【キーワード集】4
わたしたちなりにご説明させていただくと…
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養生とは
(ようじょう)


工事する際に、人や道具、材料などがあたって、キズをつけたり、傷めたりしないように
その場所・モノなどを保護することです。

養生は、工事した後の床や納入したドア、玄関の上がりかまちなど、
工事部分にされる場合と、工事しない部分を汚さないように
(家具や小物のホコリよけも)する場合があります。

見積もりに「養生費」が上がっていれば、きちんと養生してくれるはずですし、
あがってないなら、どの程度までしてくれるのか、お客様でしておかなくてはならない部分が
あるのか、など確認しておくことが大切です。

人工とは(にんく)

職人さんひとりで一日でできる仕事量を「一人工」といいます。
「六人工」の仕事をひとりですると六日かかりますが、
ふたりですれば三日。三人ですれば二日で済む、という計算です。
(リフォームでは一斉に各部屋をやるわけにもいきませんので、
ひとつの職種で大量に人工がかかることはありませんが)

業者が見積もりをする際には、「この仕事なら何人工かかるから、手間賃がいくらかかる」
「何人職人を呼べば何日で工事が終わる」といった計画をもとに請負金額や工程を出します。
そこで、例えば大工さんが半日もかからないような仕事だと、
半日の仕事にまるまる一日分の日当を払えば業者が赤字になりますし、
お客様に請求すると割高になってしまうので、他に合わせてすることがないか
伺ったりします。

そうしないと、
半日仕事のあとに、別の現場でうまく半日の仕事が待っていなければ、
大工さんは結果一日あたり、日当は半分しかもらえない、ということに
なってしまいます。(それだと、他の一日仕事の方へ行きたいですよね。)

工事に何人工かかるか、というのは、リフォームでは特に、
住みながらが多いので、家具のあるなしや、間取り上の制約、
築年数や建て方などにより予期せぬ手間がかかることなどから、
判断するのが難しいものです。

しかし、一度リフォームを頼んで、だいたいどのくらい日数がかかったかを
つかんでおくと、次回のリフォームの費用が想像しやすいかもしれません。
(材料も今はホームセンターなどで、だいたいの値段はわかりますしね。)



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