない量にすると、手巻きずしが数食べられる」それを聞いた子どもたちはその後指導の通り、よく食べました。おとなもつられて、よく食べました。
 
 午後から、竹の子をメンマ風の煮ものに。コンニャクを保管場所から出すと、驚くほど花を咲かせていました。とても色っぽい?曲がり方で、とりあえず移動させ、花の咲いていない物を定植しました。しかし、畑にはまだ、肥料も入れてなく、山羊小屋の糞を一輪車に積み畑に入れる。それに土をかぶせ、とりあえずの畝に。昨日雨が降っていなければ、たいした作業ではなかったのですが、本当にご苦労様でした。今年の収穫は今までの最高になりそうです。頑張ってコンニャクを食べよう!

 春は新芽を食べる季節。日持ちしないので、おいしいうちにと、色んなお土産ができましたね。




★☆★☆★ 20年5月の田より ★☆★☆★

 ここ数日の好天で野良仕事が進み、田畑の様子は変わりました。

 今年は地域の調整もあり、上2段はそばの種をまくことになりました。その下(8畝)は見事なれんげ畑でした。旦那が「ミツバチぶんぶん、甘い香りがするけど鋤くで。」と言いに来たぐらい。もち米の予定で、緑肥の効果が楽しみです。真ん中(1反)はコシヒカリ、下の5畝は大豆を植えることになりました。休耕は一つもないので結構忙しくなりそうです。

 畑はこんにゃくと里芋が昨年より多くなりそう。それ以外はまだ未定、畑の準備が整ってから考えます。

米を作る田はトラクターをかけました。銀杏の芽ぶきが始まり、新緑の季節になります。

★☆★☆★ 5月11日の活動予定 ★☆★☆★


 5月11日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:コンニャク、里芋の定植。お茶摘み、竹の子の加工。子どもたち:泥んこ運動会、竹の子切り
 昼食メニュー:竹の子、蕗、わらびのチラシ寿司、大豆のサラダ、高菜の漬物。

 お茶摘みは昨年より10日ほど早くなりますが、何とか体験できる程度には伸びているでしょう。竹の子はどんどん出てくるのですが、とても食べきれません。工夫をし保存しておきますので、お楽しみに。子どもたちは泥田に入りましょう。着替えを忘れずに。

 *田植えは5月25日と6月1日の予定ですが、苗の成長を見て5月中旬に決めます。

販売のお知らせ

 まだ以下の物は在庫があります。それに加え、高菜の古漬けがOK。これに関しては試食してもらい販売方法を考えます。
(今年漬けたものはまだ数カ月先ですが、数年前の古漬けです。)

 私たち+百姓くらぶで消費しきれない物を市価より少し安く販売し、農産物の循環をスムーズにしようと考えました。

 もち米 1㎏500円    昨年産ご存知の通り無農薬栽培
 味噌 1㎏800円    昨年仕込んだ、米も大豆も無農薬、自家栽培のもの
 こんにゃく いつもの1丁200円   冷凍で保存してある生芋こんにゃく
                       (私が事前に作った場合で、活動で作ったものは50円)
 *活動参加申し込み時にこれらを予約ください。量り売りのものは必要量を準備します。発送はご勘弁を。

★☆★☆★ 4月20日の例会報告 ★☆★☆★


 参加者がどんどん増え21人。先ず昼食の段取りを考え、メニュー変更。野草の天ぷらは中止、その代りに鰹のたたきと鹿肉の網焼きとごちそうになりました。野草はセリ、ウシハコベ、ハハコグサ、ドクダミ、カラスノエンドウはゆでお浸しか味噌汁の実に。サラダには菜の花、アスパラ(ほんの少しだけど)、タンポポの葉、レタス、蕨。まだ小さな蕗は葉も茎も一緒に下茹でしジャコ炒めに。みそ汁は・・味噌団子を作りました。味噌にかつお節を混ぜ、梅干し大のボールにします。お椀にボールと野草のおひたしを入れ、お湯を注ぐと味噌汁になります。味噌団子はお弁当のお共にいいですよ。混ぜご飯には凍りコンニャクを入れ、独特の触感を味わってもらいました。鰹はススキの枯れ葉であぶり、柔らかい玉ねぎの葉(芽の出た玉ねぎを植えておいたもの)と生姜たっぷり、バリ島の塩で頂きました。本当にこの季節ならではの組み合わせと、参加者の笑顔と、春の心地よい風でおいしさは食べた人にしかわかりませんね。

 と、昼食の報告が先になりましたが、作業も人数に応じた進み具合で大助かり。山畑の高菜を鎌で収穫、泥汚れを洗い水切り。結構大きく育った高菜は100株以上あり、ざっと35kg。5~6人での大仕事。一方若手は薪割りをチェーンソーと斧で手際よく進めて・・薪割りボランティアをしていたとのこと。色んな人材が集まりますね。元竹林ボランティアは山畑の上の竹林の整備。他の人は切った竹を置き場に運びました。

 子どもたちは野草の収穫や、れんげの花束作り、畑の石拾い、竹の子(初物)掘りなど。皆でワラビ採りもしましたね。

 私は翌日、高菜を塩もみ、その翌日ぬか漬けにしました。夏ごろから思いっきり食べられますよ。切った竹は旦那と仲良く枝を落としきれいに片づけましたので、ご安心を。






★☆★☆★ 20年4月の田より ★☆★☆★

 ここ数日の陽気で田畑は野草のお花畑に。いつもならもう少し順々に咲いたはずだけど、スミレ、タンポポ、レンゲまで。ツクシ、フキノトウも場所によってはまだ食べられそう、とお花見のつもりがおいしそうな野草に目が行く。モンシロチョウ、ルリシジミやルリタテハ、テングチョウ・・今日は畑で寝ぼけ眼のトノサマガエルとも会え、旦那も作業着を着てウロウロ。

 春をみんなで喜んでいます。

★☆★☆★ 4月13日の活動予定 ★☆★☆★


 4月13日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:高菜の漬物、その山側の竹の間伐、薪割り
 昼食メニュー:野草のちらし寿司、天ぷら、和えものなど春の野草のフルコース、デザートはヨモギ団子?

 高菜への冬の追肥が遅くなり出来はいま一つ。昨年より少ないかもしれません。高菜を収穫すれば、畑に竹が倒れても大丈夫なので、思いっきり竹を切りましょう。

 野草メニューのために必要でないところは草抜きをせず残しています。おいしそうな野草たちが「早く食べてくれ~」の上に伸びあがってきています。

販売のお知らせ

 私たち+百姓くらぶで消費しきれない物を市価より少し安く販売し、農産物の循環をスムーズにしようと考えました。せっかく遠方を来ていただき、家族にお土産もないのは残念ですよね。まぁどの程度提供できるかわかりませんが、とりあえず第1弾はもち米とお味噌、コンニャクです。

 もち米 1㎏500円    昨年産ご存知の通り無農薬栽培
 味噌 1㎏800円    昨年仕込んだ、米も大豆も無農薬、自家栽培のもの
 こんにゃく いつもの1丁200円   冷凍で保存してある生芋こんにゃく
                       (私が事前に作った場合で、活動で作ったものは50円)
 *活動参加申し込み時にこれらを予約ください。量り売りのものは必要量を準備します。発送はご勘弁を。

★☆★☆★ 3月2日の例会報告 ★☆★☆★


 味噌づくりは人気があり、シーズン3回目。大豆で暮らしを立てている私たちにとって、大豆の普及(大豆生産者の応援)、大豆加工の楽しさ、大切さを伝えていきたいと思っています。そんなことに関係なく、おいしい味噌は自慢したくなるようで、今回も新人が参加。経験者が伝える形で、私たちは材料や道具を用意するだけです。

 他のメンバーは大豆の選別。もっといい方法があるかもしれませんが、暖かくなってきたのでのんびり単純な作業は意外に楽しいものです。薪割りをしたり、どこからか竹を切ってきて色々注文の品?を作る人も。

 作業場が空いたところで糸こんにゃく作り。まだ、製造工程には課題が(絞り出し器)ありますが、釜あげ糸コンはすっかりメニューとして定着したようです。昼食は大豆の五目煮、フキノトウ味噌とコンニャクの刺身、鹿肉の網焼きをたっぷりの大根おろしとポン酢で・・鹿肉はすぐそこで罠にかかったものを、旦那がものほしそうに?車に積み込むまで見ていたので、後日猟師さんが持って来てくれました。まだ、冷凍で残っていますので、欠席の方ご安心を。

 おいしい昼食の後はしっかり作業をしたくなりますよね!?そこを期待し、重い薪用の材の運搬や薪割り作業など、力仕事を片づけていただきました。皆さんのパワーに感謝です。




★☆★☆★ 19年12月の田より ★☆★☆★

 薪ストーブはケチなわが家では大活躍。なかなか捨てきれなかった木製品から周辺の小枝、本来ならシュレッダーにかけるべき書類まで、薪ストーブで燃料になります。

 旦那の視線も変わってきました。周辺の木は燃料になる、あれはじっくり燃えるからいい薪に・・どんどん来年の薪は積み上げられています。以前より周辺が片付き、旦那の冬の仕事もできました。

 私は、ストーブの上になべを置きコンニャクのあく抜きを時間をかけしています。毎週1キロの芋を仕込んでも使いきれないほどあります。私たちの暮らしがどのように変わっていくか、楽しみです。

★☆★☆★ 12月30日の活動予定 ★☆★☆★


 12月30日(日) 9時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:参加者全員の餅を手分けして搗きます。
          薪を使いオクド・はがまの上に3段のセイロでもち米を蒸します。
          蒸しあがったもち米は杵と臼で搗き、手でちぎりみんなで丸めます。
 昼食メニュー:つきたての餅各種(大根おろし、納豆、などのからめ餅、芋餅、よもぎ、黒米入り、桜エビ入りなどの色餅)            トン汁

