百姓くらぶ 12月の田より (10.12.11)

  

  私が秋にこんな文章を書いたのを動物たちはのぞき見していたのだろうか。前回の田より以降、わが家と田畑で大活躍?!コンニャクは食べないと思っていたが、収穫したばかりのコンニャク芋を裏に置いていたら、じゃみ(小芋)等をネズミにかじられていた。早速ネズミ取りを置くと一晩に3匹(夜中もネズミを取り、置く)が2日+・・10匹は仕留めた。しばらく静かになったが、大豆畑で仕事をしている。

 猪は楽しみにしていた山芋をごっそり、ブルとーザーのように畑を掘り起こし、仕方なく畝立をした所を匂いがまだ残っていたのか、また掘り起こされ、れんげ畑もボコボコに。

 鹿は厳重にした柵はあきらめたようだが、庭に毎晩のように出没。庭のわずかな花等を食べ糞を落としていく。

 彼らも冬を越すため必死、こちらも負けてはいられない。猟期も始まり、銃声が山に響く。私たちができるのは彼らの肉を積極的に食べることだろうか。


11月28日の活動報告

 参加の申し込みがなかったので、ちょっと気を許していましたが、やはり熱心な参加者が4名到着。少ない方が、手厚い指導(?)があり、好きなことができ有利・・それを知ってか、落ち葉で焚き火を楽しむU親子。2種類のさつま芋からアルミホイルまで持参でやる気満々。お陰で道路の落ち葉がきれいに片づけられ、とろけるような焼き芋もそれぞれに試食。

 昼食は新芋のコンニャク、新米の栗おこわ、塩ゆでピーナッツ、大根葉の炒め煮、丸大根のスライス、レタス、焼き栗、銀杏・・新米はご飯だけでおいしい!おかずはいらないほど。

 大豆の収穫はまだ葉が充分落ちていないので、延期。銀杏拾い、焚き火、魚釣り、落花生の収穫。川向うの藪(潜み場)の雑木を伐採を始めると、おもしろくやめられなくなり・・スッキリしたので猪も用心して近寄らなくなるでしょう。


12月4日の活動報告
   
 前日は雨でしたが、みごと晴れ!これで成功したようなものです。続々と参加者は集まり・・と言いたいところですが、先生もぎりぎり、初めての方は随分と迷いながら到着。それでも定刻にはわらの掃除から始まり、初心者にはなわないの指導。半分は過去に参加された方で、それぞれ教えあいながら個性的なメガネを完成。先生はとても丁寧な仕上がりで、同じメガネでも随分違う出来。わからないことなどは先生の指導を受け、午前中を終了。

 昼食は特製鶏ミンチボールや野菜のたっぷり入った汁、コンニャク、参加者の差し入れのおでんや、マイスター工房の巻き寿司、リンゴなど。たっぷりあると思っても30人以上の参加者のおなかにきれいに入りました。

 午後からは復習しながらメガネを仕上げたり、縄ない唐辛子、わらのリース、ミニ門松など参加者がそれぞれ手掛け、のどかな田舎の1日を過ごしました。
 

12月30日の活動予定
12月30日(木)8時~(都合のいい時にどうぞ)
作業メニュー:餅つきの協同作業(火の番、蒸し米準備、こづき、餅つき、相の手、ちぎり手、まるめ手など)
昼食メニュー:つきたて餅(白、ヨモギ、桜エビ、大豆、黒米入り)、大根餅、納豆餅、安倍川餅・・ 豚汁、こんにゃく、栗。

 ★自宅用の餅は各自で搗く覚悟で。手はたくさんありますが、搗き手は少ないので。先にお渡ししたもち米は前日に洗い水につけておき、忘れないよう持参ください。後わずか申し込みを受け付けます。お早めに。一臼は2kg程度¥1,000です。(田植え、稲刈り作業参加の家族は一臼プレゼント)現時点ですでに24臼です。

 ★来年の予定:1月30日、2月20日、3月6日の3回味噌作り詳細は昨年を参考に




百姓くらぶ 11月の田より (10.10.22)

  

  先日コシヒカリともち米を同時に脱穀しました。もち米の中にうるち米が混じらないよう機械をきれいに掃除する手間と、田んぼの防除柵の取り外しの手間を省くためです。もち米の収量はよかったので、今年の餅つきのご注文は遠慮なくしていただけます。また、もち米の販売も対応できます。

 稲木にかけている間も、シカの食害があり、防除柵を強化しました。そのため田畑の出入り口がひとつになり、コンニャク収穫にも不便を強いられています。しかし、柵の周囲の草が食べられている様子を見ると、最後の砦は何としても守りたいです。

 大豆も相変わらず小動物の食害がありますが、あとひと月ほど、多少とも収穫したいものです。

 また、別の日近くで外人プロの伐到デモンストレーションがあり二人で見学。主催がチェーンソーメーカーなので、当たり前かもしれませんがよく切れる道具と、プロの手慣れた腕であっという間に数本が確実に切り倒されました。
写真は4種類の受け口。当然追い口も木の太さ、傾き、バーの長さで違い、それぞれに実演。私たちは太い木を切ることはないけれど、安全に作業を進める手順など再確認できました。

10月3日の活動報告

 天気予報は雨で、それでも参加する人のために栗の渋皮煮やゆずコショウ作りなど色々と準備をしていました。

 それが当日は曇り空。少しでも稲刈りをしようと、私はバインダーのような勢いで稲刈り。他の参加者も頑張って、雨が落ち始めるまでには残すところ1/4ほどに。コシヒカリと違い、5~6月に田車除草や手除草をしたので、生育状態も良く、気持ちよく刈ることができました。

