SECRET JOKES U

第6回(2005年10月10日)
ヴァレーリエ:ビバ! 総理ぃ〜!
ガブリエーレ:あははははははははは(爆)……また、危ないギャグ飛ばして(悶絶笑)
V:いやぁ、ひさびさに放送するSECRET JOKESですが、もう先月の話ですが、小泉自民党が圧勝しましたけど。
G:そうですねぇ。
V:なんか国会でさぁ、本会議でだよ。衆院議長が、「内閣総理大臣、小泉純一郎君」と言ってから、小泉が壇上に上がるときにさぁ、例の“小泉チルドレン”とか呼ばれている、新人議員がさぁ、拍手の代わりに、「ビバ! 総理!」とか、合唱するように言ったらと思うと、大笑いしてきちゃうんだよなぁ(爆)
G:はははははははは(笑)でも、そのネタ、わかる人すごく限られてきますよ!
V:わかんない人間には、面白くもなんとも無いんだけど、わかる人間にとっても、笑えるかどうかなんだよなぁ……。それで思い出したんだけど、昔、ジョージ秋山さんの漫画で、『教祖タカハシ』という漫画があったよなぁ?
G:わははははははははははは(バン、バン、バン……核爆)
V:おまえ、ムチャクチャ受けているなぁ。
G:(悶絶笑)今の、ムチャクチャな連想ですねぇ。危ないったら、ありゃしませんよ!
V:ま、繋がりは全然ないんだけどね。ただ、頭に浮かんだだけなのよ。
G:なんのストッパーも掛けずに言いますもんね、お館さまは。ほんと怖い方だわ。
V:お前に怖いとか、言われたくないよ。お前ほど、危ない発言をする奴は、オレ、見たこと無いからな。
G:それほどでもないですよ。
V:いや、それほどだろう。
G:ははははは。断言しますね〜♪
V:するよ、オレは。まぁ、そんなことはいいんですけども。それはともかく。まぁ、今日新聞やニュースなどを見ていると、色々ありましてねぇ。昨日、パキスタンでマグニチュード7.6の大地震が発生して、もう1万人以上の方が犠牲になったのでは、と言う報道も出ていますが。
G:はい。
V:もう痛ましくてねぇ。自然、と言うか、地球の活動によって、こういうことになるのは、人間にはどうしようもないことでね。それがわかってるだけに、どうしようもない気持ちになりますよ。
G:そうですね。でも、どうしてこんなことにと、思ってしまうんですよね。どうしようもないとわかっていても。
V:そうなんだよね。だからなんとも言いようが無いんだよね。だから、犠牲者のご冥福を祈るとともに、被害にあわれた方にお見舞い申し上げます、と言うのが精一杯なんだけど、でも、こういう事が言えるのも、実際、オレたちはなんら被害にあってないからであってね、実際にそうなってしまうと、どんな気持ちになるかと考えるとね。下手なことはいえなくてね。
G:妙に考え込んでしまいますよねぇ。
V:そうなんだよ。そりゃさぁ、この地震をね、神の怒りだとか、地球の怒りだとか言うのは勝手だけど、そういうことを言えるのは、やっぱり、自分が被害にあわなかったからなんだよね。
G:でも、パキスタンで地震があったと聞いて、明日はわが身か? と、警戒する気持ちは起こりますよね。
V:そうだよね。別に地震じゃなくても、何が起こるかわからない世の中だから、常に気をつけなければならないとは、考えてしまうよね。
G:冒頭の危ないギャグを言った方と同じ方とは思えない発言ですねぇ。
V:おまえなぁ……。オレだって、まじめに言うときはまじめに言うから、腰を折るなよ。
G:いや、どうにも説得力が無いですからねぇ。
V:ほら、来たよ。ガブリエーレ得意の剛速球が。キレが全然衰えてないもんなぁ……。
G:まだまだ現役でやっていけますから。
V:よくわかんないんだけどなぁ(苦笑)ま、いいや、次行こう。あと、訃報がありましてねぇ。原笙子さん、ご存知の方いるでしょうか?
G:僕は聞いたこと無いですねぇ……。
V:『不良少女と呼ばれて』と言えば!
G:あぁ! ネヴァネヴァネヴァネヴァネヴァネヴァネヴァネヴァ♪
V:おまえ、どういう思い出し方してるんだよ!?(笑)
G:いや、主題歌が確かこんな感じだったかなぁって(笑)MIEさん(現:未唯)が歌ってましたよね。
V:ま、そのとおりなんだけどさぁ。あの、舞楽家、舞を伴う雅楽をする人のことなんだけど、その舞楽家だった、原笙子さんが、10月7日、急性骨髄性白血病のため、亡くなりました。72歳でした。
G:意外と歳だったんですねぇ!? 確か、あのドラマって、80年代にやってたんじゃなかったんですか?
V:元はねぇ、1978年に、自分の少女時代の体験をまとめた本を出版したのがきっかけらしくてね。TVドラマにするときは、やっぱりアレンジしたんだと思うよ。ま、この人は1985年に「原笙会」という、女性だけの会を発足してね。平安時代を最後に一千年も途絶えていた女人舞楽を復活させた人だったんですが。ま、あんまり僕も『不良少女と呼ばれて』に関しては、そんなに関心があったわけではないんですが、こういう話が出るとねぇ、あ、あの時代もずいぶん遠いものになってしまったんだと言う、そんな感慨にとらわれるもんですよ。
G:そうですねぇ。
V:ご冥福をお祈りしたいと思います。で、その、原笙子さんの訃報の横には、建築家で早稲田大学の名誉教授だった、武基雄さんが、8日、肺炎のため亡くなったと。95歳でした。
G:この人全然知らないんですけど。
V:オレもぜんぜん知らないんだけど、ただ記事の最後に、立原道造との親交でも知られた、って、書いてあったんだよ。
G:あ、立原道造のご友人だったんですか。そういえば、立原道造は建築家でもありましたよねぇ。
V:ヒヤシンスハウスを建てようと夢に描いてたんだけどね、あの人は。で、武さんはと言うと、長崎水族館や長崎市公会堂を設計したそうなんですよ。
G:へぇ……。
V:まだ、訃報がありましてね。
G:すいません。今回はお悔やみの特集ですか?
V:まぁね。ただ、この人は僕にとっては、思い入れがあるというか……。元BADFINGERのドラマーだった、マイク・ギビンズが、56歳で亡くなりました。
G:あぁ、あのBADFINGERの!
V:まぁ、BADFINGERと言うと、BEATLESが作った、APPLE RECORDの第1弾アーティストとして、デビューしてね。そこそこの成功は収めたんだけど、マネージャーにボロボロにされてね。1975年にピート・ハムが、そして再結成後の83年にトム・エヴァンズが自殺してしまってね。悲劇のバンドとして記憶に残っているんですけども。でも、彼らのファンは今も多くてね。彼ら独特の心に沁みるメロディは、ほんとに素晴らしいですし。‘WITHOUT YOU’と言う名曲もありますけど、僕はラジオで聴いた、‘CARRY ON TILL TOMORROW’が大好きで。
G:あ、僕もその曲が好きなんですよ。お館さまから聴かせてもらいましたけど、あの中間のエレクトリック・ギター・ソロを聴くと、ほんとに涙が出そうになった来ますもんね。
V:ま、今夜はね、ほろ苦さを含んだBADFINGERの数々の名曲を聴きながらね、マイク・ギビンズのご冥福を祈りたいと思います。
 もう少し、話したいことがあったんだけど、平井和正とか、ケイト・ブッシュとかね。ちょっと、長くなりすぎたので、いったん切ります。また、後で話したいと思います。


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