第
4
番札所
槇尾山・
施福寺−槇尾寺
(天台宗)
ご本尊:千手千眼観世音 ところ:和泉市
散 華
御朱印 (御詠歌)
御詠歌
駒
ぞ
勇
め
る
巻
き
の
尾
寺
に
分
け
ゆ
け
ば
檜
原
松
山
深
山
路
や
<ご詠歌略註>
深山路(みやまじ)とは奥深い山路なり。桧原松原わけ行ばとは桧や松のはえし山道を登り行くをいう。さて槙尾に馬を飼牧(かうまき)をなぞらえて駒ぞ勇めるとよめり。
この駒というのは人間の意を馬にたとえ古歌にも意の駒に手綱ゆるすなとよめり。されば深山路の桧や松をわけ行けば、槙尾山の御寺に近づくを意の駒が勇むとなり。気のいさむ事也。
<観音霊験記・・・光明皇后>
尚、絵の上段は、霊場の風景とお堂が描かれ、下段は、霊場の霊験記が書かれている。
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