 昼食はツナと摘みたて青紫蘇の実のちらし寿司+今年の紅ショウガ。頂き物の天然アユの塩焼き、コンニャクの刺身、シシトウ炒め、ニガウリと茄子の味噌炒め、納豆・・

 無理をすれば稲刈りができたかもしれませんが、おなかいっぱいになると稲刈りはしんどいのと、雨も降ったりやんだり。そこで予定していたゆずコショウ作り。青いゆずを皮だけおろしがねでおろし、青唐辛子の種をとったものをみじん切り。ゆずの皮と青唐辛子に少しだけ塩を加え完成。できたのはほんの少しなので11月、12月の活動日に皆で楽しめるように冷凍。まだ落ち始めて沢山ない栗は皆で皮むきをして、それぞれの今晩の栗ご飯用に。青唐辛子は今だけのものなので、これもそれぞれ持ち帰って加工体験。

 後日私が手をかけたもち米は残りもすべて手刈りで刈り終えました。

11月の活動予定

 11月28日(日) 10時頃から 

作業メニュー:大豆の収穫、稲木干し。周辺の山裾の除伐。
昼食メニュー:新芋のコンニャク、新米の栗おこわ、里芋の衣かつぎ、塩ゆでピーナッツ、山芋とろろ、大根葉の炒め煮、大根、レタス、焼き栗、銀杏・・食害がなければ豪華に秋の恵みを味わいます。

 栗は茹でて鬼皮を取り冷凍にしています。さつまいもの収穫は×でしたが、これを焼き芋代わりに食べましょう。

 鹿などの野生動物の被害を少なくするため、周辺に潜み場所を作らない方法が有効とか。冬の田んぼにはレンゲがあり、鹿はそれを狙います。



百姓くらぶ 10月の田より (10.09.29)

  

  今年の山の実りは凶作のようです。そのためクマの出没が危惧されていると聞きました。と言うことは、クリやドングリを好むシカやイノシシも例年以上に里に食べ物を求め出てくるということです。

 昨日コシヒカリの稲刈りを終えました。ほとんど手刈で筋肉痛。しかし、これで安心していられません。この谷では稲が残っているのはわが家とネイチャーパーク(ここはしっかりした金網の中です)。稲木干しがいいにおいを漂わせ、シカを呼び寄せることになります。  

 網や柵を点検し、そろそろ枝豆は食べ頃じゃない?と見たところ、先にアナグマが食べ、大豆の株元には食べ後のさやが山積み。アナグマを畑に入れない柵は無理。

 今朝は家の中庭の山芋の葉やドクダミ、わずかなクコ、ニラ等葉がありません。よく調べると川沿いにシカの糞を発見。柔らかい葉ばかりを食べていたようです。わが家の庭まで食害に会うのは初めて。

 この秋冬は今までにない対戦を強いられそうです。
    
【右が皆で刈ったコシヒカリ、左は後日私が手刈り。残るはもち米。右の写真は大豆の株元にさやだけが残されているアナグマの食害。】

9月26日の活動報告

 24日に旦那担当のコシヒカリを刈り始めたところ、準備不足と草が多過ぎバインダーで刈り取るのを断念。そこで、26日はその残されたコシヒカリを5人で刈り取りました。

 いつも早出のUさんは皆が出揃うまで椅子に座り休養。野鳥のさえずり、川のせせらぎ、さわやかな秋風・・贅沢なひと時。そこへ久しぶりにSさんご一行。介護三昧の数カ月からようやく参加できる隙間ができたとか。

 秋らしい日差しを受け始めた稲刈りは、介護や入所施設の話に。「昔は子どものことが話題になったのに、みんなそんな年になったのね」広い田んぼで話をしながら作業できるのも手刈りならでは。2/3ほど刈り終えたところで昼食。

 まだ落ちたくなかった栗が風で落ち、無理やりイガを開くと真っ白な栗。そんな初物の栗ごはん、野菜とコンニャクのカレー、味噌汁、青唐辛子入り味噌とコンニャク、ニガウリの塩もみ、きゅうりと紫蘇の実、生姜の佃煮。七厘では誰かが食べたいと持ち込んださんまが焼かれ、その後にはなすとシシトウを焼き、さんまの骨も焼きました。

 常識ある5人は争って食べることもなく、今しか口に入らない季節の味をおなかいっぱい食べました。しかし、その後少し後悔しながら前かがみの姿勢で稲刈りを再開。1時間足らずで稲刈りは終了。納豆アイスがまだあまり隙間のないおなかに入り活動も終了しました。

10月の活動予定

 10月3日(日) 10時頃から 

作業メニュー:稲刈り、地上部が枯れ始めたコンニャク芋の収穫、栗拾い
昼食メニュー:紫蘇の実入りちらし寿司、味噌汁、コンニャク食べ放題(いつもですね)青唐辛子各種料理(?)

