第
17
番札所
補陀洛山・
六波羅蜜寺
(真言宗智山派)
ご本尊:十一面観世音 ところ:京都市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
参
る
身
な
れ
ば
六
波
羅
堂
へ
よ
も
あ
ら
じ
五
つ
の
罪
は
重
く
と
も
<ご詠歌略註>
重くとも五つの罪はよもあらじとは、五逆罪とて人間に重き罪五つあり。一には主を殺し、二には親を殺し、三には出家を殺し、四には仏像を砕き、五には僧を堕落さす。かようの罪も心の邪見なるより造りて地獄へ落ちるなり。されども六波羅堂へ参りて観世音を祈り奉らば、邪見の角折りて五つの罪もなかるべしと也。五つというより六とつづけたり。
<観音霊験記・・・空也上人>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
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