ひまわり コンサートレポート


  
                                     


3月26日(月)
ディサービス

「ミニコンサート」
今年も、昨年に続きお声を掛けていただいて、ディサービスへ。
春休みに掛かるようにお願いをして、こひまわりのメンバーも一緒に参加をしてもらった。お年寄りと同居をされているお家が少ないので、子どもたちも少々緊張気味。いつも元気いっぱいのゆいちゃんも、何となく顔がこわばっている。
まずは、「おはようみなさん」から。本当は「世界のこんにちは」という曲なのだけれど、「おはよう」に変えて。手話を交え、利用者の皆さんと一緒に朝のご挨拶を歌で。少しお話をして、演奏へ。
最初はよし笛から。TAKさんからいただいたギター伴奏のCDをつかわせていただいて、「イギリス民謡メドレー」と「ふるさと」を。ふるさとでは、何人かの方が口ずさんでいらっしゃった。
続いて、きつねの先生が「さる地蔵」を読んでくださった。「花咲かじいさん」の様なお話。女性の利用者の方は、懐かしそうに聴き入っていらした。民話は、きつねの先生の雰囲気にぴったり。いつものことながら、その豊かな表現力に私達も引き込まれてしまった。そして、こひまわりちゃん達の出番。「京の通り歌」を2曲。
木魚に見立てたウッドブロック、リンに見立てたトライアングルのお囃子を子どもたちで。「丸竹夷に押し御池・・・」で始まる曲と「坊さん頭は丸太町・・・」の2曲を。「京のわらべうた」というCDと楽譜が出ていて、今回はそのアレンジを使った。
次に、「いい湯だな」を、利用者の皆さんにも楽器で参加をしていただき、みんなで歌った。子ども達が先生。ちょっぴり恥ずかしそうだったけれど、なかなか立派な先生振り。鈴、タンバリン、カスタの順で、それぞれ違うリズムを叩いていただいたのだけれど、みなさん、子どもたちのお手本を見ながら一生懸命演奏をしてくださった。最後に、春の歌を3曲。「春よこい」「春が来た」「桜」
途中、CDが振動でとんでしまったりと手間取ったところもあったが、最後のお別れの握手、みなさんのお顔がとてもにこやかで、ひと安心。
楽しい時間を共有できたことが、何より嬉しいこと。いつものことながら、良い時間を頂いたのは、私達。今回は子どもたちも一緒で喜びも2倍だった。
さて・・・お楽しみのお昼ご飯。建物裏にあるベンチに腰を掛け、みんなでお弁当を広げる。満開の桜の木の下で・・・といきたかったのだけれど、まだまったく・・・の状態。それでも、子どもたちは大喜び。一番のお楽しみだった様子。
「大ひまわり」と「子ひまわり」、あれこれ一緒におしゃべりをしながら、ランチタイム。。デザートに、きょうこちゃんが作ってきてくれた「桜餅」をいただく。桜の葉の塩漬けも、すべて手作り。いつもの事ながら、スゴイ人だ。子どもたちも大喜び。未だ咲かぬ桜の木を眺めながら、みんなで頬張った。きょうこ様、ご馳走様。とっても美味しかったよ♪

12月9日(土)

クラフトと音楽が心をつなぐ みんな     をつなぐ

 ひまわりクラフト展&コンサート
出会いのよろこびを こどもたち
V
クラフト展&コンサートも今年で3回目。少しずつの歩みから、3年。11名のメンバー、特に女性がこれだけ寄ると、何か問題が出てきてもおかしくないのだけれど、不思議と一度もそういったこともなく。私の我が儘も、お姉さま方は「もう、しゃーないなぁ」と半ば諦め、あきれながらも受け入れてきてくださった。大らかさとちょっと控えめな性格だからなのか・・・とにかく、ありがたい、ありがたい。