 この頃には栗が落ちると思うのですが、まだわずかです。前回に続きコンニャクの販売も格安(50円)で行います。たくさんご購入の方は事前にご連絡を。昨年収穫の冷凍コンニャク芋も6kg!何とか新芋を掘る頃にはなくなるでしょう。
 ただ畑の収穫物はまだまだ少ないです。
 




百姓くらぶ 9月の田より (10.08.30)

  

 
 秋の風を届けましょう。柿の葉が少しだけ落ちていました。ほおずきも少し緑色が残っていますが秋近し。今年は残念ながら柿の実がほとんど付いていません。柿渋挑戦も、干し柿も来年までお預けです。


 雨がほとんどなく、野菜はほっておけば枯れていきます。人間の都合で食べたいと思う野菜だけは水路からバケツで水やりをしています。ちょうど花を付けている大豆は草刈りをし、必要なところだけ水か入るように、サイフォンの原理で水路からホースを使いました。

 この大豆も2回シカが入りましたが、すぐ対応したので大きな被害にはなっていません。先日シカ被害対策セミナーを夫婦で受講し、今年は何としてもシカの被害を最小限にしたいと思っています。
 

8月8日の活動報告

 参加者はTさん一人でした。暑い時ですから無理をせず、何をしようかと相談したところ、家に変色した着物の胴裏があり草木染めしたいと。早速古い資料を引っ張り出したり、ネット検索で調べ、今たくさん楽に取れる素材は「お茶」となりました。素材は絹、媒染剤がみょうばんの場合はお茶の色(黄色)。

 ちょうど剪定もしなくてはと思っていたので、グッドタイミング。染めたい布の重さを想像し、必要なお茶の量を計ります。押しぎりで刻み・・すぐ取れたのはいいけれど、煮出して持ち帰るのは暑くて大変そう。「それなら、今から帰って家でします」

 まぁ昼食ぐらい一緒にとってからと、3人で「冷やしそうめん」とコンニャクの刺身・・

 午後からは1人でコンニャク糊の活用として、農業用の不織布にコンニャク糊をぬり重ね、屋根の棟瓦に張り付けてみました。いつも雨漏りがしていたので、これで効果があれば他のところにもしてみようと。

 ところがその後、ほとんど雨が降らず効果のほどはあまり確認できていません。

 Tさんの報告です。「確かに染まりました。娘は同じような色だからちょっと染みが濃くなったくらいと、辛口のコメントでした。」

9月の活動予定

 9月26日(日) 10時頃から 

作業メニュー:稲刈り、地上部が枯れ始めたコンニャク芋の収穫、栗拾い、紫蘇の実収穫
昼食メニュー:夏野菜カレー、栗ごはん、味噌汁、青唐辛子各種料理(?)

 いつも食べきれないほどのシシトウを植え付けますが、今年は手違いで唐辛子がほとんど。たかの爪にするより青唐辛子で色々挑戦してみようと思っています。ご希望の方は収穫してください。
 冷凍の蒸しコンニャク芋の在庫があります。格安にしますよ。
 




百姓くらぶ 8月の田より (10.07.30)

  

 畑に千灯会で使ったスタードームを組み、4~5株のニガウリが成長を始めました。もうひとつのスタードームはバラした状態で銀杏の木に立てかけてあります。

 24日はありがたいことにわが家への参加者はなく、千灯会の準備がしっかり?できました。ドームのカバーを何とかしたいと、農業用の寒冷紗(1.8m幅)を五角形や三角形に切り、それをつなぎ合わせるのにコンニャク糊を使いました。
   
当日、中央に丸太コンロをたき暗くなるのを待っていたところ、やはり天井が熱で焦げ穴があきました。また、現地で作ったスタードームはカバーがないので、中で焚き火をたくと骨組みがきれいに浮き上がりました。(写真)

 そんなわけで、ここ1~2週間すっかりスタードームで遊ばせてもらいました。

7月11日の活動報告

 参加者はTさん一人でしたが雨模様だったし、8月1日のコンニャク作り体験の指導を前日に要請があり気がかりでした。そこで、先ずコンニャク作り体験をするネイチャーパークかさがたへ現地調査。「道具、材料すべてある物を使い40人に体験を提供してほしい」同行したTさんも当日のお手伝いをお願いし、とりあえずそこの道具と材料で試作をすることに。自分のやり方でもそんなに多数の体験指導をしたことがなく、どうなる事やら。

 今回のTさんの参加目的はハモ鍋を作ることで、延期できなかったのです。骨切りをしたハモ、玉ねぎ、そうめんを持参。湯引きハモとハモの骨を焼き、それで出汁を取り玉ねぎとハモ、そうめんの入ったハモ鍋を私たちも一緒に準備し、いただきま~す。贅沢に3人でおなかいっぱい頂きました。

 その後、雨は降っていなかったのですが、作業をする気にもならず西脇市市原町のコヤノ美術館西脇館へTさんと。日曜日にしか開いていないので、私自身も行くチャンスがなかったのです。広い館内を案内していただき、2時間ほど楽しませていただきました。

8月の活動予定

 8月8日(日) 10時頃から 

作業メニュー:そうめん流し用の竹を調達、作成 真竹の竹林整備、大豆畑の草刈り
昼食メニュー:そうめん・コンニャク流し【薬味:納豆、ネギ、青紫蘇、みょうが他】

 暑い時なので、無理な作業はしません。真竹の竹やぶは川のせせらぎを聞きながら木陰でくずや藤の蔓切り作業。川沿いや川の中で遊ぶのもOK。千灯会のお土産、5mの割り竹をスタードームに組むこともできます。

 コンニャク糊を和紙や布に塗ると丈夫になるとか。夏休みの工作に挑戦してみませんか?和紙の杉原紙は予約していただくと入手可能です。石に張り付けるとペーパーウェイトに。

