兵庫労連は、「資本からの独立」「政党からの独立」「一致する要求での行動の統一」という労働組合運動の原則的立場を堅持し、「みんなで決めてみんなで行動」の組合民主主義を貫き、パート・派遣労働者、未組織労働者を含め、県下すべての労働者を視野にその要求の実現をめざすことを基本に据え闘っています。
未曾有の被害をもたらした1995年1月17日の「阪神・淡路大震災」。被災者の多くは労働者・市民です。大震災を口実にした、大企業の「リストラ」をはじめ労働条件切り下げや、二重ローン、先行きの見えない不安にいまだ労働者・市民は苦しんでいます。
兵庫労連は、「被災者の生活再建なくして、被災地労働者の要求前進はない」との立場で、「阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議」の中核として震災復興闘争に取り組み、「被災者生活再建支援法」を成立させ、その後も粘り強い運動を展開する中で、ついに今国会で「住宅再建支援制度」実現の原動力として奮闘してきました。
|