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ワンダフォ!着物

着物へのあこがれ

ゆかたの着付け教室へ行った

 

着物へのあこがれ

街を着物で歩く人って最近見かけないと思いませんか。年輩の女性が着ているのは見たことがありますが、それさえもまれになってしまいました。見かけたとしても、大安吉日の披露宴の席でだったり、お茶会にいそいそと出かける人、卒業式などのセレモニーの行き帰り…という感じですよね。実際私も上記のような機会にしか着物に袖を通しません。そういう「よそ行き」用にあつらえた物しか持ってないし、それさえも滅多に着ないという状況なんです。着付けも自分ではできないので、実家に帰ったり美容室で着付けてもらったりと、いちいち大がかりというか周りも巻き込んでの半日仕事の大仕事になってしまうんです。今はそういった現状なんです。

でも、茶道の所作は、洋服でするのと実際着物を着てするのと、全然違うんですよね。例えば、建水を持ってきて、柄杓を構えてそっと蓋置きを取り出し、左の脇をくぐり建水の後ろに置く(うまく説明できませんが分かります?)という動作の時は、洋服だとすいすいと出来てしまいますが、着物を着ていると袖が意外にひっかかりそうになって戸惑ったりします。でも、同じ所作でもうまくできれば着物を着ていた方が奥ゆかしい楚々としたものに見えるから不思議です。茶道はもともとは着物が普通に着られていた時代におこったものだから、着物を着た状態で自然にお点前できて当たり前なんだろうな〜と思ったりもして。それに着物でのお点前に慣れておきたいっていうのは茶道習ってる人の共通の願いだったりするよね。

ほんとは「菜」(週刊モーニングで連載してた)のように、普段着物で過ごせるようになれたらいいな、と思います。たすき掛けで漬け物漬けたり、日傘を差して歩いたりしたいです。これは数年のうちに実行したいとマジで考えています。でも、それにはまず着物を自分で着られるようにならないと…。ということで、来週、手始めに「浴衣」の着付けの講習を受けに行ってきます。実は、今年新しく浴衣買っちゃったんです。お茶のお稽古に着ていこうなんて思ってるのですが、浴衣をお稽古に着ていくのっていいのでしょうか。ど〜も浴衣というのはお祭りだとかお風呂上がりのイメージがあるので。でも、お稽古に着ていかないと他、ワンシーズンに一度か二度ぐらいしかチャンスがないんっすよね〜。(98/6/13)[top]

 

ゆかたの着付け教室へ行った 

行って来ました、ゆかたの着付け教室。新聞などを見ていると、この手のゆかたの一日講習会は今頃から夏にかけていつもどこかでやっているようです。私が行ったところは一回3000円の受講料を払い、道具や着物はすべて持ち込みでした。生徒は意外と少なく4人。それに対し講師がふたりだったので、行き届いていていい感じでした(^o^)。動機としては、私は「ゆくゆくは茶道のお稽古を着物で行きたいのだが、手始めにゆかたから…」、他は中堅の主婦の方で、「留め袖は訪問着は美容室で着付けてもらえばいいけど、ゆかたは自分で着たい」という人一名、「子供に着せられるようになりたい」二名…という内訳でした。まずはゆかたを着る手順の見本を見ます。すらすら〜と手早くきれいに着付けていて(まあ当たり前ではあるが)、とても簡単そうに見えました。次に実際に見本を見て、直してもらいながら着てみましたが、これがなかなか難しい…。手順自体はとても単純なのだけど、しわをのばしながらバランスよく、きれいに着る…というのはまた別の問題。どこか崩れてしまうんですよね〜。ゆかたが着崩れると、みすぼらしいですよね(^ ^; でも、「自分でも着れるんだ〜」という感激はありました。家に帰ってさっそく練習しています。慣れの問題なのか、何度もしているうちにだんだんましにはなってきたような気がします。講師の方に「来月から着付けの講座、いかがですか」と誘われましたが、この夏はゆかたの着付けに慣れるようにして、秋から(気が変わってなければ)着物の着付けを勉強しようかなと思っています。秋には自分で着付けてお茶会に繰り出したいな〜。(98/6/18)[top]