 ミニスタードーム作りも指導しますよ。

 コンニャク作りを極めたい人は「体験」できます【要申込】。

 




百姓くらぶ 7月の田より (10.06.30)

  

 田んぼの中は別世界。暖かい水中には元気よく泳ぐオタマジャクシたち。今ならアマガエル、トノサマガエル、モリアオガエル、シュレーゲルアオガエル、ツチガエルと選り取り見取り。それに加えシオカラトンボなどのヤゴも何種か。時にはヤゴの抜け殻が稲に残っています。コオイムシはしっかり背中に卵を背負っています。ホウネンエビはもう姿を消したかな。少ないですが、イチョウウキゴケもぷかぷか浮いていたり。楽しみながら時間のある時田んぼの草取りをしています。

 今年は裏の田んぼは全部耕作。一部放棄田の昨年とは違い、景観も良くなりました。問題は無事収穫まで気力、体力が続くか。鹿などの被害を最小に抑え、米、大豆、そば、コンニャク・・無事収穫出来る日が来たら、皆さんのご協力お願いします。

6月27日の活動報告

 参加者はUさん一人でしたが、田んぼの除草作業には最適の天候で、3人で効果的に作業ができました。と言うのも、前日まで雨で田んぼには充分な水、コナギは水中に一面大きくなろうとタイミングを見計らっている時、田車で土をかき回せば簡単に水面に浮く大きさでした。
 私の担当は下の1反。上の8畝は(旦那担当)今を逃してはと言う状態で、少し手助け。隣の田んぼですが、土の柔らかさ、オタマジャクシの量など随分と違います。ヒラマキミズマイマイ(5mmほどの小さな巻き貝)も驚くほどたくさん。
 曇りで暑くもなく、ブトやブユ等も前日の雨でダメージを受けたのかほとんど差されることなく田車が行き来すると気持ちいいほど草が浮いてきました。そんなに疲れを感じなかったため、Uさんは3時間田んぼの中を歩き・・上がってきた時はさすがにプールから上がった時のような疲れがどっと。
 昼食は野菜カレー+生卵、オニオンスライス、レタス、コンニャク、味噌汁・・ちょっと3人には食べきれない量を作ってしまいました。でも、勢いよく流れる川沿いに縁台を運びマイナスイオンたっぷりの場所で昼食。
 午後Uさんは帰宅、その後はご想像通り私一人で田んぼや畑でのんびり野良仕事でした。

7月の活動予定

 7月11日(日) 10時頃から 
(都合が付けば・・)
作業メニュー:田車除草、大豆の移植、スタードームの試作
昼食メニュー:野菜とこんにゃくのカレー、新じゃがのサラダ、オニオンスライス

 上の田んぼがひどい草なので今のうちに除草しておきたいです。また、大豆は色んな方法で種まきをし、それぞれ今一つですが、移植作業でなんとか格好を付けたいと思います。人数が集まれば、スタードームの試作を。5人以内と組み上げることができません。

 7月24日(土)
作業メニュー:大豆畑の除草作業 田んぼの草取り(もう無理かも知れませんが)
昼食メニュー:紫蘇入りちらしずし 夏野菜のサラダ(無事実っていたら)
 楊柳寺千灯会+もっこう教室に午後から私は関わります。午前中作業をし午後私は留守にしますが我が家で過ごそうと、もっこう教室に参加するのもご自由に。実はスタードームは千灯会で披露しようと企画中。

8月の予定: 8月8日(日)そうめん流し
 



百姓くらぶ 6月中旬の田より (10.06.16)

  

 ようやく梅雨に入り、昨晩たっぷり雨の降った今朝はモリアオガエル、シュレーゲルアオガエルの卵塊が10何個か田んぼの石垣や周囲に付いていました。
 ホタルブクロも花を付け、ササユリも咲きました。やはり例年より1週間から10日遅い感じです。

 田植え後すぐに除草に田んぼに入ると小さな足跡もあり鹿が親子で入ったようです。そして、あんな粗埴で本数も少ない苗を食べていました。今のうちに除草をすると効果的・・とその意欲が殺がれてしまいました。気取り直し、道路側の電気柵を50cmほど延ばし、下はくぐれないようネットを張りました。その後に、川向うの畑も山側にネットを張ってくれたので、鹿も近寄りにくくなったのでしょう。その後は入られた様子はありません。

 コンニャクもようやく角のような芽を出しまた。自然に近い栽培方法は成長に時間がかかります。でも長い目で見ると色々と良いことがある、と信じて今年もやってみます。

6月13日の活動報告

 参加者が少なく、天気予報も雨。ここは無理をしないで、中止としました。百姓は天気に合せるしかありません。もちろんこんな日は雨でもできる仕事をします。

 2人が1日家に居るので、しっかり片付けができるはずでしたが、パートナーが元気が出ない様子。やはり、百姓くらぶの皆さんがいる時だけ張り切るようです。

 次回の百姓くらぶに備え倉庫代わりの部屋と作業場の書類棚を少し整理し、またいつか披露できるであろう「また君に恋してる」などの曲のギターを練習しました。

6月+αの活動予定

 6月27日(日) 10時頃から 
(都合のいい時間でかまいませんが、参加の場合は人数の連絡をお願いします)
作業メニュー:田車除草、大豆の種まき、
昼食メニュー:野菜とこんにゃくのカレー、野菜サラダ、オニオンスライス、ぐみ

