マーラー、チャイコフスキー、ラフマニノフ好き管理人のクラシック音楽の部屋「ほんのちょっとクラシック気分」


2006年12月29日  ガッツポーズ!!
全日本フィギュアースケート 女子フリー。

「今日は大丈夫かなぁ?」と思いつつも、なぜだか飛べそうな気がしていたのです。 浅田真央 16歳!
今日は今年を締めくくる大事な大事な試合を決める日。

登場してきた時の顔を見ると、とても緊張してそうで、こっちまで緊張してしまいました(^^;
演技が始まって最初のジャンプが問題のトリプルアクセル。もうその瞬間までドキドキです。
「よしっ!!」綺麗に3回半回って片足で着地!!! 私も思わずガッツポーズ!!
もう後は真央ちゃん調子に乗って滑るわ飛ぶわ。

最後の涙をこらえ崩れた顔を見た時は、私も貰い泣きしてしまいました。
悔しい試合の連続で、それでもしっかりメダルは取っているのだけれど、「優勝」とか「金メダル」とか、屈託無くはっきりと言ってはいるのだけれど、本当は彼女にとってそんな事はどうでもいい事なのではないかと思うのです。 ただパーフェクトなスケートを目指し続けて頑張っているだけ。彼女がメディアの中で使う言葉で本当に願っているのは「ノーミス」!!それだけなのではないかと。

だから、負けず嫌い丸出しの発言をしても、私には全然いやらしく聞こえて来ないのです。不快感がないのです。 まっすぐに、そして素直な心でスケートと向かい合い、日々練習を積んでいる彼女の言葉だから・・・。

今度は世界選手権。 余計なプレッシャーに負けず、今日の様な良い緊張感を持って、パーフェクトな演技をしてほしい。
おのずとあなたの欲しいメダルがきっと取れるはずだよ!! 頑張れっ!!!
2006年12月28日  全日本フィギュアスケート
女子ショート。
今年の真央ちゃんのショートのプログラムは、なんと可憐で優しくて伸びやかで、そして心を和ませる内容なのでしょう。

ジャンプの安定感と質の高さはもとより、スピン、ステップ、そしてあの自信に満ちた真央ちゃん自身も「私には不足している」言っていた表現力も去年とは見違えるほどの成長ぶり!!
彼女のスケートは天性のものを感じずにはいられません。

明日は、問題のフリー。
本人も言っているように、絶対に飛べるはず!! それくらい技術的には安定しているのだから、あとは気持ち!!

でもね、真央ちゃん、 それが一番やっかいな問題なんだよ。 誰も何もアドバイスできないんだよ。 自分一人で切り開いて、重圧に打ち勝たなければ、先はないんだよ。

明日のフリー、 綺麗に飛んで、優雅に舞う真央を期待しているからね!!

夜中、男子のフリーを途中までみたのですが、今、その直後なのだけど・・・
織田くんは、何か大切なものを見失っているような、そんなスケートに見えました。
ライバルに勝つこと。それは大切な事なのかもしれないけれど、それは、あくまでも自分の意識をキープするための目標に過ぎないのだから、もっと原点に戻って自分のスケートを素直に表現した方がいいような・・・そんな印象を受けてしまいました。素質は充分!! 頑張って!!!
2006年12月23日  クリスマス・イヴ・イヴ?
今日は一日早く、クリスマス・ディナーを親子三人で食べに行きました(^^)
場所はインターネットで探し、ぎりぎりの予約だったのですが、一日早いという事もあって3日前にOK。 初めての場所でしたが、”創業75年”ということで、とても楽しみに出かけて行ったのですが・・・

ビルの1階にあるお店だったのですが、扉を開けて絶句っ!! 「せっ、狭い!!」一応テーブル席があるにはあるのですが、窮屈に並べられていて、カウンターと殆ど背中合わせ!! 肝心のお料理は・・・決してまずくはありませんでした。でも、あの窮屈さ、そして主人曰く「この量は少なすぎる!!」

コースでたのんだのですが、お皿の大きさばかりが目立つ感じでした(~~; それに最後のケーキは最悪でした。私でもあれくらいのケーキは焼けるのでは???