今回は町屋のコンサートから皆勤で参加をしてくださっていた「旬」のお姉さま方が欠席。心強い助っ人がいない・・・ということで、とっても心細かった。・・で、やっぱり、その穴を埋めるべく、石川県から強力な助っ人を・・ということで、いわやまのりおさんに参加をしていただいた。ボランティアで、弾き語りや人形芝居をされているいわやまさん。今年、ひまわりは、小松でお会いしていたのだけれど、いったいどんな風に演じてくださるのか・・・とても楽しみにしていた。
いわやまさんの手にかかると、お人形が息を吹き込まれたように生き生きとしてくる。おしゃもじを使った「しゃもじくん」や「キムタク」人形に、大人も子どもも引き込まれてしまった。地域での活動をとても大切にされているということ。そのとおりだなとおもった。
宇治日和のマスター、木原さんも心を込めてのハーモニカ演奏。会場へお越し頂いた、年配の方々もその素敵な演奏に、懐かしそうに聴き入っていらした。ハーモニカ、TAKさんのギター伴奏で「小さな世界」などを会場の皆さんと一緒に歌った。
同じく宇治から参加をしていただいた、「コンパルサ」さん。会場の方達とハンドベルで即興で「赤鼻のトナカイ」を。楽譜も準備していただいて、雰囲気を盛り上げていただき、お客様も笑顔いっぱいだった。メインの演奏は、今回はラテンナンバーを。どんなジャンルでも演奏されるコンパルサさん。パーカッション担当の方の楽しいMCに笑い声が起こり、とても和やかな雰囲気を作っていただいた。
そして、音響から出演まで・・・いつもお世話になっている「ほっとらいん」のおふたり。途中MIKIさんの目にゴミが入って演奏が中断・・・というアクシデントが。でも、あわてないところは、さすが。演奏は、いつものように柔らかな澄んだ音色。ほんと、いい音やなぁ。
さてさて・・・「ひまわり」軍団。
まずは、中ひまわり。朝からクラブ。その帰りに会場へ駆けつけてきてくれた。
結局コンサートまでに予定していた最終練習が出来ず、リハーサルで1週間振りに合わせてみる。エンディングのタイミングが合わず、何度か部分練習を。その甲斐あって、本番は上手く決まった。
お次はこひまわりちゃん。みんな揃っての練習は1回しかできず、どうなることやら・・と思っていたが、ピアノ伴奏のみわちゃん、ハンドベルのみんなも落ち着いて上手にできた。今回、みんなでつくった「♪なまえうた」も、ばっちり決まって、お客様からたくさんの笑顔と拍手をいただいて満足そうなこひまわりちゃんたちだった。
コンサートも3回目となると段取りも分かってきて、受付のお手伝いをしてくれたりと、大張り切りのこどもたちだった。
さて・・・「未熟な私達が最後を飾るなんて・・・」というMCの言葉通り、厚かましくも「トリ」で演奏をさせていただいたひまわり。ちょっと緊張して、テンポがずれそうになったりもしたのだけれど、よし笛2曲、きつねの先生のきつねの昔話・・・最近、こどもたちや大人たちがおかれている状況などを織り交ぜながら・・・歌と、いうプログラムで何とか無事、終了。ただ、「♪おくりもの」を歌うことをすっかり忘れていて、あわてて最後にうたった・・というアクシデントはあったのだけれど(これは、私の責任・・・)よし笛、クラフト、歌・・・どれがメインなのか、どれも「やっています」というには烏滸がましくて、私達自身もわからないのだけれど、でもきっと、その中心は「仲間づくり」なのかな・・と、今回の催しで又ちょとそう思ったひまわりだった。
春には「おはなしコンサート」、冬は「クラフト展&コンサート」。この2本立て(?)で来年も変わらず、仲良く、ぼちぼちと、お姉さまは頑張ります。
今回、ご出演頂いた皆さん、会場へお越し頂いたみなさん、サポートをしていただいた皆さん、「旬」のお姉さま方(差し入れ、ありがとう!)ありがとうございました。又、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2006年3月17日(金)
       20日(月)
       22日(水)
       23日(木)
       28日(火)