 今年はもち米がたくさん収穫できました。田植え、稲刈りに参加された方は一臼(もち米2kg~)分はプレゼントです。また、参加できなかった方や余分に必要な方は一臼¥1000で当日お持ち帰り可能。準備の都合がありますので、参加予定の方は23日までにご連絡下さい。
 また、もち米も販売します。

★☆★☆★ 11月25日・12月1日の例会報告 ★☆★☆★


 11月25日
 豊中組は新人を含め9人、小野組5人、うち7人が子どもと言う賑やかさ。そこで子どもの仕事も、丸太切り、畑の石拾い・草抜きなど用意。子どもはそれらの仕事を楽しそうにし、大人はやはりそれぞれに銀杏ひらい、ピーナッツ収穫、たき火や焼き芋づくり・・と久々の百姓くらぶを楽しみ、昼食。サムゲタン、鯖などの干物、黒米・古代米と差し入れも豪華で、コンニャクの刺身、ピーナッツの塩ゆで、味噌汁・・やっぱり昼食がこの活動の一番の楽しみでしょう。

 こんなことではいけないと、午後からは予定の大豆収穫。鹿に食べられ無残な大豆もたくさんありましたが、株を引き抜き束にしてわらで縛り、稲木にかけていきます。子どももみんなで手分けすると、あっという間に稲木にかかりました。後は旦那がその周辺を電気柵で覆い、しばらく乾燥させます。

 残りの時間で、積み上げてあった丸太をのこぎりで切り、斧で割り薪づくりをしました。子どもたちも頑張って丸太を切ってくれました。


 12月1日
 ひょうご森の倶楽部のメンバー、私の友人など14人の参加。今年も元気に市位さんが「こら、そうちゃう」「反対や!」「わしのゆうたとおりせえよ」と叱咤(激励)の講習会。参加者は熱心に取り組みそれぞれの目標のしめなわや、たくさんのしめなわを仕上げました。

 昼食は恒例、鶏ミンチボールと野菜たっぷりの汁(今年はみそ味)。暖かい日でしたが「おいしい!」「こんな豪華な汁は家では食べられん」{我が家だって、こんなのはこの日だけです)。

 午後からは、しめなわの復習をする人、門松用のたけを取りに行く人、テノンカッターを使い木工に挑戦する人など、のんびりとした田舎の空気が流れ3時には終了しました。



★☆★☆★ 19年11月の田より ★☆★☆★

 落ち葉の舞い散る♪~季節となりました。銀杏の葉はまだ青いのですが、実はたくさん落ちています。柿も美味しそうに色付き、旦那は冬支度に汗を流しています。

 と言うのも、念願の2代目薪ストーブに火が入りました。玄関の奥の部屋に設置。ここなら安心してくつろげるし、台所や寝室に接しているので、便利です。焼き芋も焼けるようになっていて・・雨の活動日はここで過ごすことになるでしょうか。

 薪がたくさん必要になり、薪置場も増え、薪割り機を購入。でもやっぱりほとんどは手作業のようです。自分で割った薪を使い、炎を見ながら暖かい夜を過ごし、旦那はこの頃ご機嫌です。

★☆★☆★ 11月の活動予定 ★☆★☆★


 11月25日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:大豆の収穫作業(畑家から刈り取り、稲木に干す)
 昼食メニュー:新米、新こんにゃく、焼き芋、ピーナッツの塩ゆで、銀杏、柿などなど
 
 コンニャク芋必要な方販売します。値段は秘密!
 時々鹿が大豆畑のネットを押し倒して、実際にはどのくらい収穫できるか・・・

★☆★☆★ 10月7日の例会報告 ★☆★☆★


 鹿が先に刈ったコシヒカリ(稲木にかかった状態)を食べ、やっぱり生の方がおいしいともち米を食べ始めたので、5日に稲刈りをしてしまいました。そこをまた、食べにくるので、2重に電気柵を張り、ようやくおさまった様子。

 7日はTさん一人の参加でしたが、こんにゃく作り、紫蘇の実の収穫、ピーナッツ収穫、栗ごはん作りなどのんびりと手作業を楽しみました。




★☆★☆★ 19年10月の田より ★☆★☆★

 みのりの秋になってきました。これは人間だけでなく周辺に暮らす生物たちも冬に備え、子孫を残すため、食料を探し食べたり、蓄えたり。

 先日の夜、周囲で小鹿の鳴き声が聞こえるので、もしやと稲木の方を見たら食べられて(引っぱり降ろした)いた。何とタイミングよくここにやってきたんだろうと、稲木のそばを通るとわらのいい香り。あぁ、こんないい香りがしたら遠くにいても「ここにちょうど食べやすく束にした米があるよ」と教えているようなもの。

 翌日確認すると、大豆の方も食べていて、座り込んで反芻でもしたのだろう。そんな跡が2~3か所。ネットを強化したが、翌日も畑や稲木に食害が。昨年のように電気柵とネットを張り巡らしました。きっと毎年我が家の田畑にやってきている鹿でしょう。

 その鹿はいつも1頭で行動している(小鹿がいるようですが)ので、その鹿が駆除されるか年老いてしまうまで、周囲がネットを張っても秋にはやってくるでしょう。こちらもあきらめず、対策を怠らないようするしかありません。

★☆★☆★ 10月の活動予定 ★☆★☆★


 10月7日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:もち米の稲刈り、コンニャクや大豆の収穫準備(草抜き)
 昼食メニュー:新米、ショウガや紫蘇の佃煮、さつまいも、ピーナッツの塩ゆで、その他畑の野菜
 
 天気が続き、日曜日または前日に雨になるようでしたらこちらで稲刈りをしてしまうかもしれません。雨降り後の稲刈りは足場が悪くなるので、できるだけ避けたいのです。その場合は連絡をします。

★☆★☆★ 9月23日の例会報告 ★☆★☆★


 熟練メンバーと初心者がちょうどいい具合にそろい、稲刈りに挑戦。ちょうど旦那が集落の日役から帰ってきて、バインダーで稲刈りを始めた。その横で手刈りと言うのも、おかしなことだが1日で稲刈りを終えるためには仕方ない。思ったより稗(ひえ)があり、それを除けながら稲刈り。段取りがよくわかっているなっちゃんは、刈った束を縛る役に回り、それぞれ自分に出来るペースで刈って行く。

 昼食は秋に忘れてはならないサンマ。うちにはサンマがないことを知っている人が、ちゃんと持参したのだ。七輪で焼くと煙がすごいが、ここなら誰にも文句は言われない。それに炊きたてご飯、味噌汁、納豆、胡瓜の塩もみ、シシトウ炒め、ミニトマト、紫蘇の実の塩漬け(?)と佃煮、しょうがの佃煮など。いつもおいしいが、秋は格別ごはんがおいしいのは私だけ?

 昼食のシシトウが辛く、被害者が続出。特になりくんは涙を流し、その後遺症は随分続いた。これはシシトウの戦略。子孫を残すために、もうちょっとで種になる頃に食べられたのでは目的を達成できない。動物たちに「あれは辛いから食べるのをやめとこ」と認識させるためだろう。しっかり種になれば、むしろ食べてもらい動物に運んでもらって糞と一緒に出ることで、生育範囲を広める。実が赤くなる物の多くはこれが次なる戦略、としたたかな植物たち。ニガウリが熟すと赤く甘くなるのもうなずける。

 午後は黙々と稲を刈り、束ね、稲木にかける。すべて刈り終えたら集めるのに運搬車の登場。超スロースピードの運搬車は子どもたちが乗っても安心で、毎年子ども達に人気。なんだかんだと言いながら、朝とは違う風景に稲刈りをした実感をしみじみと感じた。

 3分の1は手刈りをした        翌日の稲木
                                         




★☆★☆★ 19年9月の田より ★☆★☆★

 すっかり田畑は秋。よその田んぼは稲刈りを終えています。周囲はススキの穂が風に揺れ、荒れ地に育ったベニバナボロギクの綿毛がかなり飛んできます。
 我が家の畑は紫蘇の花が終わりかけていて、早く実を収穫しなければ、秋野菜の種も蒔かねば。栗ももう落ち始めていると思うのですが、忙しい秋が始りました。


★☆★☆★ 9月の活動予定 ★☆★☆★


9月23日(日) 10時頃~ 

 作業メニュー:コシヒカリ(8畝)の稲刈り(手刈り・稲木干し) 紫蘇の実、ショウガ、栗などの収穫

 昼食メニュー:紫蘇の実のちらし寿司+栗ごはん シシトウ炒め、高菜の漬物、味噌汁  (調味料以外ほとんど自家製の材料で作ります)

作業は天候次第です。稲刈りができない場合も、それ以外の収穫物や作業などがあります。秋の収穫を体験すると、秋祭りの気持ちがわかると思います。1年分(又は春までの)の食料が確保できた時、神に感謝し踊りたい、その喜びをみんなで分かち合いたい。普段は粗食でも秋祭りに収穫したてのおいしいイモや米、豆・・おなかいっぱい食べる幸せ。

そんな喜びを体験しましょう!