ちょっと拍子抜けというか、だいぶ期待はずれのディナーになってしまいましたが、気を取り直して、中ノ島のイルミネーションを見に歩いて行きました。

大阪市役所前には、ノルウェーから届いたという高さ13mのツリー。音楽とあわせキラキラ点滅するイルミネーションストリートを歩くうちに、気分はクリスマス(^^)。 短いストリートで、迫力には欠けますが、それなりに楽しめました。

でも、大阪府立中之島図書館正面をスクリーンとする光と音楽のショー(ウォールタペストリー)があったらしいのですが、その情報は入手していなくて、見ることができませんでした。多分、日時とか決まってたんでしょうね。 残念。
             
2006年12月11日  読書・・・
今読んでいる本・・・実は夏の終わりぐらいから読み始めているのですが、先日やっと3巻までを読破し、4巻に入ったところです。
何の本かと言いますと、司馬遼太郎の「坂の上の雲」。
若い頃に一度読んだ事があるのですが、というより、この本、全8巻からなるんですけどね、全部読み終えたと思っていたのに、完全読破した形跡がないのですよ。多分、以前読んだのはこの3巻まで。 だって、4巻の内容以降があやふやで、「こんな本だったっけ?」という感じがしますし、本が綺麗過ぎる!!。ブックカバーがすれてないのですよ。

この本で、私は正岡子規の人柄を知る事が出来たし、3巻の途中までは、明治維新、知識人層にある人達、半分武士としての心を持ち、新しい日本を駆け巡った”男らしい生き方”を楽しく(?)興味深く読めたのです。

ところが、世の中は、あの日露戦争に突入!! これ以降は、それ一色の物語になります。 正直、少し重くなってきました。

でも、今まで読んだ中では、この戦争は昭和のそれと、いろんな意味で違いがあったように思います。
戦争の根本的原因は多分同じなのでしょうが、ロシア、ヨーロッパの諸外国が、”アジアに住む有色人種”に偏見を持ち、それは家畜同様に見下す偏見で、それに”誇り高き大和魂を持つ”日本人が、自国の命運をかけて、大国ロシアに立ち向かった。

私は、決して戦争というものを肯定はしません。 必ず"死者”が出るのが間違いないからです。傷つき、涙を流す人たちがでるからです。

でも、こういう本を読んでいると、「国を守る為に戦争を起こした」という言い分も、完全否定はできないのです。

これからますます舞台は悲惨なものになっていきそうです。でも今度こそ最後まで読みきってしまいます。 いまや日本の汚点とも言われるあの昭和の戦争も、明治維新からの世界の流れの中で見てみると、違った見方が出来るような気がします。 戦争や、”生きる”ということ自体が困難だった時代を知らない人・・・特に男性に読んで頂きたい一冊です。
全巻読破してから言いなはれっ!!・・・ですよね(~~;
           
2006年12月7日  12月ですね!!
ということで、本HPもあちこちを模様替え(^^)

なんだか気が付けば12月に入ってしまっていて、今年中にやり残した事なんて一杯合って・・・って、この期に及んで焦ったところでどうにもならない。 やっぱり、どんなに追い詰められても、人間一人で出来る事なんて限りがあって、だから慌てず、騒がずでいくしかないんですよね(~~;

精神的にあまり余裕がない今、外出も思うようにままならない今、時間の合間に聴く音楽はやっぱりいいですね!
今日は朝からバッハのインベンションとシンフォニアを流してます。 娘もやっとその入り口にたどり着き、それなりに、しっかりとバッハのインベンションを学び、それなりの評価を受けられた・・・でもね、やっぱりオーディオから流れてくる音は、娘のそれとは雲泥の差があります。 こんな事、書くに及ばす当然の事なのですが、「アマデウス・ウェバージンケ」という人の弾くバッハは、クセの無い、とても素直な音楽のように感じます。物足りなさを感じる人はいるかも知れませんが、わりと私好みかも(^^)。

今は、娘の楽譜があるので、それを見ながら聴くのも楽しいです。 特にシンフォニアの方は、ただ漠然と聴いていた頃には思わなかったのですが、3声を上手に歌い上げるのってとても難しいのですね。

このところ、演奏会からもかなり遠ざかって・・・久しぶりに感動したいものです。
2006年11月20日  オルセー美術館展
昨日、11月19日(日)、神戸市立博物館で催されている「オルセー美術館展」へTさんご一家と一緒に行ってきました。・・・と言うより連れて行ってもらいました。の方が正確かな?

