第
18
番札所
紫雲山・
頂法寺(六角堂)
ご本尊:如意輪観世音 ところ:京都市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
祈
る
な
り
け
り
た
だ
円
か
れ
と
六
の
角
心
の
う
ち
は
わ
が
思
ふ
<ご詠歌略註>
六の角とは六欲とて人間に六の欲ありて心に罪を造るなり。六欲とは惜しい、欲しい、可哀い、憎い、喜しい、怒(はらたつ)是なり。六角堂によせて六の角とよみたり。唯円(まる)かれと祈るとは、六角堂の観世音菩薩を念じて何卒六欲の迷いの起こらぬように角なく、只円く素直なる心になりて人と争わず、現世安穏未来成仏させ給えと祈るとの歌也。
<観音霊験記・・・聖徳太子>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
次の霊場へ