第
19
番札所
霊塵山・
行願寺(革堂)
(天台宗山門派)
ご本尊:千手観世音 ところ:京都市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
盛
り
な
る
ら
ん
庭
の
千
草
も
革
堂
の
今
は
望
み
も
花
を
見
て
<ご詠歌略註>
歌の表は花の盛りを見て今は望みも斯足(こうたり)しというを革堂に通わしたり。庭の千草も盛りなるらんとは、そのほか見えぬ所の花も盛りであろうとなり。
うらの意は花を見てとは観世音の御法(みのり)の花を見るとの事也。御法の花盛りを見て望みも斯く満足たり。我のみならず此革堂へ参る程の人々も我ごとく望足べしとの心を千草の盛りにたとえし也。
<観音霊験記・・・東山大工某>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
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