私達家族は三人とも絵画には詳しくなく、私と娘は以前から、「本物を見る」を名目に美術館もまわってみたいなぁ〜〜と思っていたのです。だから、そのお誘いに即OK!!

小雨ぱらつく生憎のお天気でしたが、行きは渋滞に巻き込まれる事も無く、高速であっという間に神戸着!!

坦々麺が美味しいと言うお店に連れて行ってもらい、そこで昼食をしました。私はこの時まで”坦々麺”というものを食べた事が無かったのですが(見るからにこってりと辛そうなのが苦手で・・・)、「ここのは美味しい!!」の言葉につられて思い切って注文!! 
いやぁ〜、ぜんぜんこってりしてないし、辛さも控えめで、本当に美味しかった!!

お腹も落ち着き、ここから博物館へ。 ちょ〜っとお口の臭いの気になる食事だったので、車の中では全員口臭けしのガムを噛んでおりました(^^)v
行く場所が場所ですから、いちおうエチケットをねっ!

行ってみてビックリ!!
9月から始まっていたので、まさかあれ程混雑しているなんて思ってもいなかったから。

なんだか、ゆっくりと出来ませんでした。 とにかく人込みが苦手なものだから、すこ〜しづつ頭がボンヤリとしてきました。 絵の保存の為に、館内は薄暗くしてあったので、やがて眠気が・・・。絶対、酸欠状態に陥ってましたね。私はっ!!

それに、私が知っている絵と言えば、モネの「ルーアン大聖堂」と、マネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」、それとつい最近テレビで紹介されていたラトゥールの「パティニョールのアトリエ」ぐらい。 人込みのせいでゆっくりと鑑賞できなかった事もあるのかも知れませんが、ぐぐっと心を掴む作品には出会えませんでした。

うちのパパさんは、まったく興味を示す様子も無く、ただただ退屈していたようですが(~~;

夕食は、二家族恒例の、お決まりの店での”しゃぶしゃぶ食べ放題”でお腹一杯食べた後、これまたお決まりのお気に入りケーキ屋さんへ直行!! 「別腹! 別腹っ!!」と、こちらも美味しいケーキとお茶でくつろぎました。

今日も、1日楽しかった!! Tさん、また誘ってくださいね!!
2006年11月14日  久しぶりに、はまってしまったドラマ!!
いっやぁ〜〜。おもしろい!! とにかくおもしろい!!!

噂に聞いていたマンガのドラマ化・・・のだめ!!

音楽部を取り除けば、まったくのドタバタラブコメディーで、どちらかというと私の苦手なドラマの部類に入るこのドラマ。 私が食い入るように見ている姿を見て「お前、こんなドタバタドラマ、いつもやったら『くだらん!!』とか言って無視するくせに、どないしたんや?」と主人に言われる始末。

そうなんですよね! 確かにそうなんですけど、のだめの音楽観、千秋さまの音楽観、どちらにも共感できて、毎回毎回「そうそう。そうなんよ!! 音楽にはそういう事が大事なんよ!」なんて、笑いながらも一人で自分自身に力説したり・・・

実は、娘も当然の様に”のだめ”には、はまってしまいました。 「お母さん! この曲何ていう曲っ?」と、すぐさまベートーヴェンの7番に興味を持ち、毎晩子守歌がわりに聴きながら寝ております。 とっても気持ちがよく、心が弾むんだそうです。 そういう曲が子守歌になるのかはわかりませんが、本人、とても気持ちのよい眠りにつけるのだとか・・・
先日は、ピアノの先生のお宅で、いきなりスコアを欲しがり、先生に探していただくと言うまったく迷惑な事まで仕出かすし・・・。交響曲のスコアは、先生のお父様がいくつか持ってらっしゃるという事でしたが、残念ながら7番はお持ちになっていらっしゃらなかったので、代わりにと9番のスコアをお借りしました(~~;

