「廃線と廃駅の調査」

第4回 JR鍛冶屋線調査報告(後編)




[3] 地蔵

GNG:サイクリングコースは終わり、交通量ゼロの車道を進みました。左手に民家を見て進むと、右手に地蔵群が見えました。

ゑゐぢ:列車の車窓から地蔵が見えていたのを想像しながら、しばらく歩くと電車の絵が描かれた柵がありました。鍛冶屋線とは何ら関係の無い、パンタグラフのついた電車が描かれているのはおかしく思えました。

IXE:前の場所でもそうですがやり方がわざとらしい。サイクリングロードで高校生の自転車とすれ違ったが、彼らは不思議そうにわれわれを見ていた。彼らはもうほとんど鍛冶屋線についての記憶は薄れつつあるだろから、わざとらしいやり方をしてでも記憶を残そうとしているのも理解できます。

GNG:じゃあ、民家の畑にタクアンが生えていた(!)のは、大根が畑で栽培されているという記憶が薄れている都会人に対するあてつけですかね。

ゑゐぢ:それは単にタクアンが畑に捨てられていただけでしょう。


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