「廃線と廃駅の調査」

第12回 神々の詩 第3部

〜尾道鉄道〜



[6] (はた)

ひたすら歩き続けて集落に着いたのでした。

GNG:「(はた)」ではちょっとした集落に入りましたね。さすがに歩くのに疲れてきました。

ゑゐぢ:ここで石畦(いしぐろ)から谷底を通って来た旧国道が、急勾配を登って来て合流します。集落があり鉄道の「(はた)」という駅がありました。しかし、正月だからなのか、それとも寂れてしまっているのか、人の気配がしません。

GNG:屋外で何やら作業している男性を発見。

ゑゐぢ:もう廃線のことよりも、今いる場所から目的地の「(いち)」までどのくらいかかるのかが関心事でした。

GNG:その方によると「(いち)」まではここからあと15分程度だということでした。

ゑゐぢ:それも歩いてなのか車でなのかわかりませんし。もう歩くのはうんざり。


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