もっと話は続くぞ〜〜!

 それからな、この近くの久次区(ひさつぎ)には、比沼麻奈為神社(ひぬまないじんじゃ)が鎮座しているんじゃ!

 比沼麻奈為は「豊受大神」主祭神としてお祀りしている神社でのぉ、天照大神が今の伊勢内宮に御鎮座された後、
二十一代天皇で雄略天皇(ワカタケル)の夢枕に現れ、旦波国(昔、この地は丹波と言われていた。今も峰山町丹波という地名もある)の比沼麻奈為にいる御撰の神「豊受大神」を呼び寄せたいと言うお告げがあってな、伊勢神宮に遷宮したんじゃ。
今もこの地で分霊を祀っているんじゃぞ!まぁ 元伊勢の外宮ちゅうことだわ〜〜!

豊受大神はちなみに女人(斎女)で、七夕伝説の天女の娘の一人だそうだで!よおわからんが??

 
 今風に解説すると、麻奈為神社を管理しとった天女の娘ねえちゃんが、この地で田んぼと酒と機織りを翁(後々に義右衛門さん?)に教えとった。この地のお米がすげ〜うまいんで、ワカタケル(雄略天皇)のえらいおっさんさんがわしが食うお米とお酒を作れ!と言って伊勢に呼んだんじゃ!
 ワタケケルのおっさんはべっぴんさんが大好きでのお、125人の女人を抱えとったらしい!うらやましい話じゃが!
今の外宮には20の社があるだで!ここは、いろいろな仕事をしとった妾さんを呼び寄せていたんだな〜〜!

 それとこのおっさんは怖い人で、気に入らない人は全部切り捨てたらしい。天下を取るために自分の兄さんも嫁さんも殺した記録が残っとる。おそろしいこっちゃ!
そして、この天皇は大和朝廷の基礎を築いた有名人だわ!

いつ頃の話かって?古墳時代460年位ので二十一代代天皇ワカタケルおっさんの時代かの〜〜!内宮を鎮座してから500年後らしいわ!
伊勢内宮が出来てから2000年位前、外宮は1500年前だと!詳しい事はわからんWa!

 余談だが、伊勢神宮には、内宮と外宮があり、内宮は皇室の御祖先の神と仰ぎ、大御祖神(おおみおやがみ)として
天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする(皇大神宮)と、天照大御神のお食事司る御饌都神(おおみけつかみ)、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする外宮豊受大神宮)があるんじゃwa!

 わしらの村では今でも正月には「お伊勢参り」といってな!一年の豊作の祈願とありがたいお札を授かりに行くんだwa。

 

次は府の丘「船岡公園」に続く  府の丘って何だ!