 田車除草がしたいとの要望があり、27日に都合のつく方はご参加ください。

その後の予定
 7月24日(土) 楊柳寺千灯会+もっこう教室に午後から私は関わります。午前中作業をし午後私は留守にしますが我が家で過ごそうと、もっこう教室に参加するのもご自由に。

 8月8日(日)そうめん流し
 




百姓くらぶ 6月の田より (10.06.03)

  

 周囲の田は水鏡。その中にきれいに植えられた苗が、日に日に緑を増し伸びていきます。山も色を濃くし頼りなかった春から初夏に。野菜も米も夏の日差しを待っているように思います。

 畑の土は気持ち良いサラサラになっているのに、なぜ野菜のできは良くないのか?木村秋則さんの本を読んで納得。無農薬だって野菜のことを考えず「早く大きくなりなさい」ではだめです。とにかく最近はあまり草も抜かず観察。

 今年こそは野菜の生育環境を考え、草のようにたくましい野菜をもう少したくさん作りたい。でも、できたとしても虫、カラス、鹿が私たち以上にそれを狙っています・・

5月29日の活動報告

 鹿予防に被いをしたため予想以上に苗が大きくなり、参加者が多かったのですべての田植えをしました。ただ、夫婦の打ち合わせが不十分で、段取りが悪く申し訳ありませんでした。

 早々に到着は今年多可町で1年間ボランティアをすることになったAさん。10時過ぎには次々と12名が到着。私の用意した作業メニュー+田植えで、ちょっと欲張りな作業でした。今しかできない、お茶摘み、ハチク・ワラビの収穫、先日の大雨で畑に流出した土砂の復旧作業。メインになるはずの田植えは少ない人数で着実に(?)。

 昼食メニューも欲張っていたので、少々時間がかかりその分待つ人のお腹はベストコンディション。八宝菜には少し素材が足りない六宝菜(山椒入り)、シワシワノじゃがいもがよみがえったジャーマンポテト、ワラビたっぷりの山菜サラダ、ミョウガタケ、納豆、こんにゃくの刺身、新茶・・きれいに平らげました!

 昼食後は一休みして、それぞれ続きの仕事をし、それぞれの都合に合わせ随時解散。せっかくの土曜日、のんびり過ごし、できればホタルも・・と言う参加者7+2人は、少し早めの夕食準備。七厘でシシャモや煮干を焼き、冬を越したサツマイモを蒸かし、おにぎり、こんにゃく、味噌汁、結球しなかったキャベツと韮入りのお好み焼き・・百姓くらぶならではのそのひぐらしメニュー!

 少し肌寒くなり、焚き火にあたりながら若いA君を口説くUさん!?一方HちゃんやIちゃんに囲まれうれしそうにギターを弾く旦那。楽しいひと時の後、4台の車を連ねホタルポイントへ。1つ目で2~3匹、2つ目ではもう少しいましたが、まだ早かった。参加者にとっては少なくてもホタルがいたことで、満足だったようです。
 
左の山から土砂が流れ、水路の右側(畑)まで流出し、溝が埋まったが、以前よりきれいになった。ここに越して、畑に土砂が流れたのは初めて。 
Aさんが田植え機に挑戦。
きれいに植わっている。
田植えが終了した田は良く見るとみんなの足跡がくっきり。
 

6月の活動予定

 6月13日(日) 10時頃から (都合のいい時間でかまいませんが、参加人数の連絡をお願いします)
作業メニュー:田車除草、大豆の種まき、川岸の管理作業
昼食メニュー:野菜とこんにゃくのカレー、野菜サラダ、オニオンスライス、ぐみ

 今年はホタルの発生が少し遅く、希望者にはホタルポイントに案内します。
 稲の植わっていない所では田んぼの中で遊んだり、おたまじゃくしすくいができます。川での水遊びはまだ、水が冷たいと思いますが、天気次第です。
 




百姓くらぶ 5月の田より (10.05.01)

  

 山笑う好季節です。車の運転中も畑仕事をしていても、山に見とれてしまいます。

 しめなわ作りで16年お世話になった市位義一さんが亡くなられました。数日前この静かな谷に救急車が上がって行き、その2日後亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

 私たちがここに越してきた18年前は「葬式は喪服はいらん、エプロンがいる」と集落の人が3日がかりで葬式の準備からすべてに関わりました。亡くなられた当日のお悔やみ(葬儀の段取り、役割の取り決め)、祭壇の組み立てから通夜の準備、食材の購入、葬式の香典場。当家以外にひじや(参列者用の昼食の家)、お寺さん(僧侶の控えの家)と、周囲の家も提供しました。集落の倉庫にはその食器、鍋、コンロ、机などが備えてあります。

 女性は集まる人々の食事(煮しめやごはん、味噌汁など)作り、亡くなられた人に着せる着物をさらしで縫い、他に手甲、脚絆、帽子、かばん(この中には残り布を切ったお供の人や愛用の品を入れる)も縫い、お針仕事もありました。また、ひじやでの配膳や給仕は若い者が当たり、段取りや味加減などは年配の人がうまくこなしました。そんな共同作業の場で顔を覚えてもらい、地域の人と話をし、地元に馴染んで行きました。

