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セル・フレーム カラーバリエーションが多い。名前の由来は素材のセルロイドからだが 最近はアセテート製の物も総じてセルフレームと呼ぶ。 レンズの厚さが隠せるところがこのフレームの利点。 テンプルに芯を使わないセルフレーム(ノー芯)は歳月をかけて十分に 乾燥させたセルロイドゆえ可能とのこと。 |
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メタル・フレーム
8割のシェアをもつフレーム。 素材には金、金張り、NT合金、ニッケルクロム合金、ステンレス、 コバルト合金、銅合金などがあり、最近は軽量なチタン製のものもある。 |
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コンビネーション・フレーム メタルの一部(モダンやリムの周り)にセルを利用したもの。 リムにセルロイドを巻き付けたものを特にセル巻きという。 また、ブローラインやサーモントもコンビ・フレームの一種。 |
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リムレス・フレーム リムの全部、一部がないフレームのことで、ファセットとも呼ばれる。 |
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ツーポイント・フレーム リムのないフレームのことで、レンズ2個所をネジだけで 固定しているのでこう呼ばれる。 目立たない素顔に近い印象を与えるフレーム。 |
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跳ね上げ・フレーム
レンズ部分全体が跳ね上がる機構になっているフレーム。 |
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鼻パッドなしフレーム 特別なフレームとして、最近パッド無しのフレームができました。 フレームの押さえはこめかみの部分で押さえる構造になってます。 |
プラスチックレンズ 軽いことが最大の特徴で長時間掛けても疲れにくい。 割れにくく安全な反面、ハードコーティングがしてあっても キズはつきやすく、また、高温の所(夏の炎天下の車中等)に置いておくと 変形したりコートティングがはげることがあるので注意が必要。 加工が楽なので色々な色に染色でき、非球面レンズなど種類も豊富にある。 基本的には厚くなる傾向があり、鮮明度が高く薄いレンズの製作には コストがかかる。 いまや眼鏡レンズの大半はプラスチックが占めている。 |
ガラスレンズ キズがつきにくく、取り扱いにはあまり気を使わなくてもすむ。 また、超高屈折率を誇り、鮮明度が高いのが特徴。 さらに長期間使用してもレンズの変色、変形がない。 レンズ厚を薄くできるが割れやすい。 また、プラスチックレンズに比べ重いため、長時間掛けると疲れる。 価格は比較的手頃。 |
球面レンズレンズ 視線の中心付近のみ焦点があっている。 比較的安価。 |
非球面レンズレンズ 視線の中心付近以外でもひずみを少なくしたレンズ。 従って裸眼に近い感覚で使用できる。 また、球面レンズより薄い。 |
厚いレンズ 度がきつい場合、レンズがフレームからはみ出ることがあり、 選択できるフレームが限定されてしまう。 逆に、安価で収差が少なく楽に見えるとメリットも多い。 |
薄いレンズ 高屈折である。 度がきつい場合に薄いレンズを作ると高価になる。 |
コーティング・レンズ レンズの表面にコーティングすることで強度を高めたもの。 その他 コーティング には様々な種類がある。 |
非コーティング・レンズ 傷がつき易かったり、乱反射により見にくいといった欠点はあるが、 加工がない分安価。 |
調光 | 紫外線に反応して濃さを調整するため、光が少ない室内でかけても 暗くなりすぎない。 ガラスの調光レンズの方がプラスチックの調光レンズよりも濃度変化 (着色・脱色)がはやい。 |
偏光 | 太陽光による路面、水面、雪面のぎらつきやガラスなどの反射(乱反射)を防ぎ、 目の疲れを軽減する。 後方から光をカットするものは映りこみが少ないのでドライブ時着用に 向いている。 |
ハードコート | プラスチックレンズの最大の欠点であるレンズの傷をつきにくくするための処理。 |
反射防止マルチコート | レンズの前面と後面で光の反射を防止することでちらつきをなくし 見やすくするための処理。 また、通常のレンズでは写真撮影の際フラッシュで眼鏡のレンズが光って 写ってしまうがこれを光りにくくする効果もある。 |
水ヤケ防止コート | 眼鏡を水洗いした時や雨でぬれてしまった時など水分を完全に拭き取らないと レンズの表面にシミが残ることがあるがこれを防止するための処理。 |
UVカットコート | 400nm以下のUV-A、UV-Bをほとんどカットする 紫外線吸収処理。 |
耐衝撃性ハードコート | 割れにくいプラスチックレンズでも衝撃が加わると割れてしまうことがあるが、 これを割れにくくするための処理。 |
染色処理 | レンズに色を付ける処理で現在ではさまざまな色をつけることができる。 |
防汚処理 | 水をはじき、汚れを防ぐ効果がある。 |