昔 の 子 供 の あ そ び (屋外の遊び)

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◆ ジョログサの人形

秋、稲刈りの後の田には、ジョログサが細く柔らかい葉をのばしてかたまって生えている。 
それをひとにぎり摘み取って、根元のほうから2,3ヵ所しばれば、かわいい人形が出来る。  



◆ 城つくり

渚に砂をつんで海に向って防砦をつくり、波が打ち寄せると冠って崩れることもあったが、二重三重にして堅牢を競った。 
 2人、3人と組をつくり、3メートルくらいの半円の砦をつくったり、折には相手側に攻めこんで崩しっこをして楽しんだ。 城砦も色々工夫して門をつくって引潮の道をつくってみたり、なかなか凝った型をつくった。 



◆ 陣とり

同じ人数ずつ敵味方に分かれて、立ち木や柱などを陣とする。 ジャンケンで鬼とそうでない組を決め、鬼の組は陣を離れて敵を追いかけ捕まえる。

捕らえられた者は鬼の陣に片手をつかまえ、助けを呼ぶ。 味方の者の手が触れると助かり、何人かがつかまると次々と手をつないで助けを待つ。 全員捕らえられると負けで、今度は鬼の番となる。 
この他、地上に丸を描いて 「陣」 とし、その中へすべりこんで陣をとる遊びもあった。