 今は地域の葬儀場で行い、女性の仕事はなくなり、男性は駐車場係と香典係。市位さんの葬式に参列しながら、随分と変わったものだと思いました。

4月18日の活動報告

 気持ちいい好天の朝、続々と参加者が到着。先ずはタケノコ掘りから。15人の参加者全員に1つずつはいくらなんでもちょっと時期的に無理ではないかと思っていたのに、皆さんの執念で、うちの大なべ2つでようやく茹でることが出来るくらいの大量収穫でした。もちろん、皮をむいた状態です。タケノコ収穫と同時にワラビ採りもしました。まだこれも時期が早く、それでも選抜チームのおかげで大量収穫。

 タケノコやワラビの下処理作業で昼食も遅れ、はらぺこ状態でした。メニューも欲張り、小粒黒大豆入り散らし寿司、タケノコ・ヨモギ・タラの芽の天ぷら、オオバギボウシのおひたし、大豆と菜の花のサラダ、タケノコとノビルの味噌汁、ニラの醤油漬け、タケノコの味噌煮、ワラビ・・春をいっぱい体の中に入れました。

 午後はわらづと納豆の用意をしていたので、説明が不十分でしたが各自でわらづとを作ってもらい、その中に煮大豆を入れ保温。ちょうどタケノコが茹で上がったばかりで温かかったので、保温材がわりに持ち帰ってもらいました。

 力持ちの男性3人で、薪作りもしてもらい、あっという間に薪置き場にきれいに並びました。助かります!参加者が多く、作業・昼食メニューも充実していて、この日参加された方はしっかりとお土産もあり大喜びでした。
 

5月の活動予定

 5月29日(土) 10時頃から (都合のいい時間でかまいませんが、参加人数の連絡をお願いします)
作業メニュー:田植えの準備(あぜ塗り)、機械植えの補助、畑の草抜き、竹林の管理、茶摘
昼食メニュー:保存したタケノコの料理、納豆各種の食べ比べ(小粒、茶豆、青)、

 昨年は手植え用田んぼの準備と泥んこ遊びで盛り上がりました。もちろん今年もその予定。機械植えは稲の成長具合で終わっているかもしれませんが、その時は田車除草があります。あぜ塗りはきつい作業ですが、体験してください。
 これも天候次第ですが、茶摘は季節の作業。2月にきれいにした石垣のお茶を積みながら、剪定作業も。
 




百姓くらぶ 4月の田より (10.04.07)

  

   
 1週間前の写真になります。3月末とは思えない雪景色に思わず写真を撮ろうと早朝うろうろすると、先客の足跡がありました。右は私の長靴、他のはアナグマのものです。指の先の爪までしっかり残っているのが特徴です。

 この時期、春の出産育児のため、哺乳動物は必死に食べ物を探します。アナグマ母さんはいつもどおり川沿いを物色し、ご馳走の多い我が家への橋を渡ろうとしました。手前の両足は鉄板の橋が余りに冷たかったので躊躇したのでしょう。しかし、その後は覚悟を決めスタスタと橋に足跡を残していました。もちろん我が家周辺にはミミズや地中の幼虫を食べた掘り跡が残されていました。

 この風景も日が差すとすぐに消え、冬とは違う気温にホッとします。

 鹿の畑の食害があまりにひどいので、電気柵の発信機を調べたところどうも調子が悪い様子。製造メーカーに送り修理をしてもらい、その後は治まったようで一安心。

3月14日の活動報告

 味噌作り③は6組が仕込みました。毎年この時顔を出してくれる友人から初挑戦の人まで、段取りよく進み昼までに作業を終えました。これでそれぞれの来年のおいしい食卓、準備完了。

 写真は家族仲良く仕込み中のNさん一家。やっちゃんがやる気満々のスタイルで踏み台に立ち豆をつぶしています。この間妹は他所のおばさんたちに「泣くのはあなたの仕事」と交代で抱かれていますが、お母さんを求め泣き続けました。他の人たちは薪割をしたり、野草を摘んだり、焚き火をしたり。「こんな泣き声を聞くの何年ぶりかなぁ」色んな人の交流はいいですね。

 昼食は旬の素材が勢揃い。Tさん手製のくぎ煮、大豆と野草のサラダ、こんにゃく+ふきのとう味噌、つくしのキンピラ、セリ・レンゲ・カラスノエンドウ入り味噌汁(味噌玉)など。

 味噌玉は味噌に鰹節を混ぜて1杯分のボール状にしたもの。これはやっちゃんがとても上手に丸めてくれました。これと、カットわかめや麩、おひたしなど具を用意すればお湯を注ぐだけでできる手製インスタント味噌汁ができます。ぜひお弁当のとき試してみてください。

 薪割りの作業中、お~きなカブトムシの幼虫を発見。腐葉土が栄養満点だったのでしょうね。記念に1つだけやっちゃんがうちに持ち帰り飼って見ることに。

 なかなか進まない薪作りが若いお父さんたちのお陰でたくさん出来、大助かり。暖かい1日で外で過ごすのが気持ちよかったですね。

4月の活動予定

 4月18日(日) 10時頃から (都合のいい時間でかまいませんが、参加人数の連絡をお願いします)
作業メニュー:餅つき用のヨモギ摘み、コンニャクイモ定植、わらづと納豆の加工
昼食メニュー:旬の野草を調理、黒豆入り散らし寿司、大豆のサラダ

 気持ちいい季節なので、野山での野草摘みに最適です。まだ、蛇や蜂などの活動も気になりませんが、長靴、作業用手袋、帽子をお忘れなく。あれば収穫エプロン(ポケットが大きい)も持参下さい。

