「へぇ! おいしそう」
 隣から覗きこんだ藤堂が、総司のお弁当箱の中を見て歓声をあげた。
 それに、総司はにこにこしながら箸を取り出した。
「ありがとう。でも、平助のいっちゃんのには叶わないよ」
「うーん、それは認めるけど」
 藤堂はにんまり笑っった。
 彼には彼女同然の可愛い従妹がいるのだ。べた惚れだという噂だった。
 それに微笑みながら、総司は卵焼きを口にはこんだ。
 9月の涼しげな風が髪をさらりと梳いて行く。青々とした芝生の上、あちこちで生徒が食事をとっていた。遠く談笑する声が聞こえてくる。 
 私立の男子高校なのだが、あまり殺伐とした感じがなく校風ものんびりしたものだった。その辺りも考慮した上で土方はこの学校を選んだのだろう。
 ここへ三年の二学期から編入した総司はもうクラスにも馴染み、明るいさばさばした気質の藤堂という友達も出来ていた。
「総司って、一人暮らししてるんだろ?」
 いっちゃんお手製のお握りを食べながら、藤堂が訊ねてきた。それにこくんと頷いた。
「うん、ぼく、家族がいないから」
「え、ごめん」
 慌てて謝ってから、藤堂はあれ?と首をかしげた。
「でも、じゃあ、あの人は?」
「あの人って?」
「ほら、編入試験の時に一緒にいた男の人……」
「……あぁ、土方さんのこと」
 総司はちょっと躊躇ったが、すぐ答えた。僅かに耳柔が桜色に染まったが、藤堂は何も気づかなかったようだった。
「あの人はぼくの……保護者なんだ」
「保護者? 後見人みたいなもの?」
「そういう事になるのかな。学費も生活費もあの人に出してもらってるから」
「へぇ、若く見えたけど、どっかの社長か何か? すげぇ格好よかったし」
「違うけど……」
 総司はゆるく首をふった。だが、すぐに長い睫毛を伏せてしまった。
 不意に、その編入試験の後にあった彼との諍いを思い出したのだ。
「──当然のことだろ?」
 あの時、車に乗ってから、土方はさも当たり前の事のように言い捨てた。
 学校から渡された書類袋を後部座席に放り投げ、ちょっと苛立った様子で車のキーを回した。滑るように走り出した車の中で、総司は頑固に首をふった。
「当然のことなんかじゃありません」
「今更。もう何度も話しあった事だろうが」
「何度も話しあって、でも、ぼくは納得できてないんです」
「何でだよ」
 うんざりしたように土方はため息をついた。
 ハンドルを操っていない方の手で、鬱陶しそうに前髪をかきあげる。指の間をさらりと流れる黒髪はきちんと整えられていた。
 今日の土方はまるでビジネスマンのようなスーツ姿だ。学校への配慮だろうが、ネクタイ一つ緩めていないダークスーツが本当によく似合っている。端正な姿なのに、どこか感じさせる男の艶が何とも魅力的だった。
 先ほど学校ですれ違った生徒の何人かが、彼に羨望と憧れのまなざしを向けていた事を思い出し、総司は唇を噛んだ。
 こんな特別な人が自分の恋人だというだけで夢のようなのに。
 だからこそ、少しでも対等になりたいと、大人である彼に追いつきたいと思っているのに、なのに……。
「ぼくは自立したいんです。あなたの庇護を受けたくない」
「だから、どうして。だいたい、おまえだって学校に行きたいだろ? こんな時代に高校も大学も出てなかったら何の仕事にもつけないぞ。それとも、おまえはそれでいいのか?」
「それとこれとは別です」
 きつい口調で総司は断言した。大きな瞳がまっすぐ男を見つめた。
「ぼくは自分一人でやっていきたいんです。学費や生活費まで、他人のあなたに出してもらうなんて、そんな……」
「……他人って何だよ」
 不意に土方の声が低くなった。
 怒ったのかと見ると、形のよい眉を顰めている。不意にハンドルをきって強引に道路脇へ停めると、総司の方に向き直った。
「他人って、どういう意味だ。おまえは俺のことを他人だと思ってるのか?」
「だって、そうでしょう? 家族じゃないんだし」
「確かに家族じゃねぇさ。だが、他人でもないだろ」
「他人です。他の人から見れば、どう考えても」
「総司、あのな」
 ため息をつき、土方は言葉をつづけた。苛立つ自分を落ち着かせようとしている、それがよくわかる口調だった。
「そんなに突っ張るなよ。おまえはまだ子供なんだ、大人に甘えていい年頃だろうが。だいたい、これは俺が勝手にやってることだ。おまえが大切だから、ちゃんとした人生を歩んで欲しいからの行動だ」
「……」
「それに、嫌な話だが、俺には財産がある。使いようのない奴がな。だから、その一部をどう使おうと俺の自由だろう? そうじゃねぇのか」
「でも……っ」
 言いつのりかけた総司の唇を、突然、土方はキスでふさいだ。甘いバードキスを何度かあたえてから、その瞳を覗きこみ優しい声で言った。
「この話はここで終わりだ」
「土方さん……」
「せっかく二人でいるんだぞ。このまま喧嘩した状態で残りの時間を過ごすつもりか?」
「……」
 そんなふうに言われると、黙る他なかった。
 久しぶりにとれた彼の休みなのだ。
 多忙な土方が編入試験だからとわざわざ来てくれた。彼の言うとおり、これ以上もめて嫌な気分にはなりたくなかった。何より、これ以上強く反抗して土方に嫌われてしまうのが怖かった。
 だからこそ、総司も頷き、もう二度と言葉には出さなかったのだ。土方もそれからは優しく甘やかしてくれ、楽しい一時を過ごさせてくれたのだが。
 それでも、総司の心の奥底には棘のようなものが刺さっていた。
 こんなふうに子供扱いされたくないのに。もっと対等でいたいのに。
 まるでお金で買われたみたいな、こんな関係が嫌なのに……。
 どうして、土方さんはわかってくれないのだろう──?