前回のベートーヴェンの7番、昨日のラフマニノフのピ協2番と、私の大好きな曲が続いています。 当然の事ながら、役者さん達は指揮者でも、ピアニストでも、音楽家でもありませ〜〜ん!! 不自然な部分には全て蓋をして、これからも、”のだめと千秋さま”の恋(?)の行方や、クラシックを背景にしたストーリーを楽しみたいなっ!!
2006年11月3日  京都散策
三連休第一日目。   今にして思えば、ちょっと無謀だったか・・・

三連休の初日、季節は秋!! この時期に京都散策を計画したのは、人ごみが苦手な私達夫婦にとっては、まったくの不覚でありました。
京橋から京阪電車を使えば、京都四条までは40分程。 自宅からでも1時間ほどで行けるところと油断したのが甘かった・・・

当然のごとく、行きの電車から満員御礼!!
四条駅で下車し、八坂神社へ向いました。スムーズに歩ければ10分かかるかかからない程の距離なのに、なかなか前へすすめません(T_T)
ダラダラと前の人にぶつかりそうになりながら歩くのは、ほんと疲れるし、イライラっと・・・

予定では、八坂神社の奥の円山公園で、お弁当を食べる事になっているのに、ベンチは空いてるかな? 人でごった返していたらどうしよう・・・。 歩いている間、私の頭の中は、お弁当を食べる場所の事でいっぱい!!

八坂神社に着くと、さっきまでの人ごみがいつの間にか散っていて、わりと落ち着いているのにびっくり。 出店をのぞきながら、ゆっくりと円山公園まで歩き、心配していた”場所”も空いていて、ベンチでゆっくり昼食を取る事ができました(^^)v
そうそう、その出店の中に、”神戸牛 串焼き”というのがあって、結構肉厚のお肉が、串にさして売ってありました。1本500円でしたよ。 なんか・・・今はこんなお店もあるんだなぁ〜〜と感心しながらも、京都で神戸牛か・・・などと思ってしまったり。

さてさて、お弁当を食べ終え、公園内を一通り散策した後、清水寺へ。

このルートが失敗!! 鬼の様な人だかりにうんざり・・・
中へ入って参拝し、例の”舞台”にもいく予定でしたが、入場料売り場が混雑していて、それを見ただけで入る気がなえてしまい、そのままUターン!

娘は、土産物屋さんが気になって、そちらの方ばかりに気を取られ、人ごみなどまったく気にならないようでしたが・・・
お土産に、あの子の干支の猪の可愛い土鈴を、お友達の分と二つ買ってあげました。

この時期なら、紅葉もあってしかるべし! なのに、今年はさっぱりでした。 公園にしても、清水寺にしても、紅葉がきれいなところなのに、とっても残念!! 今月末にならないと無理なのかな?

なんだか、とても疲れただけの京都散策となってしまいましたが、お天気は◎でよかった、よかった!(^^)v
2006年10月19日  のだめ カンタービレ
前々から話に聞いていた漫画が、ドラマ化されました。

こういうドラマは、原作との比較で賛否両論、いろいろと言われがちですが、私は原作のマンガを読んでいないので、なんの先入観もなく見れまし、クラシックに興味が無い人も、画面から発せられる強烈な言葉で、おもしろおかしく楽しめるじゃないかなと思いました。

かく言う私も、娘と二人爆笑しながら見てましたし(~~;

楽譜通りに弾かない、自分のイメージで「間違いではないけど、でたらめ」なピアノを弾く女の子と、かたや、音楽一家に育った音楽エリート青年を中心に、個性ある登場人物がおりなす、とっても明るく楽しい、おもしろい・・・そして「音楽ってなに?」「ピアノは何の為に弾くの?」なんていう事をちょっと考えさせられるドラマのようです。

ただ、私が気になったのは、竹中直人のとても外国人には見えない外国人。 今時、外国人のタレントさんはいくらでもいるでしょうし・・・適役が見つからなかったのでしょうか? 原作ではどうなんでしょうね? あーゆーイメージなのでしょうか?

