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FAN速度可変2

DURONのDUALでメインPCを組み替えました。
バルクのDuronでしたので以前PIII1GHzのヒートシンクが500円で売っていたのをいくつか買っていたのでそれをつけて見たんですが
Duronの1Gを使う分には十分な性能でしたが音がちょっと気になりましたので、FANの回転を落とすことにしました。
以前抵抗を直列に接続して回転を落としたのを書いたんですが、今回はFanの消費電力が2WほどあったのとDuronを使うのが初めてでしたので後で調整できるように一石の可変式にして見ました。

まず回路図
できるだけ簡単に空中配線で済ませられるようにしました。
kairo.gif
回路は以前は可変直列抵抗等価回路でしたが、今回は可変電圧降下型(電圧可変型)の回路です。
出力電圧はVout=Vcc-((Rc+Re)/Re *0.6)で求められます。





部品は例によって壊れたステレオなどから調達しました。

parts.jpg

トランジスターは今回ダーリントンタイプが手に入りましたので半固定抵抗の値は適当で済みました。
(Trの直流増幅率か低いと半固定抵抗の値が低いものが必要になります。)


Trに抵抗を半田付けした写真です。(かなり適当な盛半田)
parts2.jpg


次にFanのコードを切断して途中にかまします。
assemble.jpg

以上の回路で0〜3600rpmまで可変できます。
本来ならエミッターと可変抵抗の間に抵抗を一本いれて1000〜くらいからにすれば細かい調整が行いやすくなります。
(可変抵抗の1/10〜1/20くらいの値を入れる。)


Diagのモニター
Diags.jpg
もとのFan回転数は3700くらいでした。