「………」
 総司は弁当箱をナプキンで包みながら、小さくため息をついた。

 

 

 
 曇り空の下、総司は東京に出ていた。
 カフェのバイトだけでなく、休日にもっと仕事を増やそうと思ったのだ。そして、何とか学費を返そうと思ったのだが、考えは甘かった。そう簡単に金が稼げるなら、誰も苦労はしないのだ。
「……なんか、いいバイトないかなぁ」
 ビル前の植え込みに腰かけ、暮れゆく街を眺めた。
「ねぇ、きみ」
 不意に声をかけられ、総司はびくんっと肩を震わせた。驚いてふり返ると、髪を金色に染めた男が覗きこんでいる。
「すごく可愛い顔してるね、高校生?」
「え……はい」
「ふうん、仕事探してるんじゃない?」
 それに総司はちょっと目を見開いた。それがおかしかったのか、男は笑った。
 悪い人ではなさそうだが、どこか危ない匂いがする。伊東のもとにいた頃、こういった感じの男をよく見ていたので、裏の仕事をしてる男だろうと察しがついた。
 総司は思わず立ち上がり歩き出そうとしたが、男の一言で足がとまってしまった。
「お金、欲しいんだろ? かなり儲けられるよ」
「………」
 総司はふり返り、男をじっと見た。
「……本当に?」
「もちろん。ま、仕事の内容はだいたい察しがつくと思うけど」
「売春?」
「そこまでいかないけど、デートクラブって奴だよ。男相手のね」
「でも、最後は同じじゃないの?」
 そう訊ねた総司に、男はちょっと目をすがめた。
「もしかして、きみ、見かけより遊んでる? 男と経験あるの?」
「あるよ」
 総司はかるく肩をすくめてみせた。
 最近は全くないが、いやってほど経験だけはある。もっとも恋人である男ただ一人だけだったが。
「なら、話は早いや。きみなら絶対に稼げるからさ、うちの店においでよ」
「今から? 今日はこの後、約束があるんだけど」
「今日は登録だけ。写真とって名前とか書くだけだから」
 男の言葉に頷き、総司はその店へ向かった。
 路地裏にあるそこは秘密めかした扉だけがぽつりとあり、中に入ると思ったより小奇麗だった。わりと高級なデートクラブらしく、ゴージャスな装飾が目につく。厚い絨毯を踏み、総司は中へ入った。
 結局、その日は男の言葉どおり登録だけで、来週から働くことになった。
 その店を出て待ち合わせ場所に急ぎながら、やはり、総司は罪悪感を覚えずにはいられなかった。
 こんなことを知れば、土方は怒るに違いない。
 だが、それでも、これ以上彼の重荷になりたくなかった。
 今でも、自分でも怖くなるほど土方に依存してしまっているのだ。もう彼を失ったら生きてゆけないほど、身も心も彼に囚われてしまっている。
 土方にすべてを支えられ、どんどん弱くなって自分で立てなくなって──それで、挙句に捨てられたら? 
 彼がもう飽きてしまって、総司に見向きもしなくなってしまったら? 
 そんな事になったら、それこそもう生きてゆけるはずもなかった。
 だからこそ、きちんと自立したかった。自分の足で立って、彼の傍にいたかった。早く大人になりたかった。
「……あ」
 待ち合わせ場所のデパート前に行くと、案の定、土方はもう来ていた。
 仕事帰りのためスーツ姿で腕を組み、ひどく不機嫌そうな顔でこちらを見ている。総司は慌てて駆け寄った。
「ごめんなさい! 遅れちゃって」
「……どこをほっつき歩いてたんだ」
 いきなり、低い声で土方は問いかけた。
 それに、え?と驚いた総司の手首を掴んで歩き出しながら、土方は苛立った口調で言った。
「おまえ、歓楽街うろついてただろ? あんな所で何をしてたんだ」
「どうして……あ」
 ブレスレットだ。それに気づき、総司は顔色を変えた。
 もしかして、もうばれてしまったのだろうか? 