やっぱり気になる・・・
2006年10月6日  10/3 運動会
10/1の運動会が雨で流れ、3日が運動会!
当日はお天気も見事に晴れ渡り、シミやシワの大敵である紫外線が・・・なんてどうでもいいことである。

娘の学年は3種目あったのですが、まずは騎馬戦!!
私たちの時代には、女子が騎馬戦なんて考えられない事でしたが、今はこういうことも「男女平等」とかで・・・。
団体戦は、赤白入り混じって、どこにいるのやらさっぱりでしたが、個人戦の一騎打ちは、みごと勝利! 娘は下でささえる馬(?)でしたが、足を踏ん張って頑張ってました。

2種目目は団演で、なんとあの懐かしい一世風靡セピアの「ソイヤー!!」を躍るとのこと。 みんな鉢巻しめていたから、まるで応援団! 子供たちも乗りに乗ってかっこよく躍ってました。

3種目目はリレー。 これも全員参加ということで、私たちの頃の選抜とは違ってました。 娘は2グループ目の1番走者!
4人でスタートなのですが、あとの3人が男子だと聞いていたので、それほど期待もしていなかったのですが・・・。
第1コーナーに4人が団子状態で突入! 一人男子がこけて娘は3番手。第2コーナーを回って、直線に入るや否や、娘にエンジンがかかり前の男の子を追い上げる。 もうこうなったら恥じも外聞もありません。 身を乗り出し、こぶしを振り上げて「いっけぇー!! いけいけ!!」と大声を張り上げて応援!
 そのかいあってか、娘は2番手でバトンタッチ!! 娘のチームは2番手を半周離して1位でゴール!!

最終的に娘の赤組も勝ってバン万歳の運動会でした。
ただ、今回は順延の運動会だったので、お昼は子供たちは給食。その献立が、娘いわく「なんか、寂しい献立やった・・・」らしくて、ちょっとかわいそうな気もしました。

ところで・・・
私が我を忘れて応援していたとき、周りは完全にひいていたんだろうなぁ〜。 唖然!! といったとこでしょうか(苦笑っ)。
振り上げたこぶしを戻すとき、ちょ〜っと視線感じたし・・・。
2006年9月28日  11年ぶりのデート?!
巷では、お盆休みだと皆さんが休日をのんびりと過ごされていた頃、主人は8月末納期の仕事に追われ、休日返上の忙しさでした。
そのお陰で(?)、9月は後半の2週間、ずーっと”お休み”状態です。

子供は学校、こんな機会はめったにないという事で、11年ぶりに二人で出かけることにしました(^^)
どう時間を過ごすか、何日か前から話をしてて、「せっかくだから映画にしよう」「それなら、イルマーレがいいな」で、イルマーレを観に行くことに。

内容は・・・、特別に感動の恋愛ドラマふうでもなく、私には湖畔のガラスばりの家が妙に気になった、そしてワンちゃんの演技が光った・・・なんていうとみもふたも無いですね!

大人の雰囲気で、ドタバタもなく落ち着いて鑑賞出来ました。 キアヌ・リーブスがよかった!! ふふっ。

観終わって、喫茶店に入ってからの会話・・・
「2年くらいなら、会おうと思えば待てばええんとちゃうかぁ!」との夫の発言に、「やっぱし、わかってなかった・・・」と内心思った私。
「それは無理やん! だって、女の人の時間では、男の人が死んだとこからこの物語が始まってるんよ。 いくら待っても、そこまでしか男の人は生きてないんだから、約束してもダメだったでしょ?」「それに、ラストシーンまで、あの交通事故で死んだ人が、その人とは気がつかなかったんだから」

夫、「あ〜〜、そうかぁ」

時々ね、こうなんですよ。うちの主人は! 特に主人公の女の人に興味がないときは・・・?

そうそう、映画館でちょっとほのぼのとした光景をみました。70代後半の(もう80近い方の様に見えました)の老夫婦が観に来てらしたんですよ! お二人仲良く寄り添って・・・。

いいですよね! ああいうの。 私たちはあんな夫婦でいられるかな?
2006年9月25日  円形脱毛症(T_T)
それは、一週間程前、娘のピアノの練習につきあっている時のことです。
何気なく髪を掻き揚げた私を見て、

「お母さんっ!! なにっ ? その頭?!」と言われ、あわてて鏡を覗き込みました。

が〜〜ん!
500円玉よりちょっと大き目の”ハゲ”があるではありませんか!

