視点を変えて居合を一つのパフォーマンスと捉えるならば 刀を扱うその洗練された様式美を追求する動きは「茶の湯の手前」に似た 緊張感を伴う心の在り方であり価値観であるように思う 但し瞬時の危機に応じて身を守り敵を制圧する武道とは一線を画するか |
日本刀の刀法研究会 野々村耕二的考察
1 | 居合の祖といわれる林崎甚助が居合の神髄を四百年以上も前に伝えて くれていたにもかかわらず 昨年(2023年)になってようやく 「居合とは鞘を外す刀法である」という認識を得ました それまでの「刀を抜く動作」をもって居合と信じて全剣連に在籍した 歳月がこの気付きの糧となったのであれば良いのですが |
村岡、北口の打ち太刀の演武