 納豆の仕込をしたい方は、その後の保温(40度20時間)は自宅でお願いします。保冷バッグにお湯を入れたペットボトルで持ち帰っていただきます。

★5月下旬コシヒカリの田植え(機械植え)、6月中旬もち米の田植え(手植え)の予定で、4/6コシヒカリの種まきをしました。
 





百姓くらぶ 3月の田より (10.02.27)


 隣町に2年前入植したK君(時々野菜を売りに来ていたお兄ちゃん)は、素敵なパートナーと出会い結婚。おめでとう!今後の活躍がとっても楽しみです。陰ながら応援したいと思っています。詳しい話は次回の例会で。

 話は変わって、鹿の食害に会い、わずかに残ったスナックエンドウ。健気にも大きくなっています。また、2月中旬に種まきした物も、ここ数日の暖かさで芽を出しました。うまくいけば5月ごろ実を付けてくれるでしょう。

 一方畑の実生アブラナは大株になり花芽、脇芽がどんどん出てきます。これがブロッコリー(ちっとも大きくならない)だったらと思うのですが、肥料もやらず、ダイコンサルハムシにも負けず、おいしい!このたくましさはありがたいです。


2月14日の活動報告

 「焚き火 命!」親子が一番乗り。用意した広い場所(川畑)で煙を上げながらどんどん燃やし焼き芋を焼いてパクパク。その合間に、石垣の草を取ってもらいました。   

左上:緑に見えるのが石垣に植えられているお茶の木

右上:小さなカメラマンが家族の奮闘ぶりを撮影中

左下:たくさんあるように見えても人数が多いので、生存競争は激しく、すべてがきれいになくなっていく
 
 味噌作りは4組。味噌作りの時は、百姓くらぶ会員が多いことを実感します。家族で仕込んだ味噌は食卓に欠かせません。また、味噌が順調になくなるのは健康的な食生活が送られている証でもあり、仕込む皆さんの顔もうれしそう。
 年1回では忘れていることもあり、そこは他を見ながら思い出して。と、塩を入れるのを忘れた組がありましたが、アメに塩を混ぜ何とかしのぎました。それを指摘したのは○ちゃん。1回の体験をしっかり記憶していました。

 昼食は1月とほとんど変わらないメニューでしたが、メンバーが違うのでおいしくいただきました。わずかなセリとナズナは塩でもんで菜飯に。干し芋も焼くと柔らかくなり食べやすい。

 午後から川畑の焚き火と石垣の管理作業。2年ぶりなので、石垣を覆うようになった草や小木を取り除き、すっきりと。これで茶摘みが楽しみ。

3月の活動予定

 3月14日(日) 9時半頃から 
作業メニュー:到着順で味噌作り、豆がら灰の灰汁でこんにゃく作り、薪割り、周辺管理作業、草抜き
昼食メニュー:豆ご飯(昨秋収穫の)、こんにゃく、やきいも、野草料理(ヨモギ、ナズナ、セリ、ハコベ、カラスノエンドウ、レンゲなど)、味噌汁(味噌玉)

味噌作りが6組、一番多いので、作業場は午前中ほとんど使えません。野草を色々収穫し、茹でて味噌汁に、お浸しで。新しい野草メニューにも挑戦しましょう。午後からは前回の続き、川沿いの石垣や川岸をきれいにして、春から水遊びがしやすいようにしましょう。

★次回は4月18日の予定で、山菜(わらび、たけのこ?)、野草パーティーです。
★4月にわらづと納豆を作りましょう。
 




百姓くらぶ 2月の田より (10.02.06)


 やっぱり鹿は畑まで出てきました。確かにいつも周辺では見かけていたので、「あんたの畑だけ入らないわけはない、この食べ物の少ない冬に」(鹿の言い分) 田んぼの藁ふりでも、豆を作っていた畑でも鹿の足跡はたくさん見られました。レンゲを食べていたのでしょう。それもちょっと食べ飽きた(?)ので電気柵をヒット飛び、家の裏の畑まで来て、スナックエンドウや玉ねぎの苗、わずかな白菜、を食べていきました。すぐに考えられる対応をしたのですが、スナックエンドウがおいしかったのでしょう。わずかに残った苗もまた食べられました。

 野菜の少ない冬は人間も芋や保存した物などを食べしのいでいます。彼らの行動も理解できるのですが、うちだけは入ってほしくないですね。

 この冬の野菜があまり大きくならないのは、未熟堆肥を畑に入れたためのよう。まぁ夏はいい野菜ができることを願って、春はかわいらしいブロッコリーで我慢。食べきれないほどの野菜を作ることは、なかなか難し物です。

1月24日の活動報告

 久しぶりに百姓くらぶに参加した長男がカメラを買ったので、活動の様子を撮影してくれました。もちろん味噌作りも、自分自身でやりました。3~4回目でしょうか。初めは3~4歳のころで、味噌玉をかめの外に投げ、それからずいぶん長いこと手伝わせませんでした。
 
 独り暮らしを始め、味噌をよく使うようで、今回参加となりました。
 
1 やわらかく蒸した大豆を熱いうちにミンチ機でつぶす 2 一肌まで冷ました大豆と事前に良く混ぜておいた塩・麹を混ぜる 3 アメ(右上:大豆の煮汁)も加え適当な硬さにして味噌玉を作る
4 用意した容器に味噌玉を投げつける 5 投げつけた衝撃で容器に張り付くようにつぶれる 6 容器からはずさないよう、味噌玉を積み重ねる
7 全部入れ終わると上を平らにし、酒かすでふたをする 鍋いっぱいの粕汁は9人で全部きれいに食べました。 生芋コンニャクをおろしがねで灰汁の中にすりおろしている