★☆★☆★ 8月26日の例会報告 ★☆★☆★


 
 久しぶりに里さん夫婦の参加、関さんと上さん一家。猛暑のため、下手に草をぬか抜かない方がいい?と、豆畑は草が伸び放題。その前に野菜収穫や川への降り口の草刈り・・里父ちゃんがいない、と思っていたら一人で黙々と豆畑の草抜きを始めていました。
 
旦那もようやく畦や周辺の草刈りを始め、みんながそれぞれ仕事を始めました。上さんちの子ども+お母さんは水路の水を汲み打ち水をしたり、ままごとをしたり。これも子どもたちはとても大切な仕事ですよね。
 
昼食はさほちゃん(おねえちゃん)がキュウリやトマトを切ってくれサラダができました。ニガウリの塩もみ、炒め物。シシトウ炒め、高菜の漬物(春に漬けたものです)、納豆ドライカレー(簡単でおいしかったですよ)。作るのも食べるのもいい体験になります。
 
午後からは、みんなで豆畑の草抜き。草が大きい割には土が柔らかいので抜けるのですが、結構広い。一筋がなかなか終わらないのです。一人でしていたら何日もかけていたでしょう。おやつ時には無事終了。上さんが収穫加工をした「熱い」麦茶に、千種町土産の羊羹。体が喜ぶおいしさでした。
 
子どもたちは暑いので水遊び。ついには裸になって水浴び・・子どもたちの歓声で1日の作業は終了しました。





★☆★☆★ 19年8月の田より ★☆★☆★

 暑中お見舞い申し上げます!

 と言いながらも、街とは違い、周辺の緑が気温上昇を抑え、この古い民家ではクーラーなぞ全く必要ありません。昼食は客間にちゃぶ台を出し、「民家風レストラン」で「自然食定食」を毎日しっかり食べています。向かいの席に座るのがいつも同じ人なのがあまり面白くありませんが(相手も同じかもしれません)

 皆さんに申し訳ないので、時間のある時はせっせと田の草取りと畑家の草刈りに精を出しています。こんなに広い畑なのに、収穫物で困るほどではありません。しかし秋は大忙しでしょう。

 ピーナッツが黄色い花を咲かせ実を地中につけ始めました。こんにゃくは昨年、一昨年う~ンいつのかわからない物まで、いたるところから芽を出し秋には忘れないようにそれぞれを掘り起こさなくてはなりません。さつま芋はEさんの苗以外にも苗を植え付けました。芋づるも食べ放題です。草のように生えていた青紫蘇はいろいろ手を尽くし適当に育っています。9月20日頃が紫蘇の実の収穫時期です。生姜もちょっと日当たりが良過ぎるようですが、順調。アスパラは涼しげな葉を茂らせていますが、草抜きの時、うっかり抜いてしまいます。来春くらいから食べられるでしょうか。ニラはほしい時に収穫しますが、もう花を付け始めました。キュウリやシシトウ、ミニトマトは来てのお楽しみ。

 そろそろ秋野菜の準備に取り掛からねばなりません。

★☆★☆★ 8月の活動予定 ★☆★☆★


 8月26日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:大豆畑の草抜き、畑の草抜き、草刈り、希望者には納豆作り
 昼食メニュー:きゅうり、キュウリ、胡瓜、ししとう、シシトウ、しし唐を味わう。納豆フルコース?
 
 きゅうり○本、ノルマとか言ってますが、8月末までこの調子かどうか?そろそろ「シシトウ恐い」に。納豆作りは希望者が3人以上の時実行。少数の時はみそ造りの時に必ずしますのでお許しください。

 暑ければ川沿いの草刈りや掃除方々水遊びも。人数があればそうめん流しもできます。

★☆★☆★ 7月8日の例会報告 ★☆★☆★


 参加は2組3人。しかし大豆の定植だけはしたかったので、私たちも含め5人はよく働きました。他の子たちも一緒だったらよかったのですが、Sちゃんは大人に交じり一人前に作業をしてくれました。

 赤紫蘇がちょうど採り頃なので、女性は赤紫蘇の赤梅酢づけ用と、紫蘇ジュース用の収穫。ようやくカエルになった、まだしっぽの残っている小さなアマガエルが畑にはいっぱい。紫蘇の葉の裏に付いていた、茶色のきれいな卵はホオズキカメムシ。シシトウやピーマンの葉の裏にもよく卵をうみつけます。

 その間に、大豆を植える畑に鶏糞を振り、もう一度トラクターをかけてもらう。そして、500株近い苗を掘り上げ定植していきました。日差しもあり、私たち以上に大豆の苗がダメージを受けていましたが、交替で長い畝を植えていきました。

 昼食は竹の子、紫蘇、ツナ入りのちらし寿司。納豆、コンニャクの刺身・・最後でした。でも今年は芋がしっかり育っているので楽しみです。

 午後は日差しも弱くなり、早く雨が降れば大豆が喜ぶのに。しかし、そうは行かず、田の草取り、田車押しを。Sちゃんは初体験の田車が印象に残った様子。手で取るよりはるかに効率よく楽に除草する道具です。今年は草が小さいうちに田車をかけたので、例年より草が少なく、稲刈りが楽でしょう。

 *翌日も雨が降らず心配したのですが、夜になってようやく降り出しました。これは予定外だったので、少し枯れた大豆もありましたが、今年は鹿の被害にあわず順調に育っています。

 忘れていました。Sちゃんは石垣にいっぱい実ったナワシロイチゴの実を収穫して持ち帰り、ジャムを作ったとか。「グラニュー糖で煮詰めたら、プチプチして甘酸っぱいジャムになりました。」来年は私も作ってみよ!




★☆★☆★ 19年7月の田より ★☆★☆★

 人間にはうっとうしいこの天気ですが、田んぼの稲、畑の野菜や草はとても元気です。ちょっとあやかりたいくらい。

 実生の青紫蘇がどんどん大きくなるので、毎日の食卓に山ほど使い、友人知人に届けたりしますが、間引いた分また、大きくなるので、ちっとも減った気がしません。

 他に実生で芽が出るのは赤紫蘇、ツルムラサキ、ゴボウ、ハナオクラ、ハクサイやダイコン(これは実際には使い物になりにくいですが)、ミニトマト、アブラナ、アイ・・コンニャクも堀残しがたくさんありあちこちから芽が出ています。里芋、じゃがいもなども種イモにしたりサツマイモはツルを出し植え付けます。きちんと種を採るものもあり、かなりの種が我が家で循環しています。

 けちな私は草抜きの時に、その中から種撒きをしていない野菜の芽を見つけるとちょっとうれしくなります。もちろんそれは相応しい場所に移植し育てます。厳しい条件で芽を出してきた苗はたくましく育ち種を付け、また来年も芽を出してくれるでしょう。

★☆★☆★ 7月の活動予定 ★☆★☆★


 7月8日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:大豆の定植、田車(田の除草作業)、畑の草抜き、草刈り
 昼食メニュー:青紫蘇・赤紫蘇を使って・・、野菜のサラダ、炒め物
 
 ビオトープ池の奥に大豆を定植します。川向こうの山に鹿防止ネットが張られましたので、大豆の被害は減ると思われます。この大豆で味噌を仕込む予定。また、収量に余裕があれば納豆にも加工できます。

 できるだけ紫蘇を残しておきますので、紫蘇を使った加工品に挑戦。雨が降れば、それなりの作業や楽しい一時を過ごしましょう。傘、カッパ、長靴は忘れないように。

 オタマジャクシとカエルの親子(?)をよく見てみましょう。どこか似ているところがあるでしょうか。
 

★☆★☆★ 6月3日&10日の例会報告 ★☆★☆★


 【3日】
 モチ米の田植。初めてのメンバーは一人で作業は大変スムーズに。とは言いながら植える人、苗を配る人、植え終わった列のひもを移動させたり、みんなが声を掛け合い協力しながら田植えが進みます。機械の騒音はないので、田植えをしながら世間話もでき、ちょっと和やかなひと時。
 頑張っている人たちのために数人が昼食の準備。肉じゃが、オニオンスライス、納豆、コンニャク、味噌汁・・メニューとしては取り立てて目立ったものはないのですが、作業を終えた空腹にここで取れた素材・仲間・縁台に心地よい風、他では味わえないものがあります。

 午後からは先に田植えを終えた田んぼの除草作業。早いうちに田車で草を浮かせてしまうと、後の除草作業が楽です。
 

 【10日】
 玉ねぎの保存作業。病気が出てきたので抜いていた(少し干した)ものを、葉をかまで切り紐で括る。だんだん重みで結び目が締まる結び方や巻き付けてブドウの房のように下げる方法をしました。田車押し、田んぼの草抜き、じゃがいも掘り、ラッキョウ、ニンニクの収穫、残ったこんにゃくいもの定植、サツマイモの定植、ラッキョウの下処理までいろんな作業を手分けし、片づけました。

 しかし何と言ってもこの日の昼食に鰹のタタキを作ったことが印象に残ったことでしょう。Tさんが神戸から生の鰹を持参。どのように処理するか、その段取りをめぐって私たち夫婦は夫婦喧嘩。どちらも初めてのこと、うまく仕上げたいで力が入っていたのでしょうね。しかし、そんなことを忘れてしまうくらい「おいしい!!」セージで香りをつけた鶏肉も、サンマも、ちらし寿司もこの時ばかりは影が薄くなってしまいました。

 作業後焚火をしながら、軽く?夕食をとり暗くなるのを待ちました。フワ~フワ~と数匹のゲンジボタル。初めての人にはこれでも感激!時間の都合もあり、ヒメボタルの生息地へ車で移動。神社の境内にピカッピカッとヒメボタルが黄色い光を出し、その反対側ではゲンジボタル。この日参加された方は本当にラッキーでしたね。




★☆★☆★ 19年6月の田より ★☆★☆★
 すっかり周辺は早苗田の水鏡。山並みを映し農村の美しい季節です。

 気分がよかったのでしょうね。昨日旦那がどこか姿が見えないと思ったら、コシヒカリの田植をせっせと田植え機で3/4ほど終えています。今更抜くわけにもいかず、もう何にも言いませんでした。私たち夫婦のコミュニケーションが悪かったのか、ただ旦那がいい加減なのか、想像に任せます。

