「廃線と廃駅の調査」

第13回 JR鍛冶屋線調査報告 2019

〜第3回調査報告の21年後〜


[1] 西脇市駅(旧野村駅)

調査日2019年(令和元年)9月15日

よい天気にさそわれて 『突発的「廃村と廃線の調査」番外編2019 鍛冶屋調査報告ロケ地探訪』 を開始することになったGNG氏。 本編のロケ地を訪ね、調査チームの足跡をたどる思わぬ続編の開始です。 前回調査は1998年(平成10年)10月11日。世紀も元号も変わってしまいました。

(ご参考) 廃線と廃駅の調査 第3回 JR鍛冶屋線調査報告(前編)(別ウィンドウで表示)1998年(平成10年)10月11日調査

ゑゐぢ:前回訪問時、通行止めだった部分とか発破工事で迂回したところの同一アングルでの21年の時の流れを期待できるわけですね。

GNG:承知しました!リアルタイムで都度、指示願います。

GNG:ちなみに今(15:35)、加古川駅です。

ゑゐぢ:前回訪問時は地平駅だった加古川駅が高架になってますね。

追記:加古川駅は2003年(平成15年)から2004年(平成16年)にかけて順次高架駅に切り替え。それにあわせて加古川線も電化。

GNG:日没時刻までタイトなので、西脇市駅の撮影ポイント(ここは外せないなどあれば)教えてください。 というのも、本編の写真一枚目は西脇市駅構内からの撮影だと思うのですが。わたしではなくIXE氏撮影なのでどこから撮影したのかよくわかりません。

ゑゐぢ:西脇市駅構内は、だいぶ変わった模様。当時で言うところの1番乗り場北方、当時はトイレがあったところ。

GNG:了解です。15:42 JR加古川線(西脇市行き) 無事に乗車。

GNG:グーグルマップにて「西脇中学校」を探してるのですが見つけられません。名前が違うのか、廃校になったのか。。。

ゑゐぢ:ド〇モショップ西脇店の東方。廃線跡からはだいぶ東にずれる。

GNG:情報提供TNX! 西脇中学校が市原駅記念館までの道のりのちょうど半分。歩行ペースの基準にします。歩行ペースを落とさず、写真撮影すれば何とか日没までにゴールできるかも。

GNG:今回の撮影機材は、iPhone SE内蔵カメラとLUMIXデジカメです。日没近くは薄暗くなるため、LUMIXの大型CMOSセンサーと明るいレンズに頼ることになりそう。

GNG:16:32西脇市駅着


2019年(令和元年)9月15日撮影

GNG:本編に近い構図にしてみました。21年の歳月を演出。


1998年(平成10年)10月11日撮影

ゑゐぢ:停車ホームが違うため、さすがに同一アングルとはならないですね。

ゑゐぢ:お顔に103系の面影もない103系3550番台(もとは通勤型車両でありながらトイレ付きなのは有難い)。

追記:乗客の少ない西脇市駅以北は、原則的に103系の中古車ではなく、新製配置された125系が単行(1両)で運用されている。


1998年(平成10年)10月11日撮影

前回訪問時に、ちょうど運行を始めたイラスト列車に偶然遭遇していました。こちらは川魚やトンボをデザインした「せいりゅう号」(キハ40 2134)。もう一両、恐竜の親子をデザインした「きょうりゅう号」(キハ40 2133)があったそうです(イラストは全国公募)。5年間運行され2003年(平成15年)にイラスト列車は消滅。
その後、世界的美術家の横尾忠則氏(西脇市出身、初の西脇市名誉市民)デザインのラッピング電車が加古川線電化の2004年(平成16年)から2007年(平成19年)にかけて運行を開始しました。 横尾氏のライフワークともいえる「Y字路」をモチーフとした「走れ!Y字路」の他に3種類のラッピングがあり、その中には物議をかもしたものもありました。2011年(平成23年)から2012年(平成24年)にかけて順次運行を終了しました。

ゑゐぢ:前回の記憶はほとんどないのですが、駅舎自体はさほど変わっていないようですね。

GNG:16:40方角を調べ中。。。


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