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ChandoraIIのHDD換装
いらちな人は結果から
いまや幻の名機ともいえるChandoraその後継のChandoraII(IIIがでたら何が何でも買います。会社自体が無くなってますけど)
IBM、日立、フロンティア神代などからTP235とかRT166とかいろんな名前で出ていますが、要はRIOSのOEMでまったく同じ物です。
私のはブランド名の無い輸出用のものです。(米国向け)

仕様ですがHDDは4.3G(IBM)、CPUはP55c266MHz、Mem32Mオンボード
Win98英語版がインストールされていた物です。
モデル70Pとか言われている分です。

さてこれにHDD積み替えるわけですが、本末転倒と言うか衝動的というか。
通常は動作確認できたHDDを買うか、動作しそうな仕様をチェックしてからHDDを買うべきなんでしょうが。
(IBMならDTNAの8Gあたりでしょうか。)
ただ実際にショップで見ると最近のHDDの値下がりがすごいと言うか、大容量のHDD(20G)と小容量のそれと値段が大差ないんですね。
だったらやっぱり大きいのが欲しいじゃないですか。そして当然のようにDJSAの20Gを買っちゃうじゃないですか。
キャッシュも2M付いててよさそうなんだから仕方が無い。何とかなるだろうと思って買ってしまいました。
16800円

で早速デスクトップに繋いでパーティションを切りOSのセットアップCDをコピーしてルートにシステムをコピーしてNOTEにつむわけですよ。
で電源入れたらDOSが起動して、そこからOSのインストールを開始しようと思っていたわけなんですがー。

しかし、起動しません。BIOSすら最初にエラーナンバーが表示されストップ。
うーんおかしいひょっとしてFdiskが著んと出来ていないのか。フォーマットが悪かったのか。
Windows2000でやるとたまにDosで読めなかったりした事が過去に・・・などと思うをめぐらせるわけです。
(決して20GのHDDがBIOS対応してないとかの発想は、ここではないわけです。悲しいもん)
そこで、HDDを一旦外して今度はデスクトップのWIN98からFDISK、FORMATするわけですね。
そしてまたNOTEにつんで起動を試みるわけですね。そして見事に失敗するわけです。

ここで初めてひょっとしたら悲しいかもしれないと言う不安がよぎるわけですが無視します。
今度はインターネットで情報を集めるわけです。(順番が逆のような気もしますが)
がすでに旧機種であるChandoraIIのHDD換装といっても見つからないんですよー。
DTNAに換装とかはあるんですがDJSAの20Gに換装したというのが、あるいはチャレンジして倒れたのか?
RAIOSも解散して現在RichoがサポートしているみたいですがHPはもうアップされてませんし。
IBMのHPでもそのような記載も無いし。うーん困った。
せめてBIOSが立ち上がってくれたらナー。と思いつつひょっとしてFDISKやフォーマットを別の機械からやるのがまずいのかしらんと思い、FDDから起動
そーするとちゃんと起動するじゃないですか。そしてHDDもちゃんと読み書きできるじゃないですか。
BIOSでもHDDちゃんと認識してるじゃないですか、と言う事はきっとマスターブートレコードに要らんもんが入ったかなんかかもしらんと思ってとりあえずマスターブートレコードを開放する。ついでにCドライブをFDDからフォーマットしてシステムを転送する。
で再起動、見事に起動しません。こまった。

どっちにしても認識しているんだから何とかできるはずじゃーとか叫びながら(頭の中でだよ。夜中の3時なんだから)
そしてもう一度、あたまを整理する。
1、FDD起動ではBIOSでもちゃんと認識する。
(コンパクトフラッシュカードから起動してもOK)
2、起動ディスクにするとBIOSすら立ち上がらない。

と言う事は起動させなければ良いのだー。と思ったが、NOTEに2台HDD積むことも出来ずこれでは解決にならん。
(一旦、フラッシュメモリーを起動ディスクにしてOSのインストールしてみましたよ。3スロットあるからねChandoraは、でもなんかすっきりしないのでやめ)
どっちにしてもBIOSが一番最初にHDDの認識をしてそこのブートエリアを読み込みに行く前に問題があるのはほぼ確実。

そこでさっきIBMのHPを読んでいくつかユーティリティーがあったのを思い出すわけです。
そこには、HDDのキャッシュを制限したり、8.4Gでクリップしたりするためのツールがあったはずだー。
もう一度IBMのホームページからツールをDL、HDDをNOTEから外してまたまたデスクトップに接続。

そしてデスクトップからツールを起動してメニューを眺めること数十分(英語)。
はたと目に止まったのがSmart機能、これはディスクの自己診断機能なんですが、デスクトップでは確かに起動前にBIOS画面上に出てます。
「S,M,A,R,T enable」ところがChandoraIIでは見たこと無い、機能的に考えて、HDDのROMをチェックする時点で何がしかの信号を出すであろうこの機能にChandoraIIが対応していないのではと思いとりあえずSmart機能をツールで殺して、再度NOTEに積んで電源ON。
BIOSが起動するじゃああーりませんか。
ここにいたるまで4回ほどHDDを付けたり外したり、FDISKも3回フォーマットは一体何回したんだ。
とりあえず起動してしまえばこっちの物。あとはいつもどおりOSのインストールをしてアプリケーションをいれて作業終了。
スピードも申し分なし。CDも携速でイメージをいれて使いかっても見違えるほどになりました。
苦労した甲斐があったと言う物です。

と延々と書きましたが、結果は簡単。

ChandoraIIでDJSA220は使えます。
IBMのHPよりツールを入手しSmart機能をOffにしてください。
それとChandoraのBIOSが古い場合8.4Gサポートになった新しいBIOSにアップしてないとだめなのは当然です。

これであなたも、十分なHDD空間と快適なスピード、そして少しの電池寿命のアップを堪能してください。

この後(2002/11)に「IC25N040ATCS05」に積み替えましたが、今度は「S,M,A,R,T」 機能はデフォルトではOFFでそのまま積み替えができました。