 あんな売春まがいの仕事をしようとしていることが、この人に。
 だが、そうではないようだった。土方は歓楽街にいたこと自体を怒っているようだった。
「あのへんは危ないんだ。犯罪まがいのことやってる店も多いしな、あまり一人で行くところじゃねぇよ」
「ごめんなさい……あの、えっと、道に迷って」
「道に?」
「そうなんです。、あのね、迷って歩いてるうちに全然知らないところへ出て、それで……その……ごめんなさい」
 嘘をつくことの罪悪感に口ごもると、土方はふり返った。
 切れの長い目をまっすぐ向けてくる。
 深く澄んだ黒い瞳で見つめられ、総司は思わず息をつめた。
 何もかも、心の奥底まで暴かれてしまいそうで怖かった。ばれたらどうしようという思いに、無意識のうちに体中が震えた。だが、それを土方は別の意味にとったようだった。
 苦笑し、そっと総司のなめらかな頬にふれた。
「……そんなに怯えるなよ」
「土方さん……」
「もう怒ってねぇから。だが、あまり一人でふらふらするなよ。俺がいつもついてられる訳じゃねぇんだからな」
「はい……」
「いい子だ」
 一瞬だけ、すばやく額にキスを落としてから、土方はまた歩き出した。相変わらずしっかり手を繋いでいる。総司の手を包みこむ大きな手。
 ひんやり冷たい男の手が、総司は嬉しく──そして、怖かった。
 自分の中にある醜い部分や隠し事が、全部つたわってしまいそうで。
 歩きながら、総司はそっと土方の端正な横顔を見上げた。
 もしも本当の事を知ったら。
 あんな売春まがいの事をすると知ったら、この人はどうするだろう?
 怒って軽蔑して、それで──もう終わりになるの?
 別れを告げられてしまう?
 でも、他にはお金を稼ぐ方法なんて知らないし、どうすればいいんでだろう……。
 自分の可愛い恋人がそんな事を考えているとは知らない土方は、小さなレストランに総司を連れて入った。
 そのイタリアレストランに入ったとたん、ふわっと漂ったオリーブ油とトマトの匂いがあたたかでほっとする。先ほどまでの物想いが薄れてゆく気がした。
 まるで白い洞窟のようになっている個室の一つに、二人は案内された。白い塗り壁がキャンドルの光で淡いオレンジ色にゆらめいた。
 注文した食事が運ばれてくると、総司は嬉しそうにフォークを手にとった。おいしそうに食べ始める。
「すごく綺麗な店ですね。何だか、ほっとできるし」
「料理の方も旨いさ。ほら、これも食ってみろよ」
 器用にパスタをくるくると巻いて、土方はフォークごと総司に差し出した。それをぱくりと食べると、口の中に甘酸っぱいトマト味が広がる。
「おいしい! これ、何てパスタですか?」
「ペスカトーレだ。おまえのクリームパスタとどっちがいい?」
「どっちも。これもね、鮭の塩味がすごくおいしいんですよ」
 総司はにっこり笑って、さっき彼がしてくれたようにパスタを差し出した。ちょっと照れくさそうな顔をしたが、土方はそれを食べてくれた。小さく笑いあう。
「旨いな」
「でしょう?」
 前菜にスープ、ピザとパスタ、デザートまで出る頃にはもう総司はお腹がいっぱいになっていた。
 楽しい食事に、先ほどまでの落ち込みや不安は小さくなっている。もちろん、消えた訳ではないのだが。
 総司はテーブルの向こう側で、珈琲を飲みながら笑い返してくる男を見つめた。
 ちらりと時計を見ると、もう8時だった。その事で総司はあることを思い出した。
 今日こそはと思っていたのだ。この辺りで言っておかないと、また同じことになってしまうだろう。
「……あのね、土方さん」
 総司は手をのばし、彼の手をそっと握ろうとした。が、なんだか手管みたいで恥ずかしく、彼のシャツの袖口を掴むに留まった。
 もっとも、そんな仕草の方がよほど可愛らしく、男の気持ちを刺激していたのだが。
「お願いがあるんだけど……」
「何だ、おねだりか?」
 くすっと笑い、土方は小首をかしげた。
「いいぜ、何でも言ってみろよ」
「あのね」
 ちょっと躊躇ったが、思い切って一気に言った。
「朝まで一緒にいてくれませんか」
「──」
「だめ……ですか」
 沈黙してしまった男に、総司は不安そうに訊ねた。それに、土方はしばらく黙っていたが、やがて目をそらせた。ため息をついた。
「わかった。どこかのホテルをとるから、そこで泊まって……」
「泊まるだけ?」
 いきなり訊ねた総司に、土方は僅かに眉を顰めた。
「総司」
「いつもみたいに泊まって、同じベッドに入っておやすみのキスして、それで眠るだけ? それだけなの?」
「総司、やめろ」
 きつい口調で言いつのる総司を、土方は止めようとした。が、総司は激しく首をふった。
「ううん、やめない。ねぇ、どうしてなの? どうして、あなたはぼくのこと抱いてくれなくなったの?」
「……」
 レストランでする会話ではなかった。個室なので他者に聞かれることではないが、公共の場で話すことでもないだろう。
 だが、総司も必死だった。
 もう三ヶ月なのだ。再会して何度もデートをくり返して。二人一緒にホテルに泊まったこともあったのに。
 甘いキスと優しい抱擁──それだけなのだ。
 それ以上に進むことは絶対にない。
 再会から全く体を重ねていなかった。土方の方が求めてこないのだ。まるで、そんな関係など結んだ事などないような態度だった。
 何度デートしても、キスどまり。体にふれる事さえしなかった。
 それが総司には全く理解できなかった。
 あれほど──もう数え切れぬくらい体を重ねた相手なのだ。お互いの体がとけあうほど抱きあい、熱く激しく愛しあった。
 なのに……どうして?
