・後ろほど、ヤブ・積雪の障害がやわらぐ。
・後ろほど、前方に人が見える確率が高い。
・後ろほど、シードにつるみやすい。
シード選手制度は、レベルの高い選手のお互いのスタート間隔を大きくし、高速パックを防ぎ、競技制を高めるとかいうことですが、つまるところ、優勝候補が早く出走し、不利益を被ると可哀想というのが本音でしょう。雪の「摂丹街道」でのインカレで荒れて以降シード制ができたと聞いています。
とりあえず、最近のインカレでの現状をグラフにまとめてみました。ヤブで通る部分が限定されるテレインはスタート順の影響が大きく、奈良の一体山ででかくなっています。一方、日光ではその差は小さくまとまり、山口で自在に通行が可能なエリアが広がっており、実はほとんど差はありませんでした。
僕自身、積雪の常磐で13番スタート3番ゴールでかなり痛い目を見て、悔しかったんですが、山口では82番スタート?番ゴールをゲットし、しかもシードの1個前でベストポジションでした。個人的には開会式会場のもっとも近くの神社に人知れずお参りに行くつもりだったんですが、時間が上手くとれずに泣く泣く行けませんでした。そのくらい後方スタートを望んでいました。簡単に言えば、活躍したかったらシードになっとけということですが。
よこ軸がスタート順
たて軸が最終順位
赤色はシード
緑色は失格(90位相当のバーになっている)
青線は1次の近似直線(シードも含めて計算している)
山口(1998) 秋吉台
常磐(1997) プラトー里見
奈良(1996) 一体山