クラシカルなデジタル時計製作。

 

 

 

ケース作りです。

 

ここからは電子工作というよりはほとんど木工です。

なにぶん、電子分野と木工の融合を目指している私です。(笑)

 

◎たたきだい

 

どう作ろうかと模索しながら、とりあえずたたき台のつもりでこのようなものをつくってみました。写真は正規の向きではなく、組み立ての最中のため90°寝かしています。向かって左が下、右が上で、6個並んで空いている穴から蛍光表示管を出します。

 

 

別角度から。

右が正面、左が裏面になります。背板の裏側に基板を取り付ける構想です。

 

 

 実際に組み込んでみました。(真上から、手前が正面(表示がある面))

ん〜、思っていたより様になっているじゃないか。当初たたき台のつもりでしたがこれ採用することにしました。

・・・こんな私がこわい・・・(^_^.)

とはいえ、これだけではあもりにも素っ気ないので、さらにこれを収納する外箱()を作ることにしました。

 

◎木取り、ケガキ、隠し蟻

 

 

 

 外箱を作るべく、先に作ったたたき台が入るように材料を切り出してみました。材料は、ポプラ集成材(あっちこっちに売っている)。

 

 

 

隠し蟻で四角く組むべく、ケガキをいれます。

先端をしゃくります。(先端は後で45°にするため)

鉛筆で黒く塗っている箇所をノミで削っていきます。

 

で、ノミで削って、蟻を作ったところ。(左)

そして、しゃくっていた先端を45°に削ったところ。(右)

 

 

◎外箱組み上げ

 全てのパーツの加工がとりあえず終わりました。左の写真中右のほうに写っているのは、正面パネルになるパーツです。

とりあえず、試し組み。

まあまあいい感じ。

飾り&面取りを施して、本組み、のり付けをしました。面取りはボーズ面取り、一応白鳥のつもりの穴(この穴、auto dimmer機能を付ける際の、cdsセル用の穴です。)そして幅木(というか台輪)を付けました。

表示部には後ろから透明のアクリル板を接着しています。

 

 

◎塗装

 

塗装を施しました。

クラシカルな雰囲気を目指すべく、黒っぽい色、“ダークオーク”という色のステインで着色後、ニスで仕上げました。

 

 

◎&完成

そして、完成です。