ディサービス
「ミニコンサート」


3/28
今日は・・・と、書き出さなくてはいけないのだけれど、先週末から、喉風邪でダウン。熱は出なかったが、咳がでるので、ディサービスへいらしている皆さんにうつしては大変と、色々考えてキャンセルをさせていただいた。最後の最後に・・・と、落ち込んだが職員の皆さんから「又、いつでも都合の良い時に来てね」と言っていただいて、少し気持が楽になった。メンバーのみんなにも申し訳なかったなぁ・・・自己管理が出来ていなかった・・・と、反省。声もしゃがれてしまって・・・情けない・・

4日間、初めて呼んでいただいての演奏、色々と勉強になった。今日、きつねの先生が家へ来てくださってお話しをさせていただいたのだけれど、一生懸命に聴いてくださったみなさんの姿がとても有り難かった・・と。又、練習を重ねて、今度は違う曲を聴いていただけるよう、頑張らなければ。今度は風邪をひかないように・・・

3/23
4日目。5名参加
今日も、お見かけしたお顔が見えた。私達のミニコンサートの前に、「朝の会」が開かれる。職員の皆さんのお話、今月の歌「春が来た」を歌われて、「見上げてごらん夜の星を」の手話を練習される。その後は「与作体操」。これが、とても気持ちが良くて、ひまわりのメンバーも結構気に入って、ハマッている。

今日の音読の最後、きつねの先生が「声に出して読むということは、身体にとても良いことだと思います。新聞の記事や、何か気に入った文章を見つけたら声に出して是非読んでください」とお話しをされたら「はい。」と可愛い返事がかえってきた。
歳を重ねていく・・・ということを最近、特に身に染みて感じ始めた私達。可愛いおばあちゃんになりたい・・・きっとみんなそう思っているのだろうなぁ。

月曜日にも来てくださっていた方が、「ひまわりさんは、決して太陽のほうへ向いていなくて、みんなあちらこちらへ向いていると言っていたけれど、今日は私達の方をしっかりと向いてくれてはった」と、あたたかな言葉をかけて下さった。胸がいっぱい。こちらこそ、しっかり向いてくださってありがとうございました。

3/22
今朝はあいにくの曇り空。5名参加。
今日は月曜日にいらしていた方も何人かお見えになっていて、私達が入っていくとニコニコと出迎えてくださった。
今日のきつねのせんせいの昔話は「腰折れ雀」。怪我をした雀を介抱した優しいおばあさんと、隣に住む欲の深いおばあさんのお話。「花咲じいさん」のストーリーと同じ。きつねのせんせいの優しい読み聞かせに、皆さん頷きながら、時には微笑みながら聴き入っていらした。「のはらうた」の音読では、大きなお声が聞こえてきた。
         
              すきなもの            みみず みつお

         わたしは ひるねが すきです
         あなたは なにが すきですか

「何がお好きですか?」きつねの先生の問いかけに、「おやつが好きです」「ごはんが好きです」「ここへ来ることが好きです」と答えが返ってきた。
今日もゆったり、良い時間を過ごさせていただいた。

3/20
コンサート2日目。5名参加。
今日の皆さんはとてもお元気で、1回目と同様、私達のつたない演奏をしっかりと聞いてくださった。「おててつないで」では、「片手で歌詞カードを持っていただいて、もう片方の手をつないでうたいましょう」とお話しをさせていただいたら「両手をつないで歌いたい」と、床にプリントを置いて一生懸命両手を振って歌ってくださったかたもいらしたり、「どうして、ひまわりという名前にされましたか?」と質問をしてくださったり。「ふるさと」では、綺麗な手話付きで歌ってくださった方もいらした。帰り際に、「本当に楽しかったわぁ」と、おおきな拍手をいただいたのだけれど、「私達の方がずっと元気をもらっているよね」とメンバー。
こんな風に、私達のつたない演奏に耳を傾けて聞いてくださって、私達はそのご褒美にたくさんの笑顔をいただく。それだけで心がいっぱい♪さぁ、明後日もみんな頑張ろうね。