 堪りかねた総司が潤んだ瞳で見上げても、土方はすっと視線をそらすだけだった。もしくは優しいキスをくれるだけ。
(もしかして、後悔してる?)
 総司はつい考えてしまった。
(こんな……ぼくなんか抱いてつまらないから、でも、そうだよね。ぼく、男だもの。誰だって綺麗な女の人抱く方が楽しいよね。だって、土方さんなら幾らでも相手いるだろうし……)
 だが、それでも彼といたかった。彼に愛されたかった。
 体ごと愛されることで、いつか捨てられるのでは?という不安を、少しでも消し去りたかったのだ。
「お願い……答えて」
 真剣な顔で訊ねる総司に、土方はため息をもらした。椅子の背に凭れかかって両腕を組み、まっすぐ総司を見つめた。
「……俺はおまえを抱かねぇよ」
 はっきり告げられた言葉に、総司の頬がすうっと青褪めた。
 大きく目を見開いている総司に、土方はゆっくりと言葉をつづけた。
「俺はおまえにさんざん酷い事をしただろ? 何度もあんな行為を無理強いして……最初のうちは完全に強姦だったし」
「そんな……」
「違うとはおまえも否定できないはずだ。俺はおまえに訴えられても仕方ねぇんだよ。おまけに俺は刑事だ。犯罪を取り締まるべき立場にある俺が、罪を犯したんだ。未成年のおまえを無理やり俺のものにしちまった……」
「後悔……してるの?」
 小さな、絞り出すような声だった。
 総司は聞きたかった。
 彼が後悔しているのかどうか。自分を選んだこと、自分を愛したこと、抱いたこと。
 全部──悔いているのだろうか。もう御免だと思っている……?
 土方はため息をついた。
 しばらく黙っていたが、やがて、低い声で答えた。
「あぁ、後悔している」
「……」
「あの時も、そして、今もな」
「──」
 総司の目が大きく見開かれた。
 しばらく呆然としていた。頭の中がぼうっとして、何をどう考えていいのかわからない。
 やがて、のろのろと立ち上がった。ガタンッと椅子が音をたてる。ふらりと部屋から出ていこうとする総司に、土方が驚いて立ち上がった。素早く腕を掴んでくる。
「どこへ行くんだ」
「帰り…ます……」
「何で」
 そう訊ねる彼が憎らしかった。
 あんなことを言ってのけた挙句、平然としている男が我慢できなかった。
 だから。
「放して……ッ!」
 思い切り振り払い、総司は後ろも見ずに駆け出した。その時、彼の携帯電話が鳴るのが聞こえた。おそらく警察からの呼び出しだろう。
 店の通路の途中でふり返ってみると、土方は個室を出たところで携帯電話を耳にあてていた。何か話しながらも、その黒い瞳はまっすぐこちらを見ている。
「……さよなら」
 総司は小さく呟くと、そのまま背をむけた。
 そして、店の扉を押し開けて外へ飛び出した。
 夜の雑踏が総司を迎え、その姿をそっと隠してくれた……。














[あとがき]
 あまりにも長くなるので前後編です。前編は総司サイドで進んだけど、後編は土方さんサイド的です。総司がとんでもない事をしようとしてます。これ、バレないと思います? 前編は短かかったけど、後編は長く、しかもだだだーっと展開するので、お楽しみに。また読んでやって下さいね!


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