廃線と廃駅の調査の題字

第1回 福知山線旧線調査報告 生瀬〜武田尾


 

[4] トンネル出口

GNG:ここは,生瀬駅から4本目のトンネル(北山第2トンネル、412.7m)の出口なんですが、このトンネル以前に3本目のトンネル(北山第1トンネル、318.4m)を通って来ました。

ゑゐぢ:トンネルで困ったのは、某ソ○マップで買った電池を入れてきたのですが新品の電池の癖に1.4Vしかなくて懐中電灯が暗くて使い物にならなかったという点です。

GNG:電圧まで計ったんだったら、すぐ返品すればよかったのに。でも、トンネルの中でライトが消えたら怪我してたかもしれませんね。本当に真っ暗でした。所々に杭みたいなものもありましたし。

ゑゐぢ:水もたれてきててぬれたりしました。ただこうもりとか変な虫が居なかったのはせめてもの救いでした。

GNG:想像以上に歩きづらかったですね。

ゑゐぢ:国鉄(JR)の保線区職員の苦労がわかりますね。でも線路が残って無いぶんまだましです。

GNG:でも、あんなに暗くて出口が見えないと身の危険を感じました。後方から家族連れが来ているとわかって、わざとゆっくり歩いたりして。

追記:トンネルの長さですが、「にしのみや観光協会」の「廃線敷マップ」では北山第1トンネルは319m、北山第2トンネルは413mとなっていますが、より正確と思われる手元の資料の北山第1トンネル318.4m、北山第2トンネル412.7mを採用しています。
北山第2トンネルの長さは、1899年(明治32年)1月25日の阪鶴鉄道有馬口駅(現 生瀬駅)〜三田駅間延伸開業時には396.7mで、1956年(昭和31年)3月26日に(着工は前年12月28日)落石防護を理由に生瀬駅側坑口が16.0m延長。よって16.0m+396.7m=412.7mとなっています。
注)阪鶴鉄道は1907年(明治40年)8月1日に国有化。


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