 この活動を10年近く続けてきたのは、確かに旦那の協力があったため。しかし、活動の危機も旦那が握っています。そこの折り合いをつけるためには「いい加減」にならざるを得ません。

 ところが「いい加減」はとても奥深いいい言葉です。本来の目的を忘れ、細かいことを議論していることが多い世間ですよね。みんなが仲良く、細かいことにこだわらず、結果良ければすべてよしを見極めながら活動を進めています。今年田植えができなくても、来年体験をしていただければいいですし、秋にはおいしいお米を食べることができます。

 私たち夫婦のいい加減さがこの活動を長続きさせています。ご理解ください。
 

★☆★☆★ 19年6月の活動予定 ★☆★☆★


 6月3日(日) 
   10(日)
 どちらも10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:3日 田植えの準備から後片付けまで
          10日 玉ねぎ、じゃがいもの収穫、田車引き(田の除草作業)
 昼食メニュー:オニオンスライス、新じゃがの肉じゃが(肉は少ないかも?)、紫蘇の間引き入りちらし寿司 
 
 今年はトライやる・ウィークの中学生が来ません。それで、いつも中学生用に残している作業がちょうどあり、ホタルの飛び始める季節でもあるので2回連続で。夏野菜の定植もほぼ終わりましたが、本来夏野菜はまだ自然では小さな苗です。それも草を抜きながら見つけられれば植え替えましょう。
 

★☆★☆★ 19年5月20日の例会報告 ★☆★☆★


 朝少し雨がぱらつきましたが、すぐやみ一安心。と言うのもお茶摘みに雨は大敵。

 お茶畑と言うものはありませんが、石垣の間にお茶が植わり、ちょうど摘みやすい高さです。自然に発芽もしますが、このちょうどいい植わり具合は、場所もとらずいい栽培地として昔の人が定植したのでしょう。

 ちょうど摘みごろで、お茶の木も摘むべきところは鮮やかな新緑、すぐ目につきます。収穫エプロンを付け、慣れれば両手を使い無心に積んでいきます。近くの茶の木が目に入り「こっちも摘むのを忘れないでね」

 私は鍋で蒸していましたが、今回はTさんの指導で釜井り茶(フライパン使用)に挑戦。フライパンにあふれそうなくらい生葉を入れ、弱火で、手で混ぜながら揉んでいきます。量にもよりますが、10~20分すると薫り高くお茶らしくなりました。早速お茶を入れてみると、立派なもの!お茶づくりは時間がかかりますが、貴重な体験でした。

 男の子2人は泥田に入るための服(米袋で)を作リ、これなら泥汚れも問題なし。カエルや虫を探すのに夢中。大豆畑の手前にため池を作る作業をしていると、トノサマガエルの卵やヤゴ、イモリも発見。

 最後に山畑の横の竹やぶ間伐。今ならこんにゃくが土の中にあるだけで畑に倒れても支障がなく、チャンス。それにメンバーは竹林ボランティアと森林ボランティアで慣れたもの。子供達は大きくなった竹の子で遊び、大人も子供も忙しい1日でした。




★☆★☆★ 19年5月の田より ★☆★☆★
 GW中に周辺の田んぼは田植えを終えた所も出てきました。次に来られる時は随分と風景が変っていますよ。

 うちの畑に一株の大きな高菜があります。これは種取り用で、高菜を食べられなくてもこれを収穫することはできません。と言うのも、この高菜は父が子どもの頃から作っていた物で、80年以上種を取り続けてきた物なのです。昔は栽培するほとんどの野菜の種は自分で残し、作り続けてきたもの。今は種やさんにほとんどその仕事を任せたばかりに、個性のない野菜が多くなりました。

 この高菜は新漬けの時は涙が出るほど辛く、古漬けも味がいいので残してきました。子どもの頃から毎年当たり前に食べてきた高菜漬けは、母の体力がなくなり、父が受け継ぎましたが、その父も亡くなり、もう数年食べていません。立派な高菜をひと樽分作るのでさえなかなかなのに、塩加減や漬け込み方が悪く痛んでしまったり・・

 また、食生活も変り昔ほど漬物を消費しなくなりました。あきらめかけていたのですが、畑の高菜が「種だけは取り続けろよ」言っているようで、今年は少し期待できるくらいの収穫ができました。

 もう1つ父の残した種があります。これは20年くらいと思いますが、しし唐でとてもやわらかく大きくなります。万願寺が混じったのかもしれません。これはちょうど双葉を出しました。苗は間引きながら葉っぱを食べ、夏には食べきれないほど実を付けてくれます。
 

★☆★☆★ 19年5月の活動予定 ★☆★☆★


 5月20日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:畑の草抜き、夏野菜定植(準備)、田植えの準備
 昼食メニュー:じゃがいもとたまねぎのカレー。お茶を使った料理。
 
 今年はコシヒカリとモチどちらも植えます。そして、元気のいいメンバーも増えたことなので、休耕の田んぼに大豆を植えたいですね。上から2番目の田んぼは水路から水が漏れるので、水路側をため池のようにして、その奥に豆を植えてはと思います。これには土木作業が伴いますので、参加者が多ければ、それなりの大豆を作付けできます。

 お茶が収穫できそうです。我が家の裏だけでなく、石垣や山すそ、いたるところに自生していますので、収穫したい人は収穫用エプロンをお忘れなく。時期によりおひたしや佃煮にもなるようです。
 

★☆★☆★ 19年4月22日の例会報告 ★☆★☆★


 新しいメンバーが3組と言うだけでにぎやかになると、想像できました。が、家主さんの集まり、山火事騒ぎとお祭り騒ぎのような1日でした。

 朝になって、家主さんの株うちの祭り(親族の守り神の掃除をし、一緒に飲食をする集まり)があり、縁台でいっぱい始めていたところへ、参加者が続々。本来家主さんの相手をせねばならないのだろうけれど、紹介だけして百姓くらぶの活動開始。

 新しい人は周辺の散策や、食べられる野草の収穫。慣れた女性たちは、高菜を収穫して水洗い。今年は思った以上に収穫でき、漬物にし甲斐がある・・「何であんなところが燃えてるの?」「火事や!」とバケツで水を運ぶけれど手に負えず119番。電話中に近所の消防団2人が駆けつけ、消火栓からホースを出し、なんと手際のいい(日ごろの訓練の成果)あっという間に消火。しかし、一旦119番へ電話をしたものだから「消えました」と言っても万が一と出動。サイレンは鳴るわ、消防車数台(かわいい軽ポンプ車も)、救急車、パトカー、関係者(野次馬?)の車。ここへ越して来て2番目の大騒動。

 でも、今回は無事消火できたので笑っていられますが、以前同じところで火事があり、これは工場が全焼、その延焼で山火事になりかけたのです。旦那が第1発見者と言うことで事情徴収を。今回の出火は株うちの掃除をした後の火の不始末。2時間以上たっての出火で、当事者たちは帰宅済みでした。乾燥している春は気をつけましょうね。

 そんな大騒ぎを横目で見ながら、反対の山では百姓くらぶのメンバーがワラビ採りに。なかなか帰ってこないと思ったら、採り出すと途中では帰られない山菜取りの貴重な体験ができました。竹の子もいいのを見つけましたね。

 昼食は竹の子入りの混ぜご飯、黒米入りご飯、ワラビとタンポポのサラダ、竹の子・ヨモギのてんぷら、味噌汁・・ご飯を4杯も食べた子もいたようで、気持ちよく作ったものがなくなりました。

 午後からはこんにゃくの定植。花の咲く芋は袋の中で芽を伸ばし、くねくねと曲がっていて、畑に定植した後の様子はなんとも言えない不思議な光景。しかし、今ではあの時の姿はなく、お行儀良く伸びています。他の大きな芋も皆で手分けするとあっという間に終了。畑を空けるために抜いた小さな人参や、太いごぼう、こんにゃくやワラビのお土産があり、楽しくにぎやかな1日が終わりました。

 新しいメンバーは何をするのも興味深かったようです。川で遊んではまってぬれることも楽しかったそうです。家族や友人で参加すると、体験を共有できるので、帰宅してからもその楽しさが続きます。Sさんは「百姓くらぶ行きたいのなら、早く寝なさい、宿題しなさい」と言い、随分効果があったようです。詳しい活用方法はまた直接聞いてくださいね。




★☆★☆★ 19年4月の田より ★☆★☆★
 さて、前回の不思議なものはなんだったかお解かりですか?ナメクジの卵でした。以前はヤマナメクジもいたのですが、最近はあまり見かけないし、卵だけではどのナメクジかまではよくわかりません。そのまま元に戻しておきましたので、今後の観察次第です。

 こんな風に日々不思議なことやわからないものに出会います。すぐに解決できるものもあれば、専門家に会った時、特徴を言って教えてもらうこともあります。あきらめないことが肝心。我が家の周辺を歩くときは「名探偵」になった気分で、推理を働かせます。

 以前も軒下のコンクリートの上に鳥の糞が。それが日増しに増え、横に転々と続く。ある時「これは軒下の電線に鳥が止まるからだ」と気づきましたが、鳥が止まっている様子がない。もしやと思い、夜懐中電灯を向けるとジョウビタキがそこに休んでいました。思わずシャッターを押したのがこの写真。



 さぁ、あなたも百姓くらぶ メイ 探偵団 で活躍しませんか。

 *Sさん親子が見つけた土の盛り上がったものは、モグラ塚(地下道を作ったときに出る土を外に掘り出したもの)です。
 *近くの棕櫚の木が切られていましたが、これは関電が電線にかかる恐れがあるとして、切り除いたのでした。
 