3/17


「ひまわり」、のミニコンサート初日。今日は8名参加。職員の皆さん、ディサービスを利用されている皆さんが楽しみにされている・・ということを伺っていたので、ややプレッシャーを感じながらの演奏。実は我が家のおばあちゃんもこちらのディを利用させていただいていて、数ヶ月前に「ほっとらいん」さんのCDをお渡ししたところ、大変喜んで下さって「お昼どきや、お出迎えのBGMにかけさせていただいています。本当にいいですねぇ」・・・と。なので、このお話しを頂いたときに、「私達の演奏は、CDのイメージで聴いていただくと、本当に困るのですが」とお断りをしてお受けした。今日の衣装も、いつもの鮮やかなオレンジのひまわりTシャツ。
「目が覚めるよう」とお褒め(?)の言葉を頂いた。
「私達、招いていただいての初コンサートなので少々緊張しています。」というMCに「ほう」という声。
よし笛で3曲、何とか無事演奏し、塚原さんの「昔話」の語りに。
今日は「3枚のお札」。塚原さんのあたたかで素敵な語りを、皆さん真剣に聴いていらした。ひまわりも音読をしたことがある、工藤直子さんの「のはらうた」の詩も何編か読んでいただいた。
歌うことはディへいらしているみなさん大好き、ということで、キーボードの伴奏で春の歌を2曲(春よこい・春の小川)、幼い頃を思い出していただいて「くつがなる」をひまわりも間にいれていただいて、みんなで手をつないで。
「肩たたき」はみなさんの肩を叩かせていただきながら、「母さん」だけでは不公平・・・ということで「父さん」も2番に加えて。「ふるさと」はよし笛と歌で。最後にみなさんが大好きという「りんごの歌」を。45分のミニコンサート、何とか無事終了。みなさんの大きな歌声と、拍手、笑顔、「よかったよ」というお言葉をいただき、私達もあたたかな気持にさせていただいた。

2005年12月4日(日)

心と心を つないで

「ひまわりクラフト展&コンサート」
 〜 出会いの喜びを子どもたちへ〜
朝、目覚めれば、雨。普段の行いが、天の神様の虫の居所が今回は少々悪かったのか。でも、お祝い事で雨になることを「振り込む」といって縁起が良いとされているのだからと、言い聞かせて家を出る。9時前に会場へ到着。山のような荷物を運び入れ、集まったメンバーと、クラフト展示とコンサート会場の準備に取り掛かる。手際よく動いているメンバーの横、「あれがない、これがない」・・・うろうろと私。
時間がとても速く流れていく。
一段落ついたところで、今度は「旬」の皆さんのお出迎、昼食、湯茶の準備・・・と本当にテキパキ動く「ひまわり」のおねえ様方。音響も担当をしてくださった宇治日和のマスター、「ほっとらいん」さん、「旬」のみなさん、かおりちゃんご一家も到着。
出演者の顔合わせも慌ただしく、リハーサルも殆どないというぶっつけ本番、綱渡りのようなコンサートが始まった。

オープニングは少し趣向をこらして・・と、今回は「旬」のともちゃんお師匠様にお願いをして、サンタクロースの扮装で登場をしていただいた。プレゼントのお菓子を配ってもらったのだけれど、とてもアドリブとは思えないトークと、成りきりサンタさんの登場に場内は和やかな雰囲気に。ひまわりもトナカイの角を付けて登場。子どもたちはハンドベルを持って、可愛いサンタさんに変身。よし笛とハンドベルでクリスマスの曲を演奏した。

今回、宇治日和さんで行われているミュージック駅伝のアイディアを頂いて、出演者を奏者(走者)とみたてて、順にタスキを繋いで、子どもたちまで手渡した。すべての人が繋がりのなかで参加をしていただけたからこそ出来た企画。出演者のコメントと名前を入れた野染めのタスキは無事子どもたちへと繋ぐことができた。

いつものことながら、手作りのイベント。音響から、録音、出展作品、お手伝いに至るまで、すべて手弁当でみなさんには参加をしていただいた。遠くから出かけて下さった「旬」のみなさん、「ほっとらいん」のおふたり、島崎さんご一家、「らんかんず」さん。今回、私達の催しをともに創り上げてくださったみなさんに感謝をしながら、その方々とのこれからの繋がりに大きな期待を抱いた私達だった。
来年、この仲間達で、そして更に、これから出会う方々との共演を、私達は楽しみにしている。
     2005年
   7月23日(土)