 写真にすると分かりやすいですね。でも、香りやそれぞれの味はそこにいる人にしかわかりません。生芋コンニャクをすりおろしていたMさんは「だんだん灰汁が糊のようになっていくのがわかる」と、これも体験した人しかわからない感触。

 昼食は、焼き餅、粕汁、シラス+大根、コンニャクの刺身、鍋で蒸し焼きしたカボチャ、ロゼット白菜の大きな葉のままと手抜きのメニューでしたが、どれも「なんておいしいの!」 素材も、一緒にいるメンバーも、暖かい外での食事とで、感激しながら、おなかいっぱいに。

 食べ過ぎたのと、午後早めに帰宅する人もあり、焚き火を楽しみながらコンニャクの固まるのを待ちました。藁灰こんにゃくも、失敗なくできるようになってきました。次のために、今度は豆がらの灰を用意しました。どう違うのか、次回してみたいと思います。

2月の活動予定

 2月14日(日) 10時頃から 
作業メニュー:到着順で味噌作り、わら灰で灰汁とりをしこんにゃく作り、薪割り、川畑で焚き火
昼食メニュー:焼餅、こんにゃく、やきいも、かす汁かトン汁

味噌づくりは【大豆2kg、麹3kg、塩0,85kg 仕上がり約8.5kg】が基本です。お好みで配分や素材を選ぶこともできます。今年は納豆用の秋田県産有機認証大豆です。それぞれの単価は大豆600円/kg、 麹(我が家の米を加工)900円/kg 、自然塩1990円/kg  (シママース260円/kg ) 光熱費を含め自然塩の場合6100円、シママースの場合4400円程度です。

 ★冬でないと見ることができない自然観察。時間があれば周囲をゆっくり見て回りましょう。
★次回3/14を予定しています。の段取りがありますので、ご予定の方は2/14までに連絡下さい。
 ★3月は味噌作りの人が少ないでしょうか?少なければ、わらづと納豆を作りましょう。
 




百姓くらぶ 1月の田より (10.01.02)
 
    
新年 おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

上の写真は元旦のもの。雪が降っていたのでご来光登山はあきらめ自宅から初日の出を望みました。雪で空が曇っていたのでうっすらとしか、その姿を確かめることができませんでした。

今年も古い田舎の暮らしを掘り起こし、体験していきたいと思います。

と言いながら、我が家のネット環境は随分と恵まれたものになり(ヒカリと宅内は無線ラン)、暖かい巻きストーブのそばでそれぞれにパソコンを触ったり、本を読んだりしながら正月を過ごしました。

1月の活動予定

 1月24日(日) 10時頃から 
作業メニュー:先着順で味噌作り、わら灰で灰汁とりをしこんにゃく作り、薪割り、山裾の手入れ(ワラビ畑の・・)
昼食メニュー:焼餅、

味噌づくりは【大豆2kg、麹3kg、塩0,85kg 仕上がり約8.5kg】が基本です。お好みで配分や素材を選ぶこともできます。今年は納豆用の秋田県産有機認証大豆です。それぞれの単価は大豆600円/kg、 麹(我が家の米を加工)900円程度/kg 、自然塩1990円/kg  (シママース260円/kg ) 光熱費を含め自然塩の場合6100円、シママースの場合4400円程度です。(麹は今年の加工賃などまだ確認していませんので、昨年の価格です。)

 2月14日 3月14日を予定しています。の段取りがありますので、早めに連絡下さい。
 

12月30日の活動の様子

 午後から天気が悪くなる予報だったので、朝暗いうちから始めようと打ち合わせ。朝5時半に私が起きた時、旦那はもうがんがん火を焚きハガマにお湯を沸かしていました。

 事前に持ち帰り洗ってもらう米も含め、50kg(25臼)。皆が到着するまでにできるだけ搗いておこうと始めたのが、まだ暗い6時半。4~5臼二人で搗いたところに、参加者到着。次ぎ々と同じ頃に到着するので、今度は皆が手持ち無沙汰な様子。と言うのも、ほとんどが常連さんで、段取り良く作業が進むのと、ちょっと火加減の調整が悪かったので、ぐっともち米を蒸すスピードが遅くなりました。

 その間に、搗きたてのお餅を大根おろし、納豆にあえて試食。生牡蠣も焼き立てをほおばり、お腹の方が忙しい。それでもトン汁の準備やら、さめたお餅を他の容器に移し替えたり、大豆の脱粒、鶏の餌用に牡蠣ガラをつぶしたり。焚き火の火の番も大切な役割です。

 それぞれの餅は自分たちで搗いてもらったのですが、搗き方にもそれぞれ個性がありました。ただ、こづき(こねとも言う)をしっかりしないと米粒が飛び散りますし、体力を消耗します。また、力いっぱい搗くのではなく、杵(きね)の重さをうまく使い臼まで搗いてしまわないよう気をつけましょう。

 とにかく年1回とは言え、だんだん上手になり、片づけまで手際よく助かりました。お正月のお雑煮が準備でき、それぞれに笑顔で自宅へ。年末の忙しい時期にありがとうございました。私たちも餅つきが無事終了すれば1年が終わります。