明神鳥居
中世以降に現れて最も普及した。足元に台石、頭に反増を持ち、
多くは丹彩(丹彩)が施されている。
出雲大社 
浅間大社
大神神社
北野天満宮
御霊神社
戻る
 古代には杵築大社と呼ばれていたが大和朝廷が出雲を制圧して後
種々変遷があり、古事記、日本書紀編纂に当って出雲国譲り神話
で大国主命が祀られる様になったとか。出雲国風土記ではやや異
なっている。床下の柱が極めて長いのが特徴。
 国譲りの代償は出雲国造が従来通り国内の神事をつかさどる事、
三輪山など大和の神社に大国主を祭る事等特殊な地位を占め、ここに
神有月の伝承を持った。この期間にお参りすれば福が授かるという
事から縁結びへと発展したらしい。
 富士山そのものを神と見る古代信仰が元であり、正式には
富士山本宮浅間大社という。祭神は木花之佐久夜毘売。
 最も古式の信仰形態を残している。即ち三輪山を神体とみなし、
神殿が無く、拝殿の後ろに独特の三輪鳥居がある。祭神は
大国主命(大物主命、大穴持命)である。
 ご存知菅原道真が祭神である。無実の罪を救い、正真の徳を守り、
祈雨、避雷、五穀豊穣、国家鎮護、往生守護、文学、書道、相撲
等の神として多忙である。
 非業の死を遂げた皇族・豪族たちの霊を祀る御霊会は863年
崇道天皇たちを祀って神泉苑で行われたのが最初で、その後
御霊神社に祭神として祀られた。869年には八坂神社が神輿を
神泉苑に入れて御霊会を行ったのが祇園祭の始まりである。