家の中
サンデーさんは、絵をかく人で家中に飾ってあった。5週間もこの家で過ごしたので、どの部屋にもそれぞれ思い出がある。その中でもやはり思い出深いのは、ダイニングテーブルだ。毎日3食とも3人そろって食べた。お庭が見えるので、今日の天気のことを話したりした。お庭にはポールさんの作った畑があって野菜がいっぱい植えてあった。
バスルームは一応バスタブがあるけど、1回も使わなかった。入るときは泡風呂みたいにして入るらしい。
シャワールームはガラスのドアできれいだった。
リビングとダイニング。一度、洗濯機から水があふれて、リビングまで流れて大変なことになったことがあった。
キッチン。道具やおなべがいっぱいあった。食器洗い機も大きい。(白いところが食器洗い機)
ほとんどの料理はオーブンで仕上げる。
サンデーさんは料理がうまくて、いつも工夫しておいしい料理を食べさせてくれた。
リビングには熱帯魚がいる。
グッピー系の小さいきれいな魚が数え切れないくらいいた。
何もすることがないときは、魚を見ていると楽しかった。
食事はパンやポテトが主食。毎回サラダが出てうれしかった。チーズもいろんな種類があった。朝はずっとオートミールに、ナッツを入れて食べていた。
お庭の向こうのサンルームは、スタディルームに使っていた。これは、手作りらしく、長い間かけて作ったそうだ。明るくて気持ちのいい部屋だった。生活と勉強のけじめがついてよかった。
私の使っていた部屋。パソコンが使えるようになっていたが、もちろん日本語入力のキーボードはない。ノートパソコンをねばって、ワイヤレスLANでつないでもらった。ネットやメールができたので、ラッキーだった。おかげで、長いホームステイも乗り切ることができた。
しかし、この部屋は北向きで寒い時はきつかった。家中がセントラルヒーティングなので、自由に暖房を入れることができず、初めはあたたかかったけど、その内、寒くなっても暖房が入らなくなってしまって、困った。