第
16
番札所
音羽山・
清水寺
(北法相宗)
ご本尊:千手観世音 ところ:京都市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
涼
し
か
る
ら
ん
む
す
ぶ
心
は
清
水
を
音
羽
の
滝
の
松
風
や
<ご詠歌略註>
松風の音とかけ、音羽の滝の水は清しというに清水寺をかけてよみしなり。結ぶ心は涼しかるらんとは、滝の水を手にすくい口をすすがば心も涼しくなるであろうとなり。裡のこころは観音菩薩の法の智水を心にむすばば貧瞋痴(とんじんち)の三毒の焔も消えて、心身ともに清(すず)しくなるであろうなり。むすぶとは水を手にてすくう事なり。
<観音霊験記・・・主馬判官盛久>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
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