「鼓土里座交流コンサート」

土着民のお兄様方
近藤愛子さん
「ひまわり」
「土着民」の皆さんのホームグラウンドである「鼓土里座」へお邪魔をさせていただいた。私達が2年前に「ひまわり」を結成したとき、三尾さんから「この詩に曲を付けてみませんか?」と、プレゼントをしていただいた「♪おくりもの」。
メンバーのお姉さま方もこの曲が大好きで、唯一、しっかりと歌える曲(後の曲は非常にあぶない)。今回、よし笛も持参し、土着民のみなさんと出会いに付知へ出かけた。中津川へ着くまでも、列車の中でカバンが飛んでいったり・・・とアクシデント続出。お姉さま方のトークもかなり絶好調で、予測はしていたものの早々と珍道中に。

中津川からは20人乗りのバスをお願いしていたので、みんなで乗り込み、美しい景色を見ながら、馬籠、妻籠へ。 あいにく、雨が降ってきたが、不思議なことに、散策の間はピタッと止んで・・・きっと、「ひまわり」のパワーに天の神様も震え上がったのかも。ここで多少なりとも歴史の勉強を・・・なぁ〜んて事は「ひまわり」には似合わないので、ひたすら食べたり、おしゃべりをしながら歩いたり・・・ワイワイガヤガヤ、少女に戻ったお姉さま方だった。
付知への道中、途中、近藤愛子さんにも乗って頂いて、一緒に付知へ。
昨年秋の町屋での「こいのぼり展」以来の再会と、初めて出会うメンバーもいて、まずはご挨拶を。バスの中では益々、パワフルに活動をされている愛子さんのお話しを色々と伺った。翌日は愛子さんが主宰者である「恵那山みどりの会」の事務所へ伺って、こどもたちの作品を見せて頂いたり、愛子さんやスタッフの方から色々とお話しを伺うことが出来た。

さて・・・バスは「鼓土里座」へ到着。
真っ先に目に飛びこんできたのは黄色ののぼり、「ひまわり」と大きく書いて下さっている。感激!エンドウさん作。頂くお手紙の文字が達筆で、いつも感心していたが、こんな隠れた才能をお持ちとは・・・素晴らしい。

奥様達もバーベキューの準備をしてくださって、歓迎の宴を開いてくださった。
美味しいお料理、お話しも弾んで、本当にたのしいひとときだった。

リーダーが、今回、色々とプログラムを考えてくださっていたようで、引き続きコンサートへ・・・
私達がまずは、演奏をさせていただいたが、5月のほっとらいんさんとのコンサート以来、練習もままならず、そのままのプログラムで演奏をさせていただいた。・・・といっても、本当にもう少し頑張らなければ・・・と、反省点はいっぱい。

よし笛で「卒業写真」「竹田の子守唄」「アニーローリー」を。
歌は「♪ゆかた」愛子さんと一緒に「♪こいのぼり」「♪おくりもの」「♪ありがとう」を。アンコールを頂いて「♪ぼくらの学校」。恥ずかしながらの出番が終わって、いよいよ先輩、土着民のみなさんのステージへ。
軽快な曲、しっとり聴かせる曲・・・。みんなは初めて聴く曲だったけれど、それぞれ心に残る曲があったよう。
最後は、輪になって土着おどりを。唯一、「おどり経験者」の私。「う〜ん、きっと恥ずかしがって踊ってはくれないだろうな・・・」などと思っていたら、予想は見事にハズレて・・・「これ、いいやん、今度みんなでやろうよ」と、ノリノリ。嬉しいような・・・

ファイヤーストーム・・・生ギターで、フォークダンスを踊らせて頂いたり、自然を眺めながら露天風呂に入らせていただいたり・・・暖かなおもてなしで、本当に楽しい2日間を過ごさせていただいた。土着民のみなさんには感謝の気持ちでいっぱい。はしゃぐお姉さま方の笑顔も、若々しくてとても美しかった。

