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FastTreck66 の 調理

 * * * 材料 * * *
PROMISE Ultra66
FastTreck BIOS Data
BIOS アップデータユーティリティ
FloppyDisk
(36Pin ICソケット)

 * * * 道具 * * *

半田吸い取り器
半田鏝
コンピュータ
(IC引き抜き器)


調理法

1、まず下準備です。
前もって、FastTreck66の BIOSイメージをホームページよりダウンロード(FT66b108.ZIP 3・16現在)しておいてください。
次に、純DOSの起動ディスクを作成してください。
コマンドプロンプトから SYS コマンド か FORMAT A: /S で 作成してください。
さて、先ほどダウンロードしたFT66b108.ZIPを解凍しますと。FT66b108.bin 、ptiflash.EXEが出来ますので
作成した起動ディスクに移しておきましょう。


2、次に、Ultra66にFastTreck66の下味をつけておきましょう。
Ultra66をPCに挿し、起動ディスクから立ち上げます。
ptiflash.EXEを起動してBIOSのアップを行います。
BIOSのイメージファイルはFT66b108.binを指定します。

これで、FastTreck66のBIOSが書き込まれます。


3、さて料理をはじめます。
最初が、一番難しいところでBIOSROMのIC取り外しです。
ICの半田を丁寧に吸い取ってきれいにはずしましょう。
熱を通し過ぎないように また、半田がきれいに掃除できてないのを無理に引き抜くと スルーホールも抜けてしまったり足がもげてしまったりします。注意しましょう。
二枚に下ろしたら本体のICがついていたところに「R9」と「R10」と印刷されています。
「R10」の方だけチップ抵抗がついているはずです。
このチップ抵抗をはずし「R9」に移動させます。
このときも熱を通し過ぎないように注意しましょう。
チップの移動が出来たら、ICを元通りにします。
このときICを直付けせずソケットを使うと、Ultra66に戻したりするとき(しないと思うけど)に便利ですし、ICに熱を通しすぎて、だいなしにすることも無くなります。


./fasttreck.jpg
もう一度手順の確認です。
1、まず下味をさきにつけます。チップ付け替え後は書き込めません。(やってしまいました)
2、そしてROMの取り外し。(半田吸い取り線(編線)ではちょっと無理です。半田吸い取り器で手早く行いましょう。Sunhayatoの「はんだシュッ太郎」ヒーターと吸引管が一体なったやつが名前はふざけてますがなかなかの便利もんです。3600円で購入しました。京都ではNinomiyaで置いてます。)
3、チップ抵抗の移動、これもホットピンセットなんかがあると重宝しますが普通の半田鏝でもOK。
4、ROMの半田付け(ソケット使用をお勧め)
以上です。

なれた人なら三十分ほどで調理できるはずです。


調理後の注意

盛り付けで失敗すれば、これまでの苦労が水の泡です。
私は、この段階でPCIに挿すときの不注意で壊してしまいました。(ちゃんと挿ってないのに通電した)
以前FastTreckを使っていて、そのままFastTreck66に移行する場合、WIN95,98はHDDをつなぎかえて再起動後に ドライバーを更新すればOKですが、NTや2000ではHDD認識できませんブートディスクとして使用していた場合起動不能になります。
先にドライバーをつっこんでから置換しましょう。(これもやった)
それと、失敗して壊してしまってもだれも責任は、とってくれません。