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会長の方針とご挨拶 |
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北山 隆 |
2003〜2004年度のジョナサンB.マジィアベR.I.会長のテーマは「手を貸そう」であります。
このテーマの真意は貧困、紛争でどん底の生活に苦しんでおられる人々にポリオや病気の撲滅救助の手をさしのべると共に、ロータリアンの家族への心遣いなどに手を貸し合って目標に向かって進んで行こうというものであります。また、第2650地区福井正典ガバナーは、R.I.会長方針を基本に自ら日常“楽しく素直に美しく”をモットーにご活躍されており、今年度のテーマを「ロータリーを楽しくしましょう」と設定されました。
これらの考えを受けて私たち京都洛南ロータリークラブとしては、奉仕活動への会員の参加を呼びかける意味から『一人の100歩より100人の一歩』というテーマを提示させていただきました。
いうまでもなくロータリー活動の原点は会員にあります。そして、親睦の中から奉仕を生み出し、会員の奉仕活動への参加に繋がるものであります。
会長や理事役員はクラブ組織を運営するためにあるもので、事業の実践化は、会員皆さんの参加によるものでなければなりません。そして、「100の議論より1つの実践」にあると考えます。
今日私たちを取り巻く経済環境は長引く不況により極めて厳しいものがあり、ロータリー活動においても例外ではなく、時代に即した対応が求められています。私たちのクラブは、3年前の制度改革委員会についで前年度クラブ活性化委員会が設置され、クラブ活性化のための方策を鋭意検討され、先日年会費減額のためのクラブ細則の改正をはじめとする合理化を行い、今年度から緊縮予算でスタートすることになりました。しかしながら奉仕活動を実践するための各委員会予算と事業はこれまでと遜色なく、むしろ洛南地域をテーマに新たな事業が計画されており、大いに期待できるものと思います。
一方、会員増強については古くて新しい課題であり、すべてのロータリアンの責務であるといっても過言ではありません。あの人がロータリアンなら私も入会したいと思われるような品格と楽しいクラブ作りに努めたいと思っております。そして、仲間である会員が多いほどロータリーの理念が地域社会への広がりに役立ったものと理解できます。
前途のとおりクラブ活動の原点は会員であり、そして奉仕活動への参加であります。
会員皆さんのご指導とご協力を心からお願い申し上げます。 |
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