メモリに関する格闘と質問の日々

 
恥ずかしながら、最近まで「メモリ」を意識したことがありませんでした。実際不自由に感じたこともなかったので、新たなアプリケーション、例えばデジカメの画像を取り込むソフト(結構メモリを食ってるらしい)、ポストペット、ICQ、それからダーリンがインストールしたOffice(ばかでかい。クラリスワークスがあるのにぃ)などなど、「おもしろそうだ」と思ったものは、ポイポイ取り入れていったのです。ところが、このところアプリケーションがやたら凍ったりエラーがでることが多くなりました。そうして頭を抱えたあげく見たマニュアルに「そういったエラーはまずメモリを疑ってみるといいでしょう」とあったのがきっかけで、「メモリを疑ってみよう」と思い立ったのです。今の野望としては、メモリに関して「あ、メモリね、知ってるわよ」と言える程度の知識をこの機会に学ぶべしということと、この先やっていくに申し分ないメモリを確保していこうということです。以下はメモリに関する格闘と質問の日々を記していきます。同じような境遇のかたが「なるほど」と学んでくれるといいなあ〜。とくにパワーマック4400/200を持ってる方(なんか特殊らしいので、この機種)このコーナーでもお馴染みのサミいさん(注:iMac の発売を誰よりも楽しみにしているマック師匠。マックの疑問があるときだけ突然メールするという失礼な弟子でごめんちゃ)にご助言をいただきました。いつもすんません!!
 

Q. 手始めに容量の大きそうなアプリがだぶってるので、整理をします。ダーリンが入れてくれたMicrosoft Officeと、それからもとから入っていたクラリスワークスの取捨選択です。どちらかがあればいいのだということで、かなり迷いました。だって見た目はなんだかOfficeの方がバリエーションに富んでるように見えるから。どうしよう?

A. クラリスワークスを残しましょう。(サミいさん曰く)Officeは所詮Windows版を移植して強引に動作するようにした物ですから変なところがたくさんあります。また、致命的な欠点としてマクロウィルスというマイクロソフト製品に特異的に感染するコンピューターウィルスに簡単に感染するという問題があります。マクロウィルスは簡単に作ることができ、毎週毎週新しいウィルスが登場して大変な問題になっています。クラリスワークスはその様なこともなく、殆どのことはこれで十分だと思っています。Officeで無ければ出来ないようなこと(そもそもそんな高度な使い方をする?)をしたいのなら別ですが、そうでなければ捨てるのはむしろOfficeにするべきでしょうね。 内蔵メモリはいくつですか?
 

Q. 全体のメモリとしては内蔵メモリは買ったままの状態で、32MBなのですが。

え〜とPM4400はEDOメモリというメモリを使います。少し特殊なものなので増設するときは「PM4400用のメモリが欲しい!」とはっきりお店の人に言うことをお薦めします。64Mの物を一つ買って合計96Mにするのをお薦めします。値段は大体15,000円くらいです。増設は本当はお店に頼むのがいいのですが、機械に少し抵抗が少ない男性にお願いしてみてはいかがでしょうか?
 

Q. メモリの点検の方法や割り当て方(数字を動かす方法)は分かるのですが、どのようにメモリを割り当てたらいいのかが分からないのですが。

なるほど、点検の仕方が分かるということは惜しいところまで行っていますね(^-^)ヾ(^-^ )ヨシヨシ。アプリケーションのアイコンをクリックして「ファイル」メニューから「情報を見る」すると見ることが出来ますね。そこで「推奨サイズ」「最小サイズ」「使用サイズ」というのがありますので、その中で「使用サイズ」というところの数字をもう少し大きいのもに書き換えてそのウィンドウを閉じれば割り当てメモリを変えることが出来ます。
 

Q. メモリを変える際の注意点は…。

ただし、あまりむやみに大きくしないで下さい。それはMacが搭載しているメモリは限りがあるからです。一度割り当てメモリを増やしたいアプリケーションを起ち上げている状態でFinderに切り替えて(画面の一番右上のアイコンをクリックしてFinderを選びます)Appleメニューから「このコンピューターについて」を見てみて下さい。「最大未使用メモリ」の大きさがアプリケーションの割り当てを増やすことの出来る量になります。この操作をするときには仮想メモリを入れている状態と入れていない状態では少し違いがあります。ところで、仮想メモリとはどういうことかご存じですか??
 

Q. 増やしたり減らしたり…いったいどういうことなのかいまいち分からないです(^ ^;

仮想メモリとはHDの一部をメモリとして利用することを意味します。ご存じのようにメモリはMacの電源が入っている間は常に電流が流れていて高速にデータのやりとりをすることが出来ます(電気は光の速さで移動しますから(^-^))。それに対してHDはカリカリという音が鳴っているときだけデータのやりとりをします。大きなフロッピーディスクのようなものだと考えて下さい。要するにHDは遅いんです。その遅いHDをすごく高速なメモリの代わりに使おうというのが「仮想メモリ」なんです。Macにかなりの無理をさせることになるんです。Macに無理をさせずに快適なMac生活をするためにはメモリをた〜〜〜くさん載せて下さいね。
 
Q. ポストペットのソフトを「仮想メモリ」をオンにしておくと、何故かエラーがでてしまうので、試しにオフにしてみるとうまくいったりして、ますます「????」という感じになってしまうのですが、どうして?
ポスペは少しバグがあって、仮想メモリを入れている状態(Macに無理をさせている状態)ではクマが歩き回ったり、おやつを食べたりメールを運んだりはちょいと忙しすぎるんです。メモリを増やして割り当てメモリを増やすのが、一つの解決法ですが、同時にMac OS8にすることももう一つの解決法です。Mac OS7.6よりもずっと安定しています。PM4400でMac OS8にするときは少し気を付けることがあるのでもしそうすることになりそうなときはもう一度ご相談下さい。

Q. ううむ、そのように仰られるとOS8にしたくなってしまいます。その時はよろしくお願いしますね!!(^o^)

今月いっぱいはこの苦悩の日々(でもない、むしろ楽しいけど)が続きます。というか続けます。「いつかやろう」と思ってだましだましやろうと思えばできちゃう。仕事がらみでもないので(^ ^; でも、それじゃいつまでたってもだめなり〜と思いまして、場合によっちゃ、電器屋にも走りますぜ!

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