なまず土鈴
鎮震金縛り なまず土鈴          中野和彦 作
準備中 準備中 神戸土鈴友の会


茅の輪土鈴 鯛焼き 卯(彩色なし)
夏越大祓 茅の輪土鈴          中野和彦 作                          中野和彦 作 自分で好みの彩色をするようにと。   中野和彦 作 
神戸土鈴友の会 神戸土鈴友の会 神戸土鈴友の会


日吉大社授与鈴・神猿 宝舟・寅 大津絵・寅
 日吉大社は平安の昔から魔除けの紙と信仰され魔除けの信仰の中には日常生活のすべてが含まれております。方災除・鬼門除・交通安全・家内安全・商売繁昌・病気平癒・学業成就・安産・良縁・衆災消除・諸願成就等すべての祈りの根本となるものが「魔」を祓い去ることであります。魔が祓い去られて始めて「いろいろの願いが」成就いたします。
 当社は神代の昔からまつる東本宮に地主神と称える大山昨神、西本宮に日本三大黒、日吉大黒様福の神がまつられ、おまいりする人々を守り導いておられます。
            山王総本宮 日吉大社
              中野和彦 作
  作家の中野和彦さんは、神戸土鈴
友の会の会員です。(館長 記)
高田工芸 作
日吉大社 神戸土鈴友の会交換土鈴 日本土鈴館・遠山館長 贈


小幡人形・丑 小幡人形・寅 蓮華(サソリ)紋瓦
 「小幡でこ」由来記
 日本各地には、日々の暮らしの中から生まれ育てられ親から子、子から孫へと代々受け継     がれ愛され続けて来たものに郷土玩具がある。それは人の手の暖かさが感じられるものであ      る。人と人、人と風土の絆と申しましょうか人間らしい「やさしさと、ぬくもりの結晶」いえるでし       ょう。
 山紫水明の地、琵琶湖の東、小幡に育った「小幡でこ」は色彩が豊かで素朴な近江唯一の      伝統をもつ郷土人形として古くから人形愛好家に親しまれております。
 種類は非常に多く、約四百種あり三月、五月の節句人形を主体に祭のみこしや信仰縁起も      の、教訓に関係あるもの、十二支に因むもの、風俗人形や軍人及び馬のり鎮台、松竹狐など      小幡独特の型、其の他独自の創作を案出したものが伝えられており、型の寸法も小は三糎       位から、大は九十糎まであります。
 初代安兵衛翁は、はじめ京都通いの飛脚をしていました。たびたびの追いはぎ、恐かつ、       等々に会い、それが為の弁償等の償に余儀なく困りその末転業を考え、家にいて出来る仕        事と思案のすえ着眼したのが当時盛んに売られていた伏見人形でした。
 その製法を修得し今から約三百年前(享保年間)小幡で人形を造り始めました。
 当時は中山道を往来する人々や近くの子供らに親しまれ、土産や玩具として需要が多く         「小幡でこ」として喧伝され同業者も明治初期迄は四・五軒ありましたが現在は本家のみとな     り、日本の古き良き伝統を後生に伝えたく、当主は九代目をつぎ、製作にはげんでおります。
                                         小幡人形 九代目当主
                                             細居源悟 謹言
細居源悟 作 神戸土鈴友の会 中野和彦 作


紫式部 カモンちゃん(井伊直弼) スーパーマン スポレクしが
  いずれのおほんときにかやにょうごこうい あまたさぶろひたまひけるなかに、いとやむごとなききはにあらぬが、すぐれてときめきたまふありけり。

 これが源氏物語の出だしです。
 源氏物語は、平安中期、藤原道長が出世街道をまっしぐらの頃、皇后に仕える紫式部が著した長編小説です。
 
 めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし  よはのつきかな

 百人一首にある紫式部の歌で
通釈 久し振りにめぐりあって、あの人か、どうか見分けもつかない間に急いで帰ってしまわれた。
 あなたはまるで雲に隠れてしまった夜中の月のようですね。
 第十三代彦根藩主・井伊直弼をモデルにしたキャラクターを滋賀大経済学部(彦根市)の学生グループが考案し、名前を公募した結果、「カモンちゃん」と命名したと発表した。二頭身の大きな茶髪の頭に烏帽子(えぼし)をかぶった衣冠束帯姿。着ぐるみを作り、地域貢献に一役買う。
 「井伊直弼と開国150年祭」の市民創造事業の採択を受け、同学部の谷口伸一教授ゼミの学生17人が考案。3年の後藤里奈子さん(21)の原案を基に皆で仕上げた。すました顔と、はしやいだ表情の2種類ある。
 名前の公募には13都府県の80人が応募し、井伊家当主ら5人の審査で決定。直弼の官位の「掃部頭(かもんのかみ)」に由来し、「彦根にカモン」「彦根は良いかも(カモン)」などに引っかけたという。
 既に他団体と協力して土鈴やクリアファイル、クッキーなどを発売。今後、着ぐるみを作り、10月25、26日に全国から同市に癒やし系キャラクターが集まる「ゆるキャラまつり」への参加や、150年祭をPRする予定。
           08'09.18毎日新聞から引用

 
中野和彦 作


多賀神社授与鈴・辰 筵寿すヾ 梅鉢透かし土鈴 朱色の小槌
梅鉢透かし土鈴
 梅鉢のスカシ穴が数多くある新しい作風の美しい土鈴です。
多賀神社 中野和彦 作 中野和彦 作


鬼・両面 夜桜 ながはま盆梅
  滋賀・長浜の盆梅展を観賞に行ったときに黒壁スクエアで求めた土鈴に「夜桜」と名付けました。
         (館長 記)
近江八幡あきんどの里 中野和彦 作 長浜


大津絵・鬼 埴輪・馬 鯰に乗る僧・大地震除
大津 白鳳の里 人形窯元 万兵


三井寺授与鈴・寅 大津絵・長寿翁 大津絵・藤娘
  大津絵はむかし大津の住人又平が豊臣時代の名匠海北友松の骨法用筆をうつして丹胡粉、黄土、墨などを用い始めは仏画等を描いていたが、寛永の頃から東海道大津の大谷追分辺りで「道中土産」や戯画風の「魔除け」「授りふだ」として売り出した郷土民画で其の頃、近松作の芝居浄瑠璃に「浮世又平名画の奇特」が大当たりとなり、舞踊、長唄、端歌、落語にも登場し、その名声は全国を風靡した。大津絵人形も巨匠永楽保全等によって伝えられたが近時その姿が消えて久しい。古人の文化遺産の衰退を遺憾に思い茲に大津絵十人衆を人形土鈴に仕立てて創作致しました。
三井寺 大津 創作土鈴 高田工芸 琵琶湖


近江神宮授与鈴・火炎 金剛輪寺授与鈴・蓮の蕾
大津 近江神宮 金剛輪寺


大津絵・鬼の寒念仏 大津絵・鬼の寒念仏 信楽焼・狸
  江戸初期より大津の宿で売られていた名物に、大津絵があります。
 当時旅往く人々に非常に人気を博し全国的に有名になりました。その大津絵の数ある画題の中で、一番人気の高い「鬼の寒念仏」を形どったのが、この土鈴です。昔より「魔除け」「小児の夜泣き止め」としてあまりにも有名です。
彦根城 信楽


石山寺授与鈴・開運魔除 日吉大神授与鈴・開運魔除 延暦寺授与鈴・紅葉
石光山石山寺 日吉大社 比叡山延暦寺