本のコーナー

「からだの学習・ミニ保健指導」のシリーズが
世に出てから、早いもので10年足らず・・・
いつのまにやら「ミニ保健指導」の本は廃刊になってしまい、
amazonでしか手に入らず〜これも時代の流れなのでしょう。

でも、保健指導への熱い思いは
誰もが持っている!
そんな気持ちから企画したのが、このレシピです。
予想以上に時間がかかりましたが、時間をかけて頂いた分、
よい本が完成しました。大満足の一冊に仕上がりました。
全ては、根気強く取り組んで頂いた編集者Y氏のおかげです。

精選した保健指導のレシピに是非挑戦して下さい。

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やっと完成!何年がかりでしょう。
企画した頃より、時代が先に進んでしまいました。
時の流れの速さを感じるとともに、私たちの仕事が
確実に増えていることも感じます。
時間が無くても使えるように、
様々な工夫がしてあります!
是非、活用して下さい。

編集者Yさんには、大変お世話になりました。
最後に、監修の下村先生。有り難うございました。
お二人とも、仕事が速い!

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ついに完成しました。構想から3年がかり。
京都大学大学院の新進気鋭の3人の先生方の
力が結集して完成致しました。
林直樹先生・前川秀城先生・齋藤晋先生有り難う
ございました。この場を借りて御礼申し上げます。
CDに収録された統計ソフトは本当に価値ある内容
です。
永井成美先生には、今回も大変御世話になりました。
「統計なんて難しい」とおっしゃる方、ご心配は無用
です。CDには、大阪の奥井先生が作ってくださった
スライドショーも収められています。
これで、保健指導も完璧です。
表紙のイラストは、以前勤務していた学校の保護者に
お願いして描いていただきました。おしゃれでしょ。
他にないようなイラスト集にしようと頑張ってみました。
お薦めは、「掲示板にすぐ使えるポスター」
「入浴イラスト」「環境」「トイレ掃除」かな。
多いに活用してやってくださいませ。
編修者Oさんが、頑張ってくれました。

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全巻、揃いました!

石黒先生に監修していただき、京都市の養護教諭7人が力を合わせて作成しました。
子どもたちから出た質問を大事にしながら作りました。
健康に関する調べ学習はもちろん、保健室に置いておきたい1冊です。
これがあれば、子どもたちからの問いかけに戸惑うことはありません。


おすすめは、第4巻。
理科の「誕生」の調べ学習に、力を発揮しましたよ。
どうぞ、全巻そろえて、図書館に学級文庫に置いてください。

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「血はけがを治す力を持っ
いる」「背骨・骨のしくみ」

「かぜ」「耳の健康」等
1年生から6年生までの指
案と教具づくりのヒントが

ぎっしりつまっています
これ1冊でからだの学習の
基礎基本は、ばっちり。
<もうすぐ絶版かな>
「排便」「生活習慣」「食中
からからだを守るしくみ

年間テーマにそってからだの
学習を積み重ねていきまし
た。
指導案・ビデオシナリオ・・・
本校の山田栄養職員が描
て下さったステキなイラ
ストが
満載。
絶版>
「子どもってすごい!」子ど
もたちのユニークな発想か
ら始まった、児童健康委員
会の実践をまとめました。
「もっと楽しく、いきいきと」
「手間をかけずに、格好良
く」を合い言葉に、委員会活
動が動き出すようなアイディ
アがいっぱい。<絶版>
永井成美さん・佐々木好美
さんとの共著で2001年8月に
出版しました。
肥満児指導
に対する考え方を
一変してくれることでしょう。

すぐに使える資料も満載。
是非ご一読ください。
いずれも、東山書房から出版されています
おかげさまで、上・下巻ともに再版されました。それに伴い、若干手直ししている部分があります。
上巻の初版をお求めになった方は、下記をご参照下さい。

* p45〜46:「けがのクイズVTR」にNOとコメントを追加しました。けがのクイズ1をご参照下さい。
* p60:「背骨Tシャツの作り方」を補足しました。
(図1)(図2)を13.3倍に拡大したものをTシャツの中に入れて、上からマジックでなぞると、簡単に写すことができる。
(図3、左図)を2倍に拡大して型紙にし、それぞれの厚さの発泡スチロールに必要な個数を描いて切り抜く。首の方から@、A、Bの順に平らな面をTシャツにつけていく。(合計17個)
両面テープでつけるといいですよ!

 p97〜99:「発熱は、かぜウイルスが増えるのを防ぐ」のねらい・指導案等、全面改訂しました。
(1)
ねらい:かぜウイルスから、体を守るために発熱・咳・鼻汁などの症状がおこっていることを理解する。正しく体温計を使って、体温を測ることができる。
教師の主な働きかけ 指導上の留意点 予想される児童の反応
今日はかぜの勉強をしましょう。
かぜの原因は何でしたか。
「かぜ」
「かぜウイルス」
かぜウイルス
かぜをひいたら、どんな症状がでますか。

「かぜ症状の絵」

せき・はなみず・のどが痛い・ 頭痛・
しんどい・はきけ・熱が
出る・げり・腹痛
実は、これらの症状の中で、かぜウイルスをやっつける働きを しているものがあります。なんでしょう。
説明:かぜウイルスは36〜37℃ではよくふえるのですが、38℃ 以上では生きられないのです。熱が出るのは、白血球がかぜ ウイルスの増えるのをおさえ、やがてかぜウイルスをやっつけ てしまうためです。

<指導時の板書>




かぜウイルスから体を守る働きもあります。何でしょう。
説明:咳や鼻汁・下痢などもかぜウイルスをからだの外に出す ためのしくみなのです。
せき・はな
薬に頼らず、熱のある時は保温・水分摂取・安静に気をつけて、 からだの抵抗力を高めましょう。
必要なときは医師の診断を受けましょう。

<以下、p98に続く>
発熱したからといって、すぐに解熱剤を
服用するのは、かぜの治りを遅らせる
場合があることをおさえる。
「薬に頼らない」「保温」「水分」「安静」
「必要なときはお医者さんに相談する」
時間があれば児童に答えさせてもよい。

* p113:「三半規管の作り方」に補足しました。
(準備)
新聞紙2〜3枚
セロテープ
針金アルミ50p
紙粘土
絵の具(黄色)
水性ニス
(作り方)@新聞紙2〜3枚をくちゃくちゃにして棒状にする。(ふわっとしておく。)
Aその棒をかたつむりじょうに巻き、蝸牛の芯にする。
Bセロテープではって形を整える。
C針金を三等分にして、三半規管の芯を作り、セロテープで止める。
D紙粘土をのばすようにして、新聞紙のまわりにつける。針金の部分にもつける。
E乾いてから絵の具で色を塗る。教具のページを参照して下さい。
F乾いてから水性ニスを塗る。