〜第3回調査報告の21年後〜
[10] 当時使われていた車両
GNG:当時使われていた車両(カラー)↓
2019年(令和元年)9月15日撮影
1998年(平成10年)10月11日撮影
2019年(令和元年)9月15日撮影
1998年(平成10年)10月11日撮影
ゑゐぢ:カラーリングがすっかり変わっていますね。最初は、この 変わり果てた 姿には否定的でした。GNG氏でさえあまり好意的ではなかったのです。
しかし、今ではキハ30(改めキハイチハラ号)のペイントについては肯定的です。この心境の変化、この8か月間で何があったのだろうか・・・
編集注釈:実は今回のレポートは、完成寸前まで進んでいたのですが、書いた文章が悉く消えてしまうという「とある多国籍コンピュータ会社」が提供する「とあるWEB上のサービス」に起因する不幸な事故が発生し、8か月後にリライトしたのです。おかげでその場の感情だけで書いた記事を寝かせることの重要さを実感したのです。
ただそれが原因で、過去に類を見ないレベルで公開どころか執筆が遅れています。
GNG:ゑゐぢ氏提供ネタで、地元の方々が楽しそうにペイントする「メイキング」写真集。見ているこちらも楽しい気分になれるのでぜひご覧ください。(PDFが開く)
(ご参考) 市原駅記念館展示車両ペイント大作戦(別ウィンドウで表示)
GNG:もはや鉄道車両であることの意味は失われ、よく駅前にある謎のモニュメントと同じ扱いに。 ちなみに車両に施されたペイントのイラスト原画は、地元出身の本職のイラストレーターが手がけています。
ゑゐぢ:原画を手がけたのは、西脇市出身の世界的な絵本作家の方なんですね。
(ご参考) 吉田稔美さん(別ウィンドウで表示)
ゑゐぢ:作者や地元の人の熱意を知ったなら、本来のカラーリングがペイントで台無しとか言ってられない。いくら貴重な車両だとしても、そんなことは維持していく地域の人には、全く重要なファクターではないのです。やはり親しみが持てないことにはなんともしがたい。
今回の事例は鉄道車両の保存の一つの選択肢だと思うのです。鉄道会社でさえ手に余るモノを自治体や個人で維持していくのは、とてつもなく大変な事なのです。
事実、荒廃したり落書きされた悲壮感漂う保存車両の事例も多々あるのですが、少なくとも「キハイチハラ号」には不思議と明るさしか感じないのです。
GNG:「廃れたモノ(車両)・建モノ(駅舎)」を探す旅から図らずも「廃れてない=現在進行形な地域の取り組み」への視座を見出してしまう調査チーム。
GNG:(´-`).。oO(なんか趣味でも超絶マニアックなところを突き詰めて視野が狭くなったはずなのにそのピンホールから見えてきた外の世界を記録すべく描写してみたら、実は世間一般の人々より対象物にピントが合っていて世界がちゃんと見えてたというか。そんな感じです。)
GNG:今にも出発しそう。↓
GNG:(悲報) LUMIXマニュアルモードになっていてピントが合ってないかも。市原駅舎撮影直後に気づいた。。。