職人と「おやつ」
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昔は大工さんにはいってもらうと、
10時と3時が休憩時間で、お茶菓子を出すという
ならわし(?)があったようですが、
今は「職人さんへのお茶菓子は辞退」の
業者さんが多いです。

職人さんは弁当とお茶持参で来られている方も多いですし、
何人かではいっているときは、お互い声をかけあって
休憩したりするので、
あまりお気になさらなくてもよいと思います。

とはいうものの、
中には、「どうも落ち着かないから、何かさせて欲しい」
と言ってくださるお客様もいらっしゃいます。

そのような気遣いをなさる方ほど、
作業中の職人さんにいつ声をかけたらよいのか、
作業の邪魔にならないか、と迷われるようです。

いっぽう、職人さんのほうも、
きちんとコーヒーカップにお茶などご用意いただくと、
「手が汚れているから」とか、
「作業中の現場で誤って割ってしまったら困る」
など、気にする方がいます。

そこで、そのような場合に簡単に用意できて
気を遣わずにすむ方法ですが、
小さなクーラーバックか発砲スチロールの箱でも
お持ちなら、冷やした缶ジュースやお茶を入れておき、
好きな時に飲んでもらうとよいと思います。
(冬ならポットとインスタントコーヒーと紙コップでも)

現場から、自動販売機やお店が遠いときなどは、
職人さんにはとてもうれしいことでしょう。

余談ですが、あるお宅のリフォームで、
ちょうど3時ごろ現場をのぞきに行くと、
作業途中のリビングの広いテーブルを、奥様や職人さんたちで囲んで、
楽しそうに会話がはずんでいることがありました。
たまたま同年代がそろったようで、話に花が咲き、
私まで、おだやかな気分に満たされたものです。



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