「廃線と廃駅の調査」

第7回 加悦鉄道その2

〜大江山いく野の道の遠ければ〜



[9] (丹後)三河内(みごうち)駅跡

GNG:ここら辺りになると、「住宅地と田んぼとの境界線イコール加悦鉄道」という風景になってきます。もっとも鉄道が敷かれた当初は、このような風景ではなかったんでしょうね。

IXE:あまり駅があったとは思えないですね。道幅が少し広いことが唯一の痕跡でした。はたして何人の乗客が一日に利用していたのでしょうか?

ゑゐぢ:たまたま近くの民家の庭先に翁がいたので、「ここには加悦鉄道の駅があったのか?」と聞いたものの、かなり不思議がられてしまいました。
あと駅名に関してですが、我々の一次資料である国土地理院の地図での駅名は平仮名表記の「みごうち」で、現役当時の駅名標も「三河内」だったそうです。
ただ、Wikipediaの「加悦鉄道」や我々の探索後に新設された看板では「丹後三河内」となっています。旧国名をあえてつけたのは、長崎県の佐世保線に「三河内(みかわち)」駅が既にあったためでしょう。


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