東 寺
創建の時期は明らかではないというが、794年の平安遷都の頃に建てられた
らしい。天災や兵火のため創建当時の建築は残っていないが、この五重塔
(国宝)は1664年の再建で江戸時代のものとしては珍しく和様の手法を守って
いるという。木割りが太く、比較的安定感に富んでおり、高さは55mで現存する
日本の塔の中で最も高い。
新幹線で東京方面から帰ってくるときに車窓からこの塔を見かけて「やれたれ
帰ったぞ・・・」とほっとするのは私一人ではないと思う。
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