★☆★☆★ 19年4月の活動予定 ★☆★☆★


 4月15日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:蓬摘み、畑の草抜き、こんにゃくの定植、高菜の漬物
 昼食メニュー:この時期食べられる野草と混ぜご飯。うまくタラの芽が手に入ればてんぷら+凍りこんにゃくのてんぷら。菜の花のサラダ。 
 
 お天気次第とは言え、畑の準備ができていればこんにゃくの定植をみんなでしましょう。こんにゃくが1年でどの程度大きくなるのか、植える時を知らないとわかりませんよね。昨年は種芋を腐らしたため、収量が少なめでした。今年は種芋大小いっぱいありますから、この秋が楽しみです。
 高菜が思い通り大きくなりません。でも手のあるときに収穫し洗って、干して、塩漬けに。天気がいいとできます。
 

★☆★☆★ 19年3月25日の例会報告 ★☆★☆★


 前日の雨が朝には上がりましたが、とても畑仕事ができる状態ではありません。幸いにも参加者も少なめでS一行3名。参加する人にとっては多いほうが楽しいかもしれませんが、受け入れる私たちは少ないと気が楽です。

 年末の餅つき用や、蓬団子用に蓬摘み。少し小さいのですが、時間もあるし今の時期のやわらかいものを採取。つくしも少しありました。昼食はラーメン食べ放題ですが、Sさんはダイエット中で意外に小食。つくしの混ぜご飯もあり、結局ラーメンは7種類(7人分)しか達成できませんでした。

 おなかいっぱいではしゃがんで蓬摘みもしんどいので、周辺の山を散策。小さな木の芽やコケの胞子体がいっせいに伸びている所、かわせみの巣らしきものも発見。獣道がどこへ続くか、歩いてみると我が家の畑の方へ続き、途中は鹿の糞がいっぱい。鹿の気分になって帰ってきました。

 午後からも蓬摘み、包丁の刃砥ぎ(Eちゃん)、溝の掃除=水遊び(Tちゃん)。お土産用にノビル、セリ、白菜の菜の花などを収穫し春の1日を終えました。




★☆★☆★ 19年3月の田より ★☆★☆★
 周辺の生物たちにも春がやってきたようです。
 アナグマが地中の虫(えさ)探しのために掘った穴が残っています。野うさぎが走るのを旦那は見ました。庭のアマガエルが冬眠から覚め鳴いていました。畑は野菜と野草のお花畑になりつつあります。

 ところで最近、麺を食べる日々が続いています。数年前にお会いした人とネット上で再会し、お互いの顔よりそれぞれの作る加工品が印象に残っていました。そんなことで「物々交換」することに。届く麺類は同額のもの+アルファーぐらいと思っていたら、プレゼントが同額以上。確かに美味しいのです。ただ、私たち二人ではとても食べきれない・・関係者の方々ご協力を。

 そこで次回は10種類のラーメンを一度に食べることに挑戦!お楽しみに。

★☆★☆★ 19年3月の活動予定 ★☆★☆★


 3月25日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:蓬摘み、畑の草抜き、田んぼの準備 春探し
 昼食メニュー:この時期食べられる野草とラーメン屋さんごっこ 
 
 春は何もしなくても気持ちいい時です。野草の花束を作るなり、虫を見つけるなり、この時期を楽しみましょう。
 

★☆★☆★ 19年2月25日の例会報告 ★☆★☆★

 味噌作りは、例年うちで加工する人と我が家の2組。他の参加者は急遽欠席があり、S親子のみ。まだ新人でこの時期何が楽しいのかよくわからないようなので「周辺を歩き回り、不思議なもの、わからないものなど見つけてきてください」

 集めてきたものを並べ、まずは他の人のご意見を。大体ここらではよく見かけるものがほとんど。ジャノヒゲとその実、シャガ、オオカマキリの卵、鹿の糞各種(大きさや色の違うもの)、ウメノキゴケ。みんながよくわからなかったものはホコリタケの仲間でオニフスベ。それもかなり古くなり色は濃いベージュ色。持つと意外に軽く、ふわぁっとほこりが出る。今度秋にはみんなで試食して見ましょうか。ウメノキゴケが大気汚染の指標になることは、今回はじめて知りました。

 段取りが悪く昼食も手抜きのようになりましたが、しいたけの植菌は初めてで楽しかったようです。使ったのは前回山から下ろしてきたホダ木です。都合で早く帰られましたが、後は夫婦で作業を続け、庭を片付けて設置しました。

 その時ちょっと不思議なものをまた見つけてしまったのですが、どなたかこれはなんだかわかりますか。古いホダ木と地面との間にありました。調べてみると私の予想通りのものでした。

中央の白い塊です。

触ってみると驚くほどやわらかいものでした。




★☆★☆★ 19年2月の田より ★☆★☆★
  雪が降ったり、寒かったりすると暖かいところで読書が2月の楽しみです。ところがこの充電できるひと時がまとまりのないまま、日常を過ごしてしまいますね。それでも日々の暮らしの知恵・工夫は本から頂くことが多いです。

 鹿のことをより知りたいと思いシートン動物誌「しかの好奇心」(今泉吉晴監訳・紀伊国屋書店)を読み始めました。鹿はどんなところを好むのか。「開けた日当たりのよい場所(草地)とくつろげる隠れ場所を組み込んだ境界地帯」本ではオジロジカですが、先日我が家の東側と西側の山に登って感じたのとぴったり当てはまります。

 東側の山は傾斜が急で下りてきたところが道路になります。鹿の糞はあることにはありましたが、西側の山とは比べ物になりません。西側は台風で適当に木が倒れて開けていますし、その下は耕作していない田んぼで草が適当にあります。また、川にも面しているので水も飲めますしほとんど人の出入りのない場所になっています。

 シートンは今でもちっとも色あせることのない貴重な記録を残していますね。また、彼の自然を愛する心、私の目標でもあります。

★☆★☆★ 19年2月の活動予定 ★☆★☆★


 2月25日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:味噌作り 大豆の選別 こんにゃく作り しいたけの植菌 
 昼食メニュー:ジャガイモ料理 食べられる野草 
 持ち物:味噌を作る場合は かめ(または たる)など エプロン、三角巾、タオルなど
      農作業の場合、長靴、手袋、タオル、防寒着など

 味噌作りを先月済ました人はジャガイモの定植や畑の草抜き、川や周辺の管理作業、山の落ち葉集めなどもあります。
 

★☆★☆★ 19年1月28日の例会報告 ★☆★☆★

 味噌作りは来年の豊かな食生活の基礎となる大切な仕事。圧力鍋3つをフルに使い、6組が仕込みました。

 大豆は朝から事前に火をつけ柔らかく蒸しておきました。到着の順番に塩を麹に混ぜ、ミンチ機で熱々の大豆をつぶしていきます。10時から始め、とても段取りよく進んだので12時過ぎには作業は終わっていました!

 私は何も言わなくても、ベテランメンバーが初めての人にやり方を伝え、手伝い本当に仲良く進みました。これなら百姓くらぶが味噌を仕込み販売するのも夢ではない。大豆がたくさん収穫できるようになったらやってみましょうね。今年、米と大豆を頑張って作ると材料費は麹の加工代と塩、光熱費だけになりますよ。

 旦那はすることがなくどこに?と思っていたら、ちゃんと煎餅屋みたいに七厘でかきもちを焼いていました。続いて年末についたお餅。味噌料理とは名ばかりでゆでた野菜やこんにゃくに味噌をつけて食べたのですが、シンプルで美味しい食べ方です。

 午後から西と東の山の散策。西側の山は台風で倒れた木を森林組合がきれいに片付けていましたが、それでも大きな切り株はそのまま。鹿の糞がたくさん落ちていて、いつもうろうろしているようです。東の山は傾斜が急なのと、間伐した木をそのままにしてあるので歩きにくい。コナラのホダ木を1本ずつ降ろしてもらいました。



★☆★☆★ 19年1月の田より ★☆★☆★
 新年おめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 お正月休みに読破しようと思っていた本(まだ読み終えていないのですが)を紹介します。題名は「グッド・ニュース 持続可能な社会はもう始まっている」デヴィッド・スズキ ホリー・ドレッセルの共著です。

 デヴィッド・スズキは「あなたが世界を変える日」(セヴァン・カリス・スズキ著 学陽書房版)のセヴァンの父です。私は数年前、図書館でたまたま手にした「あなたが世界を変える日」にとても感動し、私も何かしなくては・・と思いました。しかし、その感動も忘れつつあった昨年末、メーリングリストで「グッド・ニュース」が紹介され、セヴァンの父と言うことで本を購入しました。届いてびっくり、500ページを超える分厚い本で、すぐに読み始めることはできませんでした。

 とても広い分野に関して、多数の事例を紹介しながらこれからの住民の選ぶべき道が示されています。世の中のおかしなことを解決する方策が紹介され、私の暮らし方も間違っていないことに安心し、これからどのような活動を積極的に進めるべきなのか、本を読み終える時にははっきりしそうです。

 まずは読みやすい「あなたが世界を変える日」を読まれてはいかがでしょうか。写真絵本のようなもので、子どもでもわかりやすく環境問題を扱っています。

★☆★☆★ 19年1月の活動予定 ★☆★☆★


 1月28日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)

 作業メニュー:味噌作り 大豆の選別 こんにゃく作り
 昼食メニュー:餅、こんにゃく、味噌を使った料理
 持ち物:味噌を作る場合は かめ(または たる)など エプロン、三角巾、タオルなど

 姫路にある麹屋さんを紹介してもらい問い合わせたところ、米持込でもOK とのこと。と言うことは我が家の米を使うことができます。大豆は申し訳ありませんが、昨年作った物は自家用分しかありませんので、納豆の大豆(秋田県産有機認証大豆)になります。この分だと2月も同じパターンで味噌作りができそうですが、日は決まっていません。