又、こんな旅をみんなでしてみたいなぁ。
       2005年
    5月14日(土)

 「ほっとらいんコンサート」
       &

  ”ひまわり”ミニコンサート 
  
1月のリベンジコンサート・・・ということで、ほっとらいんのお二人をお招きしてのコンサート。最初は「よし笛、2曲ほどで・・・」と思っていたのだけれど、練習不足を大きく棚に上げて、図々しくも30分の前座コンサートをさせていただいた。

昨年、「竜王」のコンサートで、今まで眠っていた「MC」の才能を見事咲き誇らせた名司会者Yさん。今回も「宜しくお願いしま〜す」の、私の一言を受けて独自取材を行い、見事なMC振りを発揮してくれた。「前にどこかで司会をやってはったんですか?」と質問をされるくらい。ほんと、すごいわぁ・・
始まりの挨拶はこれもまた昨年同様こばちゃん。
「あかん、あかん、他の人にやってもらって」・・といつもの台詞。でも、負けないもんね。・・・で、見事説き伏せて当日アドリブも交え、無事ご挨拶終了。
終わりの挨拶は、いつも沈着冷静、完璧なきょうこちゃん。今回も慌てず、焦らずお見事。

よし笛演奏、最初は「卒業写真」チームから。少々緊張気味、とみちゃんのソロから始まり、ピアノとTAKさんのギター伴奏でサポートを。この曲はとみちゃんの青春の思い出がいっぱい詰まった曲。心を込めてみんなで演奏。
続いて”ひまわり”個性派揃いの「竹田の子守唄」チーム。この曲に関しては2部、無伴奏で・・と予定をしていたが、リハーサルで、どうも揃わず、MIKI先生からも「慌てると速くなるよ、落ち着いて」とアドバイスを頂き、急遽TAKさんに伴奏をいれていただくことに。・・・で、とても演奏がし易くなって本番は、お陰さまで今までで一番良い出来に。
よし笛最後の曲は「アニ-ローリー」を全員で。この曲はMIKIさんにハモリを入れていただき、ピアノ、ギター伴奏と、とても贅沢なアンサンブルになった。

さてさて、続いては「子ひまわり合唱隊」の出番。殆ど練習が出来ず、リハーサルでも本番でも恥ずかしさからか、いつもの半分以下の声しか出なかったが、これは演出をした私の責任。子どもたちは一生懸命「京のわらべうた」を歌ってくれた
是非、11月のコンサートで、もう一度合唱を・・・出来れば2部合唱を目指してみようかな・・とひそかに思っているのだけれど・・・さて、どうなるかな。
子ども達が歌った京のわらべ歌は、「かごめ かごめ」と同じ遊びをする「京の大仏つぁん」からスタート。

♪京の 京の 大仏つぁんは 天火で焼けてナ 三十三間堂が焼け残った あら
ドンドンドン こらドンドンドン 後ろの正面どなた おさる キャキャキャ キャキャキャ 「じゅんちゃん」ちがいました ちがいました 松の陰 (ようさいた ようさいた)
「大仏つぁんがあった方広寺大仏殿は、釣鐘の銘文「国家安泰 君臣豊楽」が家康の怒りをかって大阪落城につながるなど、不運な大仏つぁんで、秀吉建立以来再建を繰り返したが、現在は焼亡。この歌は寛政10年に雷火で焼失をしたときのことをうたったもの」
というのが、このうたにまつわる話らしい。遊び方や、そのいわれなど、今回いろいろと知るところが多くあった。

「はないちもんめ」も、各地域で節回しなどが違うようだけれど、今回「京のわらべうた」〜うしろの正面どなた〜(企画・製作 KYOTO RECORDS)に収録をされている節で歌った。子どもたちも「知ってるのと違う」と言っていたのだけれど。

