追記 2002.5.12 ゴールデンウイークを終えて、ホーッとした頃、掲示板を開けてみたら「夾竹桃の花咲けば」は、佐藤紅緑さんの作品ですよと教えてくれた人があった。私は、吉屋信子さんのものとばかり思っていたのでびっくりした。調べてみるとご指摘のとおり佐藤紅緑さんの作品であった。兄や姉達の口からその言葉をよく聞いていたから、吉屋信子さんの「花物語」に関連したものだと勘違いをしていたようだ。 佐藤紅緑先生申し訳ありません。教えてくださった方ありがとうございました。「ああ玉杯に花うけて」と「夾竹桃の花咲けば」は早速買ってきて読ませていただきます。 「夾竹桃」のページを検索してみると、私のように、夏の真っ盛りに元気に咲くこの花に感動している人もおられるようだし、特に、広島や長崎で原爆の洗礼を受けた人がこの夾竹桃の歌をたくさん詠んでおられる。焦土と化した中で、たくましく、けなげに咲くこの花に思いを込めての鎮魂の歌である。毎年、夾竹桃が赤や白に咲き始めると、同じ思いになられるのだろう。広島の市花にもなっているという。 |