★今月28日に味噌を仕込む人は1月14日までに申し込んでください。
★28日都合のつかない方は2月の都合のいい日をお知らせ下さい。

申込は仕上がり8.5㎏の場合、麹3㎏+大豆2㎏+塩(自然塩)0.85㎏となり、5000円ぐらいになりそうです。シママースを使う場合は3400円ほどです。麦麹を注文することもできますが、1000円ぐらい高くなります。はっきりとした費用が出せないのは送料が重さなどで変ってくるためです。

 初めての方は別途詳しいことをお知らせしますので、お早めにお申込下さい。
 

★☆★☆★ 18年12月30日の例会報告 ★☆★☆★

 1年の締めくくり、餅つきの天気も心配でした。何せ、28日の晩から雪が降り始め29日の昼ごろまで。当日は天気予報では大丈夫と思っていたのですが、この様子なら道路の雪がどの程度とけるだろうと、雪かきをしながらの準備でした。

 28日の夕方40kgも米を洗ったので、「雪で行けません~」と参加者が少なかったらどうしようかと・・でも皆さん無事到着。持ち帰りの人も多かったので予定を聞き、段取りよくついていきました。朝6時ごろからかまどの火をつけたので、8時半ごろには一臼目が蒸しあがり、黒米入りをとりあえず夫婦で。ついで蓬、えびと色餅を先に。

 我が家の餅つき初参加のSさんは体力に自信があるようで、3臼に挑戦。もう一組初参加のMさん夫婦もご主人は初めてとは言え、杵の持ち方が決まっています。その他の参加者はおなじみ、それぞれの役割をしっかり受け持ち、餅つきは順調に進みます。つきたての餅はもちろん、持参のケーキや漬物、お菓子、こんにゃくに、納豆、トン汁。おなかはお正月を迎えたような満足(満腹)感。

 久しぶりのNとうさんは念願の焚き火を、SさんとMさんは薪割り体験、子どもたちはちょっと泥だらけの雪だるまを。みんなそれぞれに餅つき以外のことも楽しみ、19臼も予定の2時頃にはすっかり片付けも終え、年末の1日も楽しく終了しました。




★☆★☆★ 18年12月の田より ★☆★☆★
 しめなわの市位さんのお話によれば、うちより上の家もヌートリアの被害(人参が好きのようで困っていた)がひどかったので、何匹か捕まえたとのこと。おかげで最近はヌートリアの被害が出ていません。鹿ももっと大きく野菜の育っている畑へ行ってくれているのでしょう。小さいながらも白菜やほうれん草が育ち始めています。

 先日熊本の愛林館館長の沢畑さんがわが家に宿泊し、夜は宴会。7年前のこと、まともな楽器はギターだけ。他にはないのかとピアニカを出してきて合奏、私はなべのふたを菜ばしでたたいていました。今回はリコーダーも出してきて、まるで小学校の音楽室でいたずらをしているような。昔青年だったおじさんたちは、なつかしい曲を夜が更けるまで歌いました。

 沢畑さんは百姓のMLで知り合い、納豆の作り方を教えてほしいと7年前に来訪。2泊してしっかり修行を終えたはずですが・・。結局現在は久木野の棚田でできた大豆をうちで加工しています。

★☆★☆★ 18年12月30日の活動予定 ★☆★☆★


 12月30日(土) 9時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:餅つき  おくどと3段の蒸篭でもち米を蒸し、杵と臼を使いつきます。
 昼食メニュー:つきたての餅、各種  トン汁

 今年はもち米もたくさん収穫できました。田植え、稲刈りに参加された方は一臼(もち米2kg~)分はプレゼントします。また、それ以外の人や余分に必要な方は一臼¥1000(材料費)をお願いします。準備の都合がありますので、参加予定の方は23日までにご連絡下さい。
 

★☆★☆★ 18年12月2日の例会報告 ★☆★☆★

 天気(いつも言ってますね)が心配されましたが、お昼にぱらついた程度で、しめなわ作りにはほとんど支障なく、寒くもなく無事終了しました。

 朝一番に到着は講師の市位さん。何せ一番近いですから。ところが足を痛められたのか、そろそろと歩いていらっしゃる。数日前から痛め、大変だったようでこの日は痛み止めの注射を打ってこられたとのこと。しかし参加者が集まり声を出したり指導をする時には、いつもと変わらない様子で一安心。このしめなわ作りを始めたのが市位さん71歳の時。お元気で毎年講師を続けていただき、14回目現在85歳。

 続々と参加者が集まり20人。多くはひょうご森の倶楽部のメンバー。毎年親戚友人の分までここで作っている人も、初めての人もそれぞれのペースでめがねに挑戦。今年のわらは、百姓くらぶのもち米のわら。毎年他でわらを都合していたが、今年初めて全部自家製。それくらい今年のもち米は出来がよかったのです。

 例年苦労するのは「左ない」。「右ない」と手の動きを反対にするだけだが、頭でわかっていても手が動かない、不思議な体験。どうも頑固な人はこれが難しいようです。仕上げの徳利結びはわらが少し短めだったので、難しかったかもしれませんが午前中までにそれぞれ個性のあるしめなわができました。

 さぁ昼食という時に雨がぱらつき始め、仕方なく軒下や作業場で昼食を始めました。地鶏ミンチボールと野菜たっぷりの汁は冷えた体が喜んでいたようです。お代わりも進み用意した量はちょうどでした。こんにゃくの刺身・焼き芋も好評。

 午後からは焚き火を囲みわら細工の復習。縄をなったり、魔法使いの使うほうきを作ったりしました。畑に残っていたピーナッツを塩茹でしましたが、しっかり甘みもあり残り物とは思えないおいしさでした。
 



★☆★☆★ 18年11月の田より ★☆★☆★
 山畑の大豆が収穫間近になりました。葉が黄色に色づき落ち始めています。実はこんなにたくさんの大豆を収穫するのは初めてで、どれくらいの量になるのか楽しみです。取らぬ狸の皮算用にならないよう願うばかり。裏の畑の大豆が収穫できていれば倍はあったのですから。幸い山畑は獣たちはまだ気づいていないのか、被害がないのです。

 10月の例会以降週に1~2回は鹿やアナグマ、ヌートリアが裏の畑へ入りインゲンや大根、ほうれん草など食べて行きます。もちろんネットを追加したり、川からの進入路をふさいだり、その都度手を尽くしているのですが、相手は生きるため必死です。先日も仲間と獣害防除ではなしが盛り上がりましたが、私はまだまだ手ぬるいようです。

 葉物野菜に付くダイコンサルハムシは疎植にし、万一葉っぱについていても、パッ、パッと葉をたたいて落としてやるとクモなどが食べてくれることを発見しました。土もふかふかのいい感じになっているのに、獣害で大根すらまともに作れないのは残念無念。とにかく、あきらめずやるしかありません。

★☆★☆★ 18年11月の活動予定 ★☆★☆★


 11月19日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:大豆の収穫(脱穀) 田畑の片付け、こんにゃく加工
 昼食メニュー:枝豆ご飯(新米)、枝豆の納豆、焼き芋、ピーナッツの塩茹で、銀杏、など

 前回収穫した枝豆がたくさん冷凍してありますので、それをうまく調理します。こんにゃくも作り放題、食べ放題。
 

★☆★☆★ 18年10月15日の例会報告 ★☆★☆★

 アナグマと思いますが、もち米の稲を踏み倒し食べ始めたので、事前に稲刈りをしました。3ヶ月ぶりに張り切って参加した育ちゃんたちには申し訳なかったのですが、この時期にしか味わえない秋の1日を満喫してもらったことでしょう。

 秋の日差しに長らく?伸ばしていなかった羽を広げ、周辺をうろちょろ。今年は少ない柿を「全部とってきた」アナグマに食べられたった一つ残っていたナスも「ナスをまるかじりしたら、甘かった」「銀杏はたくさん落ちてるなぁ」「サツマイモは焼きいもするから持って帰る」「来る人が少ないと土産が多いからええなぁ」枝豆も今シーズン初めてのこんにゃくも。やっぱり秋は参加しないと損かもしれませんね。

 でも仕事もたくさんありました。ピーナッツ、サツマイモ、こんにゃく芋の収穫。特にこんにゃくは30~40kgあったでしょうか。それぞれに土の中の姿が違うので、コツがつかめないと傷だらけだったり、掘り残しがでます。枝豆はアナグマと鹿の食べ残しのよう。畑から収穫し、鞘を取りすぐゆで、それを豆だけにしました。一輪車に山盛り5杯くらいあったでしょうか。あのすごい量と同じくらい動物たちに食べられたと思います。

 畑に座り鞘を取りながら「今晩アナグマが来たらびっくり仰天するやろね。食べるものが何にもなくなっていて」なんて話をしていたのですが、彼らにとってはまだ畑には食べられるものがたくさんありました。稲木にかけたもち米、私たちには間引くのがもったいないような大根やほうれん草・・・おいしかったでしょうね。
 



★☆★☆★ 18年10月の田より ★☆★☆★
 実りの秋、人間もその他の野生生物たちも冬を前に真剣に食糧を蓄えたり、しっかり食べるため、動き回っています。

 9月下旬の好天でコシヒカリの稲木干しも思ったより早く乾き、9月30日の雨降り前に脱穀をしました。残るはもち米と大豆、これが危ないと思っていました。周辺でも稲刈りは終了し、大豆を作る家もほとんどなく、まるで「最後の取って置き」になってしまいました。案の定翌日には大豆の被害がありネットやその他の防除を追加しました。この時は鹿とアナグマが食べたようでした。

 そして10月4日にも鹿が入った様子があり、一帯を調べるともち米も食べた後がありました。栗やナスも食べ後がありこれはアナグマ?それぞれ1頭ずつくらいが毎晩食事にやってきているようです。もうもち米は刈り取っていい時期ですから、天気さえよければこちらで稲刈りをします。

