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☆続いては、製作編です。 |
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実際にこのアンプを使用するにあたり、あると便利な機能を追加しながら、ケースに組み込みました。とはいえ、スペース的に限界があり、たいしたものは付けれませんが・・・ 追加したものは、 ・電源スイッチ&パイロットランプ ・電源ON時のポップ音からスピーカ保護のためのディレー回路&スピーカONランプ (電源ON数秒後にスピーカとアンプがつながる回路) ・電源を、電池とACアダプタの2系統 ・ACアダプタ使用時の電源安定化回路 ・入力2系統&インプットセレクタ |
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こんなもの。で、これらを入れた回路図(全回路図)が右。
ちなみに、安定化電源回路に3端子レギュレータのTA4805S(低ドロップ品)を使っていますが、低ドロップにこだわらなければ7805か若しくはダイオードD2を削除して7806で。(7806のGND端子をGNDに直結)(これがいちばん良かったかも) で、TA4805Sを使用する時は発振に要注意。デカップリングコンデンサをけっこう意識してできる限りTA4805Sの近傍に付けないと、発振してしまいます。(実は当初、私も発振してしまって、電源回路を大幅に実装し直しました。)
尚、4805(低ドロップ品)と7805(通常品)の違いは、入出力電圧の差の違いで、通常の7805(78〜シリーズ)は、入出力電圧の差を3V程度確保しないと動作しません(7805だと出力電圧が5Vなので入力電圧は8V以上)が、4805(48〜シリーズ)は入出力電圧の差が0.5V程度です。(4805の場合、出力電圧が5Vなので入力電圧は5.5V以上) 今回の使い方だと、4805のGND端子をダイオードD2でかさ上げしているので、出力電圧はだいたい5.7V程度、入力電圧はだいたい6.2V以上という構想です。 ACアダプタに、電流容量の大きい6V出力のものがなんとか使えるという構想で、4805を使っています。 7805か7806を使う場合、ACアダプタは9V/300mA程度以上のものを使います。 |
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↑基板上にアンプ回路を組み立てました。 |
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↑スピーカ保護のためのディレー回路(白い基板)を組み込んだところです。 |
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↑使用する主要部品(アンプ部のみ)です。 |
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アルミケース、シャシ加工方法は、別途書こうかなと思っていますので、ここでは割愛いたします。 が、加工途中の図を少し。 |
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↑ドリルで空けた穴の径をシャーシリーマで広げているところです。 |
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↑3枚の写真は、角穴を空けているところです。 まず、角穴を空ける箇所の内側周囲にたくさんの穴を空けていき、ニッパーで穴の間を切っていきます。(左) 真ん中の写真はニッパーで切り落としたところ。 デコボコをヤスリでなだらかにして仕上げます。(右) |
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ちなみにこの角穴は、出力トランジスタ2SD2012のヒートシンク(放熱器)を取り付けるための角穴です。 |
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↑ところでトグルスイッチを取り付ける際、外に出るパネルにそのままナットで取り付けると、ナットが見えてしまって見た目にイマイチです。 (まあ、このナットがかえってカッコイイということも場合によりありますが) |
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↑試しに組んでいるところです。 |
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↑そこで、このようにLアングルでサブパネルを作ると、ナットを見せずに取り付けることが出来ます。 トグルスイッチの他、ヘッドホンジャックの取り付けなどにも使える方法だと思います。 |
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←そんなこんなで、ケース加工が終了しました。 ちなみに文字は、インレタ(右の写真)でいれています。文字を入れたい箇所にこのシートをあてがって、上から擦ると文字が転写されるというものです。 なお、インレタで入れた文字はこのままだとちょっと引っ掻いたりしただけですぐ取れてしまうので、この上からクリアラッカーで塗装します。 |
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製作もいよいよラストパートです。 基板と周辺パーツをケースに組み込みます。 |
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←基板を組み込んで、配線をして製作終了です。 |
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↑正面です。 |
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↑リアパネルです。 |
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電池か、安定化回路内蔵のACアダプタ使用時は問題ないのですが、アンプ内蔵の安定化電源(TA4805S)を使うと、なんと発振してしまいました。4805を、7805に変更すると問題ないのですが、4805は通常の78〜よりも、デカップリングコンデンサ(パスコン)の扱い方が重要な感じがします。 当初、左の写真のように4805とパスコンを離して、しかも、けっこういいかげんに(-_-;) ラグ端子に取り付けていたのですが、右の写真のように4805の近くに基板に取り付けるよう、変更しました。これで、なんとか発振もなくなりました。 |
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そこで・・・ ⇒ |
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TA4805S周辺をいいかげんに組むと発振した!! |
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TA4805S周辺の実装を大幅に変更・・・ 無事、発振は治まりました。 |
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