病院へ行って、「原因をきちんと調べないと」と先生に言われ、検査結果待ちなのですが、内臓からとは思えないし、ストレスかなぁ〜〜?

とりあえず、脱毛症用の外用薬をもらったので、それを毎日「ピチャ、ピチャ」とつけて、後はなるべく睡眠を取る様に、そして、出来るだけイライラしないように気をつけてます。

最低でも、毛が生えてくるのに3ケ月程かかるそうなんです。
はぁ〜〜〜。あんまり一人でいろいろと抱え込まないようにしようっと。
2006年9月12日  いつしか涼風が・・・
暑い暑いと騒いでいるうちに8月も終わり、夏休みも終わってしまいました。
9月に入ったとたん、懸念していた”残暑”もなく、昼間ちょっと暑い日もありますが、朝晩はほんとに過ごしやすくなり、庭からはコオロギの鳴き声が聴こえ始めています。

暑い間は家事だけで手一杯でしたが、今、洋裁をちょこちょことやりはじめました。

私が20年程前に着ていた服のリフォームです。
あまり袖を通していなかった服で、何となく捨てる事ができなかった服なのですが、その当時はなぜか”肩パット”が流行っていて・・・それが途方も無くすっごい肩パットなんですよぉ〜〜。 よくあんなの着てたなぁ〜と呆れるくらい。 アメフトの選手みたいな・・・。

まずは、この肩パットはずし! これは簡単 ♪〜〜。次に、この肩パットのせいで広くとってある肩幅を何とかしなければなりません!! これは、袖をはずさなければならないので、少々てこずりました(T_T)

で、なんとか支障なく仕上がり、今着ても「恥ずかしくない!!」ジャケットに変身!!

揃いのワンピースは、丈が短いので(この歳で、膝上丈のスカートは厳しい・・・)思い切って、カット!! 丁度いいブラウスが出来ました。(ブラウスって言うのかな?)

今年はこの変身した服着て、何処へ行こうかなぁ〜〜。
2006年8月26日
今までは、ピティナが終わるとほったらかしで、本人まかせの練習でしたが、最近は夕飯を作りながらも、漏れ聴こえてくるピアノの音をチェック!!

ハノンでは、速く弾きだすと右手がちょっと暴れてしまう悪い癖が少しずつ落ち着いてきているような気がします。そうなるまでにかなりしつこく「右手! 暴れてるよ!!」と声を掛けなければなりませんでしたが・・・(~~;

ツェルニーは、一見簡単そうな曲になると、速く、いい加減な弾き方になってしまうので、先生に指摘いただいたポイントを重視するよう最初はメトロノームで速度を設定し「これ以上速く弾かないように、よく楽譜をみて、休符も正確に!!」などとやっています。

バロックの曲は、今まであまりやってこなかったので、先生に「バロックはね・・・」との説明を受けても、「???」状態。 ただ、先生に教わった通りに弾く!! もう、言葉でなく体で覚えるしかない!!
2006年8月13日
昨日は発表会でした。

一度仕上た曲をそのまま持ってきたので、練習と言っても、ハノンやツェルニー、バロック曲集の練習の合間に、ちょこちょこっとやっていただけ。 この曲、因縁の曲でもあるんですよねぇ〜

ピティナへ向けて練習していた曲で、”2度”もとんでもない失敗を繰り返してしまった曲!!
「2度あることは3度ある」となるか、「3度目の正直」でスッキリとケリをつけられるか・・・・・内心不安もありました。

結果は・・・
やっと、心のつかえがとれたような、ほっとしたような・・・・

今の娘の実力では、最高の演奏をしてくれたのです。 欲を言えばきりがありません。 でも、ほんとうに素直で、濁りの無いすっきりとした音を奏でられたと思います。 1箇所きわどいところもありましたが、そつなく回避できたようでしたし。

「やっと!」という思いに、涙が出そうになるのをこらえるのに必死っ(~~;
周りの人は事情を知らないわけですから、「何なの? この人」なんて思われますからね!