 問題は大豆です。まだ枝豆の状態で収穫できません。こちらが枝豆でアナグマや鹿に負けないように食べていくしか方法がないのでしょうか。

★☆★☆★ 18年10月の活動予定 ★☆★☆★


 10月15日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:コンニャク収穫・枝豆・落花生も
 昼食メニュー:新米、塩ゆでピーナッツ、枝豆、ミニトマト、栗おこわ、秋刀魚の塩焼き(七厘で焼きましょう)

 台風の動きやその後の天気によりますが、被害の出ないうちにもち米は稲刈りをする予定です。稲刈りが終わっているかもしれませんが、その点はお許しを。しかし今シーズン初めてのこんにゃく作りができるかも。おなかをすかせていらして下さい。
 

★☆★☆★ 18年9月24日の例会報告 ★☆★☆★

 しばらくぶりのTさんと、N一家の参加でした。ですから、作業をするよりのんびりすごしていただければと考えていました。

 頂き物の鮎を塩焼きにするため焚き火をはじめ、それなら焼き芋をしたい。その上で落花生の塩茹でのおなべを下げて・・ちょうど落ち始めた栗をいれ、黒豆入り栗おこわ。みょうがとナスで塩もみ。残った黒豆でツナサラダと花オクラ。サツマイモの茎も大切にキンピラ風に炒め、あの子達の仕事にミニトマトを取ってきてもらおう。この日しか味わえない秋の味覚、大盤振る舞いでした。この贅沢さは、食べた人しかわからないと思いますが。

 幸せな気分に浸っているばかりではもったいないので、午後から紫蘇の実の収穫を、私たち夫婦は稲刈りをすることにしました。子どもたちも稲刈りをしたいと、長靴+をどろんこにしながら手伝ってくれました。バインダーで刈りにくいところを手刈りしたのですが、1反は広く稲束を集めたり、ハザ掛けをしたりとそれぞれの役割を考えみんなが帰るまでに半分が終わりました。稲刈りをするバインダーの前を見ていると稲に隠れていたカエルがどんどん飛び出し、子ども達はカエルやコオロギをたくさんつかまえお土産に持ち帰りました。

 毎年思うのですが、子ども達はだんだん立派な働き手になってくれます。田んぼでみんなが働く光景を残して行きたいですね。

 残った稲刈りはだんなのお尻をたたきながら、手際よく進めたので日暮れまでに何とか終了しましたよ。
 




★☆★☆★ 18年9月の田より ★☆★☆★
 朝夕はすっかり秋の気配。「ちょっとクーラーが利きすぎているね」なんて言って、靴下をはいたりシャツを重ねたり。

 ありがたいことにこの夏もあまり扇風機を使わず(納豆の放冷では使う)にすみました。いや、けちな私は使わなかった、と言った方がいいでしょうか。お風呂上がりは外で涼むのが一番。実は図書館から借りた本ですが「愉しい非電化」がとても興味深く、参考になる点がたくさんありました。

 電気の使用に関して、けちのレベルが上がりました。薪ストーブも新しいものを購入する予定ですが、待っていたもの(ペレットと薪が使えるストーブ)が手に入りそうです。

 2~3日雨模様で畑に行きませんでした。今朝行くと、もう紫蘇の花が咲き始めています。次の活動日のころ実を収穫できるでしょうか。
 

★☆★☆★ 18年9月の活動予定 ★☆★☆★


 9月24日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:稲刈りの準備、コンニャク・大豆畑の草抜き 秋・冬野菜の手入れ
 昼食メニュー:シシトウの油炒め、その他夏野菜の煮物(揚げ物)、塩ゆでピーナッツ試食(ちょっと早いでしょうけれど)、天気が良ければソーラークッカーで目玉焼きができるか実験

 昨年はこのころにコシヒカリの稲刈りをしています。うまく行けば出来るかもしれません。また、もち米は10月中旬に稲刈り。これももう少し直前にならないと確定しません。それまで台風が来ないことを祈って。
 

★☆★☆★ 18年8月4日の例会報告 ★☆★☆★


 毎年夏はほんとんど夏休み状態の百姓くらぶ。私は日々、適当に手抜き草を抜きしていますが。
例年のそうめん流しの写真を見ても参加人数が少ないことがわかります。

 今年も立派なそうめん流しの竹をもらってきたのですが、参加者は私たちを含めても4人。そこで近所の高校生を誘いました。

 この状況を知らず張り切って参加したSさん夫婦。「今日はほかの人に遠慮することないので、したいことをしましょう」まじめなSさんは田んぼの石垣の草取りをしましょうと。気になっていたのですが、一緒に作業をしてきれいになりました。奥さんは畑で邪魔になっていた青紫蘇の活用(紫蘇酢)をしてもらいました。

 お昼は収穫した野菜や隣のたこ焼き、もちろんそうめん流しも。高校生が来たのはちょっと時間がずれてしまったのですが、私は若い子達とちょっと話をするだけでもなんとなくうれしい、おばさんになったようです。

 その後、苦労してそうめん流しの竹を乗用車の屋根に乗せSさん夫婦とちょっと外出。田舎暮らしをしたいSさんたちと隣町に情報を集めに行きました。私も考え始めてから暮らしを始めるまでに色々あって7年かかりました。気長に、あきらめずに探すしかないようです。
 



★☆★☆★ 18年8月の田より ★☆★☆★
 
 雨が続くとわが家はすごい湿気に襲われます。梅雨時には当たり前とおっしゃるかもしれませんが、裏が1段高い田んぼ、道も同じように高く、その道の向こうは山ですから山の水分がわが家に押し寄せてくるのです。

 ちょっと大雨になると山の水が畑や石垣から噴き出してきます。噴き出すものを押さえても効果がないので、ただひたすら早く流れてしまうよう排水路をきれいにしたり、掘り直したりします。雨がやめば表面的な水は見えなくなりますが、山がとどめた水がゆっくりわが家の床下や土間にしみ出てきます。天気の良い日に直接置いたものなどを全部外に出し、床掃除、ふき掃除。毎年のこととは言え、この時ばかりは暑い夏が待ち遠しい限りです。

 先日雨の心配のない日には、みんなが久しぶりに草刈りや畑仕事にでていました。動物たちも雨の日は出歩けないので、この朝川向こうの畑のサツマイモが鹿の食害で葉がなくなっていました。防除をしっかりしておかないと次はうちの番かも。ネットをしているだけでは効き目がないようですが、それでも蔓草が絡まりネットが下がっていないよう、蔓草取りをしました。

★☆★☆★ 18年8月の活動予定 ★☆★☆★


 8月6日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:田んぼの除草(田車他)、マメ畑の草抜きなど
 昼食メニュー:そうめん流し 前日に他でそうめん流しをします。その時のセットを使う予定ですが、前日が雨の場合はそれがありません。
 
 *除草作業を今年は早くから手がけたためか、ずいぶんと田んぼの草は少な目。日照不足かもしれませんね。稲も毎年のことですが、小さめです。

 *今年は頑張って大豆を植えました。鹿の食害に合わなければ枝豆食べ放題、味噌づくりの大豆も賄えるでしょう!

★☆★☆★ 18年7月2日の例会報告 ★☆★☆★


 朝は大雨、こりゃ中止しかないかと天気予報を確認したところ、数時間後には雨雲が通過とのこと。予報通りみんながわが家に到着する頃には雨もやみ、なんと不思議な百姓くらぶ。誰が晴れ女でしょうか。

 とは言え畑仕事のできる状態ではない。田車で除草、コンニャク畑の草抜き。でも人参を抜くくらいなら・・と午後の作業に備え小さな人参収穫。これは冬に種をまいたのにちっとも芽が出ないので、そこにジャガイモを定植。その後にようやくジャガイモとおそろいで芽が出てきた。だから収穫もおそろいでするしかない人参。子どもたちに水路できれいにドロを洗い落とし、食べられる状態にするまでを任せ、他にも小さなニラの収穫と掃除、餃子包み・・・人出があるので、助かった。

 昼食はこの人参のきんぴら、納豆餃子、納豆の味噌和え、納豆キムチ、みそ汁。餃子の中のニンニクや生姜も自家製、もちろん米、味噌、納豆もだから、この日の自給率は高い。赤ジソの梅酢漬けは、畑から葉を揃えながらちぎり、ちょっと塩をふり梅酢に漬けるだけ。簡単でおにぎりなどに見栄えも味も良い。こんな簡単な加工方法はここだからこそできる1品かな。

 午後からはちょっと人数も減り、どろんこになりながらジャガイモの収穫、大豆の定植をできるところまで。さすがに畝立てを1からするのは無理で、ジャガイモの跡に植えた。後日の大豆の苗は何度かに分け定植。すべてを1人ではしんどいけれど、草抜きや収穫作業を手伝ってもらえそうなので、元気を出して無事終了。

 



★☆★☆★ 18年7月の田より ★☆★☆★
 
 外にあるトイレの窓は、網戸など必要のないほどクモの巣がきれいにかかっている。

 いつも私は言い訳のように「クモの観察しているから・・」とクモの巣を取ったり、掃除をしない。まんざらウソではないのだけれど、先日クモの専門家に出会い、このことを言ったら「気が合いますね」なんて言われてしまいクモを研究しなくっちゃと思った。

 彼と最初に出会ったのは8年くらい前。トンボの本を紹介され、早速それを購入。トンボのことを知りたいと思った。新聞にコラムを書いたり、本を出したり、有名人なのだけれど、ヤギを飼っているし、ちょっと変わり者という共通点もあり、何となく親近感を覚える。