3曲目は「京のとおりのうた・ぼんさん頭は丸太町」。この曲は「丸竹夷(まるたけえべす)」と同じく、京の通りを子ども達が覚えられるように・・と作られている。
♪ぼんさん頭は丸太(まるた)町 つるっとすべって竹屋(たけや)町 水の流れは夷(えべす)川 二条で買(こ)うた生薬(きぐすり)を ただでやるのは押小路(おしこうじ) 御池(おいけ)出逢うた姉三に 六銭もろうて蛸買うて 錦で落として四かられて 綾まったけど 仏々と 高がしれてる松(ま)どしたろ

そして・・・子ども達と入れ替わり、ゆかた姿の「じゅんこ」さん(私ではなく)が登場。今回”ひまわり”の新曲「♪ゆかた」をご披露。私の歌と、じゅんこさんの「語り」の曲。ここでも、”ひまわり”らしく、本番に強いところをみせつけられたような気がした、ゆっくり、とても感情がこもった語りに、私も歌いながら胸が詰ってきた。歌詞は「ひまわり作品」に掲載。(添削前の歌詞)

ミニコンサートの大きな山も無事越え、最後に「子ひまわり」ちゃんと一緒に笠木さん作詞・安川さん作曲の「ぼくらの学校」、そして「おくりもの」を歌って一部は終了。

2部はお待ちかね、「ほっとらいん」のコンサート。今回、始まる前にリクエストをとらせていただいて、みなさんが聞いてみたいと思う曲をおふたりが演奏。それにしても・・すごい数のレパートリー、しかも楽譜なし。暗譜がさっぱり出来なくなった私は、本当に羨ましい限り。尊敬。
ほっとらいんのお二人はご夫婦。息がぴったり・・というのもわかるのだけれど、演奏はもちろん素晴らしく、しかしそれに負けないくらい楽しいトーク。「ごく普通の関西の夫婦」を強調されていたが・・いえいえ・・・そんなに、いはりませんよぉ、おふたりのようなご夫婦は・・・

さてさて、楽しいコンサートも終わり、さらに楽しい打ち上げに。
メンバー、いとこちゃんが作ってきてくれたマーマレードスペアリブと、梅ゼリー、せっちゃんのたけのこの天ぷら(木の芽が挟んであった)をお弁当とともに美味しく頂いた。ご馳走様でした。
食事も終わり、TAKさんへ歌のリクエスト。「さだまさし」の歌を・・・といったら
「秋桜」を歌い始められた・・・「♪薄紅の コスモスが 秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている」・・ふむふむ、とってもいい声。いい感じ・・・「この頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする・・・ゴホン」・・って、これこれ、まだネタがあったのかぁ・・・
話はスリムになられたMIKIさんの「ダイエット大作戦」へ。みんな興味深々。”ひまわり”で「ジンジャーティー」と「ダンベル」がブームになりそうな予感。

さて、今回、又すてきな出会いと「ねばねばの赤い糸」が・・・
先日安川さんから、「京田辺に大学時代の友人がいるので、コンサートの案内を渡しておいていただけますか」と頼まれていて、早速お手紙を差し上げたら昨日のコンサートに来てくださった。しかも、我が家の下の娘やメンバー4人の子ども達の同級生のお父様、そして、メンバーの以前の職場の同僚、高校の先輩・・・もう怖くなるほどの「ねばねば」。六月には、ご家族4人でコンサートに足を運んでくださるとのこと、安川さんとの5年ぶりの再会を楽しみにされていた。

友人、知人、色々な方が足を運んでくださった今回のコンサート。帰り際に「本当にいいグループにはいってはるんやね〜」と言ってもらったわ・・とうれしそうに伝えてくれたメンバーの言葉が何より嬉しかった。

・・で、次回は11月。みんなで手作りクラフト展とコンサート。

     2004年
   9月23日(木)
  
   ”ひまわり”
 「初秋のこんさーと」
今日は練習日だったが、急遽コンサートに。”ひまわり”のメンバー以外に、雄介君、ひとしさん、音楽を通して知り合った鶴長君、そしてよし笛を演奏してくださった、はなちゃんずの「はなママ」さん。”ひまわり”は、「みなさんが、演奏をしやすいように・・・」と、トップで、唯一しっかり歌える「おくりもの」を熱唱。若手のお二人は、オリジナル曲を歌ってくれた。ひとしさんは、懐かしのフォークを。そして、はなちゃんママには、演奏以外に「葦クイズ」まで、出して頂いて・・・今日のお客様も交えて、みんなで、交代でよし笛も吹かせていただいた。音楽を通しての出会い、芸術の秋・・・”ひまわり”にも何かが起きる予感?
     2004年