「とっても綺麗な音! ○ちゃん、ますます腕を上げたね!」。「あれで、どうして予選がダメだったの?」・・・などなど、本当に暖かいお言葉を数人のお母様方にいただけて・・・

ここでも、「うううっ・・・・・」。お世辞半分は分かっていても、涙をこらえた母でした。


午前の部に参加した皆さんの集合写真です。(全体の半分弱ってとこですか)
2006年8月2日
ちょっと気の抜けた・・・いえいえのんびりながらも、もう一度娘の弱点を洗い出し、ハノンやツェルニーなどの教則本で少しずつ修正をかけています。

がっ!! 気が付けば、発表会まで10日!? ”例のソナタ”をもう一度弾く事になっているとはいえ、ちょっとのんびりし過ぎ!!

しばらく弾いていなかったので、音階などを力で弾こうとして、微妙なズレが起こってしまったり、テンポの安定、全体的なバランスやイメージがバラバラです!!
どーしましょう! 今日娘に「見事にヘタクソやねぇ〜〜〜」と苦笑い。
娘も「うぉ〜〜〜〜っ!」と雄叫び!!

ちょっとこのままではいけません。 この曲ももう一度ちゃんとやらないと。

今やっている”脱力”と”音のつまみ”の成果を出してほしいのだけど・・・。 まだまだ無理かなぁ〜〜〜。
2006年7月17日
取り敢えず、反省会を・・・

私:「どうしてあんな事になったのか自分でわかる?」
娘:「ううん、それがわからんねん。 緊張はやっぱりしてたと思う。手がとても冷たかったし。
   いきなり右と左が合わんようになった。」
私:「そうかぁ〜。かなり緊張してたんやね。 でもワルツはなかなかよかったやん。 あれはなんで?」
娘:「モーツァルトが無茶苦茶になってしまって、”このままじゃイヤやぁ!”と思った。
   手を膝の上において、目を瞑って、深呼吸してから弾いたらうまく弾けた。」

「最後まで諦めるな! 逃げるな!」。 何かにつけて私が娘に対して言ってきた言葉。
今回のコンクールも形としては残念な結果に終わってしまいましたが、また一ついい経験を積むことが出来たのではないでしょうか。
目には見えないけれど、精神的にもピアノの腕前も少〜〜しだけ成長した子供の姿を見ることができました。
2006年7月9日
−−− 予選の朝 −−−

今日はピティナ・ピアノコンペ地区予選!
今の娘の状態では、やるだけの事はやった!そう思っています。今回の課題であった”音階の粒をそろえる”事も、完璧とは言えませんが、それなりに揃うようになり、何より前回の予選の時より、テンポをはじめ安定性が出てきました。
ワルツも以前よりは音を聴きながら弾けるようになったように思います。

あとは、彼女自身の自分との戦いです。”音楽を楽しむ”ためにも、自分を見失う事無く、落ち着いてピアノの前に立てることを祈るばかりです。

−−− 予選の夜 −−−

さすがに少し疲れました。 後悔だけはしないように!! というのが今回の最大の目標だったのですが・・・・・
1曲目のソナタ、またやってしまいました。一度も間違った事の無かった箇所で二度立て続けに。 ちょっとしたタッチミスならともかく、”止まって弾きなおす”という動作はかなり印象が悪いようで、寸評にも「STOPはいけません」と前回同様書かれてしまいました(そんなこと・・・・・本人が一番わかってますよね)。その他の場所でも1箇所完全に音を抜かしてしまったし。 昨日、今朝と気持ちよく弾いていたので、この調子なら合格は無理でも8.0という望み通りの点数はもらえるかも・・・と思っていたのですが。

やはり緊張には勝てなかったのかなぁ〜とがっかりしたのですが、2曲目はミスらしいミスも無く、心のこもったいい演奏が出来たと思いました。

ソナタは、出だしがうまくいった方だったので、本当に悔いが残ります。 本当に残念でした。 先の3箇所が目立ったミス。それに加えてこれも緊張のせいか、トリルが綺麗に響かなかった・・・

最後と決めたコンペで、力を出し切れなかった悔しさばかりが残ったという結果に終わってしまいました。

ここ一番で自分の力を出すというのはとても大変な事ですが、これから先のあの子の人生にとってとっても大事なことなので、今日の日を忘れず、精神的にも体力的にも、もっと強くなってほしい!!