 秋にエコツアーを企画、その打ち合わせに竹野へ出かけ、2度目の対面。長年自然環境のインタープリターとして活躍している彼を見て、この人を目指してみたいと思った。
 

★☆★☆★ 18年7月の活動予定 ★☆★☆★


 7月2日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:田んぼの除草(田車他)、大豆の定植、ジャガイモの収穫、畑の除草
 昼食メニュー:納豆料理フルコース? 在庫の納豆がありますのでたまには納豆の料理講習でもしましょうか。
 
 雨が降れば、それなりの作業や楽しい一時を過ごしましょう。傘、カッパ、長靴は忘れないように。
 オタマジャクシの見分け方がわかりました。カエルの鳴き声も聞き分けることができます。雨の時何ができるか考えてきて下さい。


★☆★☆★ 18年6月11日の例会報告 ★☆★☆★


 私も含め(?)皆さんの日頃の行いが良いこと。雨と思っていたけれど持ち直し、田植えにはちょうどの曇り空。旦那は残念ながら集落に日役に出かけいない。幸いほとんどがわが家の田植え経験者なので、段取りがよくわかっている。
 紐を張り、それにそってひと株、紐と紐の間にひと株。30㎝ごとに揃えて植えていく。なぜこのはばが大切かは、田車を押せばよくわかる。ちょうど田車の幅に合わせてあるのだ。今まで、田車を押していて、その幅がなく持ち上げて通り過ぎたり、その列を飛ばしたことが多々あった。この時の田植えはその経験者ばかり。

 腰が痛く、田植えがつらい人は、先に植えた上の田の田車押し。子どもたちも田植えや苗運びに大活躍で、欠かせない人出。5畝の田植は軽く午前中で終了。
 






★☆★☆★ 18年6月の田より ★☆★☆★
 
 刻々と変わるこの季節、何を話題にしようかと迷っているうちに遅くなってしましました。1週間ほど前からわが家の横の山、台風の倒木で無惨な姿を見せていた山に、森林組合の人が数人仕事をしています。チェーンソーの音はちょっと賑やかですが、瞬く間にきれいに切り揃えられていきます。1日彼らの仕事を見ていたい気持ちでいっぱいですが、恥ずかしいのと(?)そんな暇があれば畑や家の片づけをしなくてはなりません。季節の変わり目は色々と忙しいですね。

 トライやるウィークの中学生が2人、6月初旬に来てくれることになりました。旦那は「もう断れ、いやや」などと言いますが、これはタケヤス語で、訳すと「いや~うれしいなぁ。楽しみや」となります。実際とても素直そうなかわいい男の子でした。

 長年(もうすぐ25年になります)ケンカも山ほどしてきたけど、子どもがいなければだらしない性格?とのつき合いはとても楽です。何か言っていても勝手に私がさっきのように解釈し、好き勝手ができます。最近は仲良くしているのですが、やはり中学生が出入りするのはとても良い刺激になります。

 我が子には伝えることができなかったけど、誰かに伝えておけば何時か回り回って息子たちに伝わるかもしれません。私たちがなぜここで暮し続けるのか、自分で確かめながら、トライやるウィークを楽しみたいと思っています。
 

★☆★☆★ 18年6月の活動予定 ★☆★☆★


 6月11日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:田植え(コシヒカリ)など
 昼食メニュー:野菜カレー、オニオンスライスなどサラダ
 
 稲は予想通り成長が悪く、旦那の稲管理も悪かったので不揃いのコシヒカリを手植えしてほしいとのこと。1反ありますが、苗がなくなれば終了!?モチはすぐ裏の田んぼ5畝に機械植えをするようです。

 10日に町内でホタル観賞会が開かれます。ちょっと早い感じですが、暗くなるまでいらっしゃる覚悟があるならホタルを見ることができるでしょう。

★☆★☆★ 18年5月14日の例会報告 ★☆★☆★


 雨が朝まで降っていましたが、皆さんが来られる頃には日が差し始めました。Sさんご夫婦は初めての参加でしたが、すぐうち解け楽しまれた様子。

 先ずは、倒木(今は驚くほどきれいに片付けられています)をくぐりながらワラビ取り。いつもは1人ですが、たくさんの目で探せばアッと言う間に今日のお土産分が収穫できました。次なるは竹の子掘り。もう時期が遅いと思っていましたが、それでも普段掘れない人にとっては「これも食べられるだろうか?」と結構な量を収穫。早速どちらもした処理をしました。

 雨上がりでもあり、畑の作業は午後にし、種こんにゃく芋の選別を。この冬は寒く、また保存場所を変えたので、ずいぶんと腐らせてしまいおしいことをしました。それでも生命力が強いのでしょう。ピンクの芽をつけているものもあり分類。

 昼食は山菜ちらし寿司。事前に用意した竹の子、ワラビ、紅ショウガ、ちょうど見つけたミョウガタケを刻み混ぜました。お茶もちょうど摘み頃、それを少しお浸しにしてみました。コンニャクは食べ慣れていますが、今回はニンニクとバターでステーキに。レパートリーが増えました。

 午後からはピーナッツの定植が出来ればいいと思っていました。しかしそれだけでは物足りないと、草刈り、肥料をまき、トラクターで鋤き、鍬で畝を立て種コンニャクの定植を終了!おまけに畑の草抜きもはかどり、半日で見違えるような畑に変身しました。お疲れさまでした!





★☆★☆★ 18年5月の田より ★☆★☆★
 
 ここ数日頻繁にアナグマに出会います。数週間前までここにその存在すら認識していなかったのですが、川沿いの畑で仕事をしていると、川向こうを歩く見知らぬ動物を発見。川沿いの道をヒョコ、ヒョコ歩き、時々鼻先を土の中に押し込みミミズなどを食べている様子。1~2分はその姿に見とれていたのですが、家に帰ってカメラを!ともどってきたら遙か後ろ姿しか写すことしかできませんでした。狸のような体型、大きさですが、狸ではない!早速ネットで検索しアナグマと確認。

 そう言えば、その数日前夜に帰宅中狸のようなでもしっぽの短い動物を確認。何だったんだろうと気になっていました。最近わが家周辺で、小さな穴を掘った後が多数あり、それは野ウサギと思っていましたが、実はアナグマの仕業だったようです。

 意外に周辺の人はアナグマの存在をご存じないようでした。と言うのも兵庫県のレッドデータCランクにも入っているくらいで、個体数が激減しているよう。また冬は冬眠もし、出産、育児の時期は人目をはばからず餌探しに励んでいるのでしょうか。アナグマ、それぞれにリンクを張っていますので、ご覧下さい。

 今年は猪が少ないのか、竹の子を最初から私たちがいただいています。「こんな柔らかい、密な竹の子今まで食べなかったよね」例年なら猪が味見をし、もう食べ飽きた頃ようやく私たちが食べていたのです。台風で荒れ地になったところにワラビは育ち放題。少々体の柔らかさなどが要求されますがたっぷりあります。

 今年は夫婦仲良くするためにも百姓くらぶの活動を興味深いものにしたいと思っています。ミツバチ(養蜂?)、ヒメボタル観察などに挑戦していきますので、ご期待下さい。

 

★☆★☆★ 18年5月の活動予定 ★☆★☆★


 5月14日(日) 10時~(都合のいい時間でかまいません)
 作業メニュー:コンニャクの定植 山菜の採取 田植えの準備 周辺の草刈りなど
 昼食メニュー:山菜ご飯 ちらし寿司 季節の物

 たぶんワラビは大丈夫でしょう。竹の子は遅いかもしれません。ワラビ取りにはノイバラ、木イチゴなどがありますので長そで、長ズボン、帽子、手袋は必需品です。
 コンニャクは保存に失敗しました。どのくらい残っているか、みんなで分類し畑に植えていきます。
 今年の田植えは遅れそうです。稲がなかなか大きくなりません。コシヒカリ6/11 モチ6/下旬の予想です。

★☆★☆★ 18年4月9日の例会報告 ★☆★☆★


 まだまだ肌寒い、桜も開いていない日。どこに何があるかも知り尽くした周辺で、野草を採取。きれいなところだけを摘み、ホコリと言うよりは黄砂を洗いさっと茹でるだけで食べられます。それでも天ぷらも捨てがたいので、ヨモギ、ノビル、アザミなどを揚げました。

 蕗の葉と茎はまだアクが少ないのでさっと茹でてジャコ炒め。ヨモギの残りは暮れのヨモギ餅用に茹でて冷凍。セリ、ヨメナ、れんげ、ドクダミ(個性的でよかったですよ)、ギボウシ、ゴボウの若葉と茎、アブラナのつぼみはお浸し。春のサラダはタンポポの若葉、ナズナの花、スミレの花、菜の花にボリュームを出すため切り干し大根を加えました。もちろん定番のコンニャクの刺身。贅沢な季節の味を楽しみました。

 昨年春に定植していたウコンを掘りました。うまく冬越しをしたようで傷みもほとんどなく、驚くほどに増えていました。

 食べるだけではいけませんね。種生姜を適当(50㌘)に割り、元肥を施した畑に定植。生姜は横に延びるので、間隔を空けていきます。また種の上に新生姜がでますのでちょっと深めに植えます。

 エガちゃんが畑の横の河原や川の石垣の手入れをしたいと作業が始まりました。子どもたちは刈り取った枝などを集めてくれます。石垣に根付いたウツギ(ウノハナ)は石垣のわずかな隙間にしっかりと根を張りたくましく成長しています。申し訳ないけれと、それを断ち切りほんの少しだけきれいになりました。

 人が手を入れたところは、数年に1回でも手を入れ続けないと維持できません。石垣が崩れてしまったら、もう私たちの手に負えないことになるのですから。

 


緊急事態!ではありません。昼食後のお昼寝です。


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昨年は一握りほどのものを植えたのですが