   6月6日(日)
♪空に向かって歌おうよ
 「竜王の森コンサート」
 〜響きあい、つながりあう〜
(京田辺市「竜王こどもの王国」)


  “ひまわり”演奏曲
「顔」「今もあの頃のまま」
「心私の願い」「大切な事」
「ありがとう」

ハンドベル:「夏の思いで」
        「故郷」

出演者全員:「おくりもの」
       「あなたが夜明けをつげる子どもたち」
60名弱のささやかなコンサート。本来なら、野外・・・のはずだったが、あいにくのお天気で屋内に変更。でも、結果的にはとても落ち着いた雰囲気のコンサートになって良かった。“ひまわり”は、前々日の練習でも、通し練習が出来ていなかったので本当に不安だったが、どういう訳か、何故なのか・・・本番にはみんな強い。しかも、リハーサルには付いていなかった、「振り」まで、はいっていたり。(私だけが、知らなかった)本当に、恐るべし!・“ひまわり”パワーだ。繊細さと大胆さを持ち合わせたグループ。来年は、どんな演奏になるのかな?・・

石川県小松市の「旬」の皆さんは、さすがに20年近いキャリアがあるので、トークも演奏も、とても楽しい。コカリナも、心に響いてくる素敵な音色。子どもを釘付けにするところなどは、さすが!保育士さん。たくさん、たくさん、学ばせていただきました。

中津川市の佳織ちゃん、笑顔がとても素敵。前回の「星のコンサート」では演奏されなかった曲も披露してくれた。前日もお仕事で疲れていたのに、本当にありがとうね。“ひまわり”は、あなたの笑顔が大好きです。

“ひまわり”の専属ギタリスト君。彼の音楽に対するひたむきさは、今時の若者には珍しいぐらい、純粋で、一生懸命。おばさん達も、見習わないと・・・と思う。「究極の趣味」として、音楽が心の支えになっていってほしい。この日は、オリジナル曲を2曲、披露してくれた。歌声も、とても素敵だ。
そして、お父さんである、「ひとしさん」、名ピアニストのたぐちさんと、3人での演奏。その、素敵なハーモニーに、うっとり聞き惚れてしまった。

子どもたちも、何人か聴きに来てくれて、おじさん、おばさんの歌ばかりでちょっと退屈かな・・・と、用意したピアノデュオ。ディズニーの曲を演奏。ともちゃんの演奏は、問題なかったが・・・うまく、ごまかせたかなぁ・・・

有名な人たちが演奏するのではなく、本当にささやかな手作りのコンサート。でも、今回の経験は、私たちに「人と人とが、つながっていくこと」の素晴らしさを教えてくれたように思う。下手でもいい、つたないものでもいい、隣の人と手をつないでいくことの「楽しさ」と、その事がとても大切だということを、今回感じた・・・その事だけで充分だったと思う。

2003年

11月23日(日)

「金子みすずの詩と
星のコンサート」

(京田辺市中部住民センター)
 出演者を含め、60名ほどの小さな会だったけれど、聴きに来てくださった方々と一緒に心地よい時間を過ごすことが出来た。
 「金子みすず」の詩の優しさを「京都朗読の会」のメンバーの方が静かに語り、佳織さん、お父様の温かな演奏に、時には涙したり。「佳織さんの清く澄んだメロディーに日々汚れてしまっている心を綺麗にしていただいたようです。」「歌ったり、詩を聞くことによって心が温かくなり、自然と力が湧いてくることが素敵なことですね」聴いてくださった皆さんの感想は、私たちとって本当に嬉しいものだった。

 この日は“ひまわり”も、「あなたが夜明けをつげる子どもたち」オリジナル曲の「おくりもの」を歌った。多少緊張はしたが2曲を無事歌い上げた。