〜大江山いく野の道の遠ければ〜
GNG:休業のため、広場の中には入れなかったのですが、広場には所狭しと旧い鉄道車両が展示されていました。中には加悦鉄道に関係あるの?と疑いたくなるようなものもあったようです。そこらへんの解説をお願いします。
ゑゐぢ:休業中の広場のフェンスにかぶりついて、車両をみていると明らかに関係のない車両が少なくありませんでした。加悦鉄道は電化されていないはずなのに、南海電鉄の「電車」や零細私鉄にしてはあまりに巨大なSL(C57、C58)。また日本で2番目に古いと言うSL(プレートに2と書いてある)はかなりうさんくさい物でした。2000年(平成12年)に産業遺産認定車両、2003年(平成15年)に与謝野町文化財指定車両、ついに2005年(平成17年)には国の重要文化財に指定されました。1873年(明治6年)イギリスのロバート・スティーブンソン社製。あまりにも複雑な経緯を経て1926年(大正15年)の加悦鉄道開業時に購入。<(_ _)>悪く言ってごめんなさい。
IXE:確かに入館料500円(2012年2月現在は、中学生以上300円、小学生100円、小児無料に変更)の価値があったかどうか、疑問は残ります。しかし、加悦鉄道で実際に運用されていた車両にふれられるのは、ここしかないですから、廃線調査にはよい資料となったのではないでしょうか。結局、我々はフェンス越しにみることしか許されませんでした。
追記:残念ながら加悦SL広場は、2020年(令和2年)3月31日をもって閉園してしまいました。我々は結局一度も行く(入場する)事ができませんでした。貴重な保存車両が今後どうなるかは未定だそうです。